🎦今日ののぶさんの映画録は、1991年に公開されたアメリカ映画『バックドラフト』(Backdraft)の当時の劇場鑑賞、および配信先動画視聴からの感想(懐想記)の投稿です。
【バックドラフト:作品の概要】
『バックドラフト』(Backdraft)は、1991年公開のアメリカ映画です。消防士の兄弟を主役に、火災現場での活躍と葛藤、謎の放火犯の正体を追うスリラー作品でもあります。監督はロン・ハワード、主演にカート・ラッセルとウィリアム・ボールドウィン、また主要人物としてロバート・デ・ニーロ、ドナルド・サザーランド、スコット・グレンが出演しています。火災現場の視覚効果は、インダストリアル・ライト&マジックが務めました。
タイトルのバックドラフト(バックドラフト現象)とは火災現場において、特定条件下で爆発が起こる現象のことをさしています。ストーリー上でも重要な用語として登場しています。
【バックドラフト:ストーリー】
1971年のシカゴ。ブライアン少年は消防士の父デニスの現場出動に同行するが、父は同僚・アドコックスを庇いブライアンの目の前で殉職してしまいます。殉職した父の跡を継ぎ、消防士になったブライアン。勇敢な兄・スティーブンらと共に火災と戦う日々を送っていた彼は、ある火災現場で炎を前に尻込みしてしまいます。
その頃シカゴでは、バックドラフト現象を利用した連続放火殺人事件が発生していました。この事件の調査を担当するのは消防士として豊富な経験を持つが、変わり者扱いされているリムゲイル捜査官。ブライアンは元ガールフレンドのジェニーを通じ、彼女が秘書を務める市議会議員のスウェイザックからリムゲイルの助手をやらないかと誘われるがその申し出を断ります。市長の座を狙うスウェイザックは消防署の合理化を進める議員の筆頭で、この合理化のせいで消防隊員が多数殉職していたのです。
自信を失くしたブライアンは現場を退き、放火犯罪調査官として働き始めるのですが…。
【バックドラフト:主なキャスト(声優)】
- スティーブン・マカフレイ / デニス・マカフレイ:カート・ラッセル(石丸博也)
- ブライアン・マカフレイ:ウィリアム・ボールドウィン( 関俊彦 )
- ドナルド・リムゲイル:ロバート・デ・ニーロ (小林清志)
- ロナルド・バーテル:ドナルド・サザーランド( 池田勝 )
- ジェニファー・ヴァイトクス:ジェニファー・ジェイソン・リー( 井上喜久子 )
- ジョン・アドコックス:スコット・グレン( 納谷六朗 )
- ヘレン・マカフレイ:レベッカ・デモーネイ (深見梨加 )
- ティム・クリズミンスキー:ジェイソン・ゲドリック( 高宮俊介 )
- マーティン・スウェイザク:J・T・ウォルシュ( 宮田光 )
- グリンドル:セドリック・ヤング (亀井三郎 )
- レイ・サントス:ファン・ラミレス (牛山茂 )
- ナイチンゲール:ケヴィン・ケイシー( 稲葉実 )
- シュミット:ジャック・マクギー (安西正弘 )
- ペンジェリー:マーク・ウィーラー (大山高男)
- ワシントン:リチャード・レキシー (梅津秀行)
👆Backdraft (4/11) Movie CLIP - Tim and the Backdraft (1991) HD
★『バックドラフト』・懐想記
今から30年以上前の作品とは思えない迫力とクオリティーのある作品です。本編で襲いかかってくる炎はまるで生き物のようにも描写は圧巻としかいいようがありません。
そして当時をご記憶の方であれば、「料理の鉄人」でおなじみのメーンテーマ曲が火災シーンをひときわ盛り上げ演出しています。
この映画で“バックドラフト現象”というものを知った方も多いと思います。
そして、この作品のキャスティングに関しては話題になりました。
主人公兄弟の弟役のキャスティングも難航し、最後はウィリアム・ボールドウィンはオファーされた兄のアレック・ボールドウィンからの紹介。ブラッド・ピットはオーディションで不採用だったが、トム・クルーズ、ジョニー・デップは出演を断ったという話は有名な話となっています。
W主演のカート・ラッセルを始め、ロバート・デ・ニーロ、ドナルド・サザーランド、スコット・グレン、J・T・ウォルシュという実力派俳優が脇を固め、相手役としてジェニファー・ジェイソン・リーが華をみせています。
火災のシーンでは本物の火を使い、特殊セットを駆使して撮影。まるで炎が生き物のごとく襲いかかって来る様を見事に表現しています。メインキャストたちが炎の間近でノースタントで演じたことは、今や伝説の作品です。
ストーリーの中味としては、連続放火事件のサスペンスをベースにして、消防士兄弟の確執を通して消防士の在り方を問うドラマが展開されていきます。
消防士としての資質を父親から受け継ぎ、炎を読むことができる兄のスティーブン。子供の頃、目の前で父親が殉職し、悲劇の少年として世の中の注目を集めた弟のブライアン。兄に対して劣等感を持ち続けている弟という図式。
クライマックスは火災現場でのバトルアクション。最後で兄のスティーブンが叫びます。
「あれを見ろ!俺の弟だぜ、チクショウ!」このひと言が、この映画のドラマ面を熱い涙をそそります。
消防士という仕事は、炎、煙という危険極まりないリスクを背負っている仕事です。監督のロン・ハワード氏は、その後アメリカ議会に消防士の待遇改善を訴えています。
『バックドラフト』ご覧になられたことのない方は、是非、私のぶさんからのおすすめの映画作品として観ていただきたいし、地球サイズで自然災害の猛威にさらされている現在の社会にあって人命救助を仕事として携わっている方々への敬意をこめて今一度視聴されてみてください。👍👍👍👍
【バック・ドラフト:配信先(U-NEXT)視聴】
★『バックドラフト』
(1991年、アメリカ、137分、字幕・吹替、見放題)
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【バックドラフト:製作スタッフ、公開データ】
- 監督:ロン・ハワード
- 脚本:グレゴリー・ワイデン(英語版)
- 製作:ペン・デンシャム(英語版)、リチャード・バートン・ルイス(英語版)、ジョン・ワトソン(英語版)
- 製作総指揮:ブライアン・グレイザー、ラファエラ・デ・ラウレンティス
- 出演者:カート・ラッセル、ウィリアム・ボールドウィン、スコット・グレン、ロバート・デ・ニーロ他
- 音楽:ハンス・ジマー
👆Backdraft soundtrack - Show me your firetruck
- 撮影:ミカエル・サロモン
- 編集:ダニエル・P・ハンリー、マイク・ヒル
- 製作会社:イマジン・エンターテインメント
- 配給:アメリカ合衆国 ユニバーサル・ピクチャーズ、日本 UIP
- 公開:アメリカ合衆国 1991年5月24日、日本 1991年7月6日
- 上映時間:137分
- 製作国:アメリカ合衆国
- 言語:英語
- 興行収入:$152,368,585 ※1
- 配給収入:日本 12億円 ※2
※1“Backdraft (1991)” (英語). Box Office Mojo. 2023年8月27日閲覧。
※2『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)504頁
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