🔶今日のアニメの徒然小道では、久しぶりの比較的新しいアニメ作品で、一昨年2021年に公開されたフランス映画『神々の山嶺』(かみがみのいただき)の配信先動画視聴からの感想(懐想記)の投稿です。
【神々の山嶺:原作、アニメ作品の概要について】
『神々の山嶺』(かみがみのいただき)は、夢枕獏さんによる小説です。
1994年7月から1997年6月号まで『小説すばる』で連載されていました。1997年8月に集英社により上下巻が刊行され、のちに文庫化されています。角川文庫でも一巻本で刊行されている(実写映画版に合わせて『エヴェレスト 神々の山嶺』に改題されているが、内容は集英社版と同一)。
第11回平成10年度柴田錬三郎賞を受賞しています。
👆映画『神々の山嶺』予告編
アニメ作品については、谷口ジローさん作画による漫画作品を2021年にフランスの制作でアニメ化されました。仏題は『Le Sommet des Dieux』(fr:Le Sommet des dieux (film))。同年7月の第74回カンヌ国際映画祭で上映、9月にフランスで公開されました。
Netflixが全世界配信権 (フランス、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、中国、日本、韓国を除く) を獲得し、「The Summit of the Gods (英題)」として2021年11月から配信されています。
日本では『神々の山嶺』の題で2022年7月8日より新宿ピカデリーやヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国の主な都市にて映画館で日本語吹替版が公開されました。
【神々の山嶺:あらすじ】
メンバー全員が45歳以上で構成される中年のエベレスト登山隊は、2人の滑落死者を出し失敗に終わる。遠征に参加したカメラマンの深町は帰国する隊員と別れ、あてどなくカトマンズの街を彷徨う中、立ち寄った古道具屋の店先で年代物のカメラを目にする。
エベレスト登山史上最大の謎とされているジョージ・マロリーの遺品と見た深町は即座に購入するが、カメラは宿泊先のホテルから盗まれてしまう。カメラの行方を追ううちに、ビカール・サン(毒蛇)と呼ばれる日本人から盗まれた故売品であることが判明するが、故買商からカメラを取り戻すために深町の前に姿を現したビカール・サンは、かつて日本国内で数々の登攀記録を打ち立てながら、ヒマラヤ遠征で事件を起こし姿を消した羽生丈二その人であった。
帰国後に羽生の足取りを追った深町は、羽生が登山家としては既に峠を越した年齢でありながら、エベレストの最難関ルートである南西壁の冬季無酸素単独登攀を目論み、その最中にカメラを発見したことを察知する。恋人との生活も破綻し目標を見失いかけていた深町は、羽生の熱気に当てられるようにカメラの謎と羽生を追い始める・・・
【神々の山嶺:主なキャスト】
深町誠・堀内賢雄
羽生丈二・大塚明夫
岸文太郎・逢坂良太
岸涼子・今井麻美
★『神々の山嶺』・懐想記
タイトルを読んで如く、この物語は山に心の底から魅かれた人間の物語です。
人にはそれぞれ、山が好き、海が好き、両方が好きと様々な方がおられると思います。
ちなみに私は、本当は山が好きである。しかし、若い頃は山で大失敗の連続でありました。(笑)
それがトラウマとなって高い所がダメになってしまいました・・・
でも、なぜか山は大好きなのです。
本作アニメーション映画『神々の山嶺』は、夢枕獏、画・谷口ジローによる山岳コミックの傑作を、フランス映画界がアニメ化した冒険ミステリー作品となります。臨場感あふれる登はんシーンや雪山の描写は圧巻で、ほんとにアニメなのか?と疑いたくなるくらい壮麗なるエベレストの姿です。
当初、自分のイメージとして頭には本作に関して「アニメーションによって登山シーンを芸術性豊かに表現した映画か?」くらいの想定しかなかったのですが、なかなか見ごたえのある作品です。
登山シーンの描写も素晴らしいし、東京で展開するヒューマンドラマ部分もなかなか見応えがあります。一人の写真家の視点に立って、消息不明の登山家の身に起こった出来事をおっていくいわば一種のミステリー作品です。
序盤ではマロリーが遺したカメラに焦点があてられているが、次第に語り手の焦点が「孤高のクライマー、羽生」そのものへ移行していく流れに惹きつけられていきます。
彼らはなぜ登るのか? 山に身と心を捧げた者にしか理解しえない境地とは何なのだろう? こういった心境を表現する上で、アニメーションという手法を使って、7年をかけて本作を製作したフランスの製作スタッフを称えたい。
【神々の山嶺:配信先(U-NEXT)視聴】
★『神々の山嶺』
(2021年、フランス、94分、字幕・吹替、見放題、ポイント550円)
👇下記バナー画像クリックで配信サイトへリンクしています。U-NEXT会員登録済みの方であればそのまま視聴できます。会員登録がまだの方であれば、登録後視聴できるようになります。31日間無料トライアルサービス付きです。
【神々の山嶺:製作スタッフ、公開データ】
監督:パトリック・アンベール(フランス語版)
脚本:マガリ・プゾル、パトリック・アンベール、ジャン=シャルル・オストレロ
プロデューサー:ジャン=シャルル・オストレロ、ディディエ・ブリュネール、ダミアン・ブリュネール、ステファン・ローランツ
製作総指揮:ティボー・ルビー
日本語版翻訳:光瀬憲子
日本語版配給:ロングライド、東京テアトル
(参考図書)
田部井淳子『七大陸最高峰に立って』(小学館、1992)
(文庫版改題)『高いところが好き』(小学館 2007年)
▼ランキングに参加しています。
▼ランキングに参加しています。
| 
【U-NEXT会員登録について】
★本ページの情報は、2023年4月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
【U-NEXTの配信本数、見放題作品について】(2023年4月時点)
- 動画・31万(見放題27万、レンタル4万)
- 書籍・91万(マンガ57万、書籍28万、ラノベ6万)
- 雑誌・180誌以上
「31日間無料トライアル登録」の特典として、下記を付与しております。
★月額プラン2,189円(税込)が31日間無料
★600円分のU-NEXTポイントをプレゼント
上記特典を利用することで、見放題動画を31日間無料でご視聴が可能です。
「ポイント作品・レンタル作品」は、U-NEXTポイントを使って視聴できる作品で、1ポイント1円(税込)相当として利用可能です。無料トライアル期間中もポイントの不足分は有料となりますので、ご注意ください。
【無料トライアル】
お申込みから31日間、月額プラン利用料が無料でお試しいただけるキャンペーンです。
特典として、最新作のレンタルやマンガの購入に使える600円分のポイントもプレゼントしています。
※新規会員登録による無料トライアルはおひとり様1回までです。複数回のご利用は特典対象外になりますのでご注意ください。
★トライアル期間は、登録日を1日目とし31日目までです。
※トライアル期間終了後は自動継続となり、月額プラン利用料が発生します。
※トライアル中もレンタル、購入は有料です。
トライアル終了後の料金は、登録日を1日目とし32日目に初回の月額プラン利用料(2,189円(税込))が発生。以後毎月1日に当月分の月額プラン利用料が発生します。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
のぶさんのおすすめアイテム
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
👇私もお気に入り🤗おすすめの植物活力液
●≪送料無料≫プロも愛用の人気植物活力液!全ての植物にオススメ。
植物本来の力を最大限に引き出せます。

車はやはりお金がかかる。だから購入時に頭に入れておきたい借り方
意外と楽しい♬お買い物マラソン
●あなたのサイトのURL、そろそろスリムにしませんか?