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🎦今日ののぶさんの映画録は、前回の映画録が『透明人間』(1992年)の作品紹介・感想でしたので、今回は2020年に公開されたアメリカ・オーストラリア映画『透明人間』(とうめいにんげん、The Invisible Man)(2020年)の配信先動画視聴からの感想(懐想記)の投稿です。
【透明人間(2020年):作品の概要】
『透明人間』(とうめいにんげん、The Invisible Man)は、2020年のアメリカ合衆国・オーストラリアのホラー映画。監督・脚本はリー・ワネル、出演はエリザベス・モスとオリヴァー・ジャクソン=コーエンなど。
H・G・ウェルズが1897年に発表した小説『透明人間』を原作としており、1933年に公開された映画『透明人間』を現代風にリブートした作品です。
【『透明人間』(2020年):ストーリー】
強迫観念に囚われている恋人のエイドリアンによる束縛に苦しめられていたセシリアは、ある日の夜、意を決してセキュリティが張り巡らされた彼の豪邸から脱出することにします。逃亡に気付いたエイドリアンが凄まじい形相で追いかけてきたが、妹のエミリーの協力で何とか逃げ切ることに成功します。
ほどなくしてセシリアのもとへ、エイドリアンの兄で弁護士のトムから、「エイドリアンが手首を切って自殺し、貴方に500万ドルの遺産を残した」と告げられる。
セシリアは自由だけではなく、莫大な財産をも手にして解決したかに思われた・・・
👆The Invisible Man - Official Trailer [HD]
【透明人間(2020年):主なキャスト(吹き替え)】
セシリア・カシュ:エリザベス・モス(本名陽子)
主人公の女性。パーティーで出会ったエイドリアンに見初められて同棲します。しかし、異常なエイドリアンの暴力と束縛から逃げ出し、知人のジェームズの家に厄介になります。エイドリアンが追ってくると思い込み、外に出られない精神状態に陥ります。
エイドリアン・グリフィン:オリヴァー・ジャクソン=コーエン(福田賢二)
天才的な工学系の科学者。セシリアのことを愛しているが、暴力を振るったり過剰な束縛をしていたため、セシリアに逃げられます。その後、開発していた「透明になれるステルススーツ」を利用して、逃げ出したセシリアへの復讐を始める。本人曰く「サプライズ」である。
ジェームズ・レイニア:オルディス・ホッジ(辻井健吾)
セシリアの妹エミリーの友人。黒人男性で、娘のシドニーがいる。セシリアの居候先で、彼女の境遇には同情しています。
シドニー・レイニア:ストーム・リード(髙瀨友)
ジェームズの娘。セシリアとも仲が良く、同じベッドで眠っている。セシリアが大事にしている知人であることを理由に、犯人により狙われてしまいます。
エミリー・カシュ:ハリエット・ダイアー(竹内夕己美)
セシリアの妹。姉の逃亡を手助けしていたが、姉名義で中傷するメールを犯人により送り付けられて、セシリアと仲たがいをする。透明人間により首をかき切られて殺害される。
トム・グリフィン:マイケル・ドーマン(英語版)(酒井敬幸)
エイドリアンの兄で弁護士。死亡したエイドリアンの遺産相続の担当弁護士として、セシリアの前に現れる。天才肌のエイドリアンと比べると人並みの才能しかなく、最後までエイドリアンに踊らされて操られてしまう。
★『透明人間』(2020年)・懐想記
2013年から斬新な設定と過激で残過酷な描写で話題となった『パージ』シリーズのブラムハウス・プロダクションズが放つサイコサスペンス作品です。
『ソウ』の脚本家、リー・ワネルが監督を務め、これまでのイメージを大きく覆す女性目線で描いた『透明人間』。主演のエリザベス・モスが迫真の演技を見せています。
緊迫感のあるシーンが多く、それを盛り上げるかのように、主人公と一緒に周囲を見回すようなカメラワークが多いです。
見ているこっちの視点としては「あーっ!きっと後ろからくるよ!危ないよ!」というテンションじゃなくて「えっ、まじでどこ?」という気にさせてくれるので、映画に入り込むムードも高まっていきます。
見えない怖さ、誰かにいつもじっと見られてる…
こんな怖さ、体験したことありませんか!?
透明人間…そんな人間の心理を憑いた映画作品です。👍👍
【透明人間(2020年):配信先(U-NEXT)視聴】
★『透明人間』
(2020年、アメリカ・オーストラリア、124分、字幕・吹替、独占見放題)
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【透明人間(2020年):製作スタッフ、公開データ】
- 監督・脚本:リー・ワネル
- 原作:H・G・ウェルズ『透明人間』、ジェイムズ・ホエール『透明人間』
- 製作:ジェイソン・ブラム、カイリー・デュ・フレズネ
- 製作総指揮:リー・ワネル、ローズマリー・ブライト、ベン・グラント、ベアトリス・セケイラ、ジャネット・ヴォルトゥルノ
- 出演者:エリザベス・モス、オルディス・ホッジ、ストーム・リード他
- 音楽:ベンジャミン・ウォルフィッシュ
- 撮影:ステファン・ダスキオ
- 編集:アンディ・キャニー
- 製作会社:ユニバーサル・ピクチャーズ、ブラムハウス・プロダクションズ、ゴールポスト・ピクチャーズ、ナーバス・ティック
- 配給:オーストラリア アメリカ合衆国 ユニバーサル・ピクチャーズ、日本 東宝東和
- 公開:オーストラリア 2020年2月27日、アメリカ合衆国 2020年2月28日、日本 2020年7月10日
- 上映時間:124分
- 製作国: アメリカ合衆国、オーストラリア
- 言語:英語
- 製作費:$7,000,000[※1]
- 興行収入:アメリカ合衆国 カナダ $70,410,000[※1]、日本 2億600万円[※2]、世界 $143,151,000[※1]
※1“The Invisible Man”. Box Office Mojo. 2023年9月2日閲覧。
※2『キネマ旬報』2021年3月下旬特別号 p.47
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