今日は退院後のリハビリの一つとして、九州自然歩道の中にある雲龍神のある水瓶山(標高212ⅿ)に登ります。わが庭のようなところなのですが、歩かれたこともある方が多いのでは?
目的は足腰のトレーニングばかりでなく、体の中で一番硬いといわれる両足大腿部裏からふくらはぎまでの部分をストレッチすることとバランス感覚を鍛えるためです。
☟我が家を出るとすぐこの状態(笑)
☝実はこんな山の中に美容室が?
けっこう予約のお客様が来られます。私の母が時々、お世話になります。素敵な家です。
☝九州自然歩道内、黒岩神社へ向かう。鳥居を左へ
☝黒岩神社への鳥居が見えてきた。
☝最初の鳥居。水害と老朽化のため、平成17年に寄贈された。
☝小さな黒岩神社。この水瓶山から下方の地区は昔から水害が多く、安全を祈願してできたものと聞いてはいますが・・。かつて第2砂防ダムのあたりに小さな砂防ダムがあったが、平成15年7月15日の土石流はそのダムを乗り越えてしまった。
当然、我が家も襲われたのだが、床下浸水で済んだが、ご近所の方1名が亡くなられた。
☝そしてロープを使って雲龍神へ。このロープは土石流災害後に設置されたものです。
以前はロープを使わなくても道がありました。仕方ありません。白黒ロープと普通のロープがあります。白黒ロープは頂上付近まであります。下る際の使用がよいと思います。
☝さあ、あともう少し。細く足元の状態は悪いです。気を付けていこう。
☝水瓶山の伝説
☝ここから先は、県民の森、四王寺山山頂へと続いています。
☝水瓶山から宝満山を望む。中央に見える宝満山はかつては修験道で有名な厳しい剣峰。
思い返せば入院中は、私の回復のために男女あわせて22名のリハビリテーションスタッフが付いてくれました。大変ありがたいことです。入院当初よく言われました。「そんなにバイクに乗りたいですか?」と、「バイクは全身、五感をフル稼働します。バランスも必要とします。それでも?」
僕をもう一度バイクで走らせようと・・・
一番私についてくれたバイクにのる作業療法士の彼の毎日の言葉が忘れられない。
彼は、私が外周を歩くとき、私に片足1.5Kg、両足3Kgの重りを両足に付け、私も一緒にと片足2Kg、両足4Kgの重りを付けて歩いていた。最後の日、「もう重りは要りません。」
彼のいつもの言葉・・・
「もう一度バイクに乗ってください・・・。」
私はリハビリ中で家からここまでの往復ルートを繰り返し、6月の破砕骨折完治に向けて歩きます。
このルートは帰りの下りが大変厳しいです。
☝気持ちのよい青空と風が最高!!
ここまでの往復距離2.4Km、3349歩、自分のトレーニングルートを歩いた1時間10分でした。