※本ブログでは記事中に広告情報を含みます
◇本ページはプロモーションが含まれています。
🏥本日、先月25日に慢性硬膜下血腫で入院して、24日間でまずは、退院しました。おかげさまで血種の除去手術も、軽いためか術後経過も良好で、後頭部の一部を剃髪しているので毛髪の増殖を待っている状態です(>_<)。
ふらつきの症状はあるものの、入院時より軽くはなってきているものの、医師の見解としては脳梗塞へ移行する動脈硬化状態にあることが大いに予測できるため、色々と生活の中で気をつけていかなければならないようです。
簡単にいえば、私の小脳部分の血管壁にMRI検査でも見つけられないようなプラーク(血栓)が形成されていて、状況によっては、このプラークが血管壁から剝がれ、体内のどこかに移動する可能性があるということです。よってこの血栓が体内のどこかで血管を詰まらせてしまえば、その箇所から脳細胞が壊死していくことになります。
現在ではこのプラークに対する決め手となる治療法や薬剤がないことから、日頃から血管内の血液の流れを良くするために家庭生活で気をつけていかなければいけません。
今回の入院で、脳梗塞を含め、脳内疾患の状態を観察の指標となる血圧測定も今までとはかなり違ってきていますので、簡単に要約してみました。皆様の家庭の中で何かのお役に立てれば幸いかと思います。
🔶降圧目標について(JSH2019)
日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会編.高血圧治療ガイドライン2019、P53ライフサイエンス出版より改変
75歳未満
診察室血圧130/80未満
(家庭血圧125/75未満)
ただし、以下では診察室血圧140/90未満(家庭血圧135/85未満)
(1)脳血管障害(両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞あり、または未評価)、
(2)(慢性腎臓病 蛋白尿陰性)
75歳以上
診察室血圧140/90未満
(家庭血圧135/85未満)
ただし、以下では診察室血圧診察室血圧140/80未満(家庭血圧125/75未満)
(1)脳血管障害(両側頸動脈狭窄や脳主幹動脈閉塞なし)
(2)冠動脈疾患
(3)CKD(慢性腎臓病 蛋白尿陰性)
(4)糖尿病
(5)抗血栓薬服用中
🔶家庭で正確に血圧を測定するために
病院へ医師に相談に伺えば、必ず血圧手帳をくれると思います。そして毎日血圧の記録をとっていきましょう。
医師によっては、血圧管理に関心が低い医師も見られます。
もし、手帳がなくても自分で記録をすることができればよいと思います。
●同じ時刻に測る
血圧は変動しやすいので、1日原則2回(朝・晩など)、毎日同じ時刻に測りましょう。
一般的に朝は血圧は高めになります。
●1回に付き2度測定し、その平均値を記録する
1度だけ測定した場合は、その測定値をそのまま記録し、先生に見せてください。
●リラックスした状態で測る
食事や入浴の直後は避け、排便や排尿をすませた後に座位の状態で測定することが大切です。
バランスのよい食事と適度な運動によって代謝をあげることも大切です。
★血圧の測定がきちんとできているからといって、それが治療に役立つわけでなく、予防のための意識の習慣づけをすることが大切だと思います。
私のように、症状が発現してからでは、たとえその症状が軽くてもどうしようもありません。
私の場合、5年前に初めて脳梗塞を患ったのですが、その以前に診察血圧が200/150とか極めて高い状態が続いたことがあったのですが、看護師さんからかなりの危険な状態にあることの指摘を受けながらも自覚症状がないために放置していたことがあります。
振り返れば、こういう状態が一番危ないのです。自分では家系的に高血圧、動脈硬化症、脳梗塞を抱えていることもわかっていながらです。こういうのが慢心なんです。
きちんと健康管理を自分のこととして捉えてしていれば、今年のようなことはなかったかもしれません。
脳内を手術するはめになるなんて、ほんとに気持ちの良いものではありません。
脚立からバランスを崩して落下するというのも、そもそも動脈硬化症からくる症状の一つだったのかもしれません。
わずかの段差につまづいて肋骨にヒビが入ったりと気が付けば思い当たるふしはいくつもあるのです。
社会も厳しい少子高齢化に突入していっていますが、まずは高齢者自身も可能な限り自分がまず、留意しないと結局、若い世代のかたに迷惑をかけてしまうことになるのです。
これからはぼちぼち頑張っていきたいと思います。
👇ランキングに参加しています。応援クリックよろしく(^_-)-☆
コメント
空色の渚の人
退院されたとのこと、おめでとうございます。
あまり無理などなさらず、どうかゆっくりご静養ください。
血圧については私も健康診断でたびたび指摘されるのですが、特に対策などしていません。
改めて、自分の健康管理について考えてしまいました。
なお、私のブログからもこちらのブログへリンクを張らせていただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
2023/10/18 URL 編集
のぶさん
昔から注意一秒、怪我一生ということわざもございます。
このことわざを胸に抱きしめて生きて参りたいと思います。(ちと、大袈裟か・・(笑))
これからも末永くよろしこ(^.^)/~~~
2023/10/18 URL 編集