突然ではございますが、クロスカブ(パールコーンイエロー)が手元に届きましたので、目新しいバイクではありませんが、ちょびっとインプレッションとしてご一報いたします。
☝クロスカブ、フロントビュー。クラッチレバーはありません。前/後懸架方式はテレスコピック式/スイングアーム式です。
☝サイドスタンド、直立スタンド両方ついています。
☝私はクロスカブには、目一杯お仕事していただきたく、リアはオプションでラッゲージボックスをつけました。縦置き、横置きどちらでもつけれます。但し、試走行では材質がスチール製なのでカンカンと音は発生します。気になる方はAES樹脂のビジネスボックスがおすすめかも。
☝これが、カブの常時噛合式4段リターン変速機です。カブの4段リターンには馴染みのない方もおられると思いますので、ちょっと説明。
前に踏み込むと1速、2速、3速、4速とギヤチェンジしていきますが、シフトチェンジの際、開いたスロットルを戻して踏み込んでいきます。4速でブレーキングして完全停止して踏み込むとニュートラル状態になります。そして踏み込むと1速です。慌てることなかれ、カブはエンストしません。ちょっと強めに踏み込むのがポイントです。
シフトダウンの場合は、後ろを踏むとシフトダウンできます。すべてのカブは常時噛合式4段リターン変速機を使っています。
56歳のおじさんでもこのリターン変速機はすぐに慣れました。(^^♪
私がカブの気に好きなところはこのステップと車体の軽さのバランスが非常にいいと思っています。ステップというのはいざ!というとき、踏ん張りがきくんです。
☝クロスカブのパネル。シンプルなパネルです。左上部にニュートラル(N)ランプは付いています。
☝今年の2月から第一腰椎破裂骨折治療のため鎧(ハードコルセット)を付けていましたが今週末に私は晴れて脱ぐことができます。
早ければ来週から、復帰のため快気祝いを持ち、挨拶にまわりたいと思っています。パーツオプションも豊富なクロスカブはそんな私の縁の下の力持ちになってくれると思います。
☝シート下が燃料タンク。キーロック式。
☝ちょっと笑ってしまったのがこれ。シート下に吸盤?!シートロックできるようにすればいいのに(笑)
お聞きの方も多いと思いますが、クロスカブというのは、市場を賢察し販売計画を立てて作られたバイクではありません。HONDAがこんなカブを作ってみたいというコンセプトから出来たものだと聞いています。
ちょっと意外な部分ですね。
☝奥のツーリング用のメビウス400(400X)にも新しい相棒ができました。110CCのクロスカブの割には17インチタイヤの影響でしょうか?、意外と車体は大きく見えます。メビウス400は7月1日に宮崎までのツーリングが決まっています。
2台のバイクが私の鎧を外す日を待っている、そんな気がした1日でした。
ちょっと3Kmほど走ってみての感じは、クロスカブはまず安心して走れるバイクですね。シート高は784cmあり、スーパーカブよりも高いです。しかし、ステアリングが幅広で意外とライディングポジションもよく意外とのんびり走りたい人にはうってつけのカブです。しかし、シートが小ぶりなのでロングツーリングにはちょっと根性がいるでしょう。
でも、ベースがエンストのないカブと視点の高くなるクロスカブですから、ちょっとした林道やダート道にチャレンジしたくなる雰囲気を持ったバイクの1台です。
またオプションパーツが多いので積載なども工夫するとちょいとしたキャンプツーリングは楽々こなせるはずです。これからの楽しみが多いバイクです。