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世界のアニメ映画ツアー1st ①『アイアン・ジャイアント』

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

🔶今日のアニメの徒然小道では、今まで私の観てきた世界のアニメ映画の中から印象(ランキングや専門家評価とは無関係の個人的な印象)深かった作品の中から数回に分けて感想・考察記を投稿してみたいと思います。
まずは世界のアニメ映画ツアー1st ①今回1回目は、1999年に公開されたアメリカの長編アニメーション映画アイアン・ジャイアントThe Iron Giant)の当時のファミリーアニメのDVDレンタル(現在は在庫なしが多・現在はブルーレイ版)および配信先動画(UーNEXT)視聴からの感想・考察(懐想記)の投稿です。
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【アイアン・ジャイアント:作品の概要】
アイアン・ジャイアントThe Iron Giant)は、1999年に公開されたワーナー・ブラザースによる長編アニメーション映画です。日本では2000年に公開されました。
原作は、イングランドの詩人で児童文学者でもあるテッド・ヒューズが1968年に発表した『アイアン・マン-鉄の巨人-(英語版)』です※1。原作では鉄の巨人アイアン・マンが正義の味方として描かれていますが、本作のアイアン・ジャイアント(※2)は少年との友情を育む一方、大人達の思い込みや猜疑心から追い込まれていく姿が描かれています。

アイアン・ジャイアントはコンピュータグラフィックスで描写されていますが、手描き作画の質感も取り入れ2D作画との親和に成功しています※3。
作品としては高い評価を受けて、1999年のアニー賞では全10部門中9部門を受賞しています。さらに同年の第25回ロサンゼルス映画批評家協会賞ではアニメーション賞も受賞しています。ところが、アメリカでの興行収入は、さっぱりで制作費の僅か4分の1程度だったと言われています。その影響なのか、日本国内での公開に関しては、上映館も少なかったです。
当時ワーナー傘下だったシネマコンプレックス「ワーナー・マイカル・シネマズ」(現:イオンエンターテイメント)のみの独占上映でした。
本作の商業的な結果を鑑み、ワーナーはアニメ映画の制作を中止し、監督のブラッド・バード氏を次作『Mr.インクレディブル』の制作中に解雇しました。ブラッド・バード氏は2004年にピクサーへ移籍して、同作を3DCGアニメとして完成させました。

日本では2000年7月20日にDVDが発売され、その後も廉価版や映像特典が追加されたスペシャル・エディションが発売されています。2016年10月29日にはカットされたシーンも収録された『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』が公開される予定でしたが、諸般の事情により直前で上映中止となりました※4。後日、本作を収録したBlu-rayの数量限定生産と初回限定生産の発売が告知されています。
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※1 “The Iron Giant (1999)”. Box Office Mojo. 2024年1月7日閲覧
※2映画化に際して、人気アメリカン・コミックス『アイアンマン』(マーベル・コミック)との混同を避けるために、アイアン・ジャイアントに改名された。
 ※3『宇宙船YEAR BOOK 2000』朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、2000年4月20日、36-38頁。
※4 “『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』上映中止”. ORICON STYLE. (2016年10月22日) 2016年10月24日閲覧。


【アイアン・ジャイアント:ストーリー】
ソビエト連邦からスプートニク1号が打ち上げられた1957年。アメリカはメイン州の沖合いでのこと。嵐に遭遇した漁師は、巨大な流星と不自然な光線、そして巨大な影を目撃します。
数日後、田舎町の少年ホーガースは、山中の変電所で電線に絡まった巨大なロボット、アイアン・ジャイアントを助け、仲良くなり、巨大ロボットに言葉などを教え、交流を深めていきます。
誰からも見つからぬよう過ごしていた彼らだが、通報により政府捜査官のマンズリーが現れます。マンズリーの目からジャイアントを匿い続けるホーガースですが、その中で次第にこの心優しい巨大ロボットの正体が明らかになっていきます。

【アイアン・ジャイアント:主なキャスト/吹替】
ホーガース・ヒューズ:イーライ・マリエンタール/進藤一宏
本作の主人公です。メイン州の郊外のロックウェルで生まれ育った漫画のスーパーマンに憧れる元気な少年。
アイアン・ジャイアント:ヴィン・ディーゼル/郷里大輔
どこから来たのか何をしに来たのかさえ、自身もわかっていない心優しき謎の巨大ロボット。。自己再生機能があり、バラバラになっても修復可能。鉄を好物としています。
アニー・ヒューズ:ジェニファー・アニストン/日髙のり▶子
ホーガースの母親。夫を朝鮮戦争で亡くしている(パンフレットより)。
ディーン・マッコーピン:ハリー・コニック・Jr/井上和彦
マッコーピンスクラップ場のオーナー。くず鉄からアートを創り出す一見変人のような「自称」芸術家です。変人に見えますが、周囲の大人に比べたら洞察力に優れ、ホーガーズのよき理解者で父親のような存在となります。彼の台詞「なりたい自分になればいい」は、作中で大切な意味を持ちます。
ケント・マンズリー:クリストファー・マクドナルド/大塚芳忠
アイアン・ジャイアントに固執する政府の捜査官です。役職は連邦政府未解明現象管理局。「空から来るものはすべて敵のソ連からの兵器だ」という先入観があり、目的のためには後先考えずに行動します。
シャノン・ロガード:ジョン・マホーニー/池田勝
マンズリーを公然と嫌っている、ワシントンDCの経験豊富で冷静な軍事指導者です。

The Iron Giant: Signature Edition - Official Trailer [HD]

アイアン・ジャイアント』・懐想記
本作『アイアン・ジャイアント』は、空から降って来た鋼鉄の巨人と優しい少年が暖かい友情を育んでいくアメリカの25年前のSFファンタジーアニメです。当時、劇場鑑賞に行きたかったのですが、都合がつかなくて、当時、お客様のお子様にみせようと所有されていたDVDをお借りし視聴したのが初見でした。初見の時感じたのは、噂にたがわぬ素敵な作品でした。現在では、UーNEXTで見放題となっているので、何とも便利な時代を痛感いたします。
再視聴で感じるのは、3DCGと手書きの良さが見事にアレンジされているからでしょうか、あまり古臭さは感じません。

作中、無邪気な鉄人が、自分の過去を知った時に見せる人間顔負けの哀しげな仕草にホロリときます。大人の鑑賞にも耐え得る、何ともノスタルジックな雰囲気もあり、良質なアニメ作品です。

公開当時、ディズニー以外の海外アニメが、日本で騒がれたという事でも有名になった作品でした。ディズニースタジオ出身で「シンプソンズ」などを手がけたブラッド・バード氏がピクサーへ移籍後、監督・原案を担当しました。キャラクターデザインは「スター・ウォーズ」のジョー・ジョンストンを起用されているのが、ご覧になれば、「なるほど~」と頷けると思います。

時は1957年、米ソの冷戦時代の真っただ中、メイン州の沖合に宇宙から巨大ロボットが墜落しまします。この墜落したロボットを発見した少年は、森にかくまって、ロボットとの友情を深めていきます。だが、政府の捜査官に噂をかぎつけられ、軍隊が出動する事になってしまうという物語です。

ストーリー内容もシンプルでテンポよく展開もすすみ、テーマも明快で力強いものがあります。あまり無駄な説明部分がありません。核心だけを貫いた構成が、ダイレクトにそのメッセージを訴えかけてきます。こうした構成をとれるのも、キャラクターを単純化できるアニメーションの特性を知り尽くしているスタッフの存在があるからだと感じます。

少年とロボットの友情に的を絞り、丁寧に描かれ、我々観る者の心に触れるドラマになっていると思います。

この目玉が光り、鋼鉄の塊といった巨大ロボットの風情をみていると、このアニメは、アメコミよりも古くからある日本のアニメの影響かな~とさえ感じてしまいます。

また、鉄が大好物で、純真な巨大ロボットは、実に親しみやすいキャラクターになっていると思います。しかし、この巨大ロボットには、自分に危害を加えようとする者に対して、反撃するという恐ろしい機能がプログラムされています。
しかし、これは人間が本来持っている暴力性と同じものである事に気付かされます。
その証拠に、巨大ロボットが自分の身を守るために戦っているように、登場してくる軍隊も国家と国民の安全を守ろうと戦います。
この『アイアン・ジャイアントというアニメ作品は、アメリカの銃社会の悲劇、普遍的な戦争の悲劇というものを訴えています。
ラストの主人公を守ろうとする巨大ロボの姿には感動します。現代社会に生きる大人たちにも、また、これから未来を背負う子供たちにも是非、観て欲しいアニメ映画だと思います。ラストエンディングでは、思わず拍手したくなります。
アイアン・ジャイアントに👍👍👍👍👍🤖
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【アイアン・ジャイアント:配信先(UーNEXT)視聴】
アイアン・ジャイアント
(1999年、アメリカ、86分、字幕・吹替、見放題)

画像クリックで配信サイトへリンクしています。UーNEXT会員登録後、視聴できます。
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配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。

【アイアン・ジャイアント:製作スタッフ、公開データ】
監督:ブラッド・バード
脚本:ティム・マッカンリーズ
製作:アリソン・アーバーテ、デス・マカナフ
製作総指揮:ピート・タウンゼンド
出演者:ジェニファー・アニストン、ハリー・コニック・Jr.、ヴィン・ディーゼル、イーライ・マリエンタール、クリストファー・マクドナルド、ジョン・マホーニー
音楽:マイケル・ケイメン
撮影:スティーブン・ウィルズバック
配給:ワーナー・ブラザース
公開:アメリカ合衆国 1999年8月6日、日本 2000年4月15日
上映時間:86分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
製作費:$70,000,000※5
興行収入:$31,333,917※6
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※5The Iron Giant (1999)”. Box Office Mojo. 2024年1月7日閲覧記録。
※6“The Iron Giant”. 2024年01月7日閲覧記録。

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のぶちゃん

子供の頃からアニメ・映画は大好き。懐かし作品で心癒しましょ💛
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