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世界のアニメ映画ツアー2nd②『ティム・バートンのコープスブライド』

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

🔶今、アニメの徒然小道のカテゴリでは、今まで私の観てきた世界のアニメ映画の中から印象深かった作品の中から数回に分けて投稿しています。
今日投稿する作品は世界のアニメ映画ツアー2nd②として、2005年に公開されたイギリスのファンタジーアニメーション映画ティム・バートンのコープスブライドTim Burton's Corpse Bride)の当時の劇場鑑賞、および配信先動画視聴(U⁻NEXT)からの感想(懐想記)の投稿です。
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【ティム・バートンのコープスブライド:作品の概要】
ティム・バートンのコープスブライドTim Burton's Corpse Bride)は、2005年公開のティム・バートン監督によるロシアの民話を元にしたファンタジーアニメーション映画です。1993年公開の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』同様、ストップモーション・アニメーション撮影で製作されました。

本作はアカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされ、2005年度ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞の長編アニメ賞に輝きました。
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【ティム・バートンのコープスブライド:ストーリー】
舞台は19世紀ヨーロッパのとある村。成金のだけど品のない魚屋のヴァン・ドート夫妻の息子ヴィクターは、由緒正しい身分ながら破産して一文無しの没落貴族であるエヴァーグロット夫妻の娘ヴィクトリアとの結婚が、親同士の政略ですすめられていました。
お互い、逢ったこともない人と結婚に不安になりますが、結婚式前日、リハーサルのために二人は初めて対面しますが、互いにまんざらでもない様子で、前向きになっていきます。しかしドジなヴィクターは緊張して、リハーサルで失敗し、怒った牧師から式の延期を言い渡されてしまいます。

彼は一人、夜の森で結婚式の練習に励みます。すると、すらすらと結婚の誓いの台詞が言えたのです。調子に乗ったヴィクターは、その辺に突き出ていた枝を花嫁ビクトリアの指に見たて、指輪をそこへはめてしまいます。しかしそのことが一大事を引き起こしてしまうのです。
実は、枝だと思っていたのは“コープス・ブライド”の指だったのです。婚姻の誓いを受けたと勘違いしたコープス・ブライド―エミリーは、ビクターを花婿と信じ、彼を地中にある“死者の世界”に連れ去ってしまうのでした。

死者の世界は陰鬱とした空気に満ちた地上世界と大違いの光景だったのです。死者の世界に落ちたビクターは、そしてビクターを花婿と信じるコープス・ブライドエミリーの二人はどうなるのでしょうか…
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【本作の世界観(死者の世界)について】
一般的にありがちな生者が死後に向かう天国や地獄のイメージとはちょっと異なった世界で、物語の舞台となる街の住人が死後に向かう場所です。 無数の棺桶、歪んだ建物が不気味に建ち並んでいますが、住んでいる死者たちはしがらみから解き放たれている反動なのか妙に活気づいています(笑)。 
キャラクターの肌の色も、また周りの景色などが全体的に暗く、くすんでいる地上と違い、全体の色調が鮮やかに描写されているのが特長です。
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【ティム・バートンのコープスブライド:主なキャスト】

  • ヴィクター・ヴァン・ドート:ジョニー・デップ
  • コープスブライド (エミリー) :ヘレナ・ボナム=カーター 
  • ヴィクトリア・エヴァーグロット:エミリー・ワトソン 
  • ネル・ヴァン・ドート/ヒルデガード:トレイシー・ウルマン 
  • ウィリアム・ヴァン・ドート/メイヒュー/ポール・ヘッド・ウェイター  :ポール・ホワイトハウス
  • モーデリン・エヴァーグロット:ジョアンナ・ラムレイ(英語版)
  • フィニス・エヴァーグロット:アルバート・フィニー 
  • バーキス・ビターン卿:リチャード・E・グラント
  • ゴールズヴェルス牧師:クリストファー・リー 
  • グートネクト長老:マイケル・ガフ 
  • クロゴケグモ/ミセス・プラム:ジェーン・ホロックス 
  • マゴット/東西屋:エン・ライテル(英語版) 
  • ちび将軍:ディープ・ロイ 
  • ボーンジャングルズ:ダニー・エルフマン 
  • エミール:スティーブン・バランタイン 
  • 厳粛なビレッジボーイ:リサ・ケイ 


Corpse Bride: Moon Dance Scene (HD) | The Land of the Living | Warner Bros. Entertainment

ティム・バートンのコープスブライド』・懐想記
1993年のミュージカルアニメーション映画ナイトメアー・ビフォア・クリスマスから12年。本作ティム・バートンのコープスブライドは、ティム・バートン監督の名作です

本作の見どころとしては、ティム・バートン氏が原作・原案に携わった『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』から12年が経ち、今度は監督として世界に再び贈る、ストップモーション・アニメ新作です。

上映時間は77分しかないのに、製作にかかる時間は計り知れなく長いのが、ストップモーションアニメの特長です。本作の場合、背景美術の前に設置した人形を1コマ撮影し、ほんの少しそれを動かまた1コマ撮影し、最後につなげて人形が動いているように見せる手法です。とにかく考えられないほど労力が要る作業で、この映画の場合は1~2秒間のシーンを作るために、12時間もかかったとも言われてます。時代に逆行した撮影方法の代表がこのストップモーション・アニメともいえます。ゆえにこの77分間は長時間の凡作を見る数倍は見ごたえがあると個人的には思っています

ダークな印象がありますので、その先入観のイメージでみてしまいがちになりますが、作品の内容は感動的な物語です。まあ、このティム・バートン監督の事ですから、随所にダークな味付けがあります。

この物語にはヒロインが二人います。でもメインヒロインことコープスブライド〔コープスブライドは死体の花嫁という意味] (エミリー) は、墓から出てきた花嫁です。このヒロインがまたなんともいえない魅力あるキャラです。すぐに虜になるくらい魅力があります。そして、そうなったらしめたもの。感動のラストまで一気にのめりこむことができるだろう。

ティム・バートン監督が、いつも凄いなあと思うのは、出てくる人物たちにリアリティがあって、みな人間味にあふれているというところです。人間を描くのが上手いといってもいい。たとえばこの花嫁のコープスブライド (エミリー) のキャラクターデザイン、人物造形がいい。外見的には片腕なんて骨だし、ほっぺの肉は腐って穴もあいています。でも、まったく気持ち悪さや嫌悪感を感じない、とてもキュートに見えてくるから何とも不思議です。

単なる勘違いでこの「コープスブライド」と(死者の世界で)結婚するハメになってしまった主人公も、悩み、葛藤します。ジョニー・デップが、“ちょっと変わり者だけど優しい”というキャラクターを上手く演じきっています。声だけなのに、しっかりと存在感を感じられる、いい演技です。
ティム・バートン監督とジョニー・デップのタッグがアニメ映画にも生かされていることが、ファンとして大変うれしくなります。

そして、2人目のヒロイン、人間界で彼が結婚するはずだった女の子ヴィクトリア・エヴァーグロット。こちらもしっかりと肉付けされているところが見事です。よくありそうな話なら、コチラのヒロインの人間描写はお粗末になるところですが、そうなっていない事がこの物語の完成度を高めていると思います。

ネタバレになりますから多くは書きませんが、誰もが3人の幸せを願いつつある中、物語はせつなく、そして号泣の結末を迎えるのです。ダークファンタジー作とはいえ、ラストシーンの美しさは、言葉では語り尽くせぬほどです。同時期に撮影された『チャーリーとチョコレート工場』もなかなかだが、それをはるかに超えた完成度と感動がこの77分間の映画作品にあります。

ストーリーは童話的でいたって単純です。でも描かれているテーマが奥深いです。つまり、ティム・バートン監督がデビュー初期から追いつづけている、異形のものやはぐれ者たちへの深い愛情です。そして、そのテーマを本作は、いつにもましてストレートに表現しています。

アニメーションとしても、動きのなめらかさなど、ほんとに良くできています。人形なのに、素晴らしい演技をしています。人形が流す涙に感動して思わず見ている自分も涙がでる、そんな感じです。

ただ、ミュージカルアニメとはいえ音楽的には曲がちょっと中途半端かなという印象も受けます。しかしながら、映像はまさに芸術品で、物語はあまりにも感動的なおとぎ話。ティム・バートンらしさが存分に発揮され、ファンも大満足だと思います。ちなみにちゃんと犬もでます。19年前の作品ですが、女性はもちろん、男性がみても、アニメが好きな人も嫌いな人も、ストップモーションアニメが好きな人も嫌いな人も大きな満足を得られる傑作が登場したと言っても言い過ぎではないと思います。

まだご覧になられたことがない方も、一度ご覧になられた方も是非、この機会に視聴されてみてください。
お勧め度👍👍👍👍👍✖涙の数だけ
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【ティム・バートンのコープスブライド:配信先(UーNEXT)視聴】
ティム・バートンのコープスブライド
(2005年、イギリス、77分、字幕、見放題)

画像クリックで配信サイトへリンクしています。UーNEXT会員登録後、視聴できます。
初回登録30日間無料トライアルサービス付きです

他配信サイト
DMMプレミアム レンタル 初回30日間無料 550円(税込)

Amazon Prime 見放題, レンタル 初回30日間無料 500円(税込)

NETFLIX 見放題 なし 990円(税込)〜 1,980円(税込)

クランクインビデオ レンタル 初回14日間無料 990円(税込)
配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。

【ティム・バートンのコープスブライド:製作スタッフ、公開データ】
監督:ティム・バートン、マイク・ジョンソン
製作:ティム・バートン、アリソン・アベイト
脚本:ジョン・オーガスト、キャロライン・トンプソン、パメラ・ペトラー
製作総指揮:ジェフリー・オーバック
撮影:ピート・コザチク
美術:アレックス・マクダウェル
編集:ジョナサン・ルーカス、クリス・レベンソン、A.E.C
音楽:ダニー・エルフマン
視覚効果:ムービング・ピクチャー・カンパニー
製作会社:ライカ
配給:ワーナー・ブラザース
公開:アメリカ合衆国 2005年9月23日、日本 2005年10月22日
上映時間:76分
製作国:イギリス
言語:英語
製作費:$40,000,000
興行収入:アメリカ合衆国 $53,337,600、世界 $117,195,061※1、日本 9.5億円※2
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※1“Tim Burton's Corpse Bride (2005)”. Box Office Mojo. 2024年1月14日閲覧。
※2キネマ旬報2006年2月下旬号。日本映画連盟の発表では10億円とされていたが、現在は削除されているので、正確な興行収入情報はわかりません。

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のぶちゃん

子供の頃からアニメ・映画は大好き。懐かし作品で心癒しましょ💛
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