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魔法のプリンセスロード①魔法の呪文は愛!?『魔法使いサリー(第一期)』

※本ブログでは記事中に広告情報を含みます

🧹今や日本のアニメも世界から注目を浴びるコンテンツとなっていますが、日本のアニメのジャンルの中で魔法ものや魔法ファンタジー作品のジャンルも日本のアニメ人気を支えてきた貴重なジャンルの一つだと感じています
そこで、このジャンルのキラ星の如く輝く作品群の中からとりわけ魔法アニメ史の中で意義や影響の強かった作品の感想・考察(懐想記)を数回に分けて投稿していきたいなと思います。

🔶今日のアニメの徒然小道では、1966から1968年にテレビ放送されていた超懐かしいテレビアニメ魔法使いサリー(第一期)まほうつかいサリー)です。
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【魔法使いサリー(第一期):作品の概要】
魔法使いサリー(第一期)まほうつかいサリー)は、女の子向けの作品でその原作者は?と聞かれると意外と誰だったけ?となるところなのですが、実は鉄人28号などの少年向けの漫画作品で知られる 横山光輝さんの漫画作品であり、それを原作としたアニメ作品となります。テレビ放映された第一作となった1966年版は、東映魔女っ子シリーズ第1作ともなった記念すべき作品です(注)。本作の内容は、魔法の国から人間界へやってきた小学5年生の少女・夢野サリーと、サリーが魔法使いであることを知らない同級生たちが繰り広げる愛や友情の物語です。

原作である漫画作品は、1966年(昭和41年)7月号から1967年(昭和42年)10月号まで、集英社の少女漫画雑誌『りぼん』に連載されました。連載当初は『魔法使いサニー』の題名だったようですが、5回連載した後に商標の問題魔法使いサリーと題名を変えています。

アニメ化するにあたり、東映が当時、自動車の「サニー」を販売していた日産自動車に許可をもらいに行ったところが、家電メーカーソニー(登録商標日本第494012号)が自社製品と似た名前の商標権を全部押さえていて、日産もその許可をうけていたのです。ところがソニーが、許可を出さなかったので、「サリー」の新名称が会議で決まったわけです[1]。
そのため、以後、漫画・アニメ共に魔法使いサリーの名前で統一し、作品を展開していきました。

また、1989年版のアニメ第二期放送に合わせて小学館の『ぴょんぴょん』『学習雑誌』によしかわ進による漫画版が連載されましたが、よしかわ版は単行本化されていません。
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(注)『コメットさん』は,横山光輝氏が原作といわれることがありますが、原画を書いているだけで原作には携わっていません


【魔法使いサリー:ストーリー】
魔法の国のお姫さま・サリーはある日、窮屈な日々の生活から抜け出して、かねてから興味を持っていた人間界へと飛び出していきました。
人間界では当たり前のことでも、サリーにとっては目新しいものばかりです。魔法界からは使い魔で弟分のカブが連れ戻しに来るけれど、楽しくてたまらないサリーは帰るつもりなんて全くないのです。デパートに入ってみた彼女は、そこで花村よし子、春日野すみれという2人の女の子と出会います。サリーは自分が魔法使いであることを隠しながら、"夢野サリー"として2人と同じ学校に通うことに決めたのです…
楽しく変化に富んだ学校生活の中で、時にコミカルなドタバタで、時に息詰まるサスペンスを繰り広げ、そして時には人々との切ない触れ合いを体験するサリー。そんな彼女の生活は、魔法界にいては決してわからない、魔法の使えない普通の人間生活の素晴らしさを学んでゆくことに他ならなかったのです…。
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左より主人公のサリー。弟思いのおっちょこちょいなよっちゃん。まじめでおしとやかなすみれちゃん。

【魔法使いサリー:主なキャスト】
  • 夢野 サリー:平井道子
  • 花村 よし子:加藤みどり
  • 春日野 すみれ、サリーのママ: 向井真理子(第10話まで)➡山口奈々(第11話以降)
  • カブ:千々松幸子
  • ポロン:白石冬美
  • 花村 利夫(よし子の父)、サリーのパパ:内海賢二
  • 花村 トン吉、カン太:野沢雅子
  • 花村 チン平:朝井ゆかり、山本圭子(後半一部)
  • すみれの父:田の中勇 他
  • 山部 アキラ:石原良
  • 神奈川 健:小原乃梨子(第12話)➡白川澄子(第32話)➡山本圭子(最終話)
  • ウルトラ婆さん ➡麻生みつ子、高橋和枝、麻生美代子
  • 大魔王:富田耕吉 他
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東映アニメーションミュージアムチャンネル
チャンネル登録者数 119万人 395 本の動画

魔法使いサリー』・懐想記
本作魔法使いサリー(第一期)は、当時アメリカの超人気コメディーホームドラマ奥さまは魔女の大ヒットがきっかけとなって誕生した、日本初の少女向け魔法ファンタジーアニメ作品です。この奥さまは魔女については、魔法のプリンセスロード特別番外編で感想・考察してみようかななんて思っています。というのもこのドラマのヒットがなければ、サリーちゃんの登場は、もっと遅かったかもしれません(笑)
本作は昭和41年(1966年)という昔の作品は、今の方からみれば懐かしいというより、もはや太古の(笑)作品としての研究対象としての要素が豊富かもしれません。
本作『魔法使いサリー』がテレビアニメとして誕生するにあたっては、当時の敏腕製作者・渡邊亮徳東映テレビ部部長(のち本社副社長)が、あまり乗り気でなかった原作者・横山光輝さんを熱っぽく説得して了解をもらえたようです。そして東映動画として製作した魔法少女シリーズ第1作となります。『ジャパニーズヒーローは世界を制覇す!』 を始め、「ニッポン人脈記、いつもアニメがNo.5」(2010年3月25日付朝日新聞夕刊)などに、魔法使いサリー成功の経緯について詳しく書かれていました。
個人的な考察ですが、原作者の横山光輝さんが書かれた少女向け漫画は魔法使いサリーしかなく[1]、横山先生の作家としての懐の深さもヒロイン誕生には大きく影響していると思います。80年代になってSF漫画マーズの原作をTVロボットアニメ六神合体ゴッドマーズへの大幅な設定変更も許可されている状況から鑑みても、横山先生の創作世界への寛容さには感服いたします。
本作『魔法使いサリー』は、『鉄腕アトム』がテレビアニメの元祖と観た場合、さすがに昭和アニメの中でアトムと同様、古典的な部類に入ります。17話まではモノクロだし、18話(1967年4月3日初放送)からはカラー放送になっています。そのため、1970年代後期からの再放送は18話から放送でした。
しかし、古いけど、しっかりレトロであるがために、今見ても充分大人の鑑賞にたえうる名作だと思います。ストーリー展開的には正体をあかせないサリーが、普通の人間の友達であるよっちゃんやすみれちゃんとの間にも、つじつま合わせに悩んだりする姿も描写されていたり、ラストにおいては魔法界に帰らなければならないサリーちゃんの葛藤。
そしてラストにおいては、友達と一緒に学んだ小学校が火災となり、友達のために自分の魔法の力を使って消化・復元させるのですが、自分の正体を明かし魔法の世界へ帰っていくシーンなど今見てもホロリとしてしまいます。
一輪の花を白き馬車に変え、バッタを白馬に変えて弟カブと帰るシーンなどは、しっかりファンタジーしてるんですよね。懐かしい~
そして本作のオープニングソング。視聴すると必ず不思議に思う呪文マハリクマハリタ、ヤンバラヤン!
この呪文の意味とか語源に関心が起きる方が多いと思いますが、大学時代のアニ研でこの語源を調査研究したことがあるのですが(笑)、正確なことはわかりませんでした。まず、朝日ソノラマさんに問い合わせしたり、まずこの曲が作られた時の創作状況の話をお聞きしたくてこの作詞をされた方への敢行しましたが(※1)、アポどりも多忙のため、ネットの環境などもない時代でしたからなかなか大変でした。

ただ、でも意外なところから、この呪文の元かなと思われることがありました。アニ研も離れ、社会人として働いている時、ひょんな縁からインドネシアスリランカフィリピン出身からの留学生の方たちと懇親の会のあと、盛り上がってカラオケ店でアニソン好きの私がこの魔法使いサリーを歌ってしまったのです。
すると3人の留学生の子らが、「マハリクマハリタ、ヤンバラヤンヤンヤン!?コレ、ドコのコトバですかと何やらニガ笑いしながら聞いてきました。
私はこのアニメの紹介と魔法の呪文を話したところ、インドネシアとフィリピンの方から、ちょっとアクセントがわかりにくいけど笑いながら「愛する人よ~。東の仲間よ~」という意味合いなのではないかというのです。この「マハリクマハリタ」この言葉自体はインドネシアとフィリピンは、オーストロネシア語族多言語族でタガル語の中でも南東の部族言葉に近いそうです。この歌のフル歌詞の意味合いからすると、語源は愛がベースであってほしいですね。

彼らに言わせるとマハリク マハリタ 」。どちらも愛するという似た同じ意味合いで、ヤンバラとの組み合わせがド~にもわからなかったようです??。強く思いをぶつけるなら同じ言葉を2回ぶつけたほうが、効果がありそう~という笑い話でした。何か呪文の語源に近づいたような気がしてロマンの雰囲気に浸った思い出が蘇りました。何か決定的なエピソード資料を残してほしかったですね~(笑)

このサリーちゃんの魔法の呪文(作中では呪文をとなえるのは意外と少ない)を知らない人は、もしかすると日本中を探してもいないのかもしれません。ドラマ奥様は魔女の大ヒットに刺激を受けて製作された本作は、放映が開始されるやいなや絶大な人気を呼び、一躍国民的アニメとなりました。
登場してくるよっちゃんいたずら弟3兄弟のドタバタ活劇もとっても面白いし、コメディあり、感動エピソードも多く、多彩なドラマ性の魅力をもち、放映から50年を超え60年を迎えようとしている魔法アニメにおける記念碑的な傑作です。
人間世界での生活を通じて成長してゆくサリーの姿に、笑ったり泣いたりハラハラしたりしながら、いつしか胸が熱くなってしまいます。
古典的なアニメを観るのもけっこうおもしろくいですよ。
お勧め度は間違いなく👍👍👍👍👍
懐かし度も間違いなく🧹🧹🧹🧹🧹

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サリーちゃんのパパとママ。魔法の国の大王であるパパが登場する時はいつもド派手。頑固ぶっても娘はかわゆし。ちなみにサリーちゃんのおじいちゃんは、パパを白髪にした感じですよ。


【魔法使いサリー:配信先(DMM TV)視聴】
(1966年、全109話、プレミアム)
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他配信サイト

Amazon Prime レンタル 初回30日間無料 600円(税込)

ⅾアニメストア 見放題 初回31日間無料 550円(税込)

配信状況など変更になることがあります。詳細は配信サイトにてご確認ください。

【魔法使いサリー:製作スタッフ、放送データ】
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  • 企画:笹谷岩男、飯島敬、松本貞光、横山賢二
  • 製作担当:笹谷岩男
  • 原作:横山光輝
  • 音楽:小林亜星
  • 撮影:菅谷正昭、白根基万、井出昭一郎、池田重好、不破孝喜、高梨洋一、藤橋秀行
  • 編集:古村均、鈴木寛、花井正明、鈴木亮
  • 録音:石井幸夫、神原広巳、荒川文雄、波多野勲、小西進
  • 効果:大平紀義
  • 記録:水上紘子、的場節代、前野美代子、河島利子、竹部ヒサ子、藤井雅子、池田紀代子、星田絹代、佐伯節子
  • 演出助手:佐々木勝利、及部保雄、葛西治、宮崎一哉、山吉康夫、小湊洋市、岡崎稔、神谷興一、 川田武範、蕪木登喜司、金子充洋、大網郁夫、奥西武
  • 製作進行:豊島勝義、菅原吉郎、堤四四三、佐伯雅久、大辻平八郎、三沢徹夫、渡部一雄、館浩二、佐藤哲雄、大野清、久保田弘夫
  • 製作:東映動画
  • 放送局 日本教育テレビ(NET)系列
  • 放送期間:1966年12月5日~1968年12月30日
  • 話数:全109話

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エンディングで登場する魔法の国へのゲート

【魔法使いサリー:主題歌】
オープニングテーマ

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「魔法使いサリーのうた」
作詞 - 山本清(※1) / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - スリー・グレイセス・薗田憲一とデキシーキングス
(※1)山本 清さんというのは、日本のアニメプロデューサーの飯島 敬(いいじま たかし、1935年10月9日~1993年1月14日)さんのペンネームです。脚本家としてのペンネームは吉野 次郎、山本清のペンネームで作詞家としても活躍していました。
魔法使いサリーで、一番の疑問点。歌詞にある「マハリク マハリタ ヤンバラヤンヤンヤン~」この呪文の意味とするところは、飯島 敬による資料が一切残されていないので不明です。
エンディングテーマ

魔法のマンボ 魔法使いサリー
「魔法のマンボ」(1話~26話)
作詞 - 山本清 / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - 前川陽子、ハニー・ナイツ

魔法使いサリー ED(いたずらのうた)
「いたずらのうた」(27話~73話)
作詞 - 山本清 / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - 朝井ゆかり、野沢雅子、加藤みどり、千々松幸子、平井道子
歌詞は登場キャラクターたちの自己紹介になっており、歌唱者もそれぞれの担当声優。なお、すみれちゃんだけは出てきません。

魔法使いサリー1966_ed その2
「パパパのチョイナのうた」(74話~109話)
作詞 - 山本清 / 作曲・編曲 - 小林亜星 / 歌 - 水垣洋子、フォー・メイツ

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のぶちゃん

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