▲さあ、2日目の朝ですよ~。レストランで朝食で~す。窓から海が見えるなんていい気分。
▲朝食バイキング♪
ツーリングって結構、体力いるんですよ。しっかり摂っておきましょう~。皆さん、ちゃんと朝食食べてますかあ~?
▲今日は無人島の辰の島に上陸するため、まず勝本漁港までGO!
▲これが、勝本漁港⇔辰の島を往復する遊覧船。上陸予定の人は料金は¥2,000円。
さあ、丁度9:00に出港です。私はこの遊覧船に乗るのは初めてですよ~♪
▲まずは辰の島の内海側へ。天気もサイコー、潮風がまたいい~(^^♪
▲エメラルドグリーンのきれいな海です♪朝からテンションあがるわ~(笑)
乗船していた他の観光客の皆さんもただため息でうっとり状態~~♪
☝みなさん、少しでもたくさん撮ろうと必死デス♪
▲とにかく、壱岐は玄武岩による岩礁が多く、古の頃からの自然のパワーを感じさせてくれます。
▲さあ!これからは、段々この遊覧船外洋に出ていきます。そこから先は対馬海峡の荒波が待ち受けているはず。こんな穏やかな気分でいられるのは今のうちです。
▲ 謎の 🚢が急いでいる~。
「ちょっと~、お兄さん。あの船?わかる?」
「おお~~、あれは海上自衛隊ですよ~!!」
「めったに、見れませんよ~。」じゃあ、この島が噂に聞いた~?その時
操縦士がマイクで
「右は無人島ですが、自衛隊の島ですよ~。皆さん、運がいい!船は滅多にみれませんよ。今は国防のためにこの小さな無人島は使われています。」
自衛隊の皆さんが手を振ってる~!おばさまたちもキャ~と言わんばかりに(^^♪
▲これがその自衛隊の島。ラッキーにも見ることができた。さあ、これから対馬の荒波に遊覧船がもまれます。
▲対馬海峡は荒波でよく知られるところ。これから辰の島の蛇ヶ谷を外洋側から見せるという。蛇ヶ谷まで大きな揺れのため、シャッターチャンスはないものと思ったほうがいいです!
外洋に出た瞬間から皆さん、
うわ~~~!!
☝右端に蛇ヶ谷。わずかに揺れが止まった瞬間にパチリ!!もう少し右によってくれんかなあ~~!!祈る
▲これが、蛇ヶ谷!なんとかちょいブレですが、撮れましたあ!
●壱岐にはこんな伝説が残されています。
一支國成立以前の壱岐に自由に行き来する人達がいました。
彼らは交易によって、財力を蓄え小国家を形成していった。
壱岐海人を率いるカザハヤ王。
辰の島にはカザハヤ王の宮殿があったとも。
妻はカザハヤヒメ。絶世のカツモト美人。
ある時、不意に蛮族の夜襲を受け、カザハヤ王は命を落としてしまった。
ヒメは嘆き悲しみ苦しみの末、断崖から身を投げた。
妻はカザハヤヒメ。絶世のカツモト美人。
ある時、不意に蛮族の夜襲を受け、カザハヤ王は命を落としてしまった。
ヒメは嘆き悲しみ苦しみの末、断崖から身を投げた。
ヒメが海面に落ちた時に波が岩を割り、天高く吹き上げ、
断崖は大きく裂け、白い大蛇が空のかなたにのぼった。
断崖は大きく裂け、白い大蛇が空のかなたにのぼった。
その崖が現在の蛇ヶ谷である。
財宝はケンの池にすべて沈めて隠していたらしいが、いつの頃からか
財宝を狙いに池に近づくと池から龍神が現れるようになって
池に近づいたものを引きずり込んでしまっていったと。
財宝はケンの池にすべて沈めて隠していたらしいが、いつの頃からか
財宝を狙いに池に近づくと池から龍神が現れるようになって
池に近づいたものを引きずり込んでしまっていったと。
こうしてこの島は龍神の島「辰の島」とよばれるようになった。
時をへだてた今でもケンの池には絶対近づくなという一つの掟が
勝本漁民に伝わっているそうです。
勝本漁民に伝わっているそうです。
白蛇になっって天に消えたカザハヤヒメから落ちた鱗が
可憐な花に姿を変えて、毎年夏に、辰の島に咲いている。
▲蛇ヶ谷で釣りをする人達。
私がここの伝説を教えてもらったのは釣り好きの父から。亡き父はここへ何度かきたことがあります。父がよく言ってました。「あそこはよう釣れるが、何度行ってもわしは怖い!」
「おまえがいつかあそこに行くと思うが、気をつけろよ。」とそんな言葉を思い出しました。これから上陸して上から蛇ヶ谷へ行ってみよう!
▲遊覧船は辰の島渡し場へ
10:40分までに帰ってこなくちゃ。その後は1時間後になります。蛇ヶ谷頂上まで約1kmですが。
ここから見える砂浜が辰の島海水浴場です。
▲きれいな海と砂浜と・・・自然の力、わだつみ(海の神)がこの景観をつくりあげたのなら、永遠に残って欲しいですね。さあ、頂上へGO!距離は約1kmもありませんが、登り坂です。
▲蛇ヶ谷。さあ、この谷の先まで行ってみましょう。子供さんは行かない方がいい。
何故なら崖の玄武岩がポロポロとこぼれる時があります。
▲さあ、蛇ヶ谷の断崖絶壁に近寄っていきます。吸い込まれそうな海です。
▲眼前に広がるは、対馬海峡。潮流が目に見えてわかります。
▲さあ、振り返ったら蛇ヶ谷。高いとこ苦手な私にとっては大挑戦です。強風の時は近寄らないでください。飛ばされますよ~!
▲これが、蛇ヶ谷上部からです。お~~~怖~~!
よかったあ。とりあえずとれましたあああ~~(^^♪
▲まだまだ、元気なゼロ(クロスカブ)
▲辰の島上陸も無事終わって、とりあえず次の目的地原の辻(はるのつじ)一支国(いきこく)王都復元公園の途中でちょっとひと呼吸、小休憩(恵比寿漁港より)
▲原の辻(はるのつじ)一支国(いきこく)王都復元公園
原の辻遺跡(はるのつじいせき)は、『魏志』倭人伝に記された「一支国(いきこく)」の王都に特定された弥生時代の環濠集落で遺跡です。
この原の辻遺跡は、国の特別史跡に指定されています。日本で弥生時代の遺跡として特別史跡に指定されているのは、この他、登呂遺跡(静岡県)、吉野ヶ里遺跡(佐賀県)の2箇所だけです。
これまでの発掘調査でわかっているのは、日本最古の船着き場の跡や当時の「一支国」が交易と交流によって栄えていたことを示す住居跡などが確認されています。
これまでの発掘調査でわかっているのは、日本最古の船着き場の跡や当時の「一支国」が交易と交流によって栄えていたことを示す住居跡などが確認されています。
ちょっと、皆さんは遥か彼方の国から荒波を潜り抜けやっとの思いでたどり着いた外国人の目線でみてください。
▲遥か彼方の国から交易をするため、苦労してこの海峡を渡ってきたはず。ここは芦辺港からも近い。豊かそうな一支国王都を見つけた時、この風景には心落ち着いたはずだ。
▲ここには駐車場はありません。車の方は原の辻ガイダンス駐車場に停めて歩きます。
▲迎賓用の家
▲ここの原の辻公園には、遺跡から復元されたものが数多くありますが、とりわけ使節団やその従者までの家などがあり、交易で訪れる方を手厚くもてなした雰囲気が漂っています。
木陰に最適な広葉樹を植えていたり、一支国(いきこく)の繁栄ぶりが伺えます。
この壱岐は訪れる人を派手さはないものの、優しく迎え入れる懐の深さを感じます。
周囲を海に囲まれ、その幸と豊かな気候を生かして、生き抜いてきた日本の忘れてはいけないふるさとの一つであることを感じましたね。
もしわだつみ(海の神)がいるとするなら、こうした太古からの息吹に生き抜いてきた人たちが受け継いでいると。
たったの二日間で壱岐のことはわかるわけがありません。私は気が付かないうちにこの心を持つ人たちに囲まれて、惹かれるようにゼロで旅ツーリングで来ることができたことほんとに、良かったと思います。
さあ、お腹もすいてきましたが、最後の最後までゼロでこの壱岐を走ってみましょう
▲郷ノ浦までもどって壱岐娘ちゃんおすすめのゴマさばを食べようと思ったら~!
あらら~、定休日でした~(笑)
めげずに、商店街にある横丁に入って小さな店みかどさんですけど
シンプルに
▲親子うどんをチョイス!あったかいだしがバリうま~~~。
▲郷ノ浦港近くの商店街。なんか懐かしい雰囲気が好きですね~(^^♪
さあ、帰りは芦辺港からのりますが、私からお勧めの最大のスポットへいきますよ~
清石浜海水浴場で~~す(^^♪
誰もいませ~~~ん
これがほんとのプライベートビーチ🎶
最後にほんとにお気に入りは隠しとくもんで~す。
今回の旅ツーリングは動画でも紹介する予定です。まあ期待しないで待っててね。
必ず今度はお友達を連れてくるかなあ~(笑)
ありがとう♪壱岐娘ちゃん~~♪
お世話になりました~。また遊びましょうね~
ゼロ(クロスカブ)の現在走行距離、1,744㎞
壱岐旅ツーリング2日間の走行距離 251km