今日は父方と母方のお墓参り(送り)で、母と家内を連れて行ってきました。
母はパーキンソン病を抱えているため、一人での歩行に関しては難しいため、私が手を引いて連れ歩いたりするのですが、今日はお寺も墓参の方が多い状況でした。
納骨堂の外見は五重の塔になっているのですが、中はエレベーターで4階使用になっています。
私と母がよちよち歩きでエレベーターに乗り込もうとする時、一人の子供連れの男性のかたが、「おまえたちは、お母さんと上がってきなさい。」と言って、他の方にも気遣いながら、「どうぞ、ゆっくりでいいですから。」と言って、狭いエレベーター内に乗せていただいた。
エレベーターを降りる際も、「帰りもお気をつけてください。」と丁寧な案内には、私も家内も恐縮して「ありがとうございました。」と・・・
かつて私の上司が、「気配り、目配り、心配り。心配りが一番難しい。勇気がいるから。」と言ってたことを思い出した。
自分の家族をあとにして、母の足元を気遣ってくれたことは、まぎれもない心配り
だと思います。自分のことが優先しがちな、この情報化の社会の中での見ず知らずの男性の勇気あるこころにナイス!を送りたい。
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