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原八坊跡とその歴史、私のかかわり(水害)・・・③

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 原八坊跡とその歴史、私のかかわり・・・① はこちら
 
 ●原八坊跡とその歴史、私のかかわり(水害)・・・③


平成15年7月19日(土)05時43分ごろ斜面の崩壊により土石流発生。死亡者1名。
 土石流災害発生地点は,太宰府天満宮から北西へ約500mの地点で県民の森がある四王寺山の南東側斜面から水瓶山にかけて発生しました。四王寺山の南東側では標高100m~150m付近より下方に傾斜が緩く扇状地的な地形が拡がり,上方は標高350m程度の尾根までの斜面となっています。土石流は、九州自然歩道のある標高340mの尾根部南東斜面で発生した表層崩壊土砂が沢を一気に流下し,標高70m付近の住宅地まで達しています。
付近でも、2戸が全壊、(1戸は住人はその時不在、1戸は住居者が死亡)
、我が家は幸いなことに敷地の周りのガードレールに土石が完全に堰き止められ、床下浸水のみで怪我人もなく助かりました。

ここは昔から、度重なる水害にあっており、そのため現在では砂防ダムが4つ作られました。
ある日、下に住む男性のご老人がやってきて「大丈夫でしたか?」「ここは昔から多くてね。」「あんた、ほんとに運がよかったね」

私はこの水害で、以前仕事で島原をまわっていた時、あの雲仙普賢岳の火砕流、土石流に被害にあい、信じられないような九死に一生を得たことを思い出しました。そのうち当時のことを紹介できることもあると思います。

私は砂防ダム事業計画の説明会に参加して1つの質問を現場担当者のかたにしました。

「4つの砂防ダムを土石流が乗り越えたらどうなりますか?」と・・・
現場担当者のかたは、しばらくは言葉がなかったのですが、「ありえない話ではないのですが、もしそうなったら太宰府市は壊滅です。それだけでなく筑紫野市、大野城市、春日市も甚大な被害にあうことになります。そうならないことを祈るばかりです」と。

自然には、人間の生活など一瞬のうちに吹き飛ばす恐ろしい力をもっています。いつも生かされていることに、我々は感謝して、精一杯生きていきたいものです。


原山無量寺記念碑も移設されました。




第3番目の砂防ダムから太宰府市内を望む


→九州自然歩道、四王寺山山頂への登山道入り口です。この水害のあと、登山道も様変わりし、この先、ロープを使って、よじ登るところがあります。

充分、気をつけて登ってください。

次回は、この太宰府で戦国時代末期にあった岩屋山の戦いの視点から太宰府の史跡(および戦国の花と謳われた高橋紹運)を紹介したいと思います。



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