今日は11月9日。一目瞭然で何の日かおわかりいただけると思います。
119番緊急通報用の電話番号のなかで、救急車・消防要請につながる電話番号です。実際に緊急でこの電話番号をかけたことがある方は意外と少ないと思います。
私は以前施設の警備業、昼夜勤問わず、病院という現場で従事していましたので、119番通報を含めた緊急通報用の電話する時の注意点を紹介してみました。
総務省消防庁広報素材へのページを紹介していますが、参考までにしてください。
〇まず、なんと言っても、注意してほしいのは、落ち着いて電話をかけるということです。実はかける方もですが、受信を受けている隊員も緊張しているケースがほとんどだからです。特に火災関係の場合であれば、あなただけでなく、現場近くの方、いろんな方が現場をみて電話をかけている状態が多いのです。
繋がれば、受けた方が、「火事ですか?救急ですか?」が第一声、必ず問うてきます。
あとは火事なら「火事です」怪我や病気であれば「救急です。」これだけ。
あとは受信した隊員から問われたとおりに答えていくだけで良いです。受信した側で現場の状況を想定し、対応してくれます。
まず、生命尊重の点から犯罪関連からによるものであろうと、怪我人がでている場合は119番が先なのです。110番(警察)通報はあとです。犯罪関連であれば、消防庁から警察へ連絡は行きます。
現在の世の中は、自然災害などに伴い、緊急場面に遭遇することが多くなってきていると思います。複数人で現場に遭遇した場合は、通報経験者がまず通報してあげましょう。万が一、単独で現場に遭遇した場合、まずは落ち着いて・・・とうしても怖くて通報できそうにない怖い時は、近くにいる人に助けを求めましょう。
▲5年前、実際、私が通報し,事故後も対応した現場。死亡3名怪我人8名。実際、私を含めたら、怪我人9名か。凄惨な現場・・・今でも脳裏を離れない。
私は119番に合わせ、レスキュー隊の出動まで要請しました。現場では、多くの救急車、消防、パトカー、多くの市民、マスコミ、真夜中までメディアからによる電話の対応・・・
こんな凄惨な事故が二度と起きないことを切に願い、毎日を頑張りたいと思う。被害に遭われた家族の苦しみは絶対に、永遠に消えることはありません。人は皆、悲しみや苦しむために生きているのではありません。