拙いブログに、ご訪問くださり、ありがとうございます。今日、11月12日は『ひふの日』です。このひふの日は 1989(平成元)年に、日本臨床皮膚科医会が、皮膚の健康と皮膚疾患の正しい知識を普及させるため、11月12日を「皮膚の日」と制定 したものです。 さて、皮膚というのはまず体の表面を覆って守っている部分ともいえるでしょう。
▲まずはこの赤丸の部分です。このように額の赤みをおびた部分が尋常性乾癬の特徴の一つ。現在、外見上、目立って見える部分はこれくらいですが、外見上、見えない部分、足(右足脛部分、臀部、肘、)にあります。
この尋常性乾癬という皮膚疾患の特徴は早期の症状の段階では、あまり痒みとか痛みを感じません。しかもこの疾患には伝染性はないことをお知らせしておきます。
私が、35歳の頃、この症状が発現したころは痒みも痛みもないものだから、別に気にしていなっかたのですが、不思議とある日、突然、赤みが消えて、別の部位へ発現をくりかえしてきました。また、この発症部位が左右対称に発現する頻度が高いです。自覚症状がないのでほったらかしにしてしまい…ある日、
昔、温泉に行った時のこと、子供から「あの、おじちゃんの肌、気持ち悪い~(-_-メ)」といわれて、初めて皮膚科受診したことをよく覚えています。皮膚科の医師から、「まだ、あなたの症状は、初期で軽い方だから悪化しないよう薬剤治療を続けるしかありません。酷くなると社会生活も困難になるよ!!」と言われて、かれこれ25,6年間、ずっと治療を続けている次第。
ひどくなった状態の皮膚は赤く腫れあがってしまうケースもあり、痛みなどが伴わなくても、外見がひどくなってメンタル面の低下にともない、社会生活を避けてしまうというメンタル部分への影響も大きいのです。
現在、おでこの乾癬部分にきづいた人から「ここ、どうしたの?」とよくいわれます。そのたびに状況を話したりする機会がたびたびあります。面倒クサ~
この尋常性乾癬、なぜ発症するのか?ということが分かっていないので、明らかに難病なのですが、2021年現在、特定疾患・指定難病になっているのは、 膿疱性乾癬(汎発型)のみとなっています。
また、今までに知り合いで外見上、この皮膚異常に気付き、早期の皮膚科受診をすすめて寛解できたかたも知っています。この疾患、難病という枠組みにいれられているのでこの言葉の響きもあるでしょう、メンタル的落ち込むこともあるでしょうが、なんせ、明確な原因がわからないというだけなので、初期症状の方には、まず落ち込まないで、気楽に取り組んでいきましょうね~(^^♪とお伝えしておきます。
▲現在使用している薬剤(塗り薬軟膏)です。もちろん、今までいろんな薬剤も使用してきました。現在は月2回は紫外線治療法もとっています。薬代もけっこう高いんです(~o~)
現在では、この尋常性乾癬も生活習慣(肥満。食事、アルコール、喫煙etc)との関連性が高いことが発表されていて、予防・治療のために生活習慣の見直しのために参考ページへリンクしています。私も若い頃は、肥っていましたね~(>_<)
先の見えてるおじさんから、これからの若い人たちへたわいのないお話でありました~(^^♪
