📺今日は前回に続いて、1966年下期(7月~12月放送開始分)のテレビアニメをご紹介します。
【ロボタン(第一作)】
ロボタンは、2度テレビアニメ化されており、1度目は1966年10月4日~1968年9月27日までフジテレビ系列で毎週火曜19時30分 -~20時の時間帯で放送されました。大広プロ制作。全104回(全208話)。
その後、1986年1月6日~同年9月22日まで読売テレビ・日本テレビ系列で毎週月曜19時 -~19時30分の時間帯でリメイクされました。東京ムービー新社制作。全33回(全66話)。プロデューサーは「名探偵コナン」のプロデューサーの諏訪道彦氏です。
珍品の展覧会に陳列されていた、旧式のロボット。このロボットを青空家が買いとることになり、青空家の息子のカン太は“ロボタン”の親友となります。“ロボタン”は、空を飛び、胸のスーパー磁力で何でも吸い付けることができます。そしてバナナが大好物。そんな青空家のカン太と“ロボタン”に、隣の意地野家の悪童ボッチと、九官鳥のキー子が悪さを仕掛ける。そんな物語でした。
ロボタン、それまでのロボットのイメージをガラリと変えたユニークなロボットでしたね!
【新ジャングル大帝・進めレオ】
フジテレビ系列で1966年(昭和41年)10月5日~1967年(昭和42年)3月29日まで放送。『ジャングル大帝』の視聴率は20%以上を獲得し、内容的にも各賞を受賞する好評を受け、子供時代編を描いた前作の続編として主人公レオが大人となり、家族を持った原作の後半部分をアニメ化されたものです。
物語もレオもライヤも死んでしまう原作および劇場版とは違い、死なないで子どもたちと一緒になって走り去っていくハッピーエンドに変更されました。
しかし、レオが大人になった後のみを描いていた事と、ストーリーの大幅な改変が影響してしまったのか?、視聴率が低迷し、15%を割ったことから半年で打ち切りになってしまいました。本作の後に作られたテレビシリーズの作品との混同を避けるためか、最近では原題の作品タイトルから「新」の字を除いて表記されることが多い。
▲ジャングル大帝進めレオOP
【とびだせ、バッチリ】
1966年11月14日~1967年4月15日まで日本テレビとその系列局で放送されました。『戦え!オスパー』に続く日本テレビ2本目の国産テレビアニメシリーズであり、初のカラー作品です。アニメーション制作は日本放送映画。
放送時間は、毎週月曜 - 土曜 18:35 - 18:45 (日本標準時)。その後も、1967年4月17日から同年9月16日まで同じ時間帯に再放送されました。また、前述の『おはよう!こどもショー』内でも放送されていいました。全132話。
『とびだせ!バッチリ』は、岡本光輝が手掛けた日本の漫画作品およびテレビアニメです。大きな耳を持つ少年探偵のバッチリが、とても気のいい相棒のロバや口うるさいオウムとともに町のさまざまな事件を解決していく作品でした。事件が起きるとバッチリの耳が大きくピクピクと動くのが面白い。
▲とびだせ!、バッチリOP
そして、日本初の少女アニメをご紹介する前に・・・
1966年の大ヒットドラマをご紹介しましょう🧹
それは『奥さまは魔女』だったのです~
こちらのYouTubeでの懐かしのOPをどうぞ。
▲『奥さまは魔女』は、1964年から1972年までアメリカのABCで全254話が放送された、シチュエーション・コメディのテレビドラマ。日本でも1966年から日本語吹替版がTBSと毎日放送で放映されました。
まず1966年2月1日から1968年9月3日まで、TBS系列の毎週火曜21:30 - 22:00(JST)に放送されていました。
そして半年後の1969年4月5日 - 同年9月27日と1970年4月4日 - 同年10月24日の2期に渡って、毎日放送制作・NET(現:テレビ朝日)系列(当時)の毎週土曜19:30 - 20:00(JST)に放送されていました。(ウィキペディアより引用)
魔法をかけるときの、主人公のサマンサの口元の動きがが魅力的で、ダーリンとのラブラブぶりとそれを阻まんとする、エンドラとの演技が絶妙で、楽しめたドラマでしたね。
この奥様は魔女の大ヒットがあって、登場してきたのが、『魔法使いサリー』なんです。
【魔法使いサリー(第一作】
『魔法使いサリー』(まほうつかいサリー)は、横山光輝の漫画およびそれを原作としたアニメ作品です。1966年版は東映魔女っ子シリーズ第1作。
放送期間など
放送期間:1966年(昭和41年)12月5日 - 1968年(昭和43年)12月30日
放送時間:日本教育テレビ(NET)系列月曜19時 - 19時30分
放送回数:全109話
★『魔法使いサリー』は、アメリカの人気ドラマ『奥さまは魔女』のヒットがきっかけとなって生まれた、日本初の少女向けアニメです。敏腕製作者・渡邊亮徳東映テレビ部部長が、原作者・横山光輝を説得し、東映動画として製作した魔法少女シリーズ第1作である。『ジャパニーズヒーローは世界を制覇す!』 を始め、「ニッポン人脈記、いつもアニメがNo.5」(2010年3月25日付朝日新聞夕刊)などに、魔法使いサリー成功の経緯について詳しく書かれています。(ウィキペディアより引用)
【魔法使いサリー・ストーリー】
父親からの反対母からの心配を受けながらも、人間界へお忍びでやってきた魔法の国の王女サリーは、ひょんなことから人間の女の子、よし子とすみれと出会い仲良くなる。それをきっかけに、魔法で家を建てて人間界へ定住し、そしてサリーの弟のカブまで、人間界にやってきます。お友達のよっちゃんとその弟のわんぱくな3つ子や清楚なすみれちゃんたちとのコミカルな笑いもあり、涙ありの様々な人間模様を繰り広げていきます。
日本初の少女向けアニメといいながら、当時、男の子たちもかなり見ていました。もちろん、女の子向けのファンシーな部分もありますが、コミカルな部分などは世代を超えて楽しめる雰囲気があるアニメでした。この作品をきっかけにして少女向けの魔法使いアニメが続いていくことになります。
▲『魔法使いサリー』OP&ED集。EDの三つ子のでてくるエンディングが個人的には最高に好きです。
【世界の王者、キングコング大会】
テレビシリーズが日本でも開始される前に放送されたパイロット版です。テレビシリーズと同じく東映動画とビデオクラフト(英語版)による日米合作。1966年12月31日(土曜) 20:00 ~ 20:56 に放送されました。
▲キングコングOP 最初のウッホウッホ、ウホウホ、ウッホウッホ~♪このメロディーご記憶のある方も意外と多いのでは
