【ドロロンえん魔くん(第一作)】
『ドロロンえん魔くん』は、永井豪とダイナミックプロによる日本の漫画作品です。『週刊少年サンデー』にて、1973年~1974年までの連載に並行してテレビアニメ版が放送されました。
放送期間:1973年10月4日~1974年3月28日まで
放送局:フジテレビ系列
放送時間帯:毎週木曜日19時00分~19時30分
制作:東映動画 全25話
同じジャンルの『ゲゲゲの鬼太郎』などとは違った、ユニークな創作妖怪も多数登場していました。中でもおちゃらけ系妖怪以外にも時折、『デビルマン』を彷彿とさせるような敵も登場して永井豪ファンでなくても、大変楽しめる作品です。
【ドロロンえん魔くん(第一作)・あらすじ】
地獄界に君臨する閻魔大王の甥にあたるえん魔くんは、人間界で人間を妖怪から守るよう命ぜられ、日本へと向かいます。そこで知り合った少年のツトムくんの周りで起きる奇っ怪な事件を、仲間たちと共に解決したり妖怪と闘っていきます。
漫画版は、全編がギャグ調の構成なのですが、アニメ版では義理人情に訴える話もあったり、全体的にドラマチックな展開の構成になっています。
▲主人公えん魔くんの、長い眉毛は妖怪を探るアンテナになっています。火炎エネルギーを封じ込めたステッキが武器で、必殺技はステッキから繰り出す「妖能力火炎車」。なおステッキは使う者の能力に応じた攻撃ができます。
致命傷を受けても蘇生する能力がありますが、ただし妖能力を相当に消費するため、連続して蘇生することは出来ない。
黒いマントに赤いワンピース状の服を着ているのが特徴。
👆ドロロンえん魔くん OP
♬ドロロンえん魔くんOP
作詞・歌 - 中山千夏 / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 小杉仁三
【エースをねらえ】
『エースをねらえ!』は、山本鈴美香さんのスポーツ漫画です。1973年から1975年および1978年から1980年まで『週刊マーガレット』に連載されました。少年少女を中心にテニスブームを起こしたスポーツ根性(スポ根)漫画として知られています。また、アニメ作品、テレビドラマ作品化もされました。
放送期間:1973年10月5日~1974年3月29日まで
制作:毎日放送
放送局:NETテレビ(現・テレビ朝日)系
放送時間帯:毎週金曜日の19時00分 ~19時30分に放送されたが、視聴率低迷により26話で原作の中盤までを描いて打ち切られました。
しかし、その後の再放送で高視聴率だったことから、1978年10月14日~1979年3月31日まで『新・エースをねらえ!』というタイトル名で日本テレビ系列で、毎週土曜日の19時30分 ~20時00分にリメイク放送されることになります。
その他に1979年に劇場版新作が東宝系で公開されることになり、劇場版の続きにあたるOVA『エースをねらえ!2』『エースをねらえ!ファイナルステージ』が1988年から1990年にかけて発表されていきます。アニメ制作はいずれも東京ムービー。
▲エースをねらえ OP主題歌
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 - 三沢郷 / 歌 - 大杉久美子
▲新エースをねらえ ED 明日に向かって
作詞 - 東京ムービー企画部 / 作曲・編曲 - 三沢郷 / 歌 - 大杉久美子
エースをねらえ! 鍋スープシリーズ
▲余談ですが、以前2011年9月上旬発売、丸大食品より、エースをねらえ! 岡ひろみのメラメラ美燃系ピリ辛トマト鍋・エースをねらえ! お蝶夫人のキラキラ美麗系コラーゲン白湯鍋、2種類の鍋スープが発売されていたこと、ご存じですか?
私、このピリ辛トマト鍋食べましたが、おいしかったです(^^♪。お蝶婦人の白湯鍋食べようと買いに行ったら・・・なかったんです。食べてみたかった。限定だったのでしょうか?
【冒険コロボックル】
『冒険コロボックル』は、佐藤さとるさんと村上勉さんによる児童文学『コロボックル物語』シリーズをベースにしたメルヘンアニメです。前作『隆一まんが劇場 おんぶおばけ』までTCJ動画センター名義を用いていたエイケンが、初めてエイケン名義で制作した作品です。
放送期間:1973年10月6日~1974年3月30日
放送局:日本テレビ系列局で放送。全26話。
制作:よみうりテレビとエイケンの共同製作。
放送時間:毎週土曜 19:00~ 19:30
【冒険コロボックル・あらすじ】
フキの葉の下に住むと言われる小さな神様・コロボックルを、現代の人間は誰も存在すら信じません。そのことを不満に思ったわんぱくで勇敢なリーダーのボックルとおてんばなラブラブととぼけた性格のクスクスは、人間の子供を子分にしようと街へ下りてきます。
そこで、一人だけコロボックルの姿を見ることが出来る少年・せいたかくんと出会い、友達になります。ところが、コロボックルの3人とせいたかくんの周りに、次々と不思議な出来事が起こりはじめます・・・
▲冒険 コロボックル オープニング
作詞 - ヒロコ・ムトー / 作曲・編曲 - 筒井広志 / 歌 ・ペギー葉山
【侍ジャイアンツ】
侍ジャイアンツ』は、原作:梶原一騎・作画:井上コオによる日本の漫画作品です。『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1971年36号~1974年42号まで連載されました。単行本は、ジャンプ・コミックス全16巻、梶原一騎傑作全集全12巻、講談社漫画文庫全8巻、梶原一騎原作漫画傑作選全8巻。
【侍ジャイアンツ・テレビアニメ放送データ】
放送期間:1973年10月7日~1974年9月29日
放送時間帯:毎週日曜日19:30~20:00
放送局:日本テレビ系列で放映
制作:よみうりテレビの制作 全46話+2回(タイトル変え再放送分)
剛速球投手・番場蛮が、巨人に入団し、魔球(ハイジャンプ魔球、海老投げハイジャンプ魔球、大回転魔球などを駆使してライバルたちと対決していく野球漫画です。
作品内容は、印象としては『巨人の星』比較的明るい感じで、コミカルなシーンも多めであったと思います。が、『巨人の星』より、ど派手で過激な演出も多かったです。主人公・番場蛮の相棒となる二軍選手・八幡太郎平との厚い友情も、物語全編を通して描かれる。主人公の通り名がサムライであることに関連して、「ハラキリ(切腹)」「斬る」等といった単語が台詞に多く使われるのが特徴です。
👆【公式】侍ジャイアンツ OP「侍ジャイアンツ」│"THE STAR PITCHER" (1973)
【キューティーハニー(第一作)】
『キューティーハニー』は、1973年に永井豪とダイナミックプロによってメディアミックス企画としてリリースされた漫画とアニメの作品名です。
【キューティーハニー(第一作)・テレビアニメ放送データ】
放送期間:1973年10月13日 ~1974年3月30日
放送回数:全25話
放送時間:毎週土曜日20時30分 ~20時55分
放送局:NET(テレビ朝日)系(関西地区は毎日放送)
全寮制高校「聖チャペル学園」に在籍する女子高生・如月ハニー。ハニーは、ロボット工学研究者・如月博士の愛娘です。毎度毎度厳し~い寮長のミハル先生の監視の目をかいくぐっての脱走が、楽しみとばかりに、さぼりに精を出すお転婆娘であります。
ある日のこと、世界規模の犯罪組織パンサークローがハニーの自宅を襲撃する。彼らの狙いは如月博士が開発した、空気中のあらゆる元素を自由自在に結合させ、望むものを作り出すことができるという「空中元素固定装置」だった。博士からの連絡を受けて急ぎ自宅へ戻るがすでに時遅く、最愛の父の死に直面し、慟哭するハニー。怒りと悲しみの中、ハニーは博士の遺言から、実は自分が博士の手によって生み出された人間ではなく、アンドロイドであること、また、空中元素固定装置が自らの体内に隠されている事を知ります。
空中元素固定装置を守り抜けという父の遺言を胸に、ハニーは父の仇討ちを誓い、愛の戦士キューティーハニーとなってパンサークローと戦い続ける。
〈ハニー七変化〉
如月ハニー
基本の形態であり、極普通の人間の少女としての仮の姿[8]。普段はこの姿で女子学生として過ごしている。
形態独自の能力は持たないが、アクロバティックな動きで敵を翻弄し素手で敵の下っ端と渡り合ったり、バスの床を拳ひとつでぶち抜き鉄板を引き剥がしたり、大の大人を担いだまま片手で大車輪を披露したりと、身体能力自体は変身時にも劣らず高い(キューティハニーを除く各形態時も同様)。
【ハリケーンハニー】
ライダースーツに身を包んだ黒髪長髪の天才レーサー。バイクを始めあらゆるメカを自在に使いこなし肉弾戦にも強い。
その能力から主に移動手段として活用されるため、使用頻度が最も多い。
【ファンシーハニー】
ファッションモデル。妖艶な美貌と色仕掛けで敵を惑わせます。シガースティック型の吹き矢を使う。
【フラッシュハニー】
女性カメラマン。主に様々な場所に取材と称して潜入する際によく変身する。
【ミスティーハニー】
ロック歌手。インパクト抜群の歌で敵を引きつけながら戦う他、敵の目を欺くため流しのギター弾きとして振舞うこともある。
【アイドルハニー】
国際線のスチュワーデス。元より戦闘向きの職業ではないため、使用頻度は極めて低い。
【キューティーハニー】
特定職業のモチーフを持たない、戦闘形態の姿。戦闘に特化した姿で、他形態時をはるかに凌駕する身体能力を発揮する。また、専用の武器である白銀の長剣シルバーフルーレを用いて戦う。
💛本作の視聴率は、当時『8時だョ!全員集合』(TBS系)による40%近い視聴率に対し他局は苦戦しており、激しい視聴率番組競争の中、大変な健闘ぶりです。(平均8.8%、最高10.5%)
しかし、放送局であるNET(現・テレビ朝日)が教育テレビとして国の認可を取っていた関係で裸のシーンが多いことが問題視され、2クールで打ち切られたという経緯があります。
強く、セクシーで、ファッショナブルなハニーのキャラクターは、永井豪の弁によれば「男性にも女性にも支持される」ことを目指して造型されたという。1990年代終わり頃まで夏休みの定番再放送アニメとして長く親しまれました。
また、非常にインパクトのある同名主題歌は、少女アニメの枠を越えて、アニメ史上最も有名な主題曲の一つとなっており、『キューティーハニー』を見たことがない層にも広く知られています。数多くのリメイクが作られたにもかかわらず、アレンジャーと歌い手の変遷を伴いつつも、全作品で変わらずにこの主題歌が歌い続けられていることは驚愕に値します。
オープニング
👆Cutie Honey opening (1973)
作詞 - クロード・Q / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 小谷充 / 歌 - 前川陽子
キー局バージョンは1番、ローカル局バージョンは1番と2番。
エンディング
👆夜霧のハニー
作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 小谷充 / 歌 - 前川陽子
キー局バージョンではエンドクレジット自体が存在せず、ローカル局バージョンでのみ使用された。
★『キューティーハニー』は、U-NEXTで視聴可能です。
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