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仕事でバイクに跨る爺の日記。懐かしい映画、アニメなどの感想記事中心に記しています。

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バイクに跨る爺です。映画、アニメは一晩中語れるほど大好き。人生のカラータイマーも点滅中(o|o)のお年頃。目指すのはシンプルな生き方。

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日本のテレビアニメ昭和徒然史~㉜深~い山奥に・・編

🎍あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。

今日、1月1日は『鉄腕アトムの日(1月1日記念日)』でもあります。
 

日本のテレビアニメ昭和徒然史~㉜回目は、1976年(昭和51年)上期(1月~6月放送開始分・PARTⅠ)です。

【ハックルベリィの冒険】

『ハックルベリィの冒険』(ハックルベリィのぼうけん)は、フジテレビ系列で放送されたテレビアニメ。放映期間は1976年1月2日から同年6月25日。毎週金曜日19:00 - 19:30で放送された。全26話。

原作はマーク・トウェインの『ハックルベリー・フィンの冒険』。ヘラルド・エンタープライス(後の角川シネプレックス、現:シネプレックス)とグループ・タックが制作を担当。そのグループ・タックは、翌日1月3日に開始した『まんが日本昔ばなし(第2期)』(毎日放送・TBS系列)も制作している。

ローカルセールス枠だったため、関西テレビなどでは時差ネットでした。東海テレビでは前作「ラ・セーヌの星」を打ち切り後に始めた「ムーミン」の再放送が1年弱にわたったため未ネットで終わりました。


▲【 ハックルベリィの冒険 OP 歌詞付 】



『まんが日本昔ばなし』は、愛企画センター、グループ・タック、毎日放送の共同制作により放送されたアニメ作品およびテレビアニメ作品です。


放送局:JNN(毎日放送、TBS系)
放送期間:1976年1月3日 - 1994年9月24日
放送時間帯:土曜日の午後7時~7時30分。
まんが日本昔ばなし(第二期)は、TBSテレビ系列へ移動して再開されました。反響の高さから改めてレギュラー番組化されました。
この間にMBSテレビと朝日放送(ABCテレビ)がネットチェンジしていたため、全国レベルではNETテレビ系列からTBSテレビ系列へ移籍しました。

旧厚生省が運営していた中央児童福祉審議会の推薦など、公共性の高いこのアニメ作品に着目した公共広告機構(現・ACジャパン)は、テレビCMとして1982年から1986年にかけて「もったいないお化け」など全5作品の日本昔話シリーズを展開していました。
番組と同一のアニメーション・市原悦子常田富士男二人の語り手を起用し、礼儀や人付き合いの大切さを独特の世界観のあるCMで伝えていました。

🧐デジタルリマスター版放送終了の報が、2006年8月発売のTV番組紹介雑誌に掲載されてから毎日放送の「お便りコーナー」には終了を惜しむ声や継続を求める投書が多数寄せられ、全国にも反響が多くなっていきました。「幼いころの思い出が詰まった番組、後世に残すべき作品なので、ぜひ放送してほしい。」「子供と一緒に見たい。放送できないのなら、せめて全作DVDの発売を。」など、「お便りコーナー」には、番組終了翌日にも多くのメッセージが届き、2007年夏には5000通を超えていると聞いています。
日本人としていつまでも忘れていたくない心の部分を、昔話、古き民話などをとおして表現していた素晴らしいアニメ作品
であったと思います。

圧倒的な保護者層から支持を得ながらもなぜ、放送終了の理由に関しては、ネタ切れよりも、マンネリ化による視聴率低迷があげられると思います。また1992年から、裏番組のテレビ朝日系列で『セーラームーン』が始まったことによる影響が大です。


▲(時報入り) まんが日本昔ばなしOP
オープニングテーマ
「にっぽん昔ばなし」
作詞 - 川内康範 / 作曲 - 北原じゅん / 編曲 - 小谷充 / 歌 - 花頭巾


▲まんが日本昔ばなし [ 天狗と留さん ] 31  高画質 HD
●将来を見据えた正しい金の使い方にまつわるおはなし




エドモンド・デ・アミーチスの著作・ 『クオーレ』のうち、5月の挿入話 (アペニン山脈からアンデス山脈まで)を原作としたアニメです。1882年のブエノス・アイレス(アルゼンチン共和国の首都)に出稼ぎに行ったまま、連絡がとれなくなってしまった母、アンナ・ロッシを訪ねて、主人公のマルコ・ロッシがイタリア・ジェノヴァからアルゼンチンへと渡る姿を描いています。

母をたずねて三千里

🧐本作の舞台は大きく分けて、南米行きの船に乗るまでと、渡航した後の旅物語の2つが物語の主軸となっています。全編を通してドキュメンタリー風のように主人公の言動を客観的に描写する姿勢で作られていました。また主人公のマルコは、旅の途中で何度も危機にあうのですが、そこで出会った多くの人に助けられ、また時には助け、その優しさに触れながら成長していく姿も表現されていました。
私も当時、最終回で旅で世話してくれた人々に再会し、お礼を言いながらジェノヴァに帰って行く姿がすごく印象に残っています。「人々の思い遣りとその感謝の気持ち」も物語のテーマのひとつとして貫かれていました。

母をたずねて三千里・放送データ〕
放送期間:1976年1月4日~12月26日
放送局:フジテレビ系列
放送時間帯:毎週日曜19:30 ~20:00(JST) 全52話。
制作:日本アニメーション制作。世界名作劇場の2作目に当たります。


母をたずねて三千里 1976 草原のマルコ 大杉久美子 (OP → slides.)
オープニングテーマ - 「草原のマルコ」
作詞 - 深沢一夫 / 作曲・編曲 - 坂田晃一 / 歌 - 大杉久美子


【妖怪伝 猫目小僧】

『妖怪伝 猫目小僧』は、楳図かずお氏の漫画『猫目小僧』を原作としていますが、アニメ化するにあたっては主人公の猫目小僧は、原作よりも優しく性格に設定変更されました。ストーリーの筋立てもホラー色を抑えて、勧善懲悪ものに近い構成となりました。また、主人公の母親探しにも比重が置かれ、最終話のラストは主人公と母との再会で締めくくられました。
〔妖怪伝 猫目小僧・放送データ〕
放送期間:1976年4月1日~同年9月30日
放送局:東京12チャンネル(現在のテレビ東京)。 全24話(本放送時には再放送あり:全27回)。
放送時間帯:毎週木曜 19:00 ~19:30 。
制作:東京12チャンネル、和光プロダクション


▲sukisukianison 022 猫目OP
●オープニングテーマ「猫目小僧」
作詞・作曲 - 楳図かずお / 編曲 - 渡辺宙明 / 歌 - 堀江美都子、コロムビアゆりかご会


【大空魔竜ガイキング】
本作は、東映動画オリジナル企画による、初めてのロボットアニメ作品です。
〔大空魔竜ガイキング・放送データ〕
放送期間:1976年(昭和51年)4月1日~1977年(昭和52年)1月27日
放送局:フジテレビ系
放送時間帯:毎週木曜日19:00 ~19:30 全44話。
制作:フジテレビ、東映動画、旭通信社。

大空魔竜ガイキング

「大空魔竜ガイキング」は、はじめての東映動画オリジナル企画によるロボットアニメとされています。それまでの東映動画のロボットアニメは、漫画家の永井豪と「ダイナミックプロ」から原作提供を受けており、本作でも原作協力という形で参加しています。

虫プロダクション系の制作会社マッドハウスから、杉野昭夫、丸山正雄らが、スタッフとして参加しています。東映動画に新風を送り込んだと評価され、後番組の『ジェッターマルス』にも引き続き参加しています。
🧐骸骨をモチーフとした異形のデザイン、移動基地そのものが戦闘に参加したり、母星絶滅の危機のため戦いに駆り出されるゼーラ星人の悲劇等を取り入れたり、さらにコメディータッチのストーリーも織り込まれる等、それまでのロボットアニメには無かった要素も盛り込まれていました。


▲大空魔竜ガイキング オープニング&エンディング&新番予告&ガイキング発進シーン3選
●オープニングテーマ - 「大空魔竜ガイキング」
作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 歌 - ささきいさお、コロムビアゆりかご会

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