★1977年といえば、この世界記録に誰もが酔いしれました。
巨人の王貞治選手は、1977年9月3日、後楽園球場の対ヤクルト戦でホームランを打ち、通算756本の世界記録を大金字塔を打ちたてました。1959(昭和34)年、巨人に投手として入団した王選手は間もなく一塁手に転向、4月16日に第1号のホームランを放った。
1961(昭和36)年、一本足打法に切り替えてからホームランを量産した。この間、1964(昭和39)年には、年間55本の日本記録も達成、1980(昭和55)年に引退するまで868本のホームランを打ちました。
▲世界のキング(王)になった日
🥎ちなみに、王貞治選手は、「巨人の星」、「新・巨人の星」、「侍ジャイアンツ」、「男どアホウ甲子園!」など多数の漫画、アニメ作品にも登場しています。
👇「巨人の星」(第三話 王貞治との対決)
▲ちなみにあまりかたられることのないエピソードとしては、「巨人の星」で星飛雄馬に野球の神髄を教えたのは、父一徹ではなく、早実校時代の王選手だった(巨人の星、第三話)。星飛雄馬は、早実の王選手に勝ちたい一心で、思い切り実力のない捕手めがけて、豪速球を投げ込みます。王選手は、とっさに捕手の実を案じて、とっさにバントに切り替えます。
王選手は、飛雄馬の才は教えられてきたものであることをとっさに見抜き、また、飛雄馬はバントに切り替えたわけを教えられ野球の奥深さに目覚めることになります。父、一徹から教えられたからではなく、野球道に惚れ込み、自分の意志で進むことを決意したのは、この対決があったからである。
👇「巨人の星」(第74話 一徹のみた幻)
▲球質の軽さを見抜かれ、二軍に落ちた永久欠番16番を背負う星飛雄馬。伴宙太との秘密特訓に明け暮れる日々。
長嶋、王選手相手にバッティングピッチャーをすることに。打者必殺の魔球を身につけながら、耐える飛雄馬。
川上監督に、飛雄馬は王選手への一球勝負を願い出る。尋常でない飛雄馬の気勢を感じた王貞治も受けて打席に立つ!
その魔球は、天才打者王貞治の一本足打法を見事にくずし、アウトをとった。一見、変哲のない投球。これこそ大リーグボールの誕生であった。