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🔶入院中ちょっと本作をどうしても観たくなって、UNEXTの動画配信視聴からの感想記事投稿ですが、以前にも投稿しており、再更新ということで特に懐想記部分をリファイン更新しています。
名作の評価の高い本作『ルパン三世-カリオストロの城-』です。ホンとに今から44年前?と思えるスリリングな演出の効いた最高傑作のアニメの一品、とにかく楽しい!の一言につきます。
👇まずはこのYoutube動画をご覧ください。
▲小林清志さん 次元大介勇退記念 ルパン三世 スタジオ生アフレコ 山田康雄氏、増山江威子さん、 納谷悟朗氏
1989年2月23日 日本テレビ『木曜スペシャル 最新版‼︎あのスター㊙︎アノ場面』より
視聴中に急遽録画をしたので冒頭がカットされています。
★山田のルパンか?ルパンの山田か?と絶賛の大賛辞を受けた山田康雄さん。
不二子ちゃんも次元もとっつぁんもみなさん、素敵にはまってます。
今となっては、懐かしい声の声優さん達ばかりです。懐かしい~
ーでは、『ルパン三世 カリオストロの城』作品のご紹介をー
【ルパン三世 カリオストロの城:作品の概要】
『ルパン三世 カリオストロの城』は、1979年12月15日に公開されたモンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』の劇場映画第2作。宮崎駿氏の映画初監督作品です。
公開時のキャッチコピーは、
「前作をしのげないのなら 2作目を作る意味がない」
「巨大な城が動き始める! 影の軍団が襲ってくる!」
「さらにスピーディーに! さらにスリリングに! さらにスッとボケて!」
「生きては還れぬ謎の古城でついにめぐり逢った最強の敵!」。これは当時よく聞きました。
【ルパン三世 カリオストロの城・ストーリー】カジノから盗んだ大金が偽札と知ったルパンたち。偽札の謎を追ってカリオストロ公国に来た彼らは、謎の集団に追われる少女・クラリスに出会う。集団に捕らわれた彼女がカリオストロ伯爵の許嫁だと知ったルパンは、結婚に隠された陰謀を阻止しようと動き出す。
カリオストロ公国のどかな風景。相変わらずの次元とルパン
【ルパン三世 カリオストロの城:キャスト】
ルパン三世:山田康夫
次元大介:小林清志
峰不二子:増山江威子
石川五ェ門:井上真樹夫
銭形警部:納谷悟朗
クラリス・ド・カリオストロ:島本須美
カリオストロ伯爵:石田太郎
ジョドー:永井一郎
園丁(庭師の老人):宮内幸平
グスタフ:常泉忠通
👆【本編プレビュー】ルパン三世 カリオストロの城 |"LUPIN THE 3RD: THE CASTLE OF CAGLIOSTRO"(1979)
★『ルパン三世-カリオストロの城-』・懐想記
お姫様のクラリス。細いね~
本作は公開当時、アニメ仲間でありルパンファンの友人と映画館へ見に行った懐かしい思い出の1作であり、二人で本作のあまりの出来の良さに驚いた作品です。その驚きゆえにその後も何度観たかわからないアニメ作品です。
繊細で味のある作画に演出のよさ、絶妙なアクションタイミング、そして個性的なルパンファミリーのキャラクター。
冒頭のカーチェイスシーンは、今なおシリーズを代表するアクションとしてアニメ業界にも名高いシーンの一つです。後のジブリ作品にも見られる宮崎演出によるアクションの原点と言える躍動感です。
今のアニメ製作技術からすれば、もちろん古さを感じる部分もありますが、44年前に手書きの時代にこれほどの味わいの深い作品が製作されていることが、今の令和の時代でもグイっと画面に引き寄せられるはずです。
本作は、アニメならではの動きのすべてが、随所に入り込んでいて、しかもキャラとマッチしているんです。ほんと、シャレてる作品です。音楽でも、メヌエットやワルツが使われているシーンもあったり、公開当時、「こりゃ、まじすごいわ!!」と友人と一緒に感動した作品です。何度みてもあきないアニメ作品の一品です。
ユーモアとアクションの連続に紙幣偽造の陰謀、お姫様クラリスの城からの救出などキャラ総動員の娯楽要素だっててんこ盛り~。今なお宮崎駿監督の最高傑作との呼び名が高く、印象的な台詞の宝庫としてもあまりにも有名。
★本作は、興行成績的には、配給収入10億円の成功を収めた前作『ルパンVS複製人間』より下回っていますが、関係者間での評価は、公開当時から高く、商業アニメ作品が受賞することが少なかったアニメーション賞大藤信郎賞を受賞しています。同時代の関係者からは、宮崎氏の演出手法やレイアウト、場面設計に注目が集まり、当時出された絵コンテ集は、アニメ制作現場での教科書としても使用されていました。
陰険なカリオストロ伯爵だぜ
【ルパン三世 カリオストロの城:配信先視聴(UーNEXT)】
★『ルパン三世 -カリオストロの城-』
(1979年、99分、見放題)
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【ルパン三世 カリオストロの城:製作スタッフ、公開データ】
おなじみ不二子ちゃ~ん。相変わらずきついね
- 製作:藤岡豊
- 原作:モンキー・パンチ(週刊漫画アクション、パワァ・コミックス(双葉社刊))
- 監督:宮崎駿
- プロデューサー:片山哲生
- 脚本: 宮崎駿、山崎晴哉
- 作画監督:大塚康生
- 原画:篠原征子、友永和秀、河内日出夫、富沢信雄、丹内司、山内昇壽郎、丸山晃二、真鍋譲二、田中敦子、新川信正
- 動画:青木康直、大里美和子、尾崎真佐美、小野昌則、川中京子、柏田涼子、熊本由美子、小林弥生、小島順子、佐野英代、桜井陽子、下崎ジュン子、島津佳子、柴田春美、志田欣弘、鈴木幸雄、田辺厚子、高木美和子、堤純子、塚田洋子、道籏義宣、難波日登志、原田俊介、林雅子、浜田幸子、浜畑雅代、橋本三郎、平間久美子、比留間敏之、藤村和子、本多薫、望月理江子、吉村洋子、亜細亜堂、OHプロ
- 動画検査:原恵子、島田明子
- 色彩設計:近藤浩子
- 仕上検査:山本雅世、砂川千里
- 美術:小林七郎
- 背景:青木勝志、松岡聡、石垣努、小倉宏昌、大野広司、海保甚三郎、水谷利春、林裕美子、工藤美由紀、藤江優子(小林プロダクション)、山本二三(テレコム)
- 撮影監督:高橋宏固
- 撮影:宮内征雄、大田勝美、高橋宣久、平山昭夫、細野正、中村喜則、斉藤佳三、鈴木卓夫(高橋プロダクション)
- 仕上:岡嶋國敏(スタジオ古瑠美)、加藤紀子(シャフト)、林直哉(イージーワールド)、塩谷典子(スタジオ・タージ)、岩切紀親(スタジオ・キリー)
- 編集:鶴渕允壽
- ネガ編集:高橋和子
- 録音:加藤敏(東北新社)
- 音楽:大野雄二
- 選曲:鈴木清司
- 整音:飯塚秀保
- 効果:倉橋静男(東洋音響)
- 現像:東京現像所
- 制作協力:テレコム・アニメーションフィルム
- 制作進行:吉田力雄、柳内一彦、岩田幹宏
- 助監督:吉田茂承
- 製作担当:斎藤壽男
- 配給:東宝株式会社
- 製作:東京ムービー新社
- 上映時間:100分
- 製作費: 5億円
- 興行収入: 6億1000万円(参考:叶精二『宮崎駿全書』フィルムアート社、2006年、27頁)
- 配給収入: 3億500万円(参考:叶精二『宮崎駿全書』28頁。)
クラリスを連れて無事脱出~??
【ルパン三世‐カリオストロの城‐:主題歌】
▲サンバ・テンペラード (編集前ヴァージョン)
●ルパンと銭形が地下牢獄から脱出するシーンで使用された「サンバ・テンペラード」。
この曲は後のシリーズで何度もアレンジして使用され、現在では『ルパン三世』で屈指の人気を誇る楽曲となっています。
▲炎のたからもの ルパン三世 カリオストロの城 ボビー 歌詞付
●「炎のたからもの」(コロムビア・レコード)
作詞 - 橋本淳 / 作曲・編曲 - 大野雄二 / 唄 - ボビー
●作曲・編曲の大野雄二は主題歌製作にあたり、ルパン三世のテーマではなく宮崎駿監督から「牧歌的に行きましょう」と提案されて生まれたのがこの曲とのこと。
コメント
みやbee
3年前に作者が亡くなられた時 追悼放送で流れたカリオストロの城を録画して何度も観ましたが、観れば観るほど寂しい思いが募ります。
ルパンにはもっともっと活躍してほしかったですね。
2022/01/24 URL 編集
のぶさん
ルパン三世はモンキーパンチさんの出世作にして代表作となりました。
モンキーパンチさん自身は、カリオストロの城のルパンは、「優しいルパンだね~」と笑顔で評されていたそうです。
ルパン三世!万人に愛された大泥棒~ってところですね(^^♪
2022/01/25 URL 編集