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スリリングな傑作アニメの一品、劇場版『ルパン三世-カリオストロの城-』について

日本のテレビアニメ昭和徒然史
01 /23 2022
多彩なアニメ作品が登場した1979年ですが、最後に紹介する作品は12月14日に劇場公開された『ルパン三世-カリオストロの城-』です。これも一押しのスリリングな最高傑作のアニメの一品、とにかく楽しい!の一言につきます。ブログで本作の紹介をするとき、セオリー通りの紹介からはやめて、まずはこの動画をご覧ください。👇


小林清志さん 次元大介勇退記念 ルパン三世 スタジオ生アフレコ 山田康雄氏、増山江威子さん、 納谷悟朗氏
1989年2月23日 日本テレビ『木曜スペシャル 最新版‼︎あのスター㊙︎アノ場面』より
視聴中に急遽録画をしたので冒頭がカットされています。
★山田のルパンか?ルパンの山田か?と絶賛の大賛辞を受けた山田康雄さん。不二子ちゃんも次元もとっつぁんもみなさん、素敵にはまってます。

ーでは、作品のご紹介をー
『ルパン三世 カリオストロの城』は、1979年12月15日に公開されたモンキー・パンチ原作のアニメ『ルパン三世』の劇場映画第2作。宮崎駿氏の映画初監督作品です。

公開時のキャッチコピーは、「前作をしのげないのなら 2作目を作る意味がない」「巨大な城が動き始める! 影の軍団が襲ってくる!」「さらにスピーディーに! さらにスリリングに! さらにスッとボケて!」「生きては還れぬ謎の古城でついにめぐり逢った最強の敵!」。

ルパン三世 カリオストロの城
【ルパン三世 -カリオストロの城-・ストーリー】
世界的な怪盗ルパン三世と次元は、モナコの国営カジノの大金庫から大金を盗み出します。しかし、ルパンは真券同然の精巧さで知られる幻の偽札「ゴート札」であることに気づきます。ルパン家代々の家訓の一つ「偽物に手を出すなかれ」に従い札束を撒き散らすように投げ捨てたルパンと次元は、ゴート札を標的としてその出処と疑われているヨーロッパのカリオストロ公国に向かっていくのです。
入国したルパンは、車に乗ったウェディングドレス姿の少女が、何者かに追われているのに出くわしてしまいます。少女はこの国の亡き大公の娘クラリスでした。クラリスは、父に代わって国を治めているカリオストロ伯爵に結婚を迫られ、逃げ出したのです。ルパン達は追っ手を撃退したが、クラリス共々崖から落ち、さらにルパンは落ちてきた枯れ木が頭を直撃して気絶、その間にクラリスは別の追っ手に連れ去られてしまう。
ルパンはクラリスが偶然その場に残した指輪を見て、彼女が、かつて駆け出しの頃、ゴート札を狙って公国に忍び込んだ末に重傷を負わされた自分を介抱してくれた幼女本人だったことを思い出します。一方、クラリスが指輪をしていないことに気づいた伯爵は、クラリスの逃亡を手助けしたルパンらに暗殺集団を差し向けた。
暗殺集団の手を逃れたルパンは五ェ門を呼び寄せるとともに、ルパンの逮捕に執念を燃やす国際警察の銭形警部をクラリスが監禁されている伯爵の城へ来るように仕向けた上で城内に潜入、銭形に変装して衛士隊を欺きさらに潜入します。先に城に使用人として入り込んでいた不二子からクラリスの居場所を聞き出したルパンはクラリスと対面するが、伯爵に見つかり地下牢獄へ通じる穴に落とされてしまいます。しかし、ルパンは、秘かに本物とすり替えて置いた盗聴器仕込みの偽の指輪を通じ、伯爵の狙いがカリオストロ家の先祖の財宝であり、その鍵である2つの指輪の内の片方の持ち主であるクラリスに結婚を強いていたことを聞き出すと、自分が本物のクラリスの指輪を持っており、クラリスに危害を加えないよう伯爵に警告する。
ルパンは地下牢獄で先に落とされていた銭形と再会し、地下牢獄から脱出する。その際地下にある偽札工場を発見したことにより義憤を抱く銭形と、クラリスを連れて城を離れたいルパンは、城からの脱出までの間、一時休戦することになる。

ルパンは銭形とともに伯爵のオートジャイロを奪い、再びクラリスの幽閉場所へたどり着いたものの、追いついた伯爵一味に胸を撃ち抜かれて重傷を負う。伯爵はルパン助命と引き換えにルパンから指輪を取り戻して投降するようクラリスに言い、すんでのところでそれを反故にするが、銭形と不二子の手でルパンは辛くも脱出、クラリスを置き去りにする羽目になった。ルパンと別れた銭形は持ち帰った偽札の証拠を国際警察に提出し出動を要請するが、「高度に政治的な問題」であることと「クラリスをルパンから守った」伯爵を支持する世論を理由に、国際警察はゴート札について各国毎の対応に留め不動を貫き、銭形を愕然とさせる。
3日後、大公夫妻に仕えていた庭師の老人に助けられ昏睡から目覚めたルパンは、その翌日にクラリスと伯爵の結婚式に忍び込んで奇襲を仕掛ける。一方、不二子から「ルパンが伯爵とクラリスの結婚式を襲う」と聞かされた銭形も、「ルパンによる結婚式襲撃を阻止し、同時にルパンを逮捕する」という天下御免の名目でカリオストロ公国へと再び向かう。
ルパンは城内に突入してきた銭形隊とのどさくさ紛れの混乱に乗じてクラリスを救出、同時に指輪を奪取するが、逃げ込んだ時計塔で再び伯爵にクラリスを捕捉されてしまう。ルパンは時計塔を見て気付いた指輪の謎を伯爵に教え、それと引き換えにクラリスを無傷で引き渡すよう要求、さもなくば指輪を湖に投げ捨て伯爵も倒すと宣言。伯爵は要求を呑むふりをして不意打ちでルパンを窮地に陥れるが、ルパンを助けるために伯爵を道連れに投身しようとしたクラリスを足蹴にして湖へと叩き落とす。ルパンは後を追って宙に身を投げ、クラリスを抱き止めながら共に湖へと落ちて行った。

「文字盤のヤギのレリーフの目に指輪をはめ込むことにより財宝への道が開かれる」。ルパンのその言葉通り、文字盤のヤギの目に指輪を収めた途端に時計が急速に動き始め、伯爵は愚かにも巨大な時計の針に挟まれて無残な最期を遂げる。
時計塔が崩壊し、ルパンとクラリスは、湖の底から現れた遺跡の姿を目の当たりにする。湖は実はダム、財宝とは先祖が隠した古代ローマのポリスであり、時計塔の仕掛けは湛えられている水を排出して沈んだ遺跡を表出させるための装置、そして指輪はその起動装置だったのです。
銭形が不二子とともに衛星テレビ中継で偽札工場の全容を全世界に晒したことで、ようやく国際警察も動き出し、歴史の暗部と言われたカリオストロ公国についに捜査のメスが入ることになった。
クラリスはルパンについて行くことを望むが、ルパンは葛藤しながらもクラリスに留まるよう諭し、「困った事があったらいつでも連絡しろ、地球の裏側からだってすぐ来てやるから」と言い残し去っていきます。ルパンを追ってきた銭形が、“彼は何も盗んでいない、自分の為に戦ってくれた”と擁護するクラリスに、ルパンがクラリスの心を盗んだと言い当てると、クラリスは目を輝かせて「はい」と素直に答えたのでした 。

ふたたび、ルパンと銭形たちの車は、追いつ追われつしながら地平線へと消えていくのだった。
【スタッフ】
製作:藤岡豊
原作:モンキー・パンチ(週刊漫画アクション、パワァ・コミックス(双葉社刊))
監督:宮崎駿
プロデューサー:片山哲生
脚本: 宮崎駿、山崎晴哉
作画監督:大塚康生
原画:篠原征子、友永和秀、河内日出夫、富沢信雄、丹内司、山内昇壽郎、丸山晃二、真鍋譲二、田中敦子、新川信正
動画:青木康直、大里美和子、尾崎真佐美、小野昌則、川中京子、柏田涼子、熊本由美子、小林弥生、小島順子、佐野英代、桜井陽子、下崎ジュン子、島津佳子、柴田春美、志田欣弘、鈴木幸雄、田辺厚子、高木美和子、堤純子、塚田洋子、道籏義宣、難波日登志、原田俊介、林雅子、浜田幸子、浜畑雅代、橋本三郎、平間久美子、比留間敏之、藤村和子、本多薫、望月理江子、吉村洋子、亜細亜堂、OHプロ
動画検査:原恵子、島田明子
色彩設計:近藤浩子
仕上検査:山本雅世、砂川千里
美術:小林七郎
背景:青木勝志、松岡聡、石垣努、小倉宏昌、大野広司、海保甚三郎、水谷利春、林裕美子、工藤美由紀、藤江優子(小林プロダクション)、山本二三(テレコム)
撮影監督:高橋宏固
撮影:宮内征雄、大田勝美、高橋宣久、平山昭夫、細野正、中村喜則、斉藤佳三、鈴木卓夫(高橋プロダクション)
仕上:岡嶋國敏(スタジオ古瑠美)、加藤紀子(シャフト)、林直哉(イージーワールド)、塩谷典子(スタジオ・タージ)、岩切紀親(スタジオ・キリー)
編集:鶴渕允壽
ネガ編集:高橋和子
録音:加藤敏(東北新社)
音楽:大野雄二
選曲:鈴木清司
整音:飯塚秀保
効果:倉橋静男(東洋音響)
現像:東京現像所
制作協力:テレコム・アニメーションフィルム
制作進行:吉田力雄、柳内一彦、岩田幹宏
助監督:吉田茂承
製作担当:斎藤壽男
配給:東宝株式会社
製作:東京ムービー新社
上映時間:100分
製作費: 5億円
興行収入: 6億1000万円(参考:叶精二『宮崎駿全書』フィルムアート社、2006年、27頁)
配給収入: 3億500万円(参考:叶精二『宮崎駿全書』28頁。)
【キャスト】
ルパン三世:山田康夫
次元大介:小林清志
峰不二子:増山江威子
石川五ェ門:井上真樹夫
銭形警部:納谷悟朗
クラリス・ド・カリオストロ:島本須美
カリオストロ伯爵:石田太郎
ジョドー:永井一郎
園丁(庭師の老人):宮内幸平
グスタフ:常泉忠通


【本編プレビュー】ルパン三世 カリオストロの城 |"LUPIN THE 3RD: THE CASTLE OF CAGLIOSTRO"(1979)



サンバ・テンペラード (編集前ヴァージョン)
ルパンと銭形が地下牢獄から脱出するシーンで使用された「サンバ・テンペラード」は後のシリーズで何度もアレンジして使用され、現在では『ルパン三世』で屈指の人気を誇る楽曲となっている。


炎のたからもの ルパン三世 カリオストロの城 ボビー 歌詞付
「炎のたからもの」(コロムビア・レコード)
作詞 - 橋本淳 / 作曲・編曲 - 大野雄二 / 唄 - ボビー
作曲・編曲の大野雄二は主題歌製作にあたり、ルパン三世のテーマではなく宮崎駿監督から「牧歌的に行きましょう」と提案されて生まれたのがこの曲とのこと。

🏍私、還暦越えたライダーですが、ソロツーリングに行くとき、上記2曲は、必ず聞いています(^^♪

本作は、興行成績的には、配給収入10億円の成功を収めた前作『ルパンVS複製人間』より下回っていますが、関係者間での評価は、公開当時から高く、商業アニメ作品が受賞することが少なかったアニメーション賞大藤信郎賞を受賞しています。同時代の関係者からは、宮崎氏の演出手法やレイアウト、場面設計に注目が集まり、当時出された絵コンテ集は、アニメ制作現場での教科書としても使用されていました。
本作は、アニメーションならではの動きのすべてが、随所に入り込んでいて、しかもキャラとマッチしているんです。ほんと、シャレてる作品です。音楽でも、メヌエットやワルツが使われているシーンもあったり、公開当時、「こりゃ、まじすごいわ!!感動した作品です。何度みてもあきないアニメ作品の一品です。

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コメント

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ルパンいい男!

ルパン三世の舞台設定がとても新鮮でオシャレな世界観が好きでした。
3年前に作者が亡くなられた時 追悼放送で流れたカリオストロの城を録画して何度も観ましたが、観れば観るほど寂しい思いが募ります。
ルパンにはもっともっと活躍してほしかったですね。

Re: ルパンいい男!

モンキーパンチさんが亡くなられてさみしくありますが、本作は永遠に残りますからね。

ルパン三世はモンキーパンチさんの出世作にして代表作となりました。

モンキーパンチさん自身は、カリオストロの城のルパンは、「優しいルパンだね~」と笑顔で評されていたそうです。

ルパン三世!万人に愛された大泥棒~ってところですね(^^♪

のぶさん

さまよえる爺(._.)人生下り坂のアニオタをひた隠してきた還暦越えのバイク乗りの爺でございます。人生、特に極めることもなく、カラータイマーが点滅中(o|o)