◆日本のテレビアニメ昭和徒然史(57回)若き旅人編の今回は、1980年(昭和55年)上期(1月~6月放送開始分PARTⅣ)の作品紹介です。
【燃えろアーサー白馬の王子】
『円卓の騎士物語 燃えろアーサー』は、『アーサー王物語』を基にしたテレビアニメ作品です。本記事では、続編の『燃えろアーサー 白馬の王子』について紹介します。
原作:トーマス・マロリー(翻案:御厨さと美)
監督:明比正行
キャラクターデザイン:野田卓雄
音楽:田辺信一
アニメーション制作:東映動画
製作:フジテレビ、東映
放送局:フジテレビ系列
放送期間 :979年9月9日 - 1980年3月30日(円卓の騎士物語)
1980年:4月6日~1980年9月21日(白馬の王子) 話数 全30話(円卓の騎士物語) 全22話(白馬の王子)
【燃えろアーサー 白馬の王子・あらすじ】
ログレス七王国に平和はもたらされたが、海の向こうではザイキングによって人々が苦しめられていた。それを知ったアーサー王子はザイキングを退治することをかたく決意します。しかし、力を貸してくれるはずのグック船長は、ザイキングによって殺害されていたのです。その場に居合わせたボスマンとピートは、グック船長の残した宝を探す旅に出ることにすなります。アーサーは身分を隠し、ボスマンたちと手を組み、時に白馬の王子となって敵と戦いながら、旅を続けていくことになるのです。
▲おれはアーサー
●オープニングテーマ
「おれはアーサー」
作詞 - 保富康午 / 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - 田辺信一 / 歌 - 水木一郎、コロムビアゆりかご会
●エンディングテーマ
「旅たびすりゃ友達ともだち」
作詞 - 保富康午 / 作曲 - 菊池俊輔 / 編曲 - 田辺信一 / 歌 - 大杉久美子、こおろぎ'73、コロムビアゆりかご会
【釣りキチ三平】
『釣りキチ三平』は、矢口高雄による日本の漫画。また、それを原作としたアニメ作品。1973年から10年間、『週刊少年マガジン』(講談社)に連載され、当時の看板作品のひとつであると共に、自然派漫画の代表的存在でした。『週刊少年マガジン』では長編を、『月刊少年マガジン』(講談社)では短編も同時連載していました。続編や単発の読み切り作品も2020年10月時点で単行本の累計発行部数は5000万部を記録しています。
矢口高雄1人による描き下ろし『パーソナルマガジン』の看板作品として『平成版・釣りキチ三平』が連載されていました。2009年3月20日に、東映配給、滝田洋二郎監督による実写映画が日本で公開されました。
【釣りキチ三平・放送データ】
製作:本橋浩一
製作管理:高桑充
企画:佐藤昭司
構成:岡部英二
脚本:田村多津夫、富田祐弘、馬嶋満、他
作画監督:向中野義雄、岡迫亘弘、小島秀人、遠藤裕一、大坂竹志、石之博和、杉崎悠樹、小湊昇、谷口守泰、水村十司、西城隆詞、泉口薫、金沢比呂司、飯野皓、他
原画:梶谷光春、高橋明信、尾鷲英俊、山口聡、島田英明、長谷川憲生、林秀夫、金田正治、他
動画:土肥一宏、堀口広、中島京子、南部あきこ、西村絵里子、阿部毅彦、池上裕之、前田大三、浜野裕治、安達晶彦、他
美術監督:千葉秀雄
背景:小泉壮平、田沢英夫、荒井和広、吉沢正樹、他
色指定:北村喜久子
撮影監督:萩原亨→森田俊昭
編集:岡安肇、小野寺桂子
現像:東京現像所
音楽:曽根幸明、山本寛之
録音監督:小松亘弘
音響効果:森賢一
調整:田中英行
録音スタジオ:映広音響
チーフディレクター:岡部英二、新田義方
絵コンテ/演出:新田義方、中野健治、岡部英二、原田益次、竹内啓雄、康村正一、山崎勝彦、殿河内勝、小華和ためお、鈴木要、清水とおる、山口泰弘、松浦錠平、横田和善、野田作次郎、黒川文男、荻原享、宮崎一哉、佐々木正宏、棚橋一徳、千秋ひろし、腰繁男、他
プロデューサー:中島順三、渡辺忠美、増子相二郎、遠藤重夫
制作担当:田中三千哉、横尾潔、小川武司、他
制作協力:土田プロダクション、トランス・アーツ、タマ・プロダクション
制作:日本アニメーション、フジテレビ
放送期間:1980年4月7日~1982年6月28日 話数 全109話
放送局:フジテレビ系
▲釣りキチ三平 OP「若き旅人」 フル full ver
●オープニングテーマ - 『若き旅人』
●エンディングテーマ - 『俺は釣りキチ三平だ』
作詞 - 石坂まさを / 作曲・編曲 - 曽根幸明 / 歌 - MOJO(富田伊知郎)(レーベル - CBS・ソニー)
【ドラ・Q・パーマン】
『ドラ・Q・パーマン』は、原作:藤子不二雄(藤子・F・不二雄)、絵:しのだひでおによる日本の漫画作品、及び、1980年4月8日に放映されたテレビアニメ作品。漫画雑誌『月刊コロコロコミック』1979年8月号(7月14日発売)に掲載された。
ある夏休みの一日、ドラえもん、Q太郎、パーマン1号が、それぞれの相棒であるのび太(ドラえもん)、正太(Q太郎)、ミツ夫のコピーロボット(パーマン)のろくに夏休みの宿題もしないだらけた態度に愛想を尽かす。そして彼らは家出をして合流し、山奥でキャンプをする。そして、ドラえもんを探すのび太はその足取りを追って、正太とミツ夫(のコピーロボット)に出会い、見返すために「3人でわずか1日」で宿題を片付ける為に、タイムマシンを使い、同じ1日で3度それぞれの家に集まって片付けることにした。一方ドラえもんたちのキャンプは順調に進むが、突然大災害が起き、キャンプ場以外が全て壊滅してしまう。
【がんばれゴンべ】
『がんばれゴンベ』は、園山俊二の作によるギャグ漫画です。1958年7月1日から1992年7月8日まで、作者が入院するまで『毎日小学生新聞』に連載されていました。また、それを原作としたテレビアニメは、1980年4月から同年9月まで東京12チャンネル(現在のテレビ東京)にて放送されました(全63回/全77話。当初は帯番組で1回1話、その後週1回となり1回2話となりました)。また同年5月5日には過去放送した作品の中から、何本かをまとめて再放送する『がんばれゴンベ大行進』を同局の12:00~12:50で放送しました。
1977年に第6回日本漫画家協会賞特別賞を受賞しています。
【がんばれゴンべ・放送データ】
原作:園山俊二
プロデューサー:江津兵太(東京12チャンネル)
チーフディレクター:光延博愛、近藤英輔
美術監督:半藤克美
撮影監督:金子仁
音響監督:山崎あきら
効果:片岡陽三
編集:岡安肇
音楽:広瀬健次郎、甲斐正人
制作担当:茂垣弘道(土田プロダクション)
録音:セントラル録音
現像:東京現像所
脚本:いずみ行夫、一色日出夫、五武冬史、松元力
絵コンテ、担当演出:近藤英輔、吉田健次郎、福原悠一、石黒昇、光延博愛、小華和ためお、菊田武勝、堀口忠彦、秦泉寺博、石崎すすむ、鈴木一郎、渋谷哲夫、又野龍也、やすみ哲夫 他
キャラクター設定、作画監督:金沢比呂司
製作協力:土田プロダクション
製作著作:東京12チャンネル(現:テレビ東京)
放送期間:1980年4月14日~同年9月30日までにて放送された(全63回/全77話)
放送局:東京12チャンネル(現在のテレビ東京)
【がんばれゴンべ・あらすじ】
孫悟空の末裔である田舎育ちの山猿・ゴンベが、自らを鍛えるために東京へとやってきます。ゴンべは、都内のとある動物園に勤めている「大山さん」という人の家に居候することになります。そしていたずら好きな2人の少年と知り合いになります。 「三太郎」と「ベンケイ」である。かくして、ここに「ゴンベ・三太郎・ベンケイ」という“悪ガキ3人組”が誕生したのです・・・
▲がんばれゴンベOP「がんばれゴンベ」
●オープニングテーマ
「がんばれゴンベ」
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 神保正明 / 歌 - こおろぎ'73
●エンディングテーマ
「イタズラ3人組」
作詞・作曲 - 山本正之 / 編曲 - 神保正明 / 歌 - こおろぎ'73
【ずっこけナイトドンデラマンチャ】
『ずっこけナイト ドンデラマンチャ』 は、国際映画社と葦プロダクションが制作したテレビアニメ作品です。1980年4月1から9月まで、東京12チャンネル(現在のテレビ東京)で放送されました。
【ずっこけナイトドンデラマンチャ・放送データ】
制作:壺田重三(国際映画社)
企画:壺田重夫(国際映画社)、佐藤俊彦(葦プロダクション)
プロデューサー:江津兵太(東京12チャンネル)、相原義彰(葦プロダクション)
脚本構成:酒井あきよし
原案:『ドン・キホーテ』(ミゲル・デ・セルバンテス)
監修:長浜忠夫、山元純市郎
演出:湯山邦彦
音楽:越部信義
キャラクターデザイン:河井ノア
美術監督:勝又激
録音演出:小松亘弘
編集:辺見俊夫、山崎昌三 他
キャスティング協力:青二プロダクション、東京俳優生活協同組合
製作:東京12チャンネル、国際映画社、葦プロダクション
放送期間:1980年4月15日~9月23日 全26話(オンエアは23話です)
放送局:東京12チャンネル(現在のテレビ東京)
【ずっこけナイトドンデラマンチャ・あらすじ】
ドンデラマンチャことドンキホーテ・デラマンチャは、ドルシネア姫に一目ぼれ💛その後は姫一筋💛一方、ドルシネア姫は好奇心で「お城の外の世界も見てみたい」と召使いのノットルダムをお供に連れ城を出たりします。しかし、父である王様が病気と聞けば、すぐにとんで帰ってくるほどの親思いな娘なのでした。そんな愛しく恋しい姫のために、華の騎士道踏みしめ、姫にある日を夢に見てお供のサンチョと共に今日も旅を続けることに・・・
▲金田伊功「ドンはカウボーイ」
●オープニングテーマ
「ドンデラ音頭 調子出てますか」
作詞 - 鈴木悦夫 / 作曲・編曲 - 越部信義 / 歌 - 大塚文雄、クレープ / セリフ - 内海賢二
●エンディングテーマ
「荒野の一番星」
作詞 - 鈴木悦夫 / 作曲・編曲 - 越部信義 / 歌 - 大塚文雄、クレープ

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