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日本のテレビアニメ昭和徒然史(66回)かぐや姫じゃない編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
02 /13 2022
日本のテレビアニメ昭和徒然史(66回)かぐや姫じゃない編の今回は1981年(昭和56年)上期(1月~6月放送開始分)PARTⅣの作品紹介です。
『新竹取物語 1000年女王』は、松本零士の漫画、及びそれを原作としたアニメ作品です。1981年4月から1982年3月までフジテレビ系で毎週木曜日19時から『銀河鉄道999』の後番組として放映されました。
連載開始当時の1980年から見て近未来となる1999年を舞台に、1000年周期で地球に大きな災害をもたらす惑星ラーメタルの最接近という天文スペクタクルを背景に、雨森始とラーメタルから派遣された1000年女王であるラー・アンドロメダ・プロメシュームこと雪野弥生の交流を描いた作品です。また、地球移住を企てるラーメタル人と地球人達との戦いも描かれていました。
新竹取物語1000年女王comic
新竹取物語1000年女王・制作、放送データ】
企画:土屋登喜蔵(フジテレビ)、横山賢二、小湊洋市
製作担当:佐伯雅久
チーフディレクター:西沢信孝
総作画監督(キャラクターデザイン):兼森義則
メカニックデザイン:板橋克己
チーフデザイナー(美術設定):土田勇
音楽:宇崎竜童、朝川朋之
制作:フジテレビ、東映動画
放送期間:1981年4月16日から1982年3月25日 全42話(当初は52話放送予定)
放送局:フジテレビ系列
放送時間帯:毎週木曜日19:00~19:30
アニメーション制作は東映動画です。当時、プロデューサー・土屋登喜蔵によるとアニメの場合、普通3、4か月と放映期間を決め、視聴率がよければさらに伸ばすというやり方をとるのですが本作は、第1回が始まった時点で1年間の放映が予定するという、破格の扱いでした。これにより全52話の放映が予定され、初回視聴率は20%台だったが、前番組『銀河鉄道999』ほどの人気と視聴率を得られず、全42話と変更になりました。
やはり、前作TVシリーズ『銀河鉄道999』が、文化庁推薦を受けるなど作品度としての完成度も高く幅広い年齢支持層を得られての劇場版映画へと発展した人気作品の後出発であっただけに、苦しい展開となった作品。

しかし、本作品は原作者松本零士氏によると、『銀河鉄道999』のベースとなる作品(メーテルの生い立ちなどにふれているため)ということを理解してほしいということを当時、力説されていました。

本作は、日本国外でも放映され、アメリカでは1984年に『Captain Harlock and the Queen of 1.000 Years』のタイトルで同じく松本原作のテレビアニメ『宇宙海賊キャプテンハーロック』と併せて再編集された65話が放映されたそうですが、視聴率は芳しくなかったといわれています。
各回の冒頭は来宮良子のナレーションで始まり、第2話以降は前回までのあらすじから始まる形をとっていました。

新竹取物語1000年女王

新竹取物語1000年女王・あらすじ】
1999年、地球へと接近する太陽系第10番惑星の存在が確認されます。東京郊外のとある町に住む中学生の少年・雨森始は、学校から帰宅した際に自宅の電子鉄工所で爆発事故が起きてしまいます。この爆発事故で両親を失ってしまいます。自身も爆発に巻き込まれ、入院してしまうことになります。入院先の病院でで謎の女性と出逢うことになります。
数日後、伯父が所長を務める筑波山天文台を訪れると、そこには病院で出会った謎の女性がいたのです。彼女の名前は雪野弥生といい、伯父の助手だというのです。

爆発事故と前後して、始の周りで謎の怪事件が起こり始めます。怪事件には、1000年盗賊という謎の組織が関わっていたのです。やがて始は、地球に近づく謎の惑星がラーメタルという名の星であること、弥生の正体がそのラーメタルから派遣され、永い間人知れず地球を導いてきた1000年女王であることを知ることになるのです。1000年女王とはいったい何者なのか…

そして運命の時「1999年9月9日零時9分9秒」が、刻一刻と迫りつつあるのです。

新竹取物語1000年女王船



OP「コスモス・ドリーム」(歌 - 高梨雅樹)


ED「まほろば伝説」(歌 - 石川まなみ)
上記2曲共に 作詞 - 阿木燿子 / 作曲 - 宇崎竜童 / 編曲 - 船山基紀

『タイガーマスク二世』は、原作:梶原一騎・作画:宮田淳一による日本の漫画作品。
プロレス漫画『タイガーマスク』の続編であり、前作と同じくアニメ化された。また、アニメ放映中には宮田以外にも津原義明、あもん佳作画による別バージョンも連載されていました。
タイガーマスクⅡ世・制作、放送データ】
原作:梶原一騎
企画:田宮武
製作担当:関良宏、佐伯雅久
音楽:菊池俊輔
脚本:山崎晴哉
漫画原画:宮田淳一、辻なおき
プロレス指導:アントニオ猪木
協力:新日本プロレス
チーフアニメーター:我妻宏
チーフデザイナー:秦秀信
チーフディレクター:森下孝三
テレビ朝日プロデューサー:小泉美明
効果 - 伊藤道広
制作 - テレビ朝日、東映(東映動画)
放送期間:1981年4月20日~1982年1月18日 全33話
放送局:テレビ朝日系列
放送時間帯:毎週月曜日19:00~19:30
タイガーマスクⅡ世
🧐本作は、残念ながら視聴率が全く不発の一桁台(6~7%台)に終わった作品。さもありなん、同時間帯に『あしたのジョー2』が放送されていたためです。私も本作を観たのは再放送です。前作『タイガーマスク』が、単なるプロレスアニメというだけでなく、完成度の高い作品であっただけに続編というならば、登場の仕方が惜しまれる作品。
テレビ朝日編成部の高橋浩は、テコ入れしても上がる気配がないと判断して打ち切りを決定し、3クール未満の全33話で終了することになりました。


タイガーマスク二世 OP&ED
オープニングテーマ「タイガーマスク二世」
作詞 - 保富康午 / 作曲・編曲 - 菊池俊輔 / 唄 - 水木一郎・コロムビアゆりかご会
アニメとのタイアップでデビューした佐山タイガーの入場曲としても使われた。

 1981年(昭和56年)5月5日、フジテレビ系列で当時盛んに制作された日生ファミリースペシャルテレビスペシャル『ルパン対ホームズ』で、夕方16時半より1時間半放映されたアニメ作品です。
ルパン対ホームズ・制作、放送データ】
監督:明比正行
アニメーション制作:東映動画
演出:明比正行
製作:今田智憲
企画:栗山富郎
原作:モーリス・ルブラン
脚本:中西隆三
キャラクターデザイン:岸義之
作画監督:岸義之
撮影:藤田実
美術:宮本清司
編集:鳥羽亮一
音楽:玉木宏樹
録音:池上信照
製作担当 福本智雄
製作進行 山口克己
脚本:中西隆三
演出:明比正行
演出助手:青木健
キャラクターデザイン:岸義之
作画監督:岸義之
原画:吉田利喜、山下征二、兵頭敬、白川忠志、飯山嘉昌、正延宏三
動画チェッカー:寺司重幸
動画:雅見洋子、神田郁子、高梨実紀子、清水恵子、竹之内節子、徳倉美枝、真栄城京子、君島直美、清原則子、矢島万理
美術:宮本清司
背景:渡辺たけし、渡部たかし、森博敬、長尾仁、有田茂、遠山久美子
仕上検査:伊藤二三子
トレース:三橋曜子
彩色:長谷川悦子
特殊効果:土井道明
撮影:藤田実
編集:鳥羽亮一:清水慎治
音楽:玉木宏樹コロムビアレコード
録音:池上信照、小久保正雄
音響効果:松田昭彦
録音スタジ:タバック
記録:黒石陽子
現像:東映化学
制作 東映、フジテレビ
放送日:1981年5月5日
放送局:フジテレビ系列
放送時間帯:16:30~17:50
ルパン対ホームズ アニメ
〔キャスティング〕
アルセーヌ・ルパン:広川太一郎
シャーロック・ホームズ:山城新伍
ウィルソン(ワトソン):なべおさみ
クロチルド・デタンジュ:松島みのり
ガニマール警部:永井一郎
オートレック男爵:滝口順平
デタンジュ:宮内幸平
ジェルボア警部:八奈見乗児
スューザヌ:川島千代子
フォランファン刑事:佐藤正治
デュージ刑事:戸谷公次
新聞売りの少年:間嶋里美
🧐サスペンスドラマらしい緊迫感のある演出、美術も当時のフランスの雰囲気がよくでていたと思います。キャラクターでデザインもお洒落で品格もあり、大人で渋みのある雰囲気でよく描かれていました。
ただ、いかんのは、本作に限らず「日生ファミリースペシャル」のスペシャルアニメ作品は一部の作品を除いて、スポンサー側と制作側との間の権利関係上の問題なのか、契約上の何らかの問題があるとは思いますが、ビデオソフトやDVDソフト化もされていません。
上記のスタッフとキャスティングも当時アニ研時代のTV鑑賞後の手書き記録からのよるものなので、まず間違いはありませんが、良い作品にあたると録画して残しておきたくなるものです。「日生ファミリースペシャル」のアニメ作品には意外な良い作品がありました。

 
パリのカフェテラス 〜 玉木宏樹 & Jazz Friends / Scat:伊集加代子

姿三四郎』は、富田常雄の長編小説で柔道創成前後の明治時代を背景に、実在の人物をモデルとした柔術家・柔道家および実在の政治家ら(谷干城、伊藤博文、井上馨など)をおりまぜた登場人物により、さまざまな人間模様、柔術・柔道等の戦い、歴史的事件をとりまく人々などを描いています。ここでは、日生ファミリースペシャル『 姿三四郎 』(1981年6月8日、フジテレビ系列、全1回)を紹介します。
姿三四郎・制作、放送データ】
演出:三家本泰美
製作:藤岡豊
原作:富田常雄
脚本:神波史男、大原清秀
キャラクターデザイン:モンキー・パンチ
作画監督:友永和秀
美術監督:松宮清純
編集:鶴渕允寿
音楽:TALIZMAN
主題歌:TALIZMAN「シーズン」
挿入歌:TALIZMAN「忘れられない季節」
制作:東京ムービー新社
放送日:1981年6月8日 全1話
放送局:フジテレビ系列
〔キャスティング〕
姿三四郎:西城秀樹
矢野正五郎:野沢那智
村井半助:宮川洋一
乙美:岩崎良美
檜垣源之助:大塚周夫
金之助:富山敬
門馬:加藤修
高子:吉田理保子
ナレーター:三遊亭円丈
🧐個性的で豪華なキャスティング(声の出演)です(^^♪アニメ作品はキャスティングで作品の魅力が決まる!!という話がありますが、本当にその通りだと思います。ときおり、音声だけで作品を聞いていることがあるのですが、それだけで充分キャラクターの魅力が伝わってくるんです。


【本編プレビュー】姿 三四郎|” SANSHIRO”(1981)

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のぶさん

55歳から短い脚で、二輪にまたがり、還暦峠も越えて、人生下り坂のアニメ好きジジイでございます。人生、特に極めることもなく、カラータイマーが点滅中(o|o)