◆日本のテレビアニメ昭和徒然史(88回)見つめてCAT'S♥EYE編の今回は、1983年(昭和58年)下期(7月~12月放送開始分)PARTⅡをご紹介します。
【キャッツ♥アイ(第1期)】
『キャッツ♥アイ』(CAT'S♥EYE)は、北条司さんによる日本の漫画作品です。各種メディアミックス展開を行っており、ラジオドラマ、テレビアニメ、実写映画などが存在しています。累計発行部数は1800万部を突破しています(“歴代発行部数 ランキング”. 漫画全巻ドットコム. 2020年9月23日閲覧)。ここでは、テレビアニメを中心にご紹介します。
【キャッツ♥アイ・概要と驚くべきエピソード】
この原作の『キャッツ♥アイ』は、北条司さんの連載デビュー作にして出世作です。
予告状を送り美術品を狙う怪盗・キャッツアイと、彼女らを捕まえることに執念を燃やす若い刑事・内海俊夫との対立を描きながら、キャッツアイのメンバーという正体を隠しながら交際を続ける、来生瞳と俊夫の恋の行方も描写した作品です。
この恋人同士が刑事と泥棒という設定は、友人との対話の中で出て来た「母親が泥棒で父親が警察」との案が元になっています(『北条司 ILLUSTRATIONS』95頁[2))。全体を通しての伏線などはありますが、原則的には各話の繋がりを持たない1話完結の作品です。連載当時の1980年代前半を舞台とし、現実の時間経過にあわせ、作中の人物も年を重ねていきます。
そして原作が、読切掲載後の読者アンケートで一桁の順位を獲得します。すぐに連載会議に持ち込まれ、満場一致で連載が決定しました。即日編集部から「連載が決定した。アパートも用意したから2日後に上京してこい!」との連絡を受け急いで上京。右も左も分からないまま連載を開始します。当時の北条さんは、漫画も描き始めたばかりで、連載には様々な面で苦労をし、連載終了後に本作の連載自体が漫画の練習であり、本作の印象としては「苦い思い出しかない」と語っています( 『北条司 漫画家20周年記念 イラストレーションズ』102 - 103頁)。
連載期間中に二度にわたり連載終了も検討されたが、1回目は単行本の売上がよかったために撤回、2回目は最終回の構想(来生三姉妹と父が再会する)まで完成していましたが、テレビアニメ化が決定したために撤回されました。
そして、1983年にテレビアニメ化、テレビアニメオープニング曲で使われた「Cat's Eye」は大ヒット、杏里さんを不動のシンガーソングライターとして押し上げることになります。また翌1984年春には、第56回選抜高等学校野球大会入場行進曲にも選出されています。アニメの主題歌が、センバツの入場行進曲に選出されたのはこれが初めてでした。そしてテレビドラマ化、1996年に小説化、1997年に実写映画化となります。また、フィリピンをはじめとするアジア諸国、イタリア・フランス・ドイツなどのヨーロッパでも放映され人気を博しました。現在でも特にフランスでの人気はダントツに高く、2010年、フランスで開催されたジャパンエキスポに招かれた北条さんは、現地で歓待されました。
【キャッツ♥アイ(第1期)・制作、放送データ】
プロデューサー:初川則夫、加藤俊三
シリーズ構成:飯岡順一
チーフディレクター:竹内啓雄
キャラクターデザイン:杉野昭夫
作画監督:平山智 / 塚田信子
動画:あにまる屋
美術監督:水谷利春 / 早乙女満
撮影監督:高橋宏固
録音監督:加藤敏
音楽:大谷和夫
音楽監督:鈴木清司
選曲:合田豊
音響効果:宮田音響
編集:鶴渕充寿、高橋和子
制作担当:徳永元嘉
製作:東京ムービー新社
放送期間: 1983年7月11日~1985年7月8日 1期36話
放送局:日本テレビ系列
【キャッツ♥アイ(第1期)・簡単あらすじ】
キャッツアイは謎の女怪盗集団です。犬鳴警察署の刑事・内海俊夫は、いつもキャッツアイの逮捕に失敗し、上司に怒鳴られ、左遷の危機にいつもさらされています。そんな俊夫にも恋人?らしき女性がいます。名前は来生瞳。俊夫の勤務する署の前でこの怪盗と全く同じ店名の喫茶店を営む気の強い女性です。いつも俊夫の愚痴を聞きながら、叱咤激励しているのです。彼女には大人の色気あふれ姉の泪と、妹の愛の三姉妹。実は瞳ら来生三姉妹こそ、キャッツアイの正体だった。
俊夫はその3姉妹の正体を知らないのです・・・
キャッツアイのターゲットには、ミケール・ハインツというヨーロッパの画家の作品や遺物ばかりなのだが、そのハインツとキャッツアイとの間にはある接点が・・・
▲【公式】キャッツ・アイ 第1話「君はセクシーな泥棒」 “CAT'S EYE” EP01(1983)
▲CAT'S EYE 杏里
オープニングテーマ「CAT'S EYE」(第1期)
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 小田裕一郎 / 編曲 - 大谷和夫/歌 - 杏里
▲This is quite the amusing anime ending...
エンディングテーマ 「Dancing with the sunshine」(第1期)
歌 - 杏里、キャシー・リン(第13話より)
作詞 - 三浦徳子 / 訳詞(第13話より) - ブライアン・リッチー / 作曲 - 小田裕一郎 / 編曲 - 大谷和夫
第13話より歌詞は英語になっています。
【タイムスリップ10000年プライム・ローズ】
『プライム・ローズ』は、手塚治虫による日本のSF漫画作品です。1983年8月に日本テレビ系列で放送の第6回『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で、本作のテレビアニメ化作品である『タイムスリップ10000年 プライム・ローズ』が放送されました。日本テレビと手塚プロダクションの共同製作です。
原作は『七色いんこ』の連載終了から1か月後の、1982年7月9日号から1983年6月3日号まで『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に連載されました。手塚氏自身は、当初SF漫画の連載を希望していたが、当時の編集長であった阿久津邦彦には「SF漫画は売れない」という考え方があり、SF漫画の連載には否定的でした。そこで、SF色を薄め、剣と魔法の世界の要素を取り入れたヒロイック・ファンタジー的な本作のアイデアを手塚が出してきました。本作の世界観を説明するのにハンナ・バーベラ・プロダクションのテレビアニメ『原始家族フリントストーン』を例に挙げ、「原始時代なのに石のテレビや自動車がある世界」と説明しています。( 黒沢哲哉. “手塚マンガ あの日あの時 第26回:手塚萌えの異色作『プライム・ローズ』の時代!!”. 虫ん坊 (手塚治虫公式WEBサイト) (2013年1月号) )
手塚氏自身も悩みつつ執筆していたようで、本作のストーリーこそが、思い描いていた結末を描いているといい(『アニメディア』1983年8月号p56より)、また時間の関係でエミヤとピラールの関係などストーリーの骨子や主要登場人物は若干の、設定やデザインを含め細部にはかなり相違点が見られ、ピラールなど他作品でデザインを流用したキャラクターは視聴者の混同を避ける為別デザインに変更したキャラクターもいます。その最たる例として、原作には近未来的なメカニックが登場するのに対し、この『タイムスリップ10000年』では古代ローマのような生活水準であることが挙げられます。
【タイムスリップ10000年プライム・ローズ制作、放送データ】
原作、構成:手塚治虫
企画:都築忠彦(日本テレビ)
プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)、出崎哲(マジックバス)、松谷孝征(手塚プロ)
監督:出崎哲
脚本:藤川桂介
音楽:大野雄二
絵コンテ:石黒昇
キャラクターデザイン:手塚治虫、清水恵蔵
設定デザイン:松本強
作画監督:清水恵蔵
美術監督:小林七郎
撮影監督:菅谷信行
録音監督:河村常平
原画:四分一節子、小林ゆかり、川筋豊、中島ゆうこ、小椋真由美、北川美樹、中村清、清山宗滋、宇田川一彦 ほか
動画:関口重晴、大塚典子、前島健一、滝沢明美、佐々木正克、寺嶋碧、伏田光宏、村瀬充宏、鈴木浩美
背景:是信光男、形山正、下谷美恵子、柴田聡、木村真二
撮影:宮本勝啓、神山茂、梶原裕美子、田口久男、山川進、高石稔
制作進行:若林敏生、久保田稔
監督補:はしもとなおと
放送日:1983年8月21日 全1話
放送局:日本テレビ系列(第6回『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で放送
千葉の九十九里市とアメリカのダラス市を一万年後の未来へタイムスリップさせ、お互い戦わせてはその様子を見物して楽しんでいる悪魔がいる。その名はバズス、タイムパトロールの胆原 凱(たんばら がい)はこの非道をやめさせるため、バズスに戦いを挑みます・・・
この作品もまた「24時間テレビ」の中のスペシャルアニメとして制作されました。原作漫画のほうではなく、このテレビアニメのほうが手塚治虫のオリジナルアイディアに忠実だという意見も。
★アニメの方が、漫画より自分のイメージを伝えやすかったのでしょう。個人的には、特に手塚氏のSF作品には漫画よりアニメの方が表現しがいがあるのではないかと思います。
▲タイムスリップ10000年 プライム・ローズ
オープニング部分のみ。
『タイムスリップ10000年プライム・ローズ』は、dアニメストアなどでも視聴できます。
【機甲創世記モスピーダ】
『機甲創世記モスピーダ』は、1983年10月から1984年3月まで、フジテレビ系列で放送されたタツノコプロ、アニメフレンド制作のテレビアニメ作品です。全25話。
タツノコプロがアートミックと共同で、企画・制作した作品。個性的なキャラクターたちと、目的地をめざしての道中で出会う様々な人々や出来事を描くロードムービー的なストーリー、異星生物により地球が占領されるという最悪のファーストコンタクトなど異色の一作でした。
【機甲創世記モスピーダ・制作、放送データ】
製作:吉田健二
企画:井上明(タツノコプロ)、鈴木敏充(アートミック)
音楽:久石譲、小笠原寛
シリーズ構成:富田祐弘
文芸担当:長谷川菜穂子
メインキャラクター:天野嘉孝
メカニックデザイン:荒牧伸志、柿沼秀樹
美術監督:佐藤広明
タイトルロゴマークデザイン:杉澤英樹
作画監督:宇田川一彦、新井豊
オープニング作画 / エンディング演出:金田伊功
メカニック監修:窪田正義
プロデューサー:前田和也(フジテレビ)、木村京太郎(読売広告社)、岩田弘(第1 - 5話、アニメフレンド) ➡由井正俊(第4 - 25話、アニメフレンド)
チーフディレクター:山田勝久
原画作監 :山本哲、野崎恒伸
原画:金田伊功、本多哲、星川信芳、高木敏男、松下佳弘、和泉絹子、時矢義則、アベ正己、田辺由憲、多賀一弘、青井清年、北久保弘之、森安夫、清水義治、山田光洋、寺沢伸介、山沢実、ほか
動画作監:金子美津江、飯野享、山崎茂
動画:鷲田薫、福井智子、村田充範、石川哲也、斉藤昭子、宮沢康規、水井靖、前澤弘美、石川弘子、竹内一義、郷敏治、奥田淳、豊島光子、渡辺律子、ほか
色指定 - 北川正人、小松りえ、田中節子、根岸節子、村上和子、金丸ゆう子
検査 - 斉藤明美、高田香代、高橋慶子、橋田素美、安斉弘美、木山裕美子、田中節子、露木清美
仕上 - 杉浦充、岡本ひろみ、石川裕子、穴見順子、石田義秋、村上貴信、豊田キミ子、真田芳生、佐々木小百合、横山彰子、岡部志保美、渡辺賀寿栄、田中尚子、金丸ゆう子、ほか
特殊効果:朝沼貴良、村上正博、山本公、根岸節子、田崎正夫、柴田睦子
美術担当:坂本信人
背景:スタジオビッグ、トライアート、スタジオワールド、プロダクション・アイ、みにあ〜と、スタジオタオ
撮影:田主丸、いもがらぼくと、相澤健四郎、小西一広、安原俊之、菅沼清
編集:谷川幸男、田岡克美、厨川治彦、吉田千尋
録音:アーツプロ
録音ディレクター :本田保則
効果:フィズサウンドクリエイション
調整:阿波良和
録音スタジオ:アバコスタジオ
現像所:東洋現像所(現・IMAGICA)
制作担当:由井正俊、中村正雄
制作進行:後藤友幸、芳原信、柏倉邦彦、斉藤一平、月森道代、広嶋秀樹、山田斉
制作協力:スタジオワールド、A.I.C
制作: フジテレビ、タツノコプロ、アニメフレンド
放送期間:1983年10月2日から1984年3月25日 全25話
放送局:フジテレビ系列
【機甲創世記モスピーダ・あらすじ】
2050年、突如地球に侵攻してきた正体不明の異星生命体「インビット」のため、地球人の半数が火星に避難します。30年後、地球奪還と同胞の救出のため地球降下作戦が開始されます。第1次降下作戦は失敗に、3年後の第2次降下作戦では、過去の教訓から新型の可変戦闘機 AFC-01 レギオスおよび、AB-01 トレッド。そして、これらに搭載され搭乗員の生存率を高めるための変型バイク兼パワードスーツ VR-052 モスピーダが配備されたのです。
火星生まれ、火星育ちのマルスベース軍の若き士官 スティックは、第2次降下部隊に所属し、作戦成功後に恋人のマリーンと結婚する約束をしていました。だが、大気圏突入中にインビットの迎撃を受け、大気はインビットにより特殊加工されており、降下中の機体の多くは撃墜され、あるいは大気圏突入に耐えられず作戦は失敗します。マリーンの乗る降下艇ホリゾントも、特殊加工された大気圏の影響を受け制御不能となり、スティックの目の前でインビットに撃沈されてしまいます。スティックは機体を損傷して本隊から離れ、南アメリカに不時着します。艇長が遺した「地球へ不時着したら、インビットの本拠地、北米のレフレックス・ポイントを目指せ」という言葉に従い、哀しみを振り切るように地球を駈けていきます。
一方、地球生まれで地球育ちのレイは、旅の途中で第2次降下作戦の宇宙船の残骸の中からモスピーダを見つけ出し、インビットとの戦いに巻き込まれます。その際、スティックと出会い、行動を共にすることになります。さらにスティックとレイはフーケ、ミント、第1次降下作戦の生き残りであるイエロー、ジムと出会い、インビットが行う「軍人狩り」から逃れて戦うことを放棄していた彼らも、スティックらと共にレフレックス・ポイントに向かうのでした。途中、一行は廃墟の村で記憶喪失の少女を発見。言葉も感情も失った彼女を「アイシャ」と名付けて保護する。旅を続ける中、やがてスティックとアイシャは互いに心惹かれていきます。
幾多の戦いと、出会いと別れを繰り返し、遂に一行は、レフレックス・ポイントに達し、第3次降下作戦がはじまった中、インビットの正体を知ることに・・・
▲機甲創世記モスピーダ OP
オープニングテーマ - 『失われた伝説(ゆめ)を求めて』
作詞 - 売野雅勇 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - 久石譲 / 歌 - アンディ
▲機甲創世記モスピーダ ED曲 【ブルー・レイン】
エンディングテーマ - 『ブルー・レイン』
作詞 - 売野雅勇 / 作曲 - タケカワユキヒデ / 編曲 - 久石譲 / 歌 - 松木美音、アンディ
【タオタオ絵本館(第1期)】
『タオタオ絵本館』は、テレビ大阪製作・テレビ東京系列などで放送されたアニメ作品です。正式な題名は『タオタオ絵本館 世界動物ばなし』です。放送は第1期と第2期に分けられます。中原収一氏を中心とした日本のシュンマオ制作委員会、中国の中国天津市工芸美術設計院、西ドイツのアポロフィルム社の手による、日中独の三国合作のテレビアニメーションです。元々「タオタオ」は、1981年(昭和56年)3月に封切りされた日本と中国の合作(山田洋次原案、シュンマオ制作委員会、中国天津市工芸美術設計院)アニメ映画『シュンマオ物語 タオタオ』に登場したパンダです。
最初は第1期のみ製作され、西ドイツで先行放送されました。第2期は、西ドイツでの放送が好評なのを受けて、追加製作されています。
【タオタオ絵本館(第1期)・制作、放送データ】
製作・プロデューサー:宮本一保(シュンマオ)、石黒武(テレビ大阪)
脚本監修:高橋健
制作主任:古谷愛子
制作デスク:神田修吉
脚本:高橋健、森田信子、八木俊亜、湯川俊、かがみおさむ、久保田圭司、入江とおる、首藤剛志、大塚汎、今井俊昭、堀本卓、渡辺麻実、三宅直子、横堀昭三、今泉俊昭、北原卓
チーフディレクター/美術監督:中原収一
絵コンテ・演出:大貫信夫、湯川高光、池上和彦、高山秀樹、神無誠、井上修、秦泉寺博、中原収一、田代文夫、大関雅幸、小取喜好、勝井千賀雄、落合正宗、箕ノ口克己、菊池一仁、望月敬一郎、浜津守、鹿島典夫、鈴木幸雄、近藤英輔、中村憲由、杉山卓、増田光昭、矢沢則夫、大野久
作画監督:穐山昇、須藤修一、熊川正雄、田中平八郎、石井邦幸、湯川高光、白川忠志、高木敏夫、昆進之介、富沢和雄、鈴木英二、元藤郁子、酒井一美、福田皖、藤井晨一
美術:下川忠海、下道一範、横瀬直人、天津市工芸美術設計院、後藤範行、中原和子、河本康孝、大吉光、中原収一
色指定:藤田弘美、赤塚浩子、細谷ふみ子、他
撮影:虫プロダクション、スタジオコスモス、珊瑚礁スタジオ、ティ・ニシムラ
編集:井上編集室
音楽:槌田靖識
音響監督:明田川進(マジックカプセル)
音響効果:石田秀憲、小林真二
録音調整:星一郎
録音スタジオ:アオイスタジオ
現像:東洋現像所
タイトルデザイン:後藤範行
キャスティング協力:青二プロダクション
制作進行:羽賀隆、小山信吾、塙和則、小山裕之、富山正大、他
制作協力:土田プロダクション
企画・制作:シュンマオ、テレビ大阪
放送期間:1983年10月7日 - 1984年3月30日 全26話
放送局: 金曜日18:30 - 19:00 (テレビ大阪)テレビ東京は、第20話までは1983年10月19日 - 1984年3月28日 水曜日16:30 - 17:00 第21 - 25話が1984年4月2日 - 6日 毎日16:30 - 17:00 第26話は未放送
子パンダのタオタオにその母親が、世界各地の名作や童話を語るという内容である。冒頭で母親パンダが物語を語り始め、様々な童話のシーンが流れます。
世界中の名作や民話の中から、子供達の情感・創造力・集中力を育てる話を厳選している。人間の親子間の日常の出来事を、子供の心を捉える親しみやすいパンダ親子に置き換えてストーリーが展開される。審査の厳しいヨーロッパ各国の国営放送にも推薦された番組であり、日本の他、世界10数ヵ国で放送され人気があったという。
★私も当時、数回視聴しましたが、良質な作品です。子供の情操教育の一環としてみせてあげたくなる作品です。ビデオは東芝EMIより1988年 - 1989年に全25巻、DVDはICFより2005年に全17巻で販売されています。作品の質、内容が優れており、文部省選定作品となっています。
▲アニメ『パンダのタオタオ絵本館』オープニングテーマ
オープニングテーマ - 『あつまれば、友だち』
歌 - 久野美保 / 作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 小林南 / 編曲 - 槌田靖識
▲タオタオ絵本館 世界動物ばなしED「ふりむく季節」
エンディングテーマ - 『ふりむく季節』
歌 - 久野美保 / 作詞 - 伊藤アキラ / 作曲 - 小林南 / 編曲 - 槌田靖識
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