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日本のテレビアニメ昭和徒然史(112回)未知のウィルス編

日本のテレビアニメ昭和徒然史
04 /23 2022
日本のテレビアニメ昭和徒然史(112回)未知のウィルス編の今回は、1986年(昭和61年)上期(7月~12月放送開始分)PARTⅡをご紹介します。

【銀河探査2100年 ボーダープラネット】
『銀河探査2100年 ボーダープラネット』は、1986年8月24日に日本テレビ系列で放送の第9回『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』内で放送されたテレビアニメ作品です。日本テレビと手塚プロダクションの共同製作。
銀河探査2100年 ボーダープラネットm
【銀河探査2100年 ボーダープラネット・一口概要】
『24時間テレビ』で恒例となっていた手塚治虫アニメの1作ですが、手塚治虫が存命中に完成した最後の作品となってしまいました。『24時間テレビ』内で放送の手塚アニメは、毎回制作に時間がかかっていたが、本作は特に逼迫しており、フィルムが完成したのが放送の5分前だったというエピソードがあります。(「ビデオラボ 愛は地球を救う手塚アニメ 武井英彦PDにインタビュー」『アニメージュ』1990年2月号、徳間書店、pp.198-199。)

本作では、ビールスと表現されていますが、現在ではバラバラな読み方もウィルスで統一されていますので、ウィルスとします。本作は、謎の宇宙に存在するウィルスとの戦いを描いた作品で、冒頭は主人公たちの過去の様子の回想シーン、続いて現在の物語、3つのエピソード、そしてエピローグという構成になっています。エピソードごとにスタッフも交代して作風も変えるというオムニバス形式の作品となっています。回想シーン、エピローグおよび3つのエピソードの合間には、BGMとしてモーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番」第2楽章が使用されていて、作品全体の雰囲気が静かなメランコリックな雰囲気につつまれています。また物思いに沈んだような静かなメロディラインが、謎のウィルスとの戦いの作風によくあっていると感じる作品です。
銀河探査2100年 ボーダープラネットs2
【銀河探査2100年 ボーダープラネット・制作、放送データ】
原案・脚本・監督:手塚治虫
企画:都築忠彦
プロデューサー:武井英彦、松谷孝征、永井秀甫
演出:上村修、井内秀治、向島渉、夏姫亮之介、浜津守
総作画監督:高橋信也
作画:岡迫亘弘、神村幸子
キャラクターデザイン・メカデザイン:小原渉平
美術監督・設定デザイン:勝又激
アシスタント・プロデューサー:乗水保責、久保田稔、河合教之
音楽:羽田健太郎
音楽ディレクター:鈴木清司
録音監督:伊達康将
効果:倉橋静男
制作協力:東映動画
製作:日本テレビ、手塚プロダクション
放送日:1986年8月24日 全1話
放送局:日本テレビ系列(第9回24時間テレビ枠内)

銀河探査2100年 ボーダープラネットs1

【銀河探査2100年 ボーダープラネット・あらすじ】

スバル、プロキオン、ミラは子供の時から仲良しでいつも3人で遊んでいた。大・中・小のキャンディがあれば、スバルは一番大きな物を迷わずにミラにあげ、中と小は迷ってから中をプロキオンにあげるような仲のよさでした。やがて成長した3人は、大学卒業後、宇宙飛行士となったプロキオンとミラは結婚します。スバルはミラに想いを寄せてはいたが、幸せな2人の様子を遠くから穏やかな表情で見守るだけでした。

結婚式当日夜、プロキオンは事故を起こした宇宙船の救援作業のため宇宙港に駆り出されます。宇宙船の中でプロキオンが見つけた物質は、細胞の結合を破壊し、人間の体をどろどろに溶かしてしまうウィルスだったのです。わずかに指先がそれに触れただけなのに、プロキオンは次第に体調不良を覚え、その夜のうちにミラの目の前で体が溶解し、死んでしまいます。妻のミラにもビールスが感染した可能性があり、彼女は病気の進行を食い止めるため冷凍睡眠に入る。そして、今なおミラを愛しているスバルは、ワクチンを作るためのウィルスの素を探すべく、銀河中のさまざまな惑星を探査していく。

物語ではそのうちの3つの惑星でのエピソードが語られます。

ある惑星では、農業用コンピュータが肥料を得るために人間を襲っていた。またある惑星では、ロケットを解体され閉じ込められていた人々と協力して新しいロケットを造り、地球へ帰還させた。惑星エデンでは、仲間の精力が奪われていることを知った現地の青年と共に、生命エネルギー搾取工場を破壊した。

1つの探査が終わるたび、スバルは眠り続けるミラの元を訪れます次第に年齢を重ねていくスバル、対して若く美しいままのミラ。

やがて冷凍睡眠から目覚めたミラの前には、スバルとよく似た青年医師・ゼンタがいた。「スバルとのことはもう終わった」と語る彼。スバルが持ち帰ったビールスの素から作られたワクチンによってミラは救われていた。彼から治療を受けるうちに恋人同士になっていく。退院したミラの前に現れたゼンタの父母――それは老齢となったスバルと、人々が閉じ込められた惑星でスバルが出会った女性ミシェルでした・・・
【銀河探査2100年 ボーダープラネット・キャスト】
スバル: 富山敬
教授、ヒゲオヤジ:富田耕生
ミラ:勝生真沙子
ミシェル:鵜飼るみ子
プロキオン、リント大尉、ゼンタ:鈴置洋孝
ハム、チーフ、グロンズ人成人:嶋俊介
ランプ:八奈見乗児
ヘック、医師:納谷六朗
ヴァレッド隊長、スカラペ星人、グロンズ人成人:青野武
ニューマン、調査隊員、グロンズ人成人:屋良有作
ロペス、医師:曽我部和恭
バリッシュ、盗賊、グロンズ人成人:島香裕
スカラペ星の住人:若本紀昭


銀河探査2100年 ボーダープラネット【公式アニメch アニメログ】



【Bugってハニー】
『Bugってハニー』は、1986年10月3日から1987年9月25日まで日本テレビ系列他にて放送されたテレビアニメ。全51話。
【Bugってハニー・一口概要】
ハドソンが発売したファミコン用ソフト『高橋名人の冒険島』をベースに、子供向けアニメとして制作されたメディアミックス作品です。日本初の「テレビゲームを原作としたテレビアニメ作品」として位置づけられます。作画面では、ゲーム画面に用いられるドット絵を模した表現が多数みられるのも特徴。ハドソンの一社提供番組。
bugってハニーm
主人公のモデルは、当時子供たちの間で人気絶頂だったファミコン名人の代表的存在・高橋名人こと高橋利幸さん。オープニング主題歌も高橋名人本人が担当したほか、小林亜星がオープニング・エンディングともに作曲を務めました。
2010年7月28日に本作+特典を収録したDVD-BOX上巻、2010年8月27日に本作+劇場版を収録したDVD-BOX下巻が発売されました。2016年に、放送30周年記念で上映会やイベントが開催されました。
【Bugってハニー・制作、放送データ】
原案 - 岡かすみ、竹部隆司
プロデューサー - 加藤俊三(東京ムービー新社)、武井英彦、垂水保貴(NTV)、亀山泰夫(旭通信社)
音楽 - 筒井広志、稲川徹
キャラクターデザイン - 前田実
作画監督 - 香西隆男
美術監督 - 横山幸博
撮影監督 - 野村隆
録音監督 - 加藤敏
音楽監督 - 鈴木清司
編集 - 鶴渕允寿、高橋知子
文芸 - 小野田博之
制作担当 - 柳内一彦
チーフディレクター - 永丘昭典、岡崎稔
作監補 - 香西隆男、伊藤一男、多田康之、笠原彰、柳沢哲也、宍倉敏、三宅和彦、八崎健二
音響効果 - 宮田音響
選曲 - 合田豊
演出助手 - 佐藤豊、佐藤実、松本佳久、他
制作進行 - 井口憲明、小池剛ノ介、日巻裕二、神戸守、岩崎哲也、他
制作協力 - スタジオジュニオ
製作 - 東京ムービー新社、旭通信社



【公式】Bugってハニー 第1話「高橋原人・バグられた!?」”HONEYBEE IN TOYCOMLAND” EP01(1986)


Takahashi Meijin no Bug-ute Honey anime - OP FULL
オープニングテーマ「Bugってハニー」
作詞 - 岡かすみ / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 筒井広志 / 歌 - 高橋利幸(名人)


Takahashi Meijin no Bug-ute Honey anime - ENDING FULL

エンディングテーマ「愛はメリーゴーランド」(第1話 - 第40話)
作詞 - 岡かすみ / 作曲 - 小林亜星 / 編曲 - 筒井広志 / 歌 - 高橋利幸(名人)&はるな友香




【ハートカクテル】
『ハートカクテル』は、わたせせいぞうによる日本の漫画作品です。わたせの代表作の一つで『モーニング』(講談社)にて、1983年16号から1990年2・3合併号まで連載されていました。モーニング・オールカラー・コミックブックとして全11巻、単行本は講談社漫画文庫から全6巻が発売されています。

日本テレビ系列で、放送された深夜アニメで、日本テレビ制作は初です。日本たばこ(JT)の一社提供で、テレビ放映時のタイトルは「たばこ1本のストーリー ハートカクテル」(ビデオやDVDでは「ハートカクテル」)。番組開始直前に「たばこ1本のストーリー、日本たばこがお送りします。」のアナウンスがありました。今思いかえせば、本作品は当時バブル時代の頃の雰囲気が、どことなく出てますね(^^♪

ハートカクテル アニメm2


【ハートカクテル、制作、放送データ】
原作:わたせせいぞう
絵コンテ・演出:森田浩光、わだしんぺい、小林治、林昭男
音楽:松岡直也
制作:メルヘン社
放送期間: 1986年10月3日~1988年3月25日
放送局:日本テレビ系列

登場人物
彼(声:塩沢兼人 奥田民義)奥田(現在はナレーター中心)のデビュー作でした。
彼女(声:島津冴子(〜1987年(昭和62年)3月)、島本須美(〜1987年(昭和62年)9月、放送時のみ)、麻上洋子(1987年(昭和62年)10月〜))

👇2話ほどご紹介。


▲ハートカクテル vol.1 バラホテル


▲ハートカクテル vol.2 ジェシイの店

【あんみつ姫】
『あんみつ姫』は、倉金章介による日本の漫画作品。また、それをもとにした映画、テレビドラマ、テレビアニメ作品、および同作品に登場する主人公の名前です。

漫画作品としては、1949年から1955年にかけて光文社『少女』に連載された原作と、テレビアニメ化のタイアップとして1986年から1987年に講談社『なかよし』に掲載された竹本泉版があります。

どこからみてもやんちゃでお転婆、おちゃっぴい な「あんみつ姫」が、城の内外で騒動を巻き起こす時代劇コメディ作品。菓子類に因んだキャラクターの名前や、江戸時代を舞台にしていながら、現代のものが混在し、発表当時の出来事や流行が作中に数多く登場するという面白さがありまっす(^^♪

あんみつ姫m

【あんみつ姫・制作、放送データ】
原作:倉金章介(連載誌:『月刊なかよし』、『テレビマガジン』、『たのしい幼稚園』)
製作:布川ゆうじ(スタジオぴえろ)
プロデューサー:遠藤龍之介、清水賢治 (フジテレビ)、木村京太郎 (読売広告社)、鈴木義瀧 (スタジオぴえろ)
企画:嶋村一夫 (読売広告社)
シリーズ構成:浦沢義雄
キャラクターデザイン:南家こうじ
総作画監督:岸義之
美術監督:新井寅雄
撮影監督:小島秀和
音響監督:藤山房延
音楽:小笠原寛
編集:森田清次
制作担当:鈴木重裕
音響効果:佐々木純一 (アニメサウンド)
選曲:中村修
調整:松沢清、久保田隆
背景:プロダクション・アイ
撮影:スタジオ・ウッド、スタジオ古留美(小島秀和、金井孝一、中谷弘樹)
編集:森田編集室
制作デスク:萩野賢
文芸:久島一仁
設定進行:青木佐恵子→阿部紀之
制作進行:原田学、須崎太郎、小野達矢、米田克己
録音制作:ザック・プロモーション
録音スタジオ:新坂スタジオ
現像:東京現像所
動画チェック:中島猛、五十嵐路子
動画:宮川治雄、三上智佳子、杉野泰造、清水美沙、阿部洋子、じゃんぐるじむ
色指定:岩見美香
特殊効果:池田健司
仕上げ検査:松野竜二、山根正久、松永光哲、畠山亜矢子
仕上げ:ひとみプロ、スタジオ九魔、ぴえろ仕上げ室
広報:広瀬英明 (フジテレビ)
タイトルデザイン:杉沢英樹
総監督:案納正美
音楽制作:フジパシフィック音楽出版、キャニオン・レコード
企画協力:竜の子プロダクション
制作:フジテレビ、読売広告社、スタジオぴえろ
放送期間: 1986年10月5日~1987年9月27日 全51話
放送局:フジテレビ系列


あんみつ姫 OP・ED リマスター版
オープニングテーマ - 「恋はくえすちょん」
作詞 - 秋元康 / 作曲・編曲 - 見岳章 / 歌 - おニャン子クラブ(レーベル - キャニオン・レコード)
エンディングテーマ - 「あんみつ大作戦
作詞 - 秋元康 / 作曲 - 長沢ヒロ / 編曲 - 山川恵津子 / 歌 - おニャン子クラブ(レーベル - キャニオン・レコード)

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のぶさん

55歳から短い脚で、二輪にまたがり、還暦峠も越えて、人生下り坂のアニメ好きジジイでございます。人生、特に極めることもなく、カラータイマーが点滅中(o|o)