◆日本のテレビアニメ昭和徒然史(118回)神秘の銃🔫編今回は、1987年(昭和62年)上期(1月~6月放送開始分)PARTⅣをご紹介します。
【ガミー・ベアの冒険】
ディズニー劇場ガミー・ベアの冒険は、アメリカのテレビアニメ作品になります。ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ制作。1985年9月14日から1988年12月17日までNBCで放送され、1989年9月9日以降からはABCにて放送。その後、最終シーズンとなるシーズン6が番組販売形式で放送され全65話で放送を終了しました。
ガミー・ベア(Gummi Bear)というのは、ガミー峡谷に住むクマたちのことをさしています。
(登場人物)
ガミー・ベアたち
この7名は家族同等に共同生活を過ごすが、血縁関係はないものと推察されます。女性はグラミーとサニーの2名のみ。
以下、年輩と目される上位順。
ザミー(Zummi Gummi)
声 :ポール・ウィンチェル(第5シーズンまで)➡ジム・カミングス / 上田敏也
長老格で魔法使いでもある。
グラフィー(Gruffi Gummi)
声:ビル・スコット(第1シーズン)→コーリー・バートン / 石井敏郎
「一家の大黒柱」的役割。
グラミー(Grammi Gummi)
声:ジューン・フォーレイ / 吉田理保子
母親的存在。普段の服装は看護婦に近い。
ガスト(Gusto Gummi)
声:ロブ・ポールセン / 江原正士
本名はオーガスタス。アーティという鳥を連れている。21話にて無人島生活から解放され、仲間に加わる。
タミー(Tummi Gummi)
声: ロレンツォ・ミュージック / 兼本新吾(22話以降:茶風林)
子どものガミーベアたちの間では最年長だが、言動にやや抜けたところがある。
サニー(Sunni Gummi)
声:ケイティ・リー / 土井美加
カビーのお姉さん的存在。
カビー(Cubbi Gummi)
声:ノエル・ノース / 山本圭子
ピンクのガミー・ベア。
その他
ケビン(Cavin)
声:クリスチャン・ジェイコブス(第1シーズン)➡ブレット・ジョンソン(第2シーズン)➡デヴィッド・フアウティーノ(第3シーズン)➡ジェイソン・マースデン(第5シーズンまで)➡RJ・ウィリアムズ / 頓宮恭子
立派な騎士になることを目指している少年。ガミー・ベア達と友好関係にある、数少ない人間。カビーから特に懐かれている。
グレゴール王
声:マイケル・ライ / 宮内幸平
カーラ王女
声:ノエル・ノース / 潘恵子(22話以降:井上喜久子)
ケビンを通し、ガミー達と交流する。同性のサニーと特に仲の良いおてんば王女。
タックス・フォード卿
声:ビル・スコット(第1シーズン)➡ロジャー・C・カーメル(第2シーズン)➡ブライアン・カミングス / 藤城裕士
ヴィクター・イグソーン卿(Sir Victor Igthorn)
声:ウイリアム・キャロウェイ
イグソーン大公(後述)の弟だが、兄と正反対の立場にある騎士。
アーティ(Artie Deco)
声:ジーマン・メイゴン➡ブライアン・カミングス
ガストの相棒の鳥。
マリー王女(Princess Marie)
声:キャス・スーシー / ?
悪役
シグモンド・イグソーン大公(Duke Sigmund Igthorn)
声:マイケル・ライ / 加藤精三(22話以降:池田勝)
ヴィクター・イグソーン卿の兄。複数のオーグを手下として連れてきているが、そのオーグたちはあまり賢くない。
トーディ(Toadie)
声:ビル・スコット(第1シーズン)➡コーリー・バートン / 江原正士
イグソーン大公の側近を務めるオーグ。
レディ・ベイン(Lady Bane)
声:トレス・マクニール
(ウィキペディアより引用)
【ガミー・ベアの冒険・制作スタッフ】
ストーリー・エディター:ジーマン・メイゴン
アニメーション制作:東京ムービー新社(S1 - S4)、ウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパン(S5 - S6[1])、ウォルト・ディズニー・アニメーション・オーストラリア(オーストラリア、S6)、ギマラエスプロダクション(ブラジル、S6「Friar Tum」のみ)
製作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
(日本語版スタッフ)
プロデューサー:鍋島進二
演出:田島荘三
調製:杉原日出弥
台本:トランスグローバル
制作:朝日放送、トランスグローバル
★日本では1987年4月9日から9月17日まで朝日放送制作・テレビ朝日系列にて毎週木曜19:30 - 20:00に21話まで放送されました。この番組終了後、同年10月から『ニュースシャトル』のスタートに伴い、朝日放送制作のアニメ枠は水曜18:50 ~ 19:20へ移動し、『グリム名作劇場』がスタートしました。
22話以降は、WOWOWにて1994年から放送されました。ディズニー・チャンネルでも放送された。2021年10月27日からは動画配信サービスのDisney+にてシーズン1から6まで見放題作品として配信されました。
なお、広島ホームテレビでは、時折プロ野球・広島東洋カープ主催ゲームの中継に差し替えることがあり、当該回については平日夕方の帯再放送枠で遅れネットされた。(ウィキペディアより引用)
Disney+(ディズニープラスへの加入が必要となります)
▲Gummi Bears Opening Theme (Japanese)
【赤い光弾ジリオン】(第17話より『赤い光弾ジリオン 激闘編』に改題)
『赤い光弾ジリオン』(Red Photon Zillion)は、1987年4月12日から同年12月13日にわたり日本テレビ系列で全31話が放送されたタツノコプロ製作のSFアニメである。第17話以降は、『赤い光弾ジリオン 激闘編』にタイトルが変更されました。『ジリオン』のネーミングは、「計り知れない数、膨大な無限に近い数字」という意味を持つ英語の“ZILLION”から転じて、「未知なるもの」という意味に由来しています。
【赤い光弾ジリオン・作品一口概要】
本作の制作ベースの背景に、1980年代のアメリカで安全にサバイバルゲームができる光線銃ということで『フォトン』など光線銃のサバイバルゲーム施設が流行していました。はっきり言って、こうした流行の背景からセガ・エンタープライゼスが発売していた玩具『超高速光線銃ジリオン』の販促番組です。
セガの光線銃『ジリオン』放映開始前から販売されていたが、番組の開始に合わせ変更しています。受信センサーやデザインの他、連射が効かない・バッテリー寿命が短いなどのストロボ式光線銃の弱点も、そのままアニメ作品中にも生かされています。番組放映期間中にあったジリオン光線銃の大幅なモデルチェンジには、アニメでもこれに対応し、銃を作り直すエピソードが登場しました。
セガにとっては、初のメディアミックス企画作品となりました。アニメファンの支持も得て、『アニメージュ』主催のアニメグランプリのグランプリ部門では『聖闘士星矢』に次ぐ2位、サブタイトル部門で2位、男性キャラクター部門では主人公のJJが1位、ヒロインのアップルが3位と上位に入っています。アニメ雑誌5誌による日本アニメ大賞ではファンからの投票で選ばれるファン大賞で、作品賞、男性キャラクター賞、女性キャラクター賞を独占しています。この人気で、後述のCD、カセットテープ収録のボイスドラマ、OVAが発売されました。
なお、本記事掲載にあっては、1987年放送当時から遅れるところ1990年半ば頃からに株式会社セガ・エンタープライゼスさんとちゃっかりご縁があり、当時の情報などをもとに寄稿しています。この場をお借りして再び御礼申し上げたいと思います。ありがとうございます(^^♪
【赤い光弾ジリオン・制作、放送データ】
製作:九里一平
企画:嶋村一夫、井上明
文芸構成:関島真頼
設定協力:伊東恒久
キャラクターデザイン:後藤隆幸※
オープニング:なかむらたかし
メカニックデザイン:アンモナイト (デザイン集団) (小川浩、大倉宏俊、小野隆嗣)
音楽:入江純
美術監督:多田喜久子
撮影監督:橋本和典、古橋一太、森田俊昭
制作プロデューサー:石川光久
プロデューサー:武井英彦、大野実、岩田弘
チーフディレクター: 西久保瑞穂
オープニング作画・メカ作監:中村勝
美術担当:田原優子
編集:三木幸子、吉田千尋
録音ディレクター:清水勝則
音響効果:野口透・井上裕(アニメサウンドプロダクション)
メカデザイン協力:青井邦夫
制作協力:竜の子制作分室、京都アニメーション、八田英明、I.Gタツノコ
協力プロダクション:タマプロダクション、きのプロダクション
制作:タツノコプロ
放送期間:1987年4月12日から同年12月13日 全31話」
放送局:日本テレビ系列
【赤い光弾ジリオン・あらすじ】
西暦2387年、「第二の地球」と呼ばれた植民惑星マリスで暮らす人類は、凶悪な侵略者ノーザ星人の侵攻により危機に陥っていました。人類の兵器ではノーザ星人の装甲にまったく歯が立たず、人類の滅亡は時間の問題でした。
そのとき、未知の超文明から3丁の銃が人類にもたらされました。ターゲットを分子崩壊によって消滅させるこの銃は、ノーザ星人に対して唯一の有効な武器で、神秘の銃「ジリオン」と命名されました。マリス防衛軍は、ジリオンを活用して戦局を打開すべく、ジリオンを持つにふさわしい3名のエキスパート/JJ、アップル、チャンプを選抜し、スペシャルチーム「ホワイト・ナッツ」を編成したのです。以降、ホワイト・ナッツとノーザ星人の死闘が繰り広げられます。中でもホワイト・ナッツにより敗北を受けて以来、JJを宿敵としてつけ狙うノーザ軍指揮官バロン・リックスとの対決は壮絶を極めます。しかし、リックスはJJとの決着が果たされることなく「命の時」を迎えてしまう。「命の時」とは何なのか? リックスによってノーザ星人の悲しき宿命が語られることになります・・・
★『赤い光弾ジリオン』は、UーNEXT、dアニメストアなどで視聴可能です
▲赤い光弾ジリオン OP
♬オープニングテーマ「ピュアストーン」
作詞 - 戸沢暢美 / 作曲 - 大内義昭 / 編曲 - 小林信吾 / 歌 - 結城梨沙
▲Zillion 赤い光弾ジリオン ED - 'Push' 1987
♬エンディングテーマ「Push!」(第1話 - 第20話)
作詞 - 戸沢暢美 / 作曲 - 入江純 / 編曲 - 小林信吾 / 歌 - 結城梨沙
▲Zillion 赤い光弾ジリオン ED 2 - 'Rock Candy' 1987
(^^♪エンディングテーマ「Rock Candy」(第21話 - 第31話)
作詞 - 麻生圭子 / 作曲 - 小森田実 / 編曲 - 入江純 / 歌 - 結城梨
【マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ】
『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』は、葦プロダクションが製作し、テレビ東京系列局などで放送されたロボットアニメ作品です。キー局のテレビ東京では、1987年6月から同年12月までの間、放送されました。
【マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ・一口概要】
マシンロボシリーズ第二作目です。総集編などの作中ナレーションでは、登場するマシンロボは、前作『マシンロボ クロノスの大逆襲』最終話で新たな世界に旅立ったマシンロボ達で、前の世界での記憶は失われていることが語られていたが、最終話において舞台となった星は地球人の実験場であり、マシンロボ達も地球人が作り出した兵器であることが明かされていました。前作主人公のロム・ストールは「伝説の戦士バイカンフー」として、その名や活躍する映像が語り継がれていました。なお、OVAの『レイナ剣狼伝説:ACTII』ではバトルハッカーズとロム・ストールの転生体が共闘した様な描写があるが、本編の終盤でアールジェタンが「ここで、再び会う約束をした人間達が居るんでな...」というセリフから、共に戦ったアキラ達の事を覚えている演出がなされた。
【マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ・ストーリー】
意思を持った機械生命体が住む電子惑星B-1。この星にディラン総統率いる悪のグレンドス帝国と、コンピューターRIM率いるアルゴ共和国・マシンロボ軍団との激闘が長く続いていました。はみだし者部隊バトルハッカーズと、地球からの来訪者アキラ達は、共闘してグレンドス軍に戦いを挑みます。
この星に遭難したアキラ達とバトルハッカーズとの戦いと友情をに、マシンロボ軍団の痛快なバトルが繰り広げられます。やがて、「はみだし野郎」だったバトルハッカーズは、軍団組織の重要部隊へと成長し、かたくな存在のRIMのプログラムに「ぶっちぎり」の心を芽生えさせます。物語のラストに、地球人はこの戦いとは無関係と、RIMはアキラ達一行を宇宙船で惑星外へ送りだします。しかし、その惑星というのは、実は地球人の武器商人による実験場だった事が判明します。アキラ達は、必ず戻ってくる事を胸に誓い、バトルハッカーズと別れ地球への帰途へ着くのでした。
【マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ・制作、放送データ】
制作:佐藤俊彦
企画:嶋村一夫(読売広告社)、加藤博
監督:吉田浩
シリーズ構成:園田英樹、岸間信明
キャラクターデザイン:つるやまおさむ
メカニックデザイン:やまだたかひろ、原口沢清
美術監督:東条俊寿
色彩設定:笠森美代子
撮影監督:福田岳志
音響監督:清水勝則
音楽:あかのたちお
プロデューサー:江津兵太(テレビ東京)、大野実(読売広告社)、梅原勝
製作:テレビ東京、読売広告社、葦プロダクション
放送期間:1987年6月3日~同年12月30日 全31話
放送局:テレビ東京系列局
▲Machine Robo - Battle Hackers S01E01
▲Machine Robo Bucchigiri BattleHackers OP
♬オープニングテーマ - 『ぶっちぎりバトルハッカーズ』
作詞 - 水谷啓二 / 作曲・編曲 - あかのたちお / 歌 - 五十嵐寿也
オープニングのクレジットでは、『ぶっちぎりバドルハッカーズ』と誤表記になっています。
▲マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ ED曲 あと、一秒 渡辺絵麻
♬エンディングテーマ - 『あと、一秒』
作詞 - 及川恒平 / 作曲・編曲 - あかのたちお / 歌 - 渡辺絵麻
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