◆日本のテレビアニメ昭和徒然史(124回)発明大好きナリ~!!(キテレツ大百科)編今回は、1988年(昭和63年)上期(1月~6月放送開始分)PARTⅡをご紹介します。
【魁!!男塾】
『魁!!男塾』(さきがけ!!おとこじゅく)は、宮下あきらさんによる日本の漫画作品です。また、それを原作にしたテレビアニメであり、実写映画作品でもあります。2019年5月時点で、累計発行部数は2700万部を突破しています。
テレビアニメは、フジテレビにて『北斗の拳2』の後番組として放送されました。キャッチフレーズは主人公・桃の声で「観ねえ奴は、男じゃねえぜ!!」。
【魁!!男塾・概要】
行き場が無くなった不良たちを全国から集め、過酷なスパルタ教育の男塾があります。その塾生たちの根性や友情、死闘を描く物語です。最初の頃は軍国主義のギャグ漫画でした(元々は松下村塾のように「人材を育てる場所」というイメージであったという)が、途中から信念をかけての上級生との決闘、ライバル校との抗争、闇の世界で繰り広げられる格闘トーナメントなど、バトル中心の展開へとシフトして全34巻という人気漫画となりました。
登場人物のほとんどは、中国拳法やインド・エジプトなどに伝わる様々な武術の達人とされ、物語中期には15人以上におよぶ主要人物に見せ場が与えられています。また闘いの舞台には様々な仕掛けや、特殊な決闘方法を用いたものが大半であり、各々がトリッキーな秘技を駆使することにより、バリエーション豊かな死闘が繰り広げられるのです。
作者の宮下さんは、「人を死なせないことを意識して描いた」と語っており、死んだ(と思われていた)人物が「実は生きていた」と、再登場するパターンが多くなっています。これは自分が生み出したキャラクターをそう簡単に死なせたくないという愛情からだというが、あまりにやりすぎたため、死亡している設定の登場人物を原稿に描き、担当編集者に指摘されたこともあります(別冊宝島1552号 『マンガ「必殺技」完全分析』12-15頁)。本編中では死亡したままのキャラクターも、後継作品では復活している場合があります。タイトルの「魁!!」は宮下さんが気に入っていた文字であり、魁傑からとったものです(石井慎二編「魁!!男塾 実写版」『オトナアニメ Vol.7』洋泉社〈洋泉社ムック〉、ISBN 978-4-86248-228-0、50頁)。
【魁!!男塾・概要・あらすじ】
原作は、6つの構成で展開されています。
〔学園生活編〕
剣桃太郎をはじめとする男塾一号生のメンバーが、理不尽な教官や二号生らの強烈なしごきを乗り越えたり、外の世間とのトラブルに巻き込まれ(男塾の面々が騒動の原因の場合が多い~)ながらも、知恵や人情、そして男気で解決します。
〔驚邏大四凶殺(きょうらだいよんきょうさつ)編〕
男塾の運営費が底を突きかけ、この苦境を打破すべく江田島は愕怨祭(がくえんさい)を起こすことにより利益を上げて赤字の穴埋めをすることに。しかし愕怨祭が盛り上がっているときに、伊達臣人率いる関東豪学連が攻めてきます。男塾名物競技で争うが決着をつけることができず、江田島は驚邏大四凶殺を提案する。伊達たちは承諾し霊峰富士で決着をつけることとなる。
〔大威震八連制覇(だいいしんぱーれんせいは)編〕
驚邏大四凶殺は男塾勝利で決着がつく。しかし桃以外の戦士は全員死亡し、一人生き残った桃は、寝転びながら朝日を眺めていました。そこへ不審な影が現れ、驚邏大四凶殺は影の手の内で行われたことだったと告げる。桃が下山すると残りの仲間は生きていた(その後、豪学連側の4名も生存が確認される)。喜びもつかの間、桃たち一号生は三号生に呼び出しを食らう。呼び出し人の名前を聞いて富樫は顔色を変える。三号生に会うために天動宮へ行くが、試練が待ち構えていた。
〔天挑五輪大武會(てんちょうごりんだいぶかい)編〕
大威震八連制覇を終えてまもなく、桃たちは塾長室に呼ばれる。そこでは戦争フィルムが流されており、米軍が、巧妙に偽装されている日本軍の秘密基地をことごとく見破り、撃破する様子が映し出されていた。疑問に思う塾生に対し、江田島は一人の男が米軍に詳細な位置を教えているという。男の名は伊佐武光、戦後に藤堂兵衛と名を変え、現在でも日本の影の支配者として私腹を肥やしているという。その非道ぶりに憤慨する塾生たちは、藤堂を討つべく、彼が主催する天挑五輪に参加することになる。そのときの出征戦士は16名(その後、赤石と江田島が戦線に合流)。
〔七牙冥界闘(バトルオブセブンタスクス)編〕
天挑五輪から1か月後、桃たちは進級し新たな入塾者が入ってきます。新一号生と総代を賭けて戦っている最中に、塾長室では異変が起きていました。圧倒的な戦闘力を有する江田島だったが、麻酔銃の前に不覚を取り、誘拐され、宇宙へ飛ばされる。それを知った塾生たちは江田島を救出するべく、七牙冥界闘への参戦を強いられることとなる。初期出征戦士は16名だが途中で月光と王が戦線に合流。男塾死天王は全員天挑五輪で重傷を負ったため今編では不参加。
本来は江田島を救出するためには七つの闘場を勝ち抜かなければならなかったのだが、第五の牙での戦いの最中に江田島が自力で宇宙から脱出。黒幕だった藤堂兵衛を捕らえ、終了を迎える。
〔風雲羅漢塾(ふううんらかんじゅく)編〕
江田島の終生のライバル熊田金造が作り上げた、もう一つの男塾とも言うべき風雲羅漢塾。30年目の誓いにより、男塾は羅漢塾と五魂遷で勝負を行うこととなります。
テレビアニメに当たっては、原作の特色の一つだった軍国主義的な描写が変更になり、危険な描写も緩和されています。また、アニメ独自の解釈が折り込まれています。大威震八連制覇編で放送は途中打ち切りすることが決定し、第31話にて第2戦途中から最終対決までの経過をダイジェストで進める手法がとられました。また、次回予告は第28話まで桃が日々男を磨いている友人の失敗談を話したり、視聴者からの便りを読み、それに桃たちが答えるという形式となった。のちに『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク! 魁!!男塾芸人』(2011年8月11日放送)で紹介され、同様の次回予告を剣桃太郎(堀秀行)が担当しました。最終回は大威震八連制覇から1か月後、男塾に戻る桃、富樫、虎丸、Jら一号生が桜吹雪の中を歩きながら入塾以来の一年を振り返る総集編となっています。
【魁!!男塾の面白さは?】
原作を読むと一番わかりやすのですが、とにかく休む暇のないくらい闘いの場面がほとんどで~す((+_+))
「闘う➡死ぬ」👉「い…生きていたのかお前らーっ!!」👉次の闘いへ~~~
がただただ繰り返される。バトル漫画としての純度は最高峰ではないかと思います。最近はストーリー重視、キャラ萌え重視の漫画も多い中、きわめてな面白さです。
【魁!!男塾・制作、放送データ】
企画:中尾嘉伸(フジテレビ)
原作:宮下あきら
音楽:菊池俊輔(編曲:石田勝範 演奏:命〈ミコト〉)
製作担当:蕪木登喜司
キャラクターデザイン:須田正己
美術デザイン:松本健治
協力:青二プロ
編集:花井正明(タバック)
音響効果:伊藤道広(E&M)
選曲:田中英行
シリーズディレクター:西沢信孝
プロデューサー:高見義雄、東伊里弥
制作:フジテレビ、東映動画
放送期間:1988年2月25日~1988年11月14日 全34話
放送局:フジテレビ系列
★『魁!!男塾』は、FOD視聴可能です。
▲魁!!男塾 OP 汚れちまった悲しみに (歌詞付き) 一世風靡セピア
♬オープニングテーマ - 「汚れっちまった悲しみに…」
作詞 - SEPIA / 作曲・編曲 - 芳野藤丸 / 歌 - 一世風靡SEPIA
▲sukisukianison 097 男塾ED
♬エンディングテーマ - 「幾時代ありまして」
作詞 - SEPIA / 作曲・編曲 - 芳野藤丸 / 歌 - 一世風靡SEPIA
【つるピカハゲ丸くん】
『つるピカハゲ丸』(つるピカハゲまる)は、のむらしんぼさんによる日本の漫画です。テレビアニメのタイトルは『つるピカハゲ丸くん』。小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』、『小学館の学習雑誌』で1985年から1995年まで連載され、『コロコロイチバン!』でも2009年から2016年まで連載していました。単行本は全25巻。後にベストセレクションが上下巻で刊行され、2012年2月より再び1巻から刊行しています。
タイトルは原作と異なり『つるピカハゲ丸くん』となった理由は、スポンサーを集める際に「タイトルがストレートすぎる」「名前を呼び捨て」等の理由から抵抗があった事から、「くん」を付けてタイトルをソフトにしたためです。 (コロコロアニキ2020年夏号『コロコロ創刊伝説』)
【つるピカハゲ丸くん・概要】
頭の毛が3本しかない小学生・ハゲ田ハゲ丸とその一家が、強引かつ本末転倒な様々な節約を試みるという4コマギャグ漫画です。彼らの節約術には「つるセコ」という造語が付けられており、とにかく『セコい!!』がテーマ。第33回小学館漫画賞児童部門受賞しています。1987年には『別冊コロコロコミック』にて「おぼっちゃまくん」との合作も行っています。続編として『別冊コロコロコミック』にて『つるピカハゲ丸21』が連載されました。雑誌『SPA!』の一コーナーではサラリーマンになったハゲ丸たちが描かれました。
2007年より『週刊漫画ゴラク』にて、『“つるセコ課長”単身赴任記!! ハゲ田ハゲ蔵』の不定期連載を開始。また、2007年5月25日発売の『熱血!!コロコロ伝説』vol.6 には、連載終了から眠りについていたハゲ田家が12年ぶりに目覚める描きおろし作品『つるピカハゲ丸2007』が掲載されました。そして、連載終了から14年の時を経て、『コロコロイチバン!』26号より『つるピカハゲ丸』として連載復活しています。
2008年12月1日号の『R25』では、「つるセコの極意を学べ!」というタイトルで、つるセコの考え方を紹介する記事が掲載されている。そこには、原作者であるのむらしんぼさんが、実際に実践しているつるセコが紹介されていました。これは、掲載当時「100年に一度の不景気」とマスコミで言われていたほどだったことから、節約のススメを示したものである。安価に釣りができるようにする題材を示すべく、釣りの雑誌『Rod and Reel』に登場したこともあります。
【つるピカハゲ丸くん・制作、放送データ】
原作:のむらしんぼ
監修:笹川ひろし
美術監督:宮野隆
撮影監督:斎藤秋男
録音監督:大熊昭
音楽:クニ河内
プロデューサー:木村純一(テレビ朝日)、増子相二郎(シンエイ動画)
監督:やすみ哲夫
シリーズ構成:桜井正明
キャラクターデザイン:藤田宗克
作画:川島彰、なかじまちゅうじ、三浦清継、原勝徳、西島克彦、原憲一、近藤高光、菅沼栄治、奥村吉昭、音地正行、大森貴弘、渡辺伸弘、竹内敦志、木下ゆうき、小村敏明、加野晃、村田耕一、西田正義、藤田宗克、山崎勝彦、大西克美、中沢一登、長森佳容、我妻宏、小林勝利、進藤満尾、宇田川一彦、嶋津郁雄、宇都木勇、笠原彰、樋口善法、鈴木孝夫、水村十司、古川達也、昆進之介、武内啓、大森英敏、増田敏彦、野田康行、青野厚司、二宮常雄、藤田正幸、楠田悟、土屋幹夫、原完治、松崎一、吉田浩、吉田肇、田中保、橋本勝己、木場田実、大嶋聡、福山映二、楠知津子、森田幹夫他
動画:斉藤徳明、中満貴裕、清水博幸、吉田有広、松久保浩樹 氏原みき、市川真治、小柳幸男、岡辰也、梶浦紳一郎、実原登、津熊建徳、谷口繁則他
色指定:深田早苗、小菅勉、三笠修、佐藤光将、岡野国治、戸張園子、千葉智子、松谷早苗、大田和由理、照屋美和子、高石峯子、山口保子
背景:スタジオユニ
撮影:旭プロダクション
効果:新井秀徳(フィズサウンドクリエイション)
整音:柴田信弘
録音制作:オーディオ・プランニング・ユー
録音スタジオ:APUスタジオ
編集:岡安肇、小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋
タイトル:道川昭
現像:東京現像所
制作デスク:茂木清、児玉ともじ、米澤正幸、大地丙太郎
制作進行:渡邊哲哉、森重尚、井上謙二、小林健二、倉岡裕之、神村篤、安東義之、増井雄英、室賀大輔、鈴木吉男、柏原健二、小海雄司
文芸:小松崎康弘
制作:テレビ朝日、シンエイ動画
放送期間:1988年3月3日~1989年9月6日、10月6日。1回3話構成。全59回
放送局:テレビ朝日系列
▲え?貧乏ギャグ?【つるぴかハゲ丸くん】「ハゲ丸誕生 」「決めろ!つるセコ」1話【レジェンドアニメ】
▲つるピカハゲ丸倶楽部
♬オープニング:『つるピカハゲ丸倶楽部』
作詞 - 庄司明弘(OP)・のむらしんぼ(ED) / 作曲 - クニ河内 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - つかせのりこ / レーベル - 日本コロムビア
▲Tsurupika Hagemaru Japanese song (つるピカハゲ丸) ED
♬エンディング:『オイラ ハゲ丸』
作詞 - 庄司明弘(OP)・のむらしんぼ(ED) / 作曲 - クニ河内 / 編曲 - 京田誠一 / 歌 - つかせのりこ / レーベル - 日本コロムビア
ハゲ丸役がつかせのりこから杉山佳寿子に変更後も、歌や歌手は変更されませんでした。
【キテレツ大百科】
『キテレツ大百科』(キテレツだいひゃっか)は、藤子・F・不二雄(特番は藤子不二雄名義。テレビシリーズ第40話までは藤子不二雄Ⓕ名義。)の漫画『キテレツ大百科』を原作としたテレビアニメ作品。
藤子アニメ作品としてフジテレビ系列では初となる作品で、1987年11月2日に90分の単発のテレビスペシャル版として放送された。翌1988年3月27日からほぼ同一のスタッフ、キャストで毎週日曜19:00からテレビシリーズが、スペシャル版と同じくフジテレビ系で放送され、1996年6月9日の終了まで8年間(全331話)に亘る長期放送となりました。
【キテレツ大百科・概要】
テレビアニメ化に合わせ、リメイク漫画の『新キテレツ大百科』が、田中道明の執筆によって『月刊コロコロコミック』で1988年5月号から連載を開始しました。
最高視聴率は、1994年1月16日放送(第243話「5年1組熊田薫!今年の抱負は良い豆腐」)の25.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。原作連載期間は3年間(1974年~1977年)かつ掲載誌も月刊誌であったため話数が少なく、アニメ版はほとんどがオリジナルストーリーです。同じ藤子・F・不二雄の作品で、「毎回不思議な道具を使った物語が展開する」という点でストーリー的に似通っている『ドラえもん』(テレビ朝日版第1期)との差別化を図る試みが続けられました。原作通りに時間軸が止まっているのではなく、バブル景気に沸く日本社会や、クイズ番組の出演をテーマとしたエピソードなど、放送当時の世相を反映した内容が描かれていました。大部分の脚本を執筆した雪室俊一さんの影響力が強く、オリジナルエピソードのほとんどはブタゴリラとその家族、トンガリを中心にした物が多いです(DVDより)。
原作とアニメではキャラクターデザインが若干異なっています(キテレツのサンバイザー、コロ助、トンガリのデザインなど)が、アニメ化にあたって、新たに藤子さんがアニメ用のデザインを描き下ろしています。その為、本作にはキャラクターデザインの担当者が存在していません。
キテレツたちが住む「表野町」は架空の町ですが、西武鉄道の車両や、勉三の通学先が高尾大学、多摩センターにいったり、橋の名称が「新多摩玉大橋」など、多摩地区をモチーフとしていたようです。
放送中期ごろまでは、キテレツが作った発明品が中心となって巻き起こるエピソードや、ゲストキャラクターが中心人物となり陰で発明品を使ってストーリーが展開する人情ドラマ仕立てのエピソードが互いに作られていました。末期(1994年)に入るとブタゴリラや熊八の天然ボケとトンガリのヒステリックな性格描写が強まるようになり、彼らが発端となって展開されるドタバタ・珍騒動的なエピソードも多くなっています。
改編期特番・7月の大型特別番組『FNS27時間テレビ』・プロ野球中継(主に明治神宮野球場のヤクルト戦)のため放送休止になることが度々あり、1995年11月のフジテレビに至っては『ロミオの青い空』と共に一度も放送されませんでした。
放送終了後、フジテレビにて1997年から2000年3月までローカル枠で断続的に再放送されました。それ以降、番組購入ながら独立U局を中心としたローカル局やアニマックスでテレビシリーズの再放送が行われているが、予告映像は一部の回やアニマックスの話数順での放送のみに留まっている。2015年にHD解像度でテレシネされたデジタルリマスター版として、6月18日よりアニマックスで改めて1話から放送開始していました。
本作は話数が長大となるため、全話のビデオソフト化が実現したのは2003年で、それ以前は1990年頃に小学館から発売されたVHSパッケージが最新だった。2010年7月10日からWiiの間「シアターの間」で第1回は無料・以後は有料で配信されていました。
【キテレツ大百科・登場人物、キャスト】
木手英一(キテレツ): 藤田淑子
本作の主人公。発明好きの小学生。学業成績は比較的良好だが、運動は苦手である。ややドジなので、発明品がトラブルを起こすことも度々ある。
コロ助:小山茉美➡杉山佳寿子
キテレツが作ったロボット。一人称は「我輩」で、語尾に「~ナリ」を付ける癖がある。コロッケが大好物。
野々花みよ子(みよちゃん):荘真由美➡本多知恵子
キテレツの幼馴染でクラスメイト。誰に対しても優しい女の子。キテレツにはひそかに恋心を抱いている。
熊田薫(ブタゴリラ):大竹宏(特番では大竹弘と誤表記されていた)➡龍田直樹
キテレツのクラスメイトでガキ大将。八百屋の一人息子で、父の跡を継ぐのが夢。しばしばキテレツやコロ助と対立する。
尖浩二(トンガリ):三ツ矢雄二
キテレツのクラスメイトで常にブタゴリラの傍に控える腰巾着的存在。少々気弱。マザコンでもある。
木手英太郎(パパ):屋良有作
キテレツの父。穏和な性格であまり怒らないが、いざ怒ると怖い。エイト物産の課長。
木手美智子(ママ): 島本須美
キテレツの母。怒ると少々おっかない性格。
苅野勉三:肝付兼太
学生服と瓶底眼鏡の浪人生。キテレツ達からは「勉三さん」と呼ばれている。キテレツの相談相手でもある。様々なバイトを転々とする。
桜井妙子:瀬戸真由美➡小山裕香➡久川綾
キテレツ達の元クラスメイトで、お下げ髪の女の子。ブタゴリラの幼馴染みであり、ガールフレンドである。
花丸五月:山崎和佳奈
214話以降の登場キャラクター。キテレツ達の元クラスメイトで、トンガリのガールフレンド。
キテレツ斎: 屋良有作
キテレツが尊敬して止まない祖先で「奇天烈大百科」の製作者。コロ助を設計した生みの親でもある。
【キテレツ大百科・制作、放送データ】
原作:藤子不二雄Ⓕ ➡藤子・F・不二雄
企画 :石川泰平 ➡清水賢治(フジテレビ)片岡義朗(ASATSU:制作クレジットの表記は『ASATSU』だが、企画とプロデューサーのみ当時の正式社名『旭通信社』と表記。)
企画協力 :STAFF21
プロデューサー:清水賢治 ➡不在 ➡ 和田実 ➡鈴木吉弘➡ 鈴木専哉(フジテレビ)
片岡義朗 ➡石川一彦➡山崎立士➡杉山豊 (ASATSU:制作クレジットの表記は『ASATSU』だが、企画とプロデューサーのみ当時の正式社名『旭通信社』と表記。)、菅野てつ勇(STAFF21)、若菜章夫(スタジオぎゃろっぷ)
監督:葛岡博(第1話~第43話)➡早川啓二(第44話~第331話)
総作画監督:丹内司、小林一幸、渡辺はじめ、時永宜幸、山内昇寿郎
美術監督:小林七郎➡柴田聡
美術設定:形山正、柴田聡、縫部文江、白石誠、小坂部直子
撮影監督:杉村重郎(一時期は清水泰宏)➡枝光弘明
音響監督:小松亘弘
音楽:菊池俊輔
編集:掛須秀一、和田至亮、関一彦、伊藤裕
音響制作:青二企画(青二プロダクション)
効果:イー・アンド・エム・P➡片岡陽三
選曲:宮下滋
録音:蔵本貞司(タバック)
音響プロデューサー:黒田洋
制作担当:若菜三樹雄
連絡デスク:安達英男(STAFF21)
アシスタントプロデューサー:小板橋司➡ 越野武司、大塚義雄、早坂仁、加藤敏幸(STAFF21)
制作デスク:小板橋司➡ 越野武司➡加藤敏➡幸重松征史
制作進行:和崎伸之➡岩崎輝久➡大塚義雄➡重松征史、荒川浩介、高山昌義➡草間稔
広報担当:重岡由美子➡名須川京子➡川崎悦子➡高橋正秀➡小中ももこ➡熊谷知子(フジテレビ)
アニメーション制作:スタジオぎゃろっぷ
制作:フジテレビ、ASATSU(制作クレジットの表記は『ASATSU』だが、企画とプロデューサーのみ当時の正式社名『旭通信社』と表記)
放送期間:1987年11月2日(特番)1988年3月27日~1996年6月9日 全331話
放送局:フジテレビ系列他
★本作が面白いと感じるのは、主要登場人物であるキテレツ、ブタゴリラ、トンガリ、勉三さんの4人には全員ガールフレンドがいるんですね。キテレツのガールフレンドはみよちゃんで、ブタゴリラには幼馴染で新潟に転校してしまった妙子さんというガールフレンドがいて、遠距離恋愛中の姿も描かれていました。トンガリには五月ちゃんというガールフレンドが存在し、勉三さんにはCAの友紀さんというガールフレンドがいるのです。『ドラえもん』とは違った微笑ましい設定でしたね。
現在、『キテレツ大百科』の動画配信先はありません。
👇本作においては主題歌(OP、ED)が、人気がありました。子供対象の作品とはいえ、記憶に残る曲もあるのでは?
(オープニングテーマ)
▲キテレツ大百科 OP1(お嫁さんになってあげないゾ)
♬「お嫁さんになってあげないゾ」〔第1回(1988年3月27日)~第24回(1988年10月23日)〕
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 池毅 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 守谷香
▲キテレツ大百科 OP2(ボディーだけレディー)
♬「ボディーだけレディー」〔第25回(1988年10月30日)~ 第60回(1989年8月20日)〕
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 林哲司 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 内田順子
一部、初代OPの冒頭の映像が使われています。OPに出てくる赤い車は、マツダ・サバンナRX-7(FC3S型ロータリーエンジン)である。第41話から、クレジットの原作者名が「藤子不二雄Ⓕ」から「藤子・F・不二雄(Fが赤字)」に変更。
▲キテレツ大百科 OP3(夢みる時間)
「夢みる時間」〔第61回(1989年8月27日) - 第86回(1990年3月25日)〕
作詞 - 吉元由美 / 作曲 - 林哲司 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 森恵
▲はじめてのチュウ
♬「はじめてのチュウ」〔第87回(1990年4月15日)~第108回(1990年10月21日)〕
作詞・作曲・編曲 - 実川俊晴 / 歌 - あんしんパパ
下記の次OPに変更後も同時にエンディングに移行し引き続き使用。藤子・F・不二雄ミュージアムの開業を記念し、2011年9月3日に小田急電鉄小田原線向ヶ丘遊園駅の1・2番ホームの接近メロディとして採用されました。可愛いSONG💛
▲キテレツ大百科OP スイミン不足
♬「スイミン不足」〔第109回(1990年11月4日)~第170回(1992年3月29日)〕
作詞・作曲・編曲・歌 - CHICKS
原曲は1990年3月25日発売のオムニバスアルバム『レディース・ルーム』(POCH-1003)収録の「すいみん不足」。原曲の歌詞は社会風刺が強く、テレビにふさわしくない表現がある為、番組で使用されたものとは一部歌詞が異なっています。
藤子・F・不二雄ミュージアム開業5周年を記念して、2016年9月3日から東日本旅客鉄道(JR東日本)南武線宿河原駅の1番線の発車メロディとして採用されました。編曲は塩塚博が手掛けました。
▲キテレツ大百科「お料理行進曲」
♬「お料理行進曲」〔第171回(1992年4月19日)~第331回(最終回)(1996年6月9日)〕
作詞 - 森雪之丞 / 作曲・編曲 - 平間あきひこ / 歌 - YUKA
間奏が次回予告のBGMとして使用されました。
(エンディングテーマ)
▲[キテレツ大百科 ED] マジカル Boy マジカル Heart
♬「マジカルBoyマジカルHeart」〔第1回(1988年3月27日)~第16回(1988年7月10日)〕
作詞 - 神原冬子 / 作曲 - 池毅 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 守谷香
▲キテレツ大百科 ED2(レースのカーディガン)
♬「レースのカーディガン」〔第17回(1988年8月14日) - 第24回(1988年10月23日)〕
作詞 - 松本隆 / 作曲 - 来生たかお / 編曲 - 萩田光雄 / 歌 - 坂上香織
▲キテレツ大百科 ED3(コロ助ROCK)
♬「コロ助ROCK」〔第25回(1988年10月30日)~第60回(1989年8月20日)〕
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 林哲司 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 内田順子
リミックス・バージョンとして「コロ助ROCK'91」「コロ助ROCK'92」も存在。「キテレツアルバム」内に挿入歌として収録されました。一部、初代の映像が使われています。最後の場面は2代目と同じ。
▲キテレツ大百科 ED4(フェルトのペンケース)
♬「フェルトのペンケース」〔第61回(1989年8月27日)~第86回(1990年3月25日)〕
作詞 - 岩室後子 / 作曲 - 来生たかお / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 森恵
▲キテレツ大百科 ED5(メリーはただのともだち)
♬「メリーはただのトモダチ」〔第87回(1990年4月15日)~第108回(1990年10月21日)〕
作詞・作曲・編曲 - 実川俊晴 / 歌 - 藤田淑子
♬「はじめてのチュウ」OP動画視聴👆〔第109回(1990年11月4日) - 第170回(1992年3月29日)、第213回(1993年4月25日) - 第291回(1995年3月19日)、第311回(1995年10月29日) - 第331回(最終回)(1996年6月9日)〕
作詞・作曲・編曲 - 実川俊晴 / 歌 - あんしんパパ
前述の通り、元々OPとして使用されていたのが、次OP「スイミン不足」に変更に伴いEDに移行された。一旦終了して次のEDに変わり、また復帰する事態が2度あった。2011年9月3日に藤子・F・不二雄ミュージアムが開業された記念に伴い、小田急小田原線向ヶ丘遊園駅の1・2番ホームの接近メロディとして採用された。
▲キテレツ大百科 ED7(HAPPY BIRTHDAY)
♬「HAPPY BIRTHDAY」〔第171回(1992年4月19日)~第212回(1993年4月18日)〕
作詞 - 森雪之丞 / 作曲 - 清岡千穂 / 編曲 - 藤原いくろう / 歌 - YUKA
▲キテレツ大百科 ED10(うわさのキッス)
♬「うわさのキッス」〔第292回(1995年4月23日)~ 第310回(1995年10月22日)〕
作詞 - 工藤哲雄 / 作曲 - 都志見隆 / 編曲 - 白井良明 / 歌 - TOKIO
EDアニメーションは、2パターン作られた。2パターン目は第298回~第310回で使用しています。
本作品は、子供向けとはいいながら、設定から主題歌、音楽にいたるまで幅広い年齢層にも自然に受けいられるよう制作された作品と思います。
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