◆日本のテレビアニメ昭和徒然史(126回)のぶさんは観た!放送事故編今回は、1988年(昭和63年)上期(1月~6月放送開始分)PARTⅣをご紹介します。
【超音戦士ボーグマン】
『超音戦士ボーグマン』(ちょうおんせんしボーグマン)は、1988年4月から12月まで、日本テレビ系列で放送されたテレビアニメです。
【超音戦士ボーグマン・一口概要】
葦プロダクション製作の近未来SFヒーローアニメ作です。
放送前・放送中の当時のアニメ雑誌などの記事においては、1986年放送開始の『聖闘士星矢』の大ヒットを受けて作られた、いわゆる「バトルスーツもの」や「装着もの」(当時は「鎧もの」や「プロテクトヒーローもの」等の呼称もあった)の一作品として位置づけられていたようです。マーチャンダイジングにおいてもバトルスーツもの作品と同様の主人公たちのフィギュア素体に装甲パーツや武器を装備させる玩具商品がメインでした。
設定やストーリーに、制作当時までの変身ヒーローアニメの要素が盛り込まれていて、当時の近未来に当たる21世紀前半で、主人公側がサイボーグとして強化された肉体やそれを生み出した科学力(火器や乗用メカ)を駆使して戦闘を行います。主人公たちは戦士以外の仕事を持っていたり、様々な面で競合他作品との差別化がされています。制作面においては、キャラクターデザインに当時若手実力派アニメーターとして注目されていたきくちみちたか(菊池通隆)さんを起用。アニメ雑誌の読者層や高年齢層のアニメファンを中心に絶大な人気を誇った。しかし、視聴率やマーチャンダイジングの面で大苦戦、物語自体は大団円であるものの番組は当初予定されていた物語を完全に消化しきれないまま短縮され、完結を迎えた。菊池さんのコメントによると、企画段階でのタイトルは『黄金戦隊ボーグマン』で、主人公たちの年齢設定も低かったとのこと。ボーグマンチームは、一般社会には正体を隠して活動しているが、各メンバーの個別名称(変身後のコードネーム)が存在せず、バルテクター装着後もお互い本名のファーストネームで呼び合う。企画当初はボーグマンの前に貴金属の名称が付く固有名称がそれぞれに用意されており、リョウ(初期設定では夏目想太郎。詳細は後述)の変身した姿はゴールド・ボーグマンと設定されていました。なお、本作の演出スタッフ陣や菊池さんは、翌1989年にもバトルスーツもの作品である『天空戦記シュラト』(タツノコプロ制作)に関与し、葦プロも外注として録音製作を行っている。
早く言えば、本作はせっかくいいSFアニメの素材を持ちながら、今一つ生かしきれなかった作品です。そのためか、放送終了直後、いち早くバップからテレビシリーズ全話LD化され、後にLD-BOX化もされています。また、2002年にはOVAが一部DVD化された後、2011年12月7日にはテレビシリーズ・劇場版・OVAを収録した『超音戦士ボーグマン BD SONIC POWER COLLECTION』としてBD-BOX化され、発売されました。
【超音戦士ボーグマン・ストーリー】
1999年、東京に4つの隕石「妖魔石」が落下し、首都は壊滅。31年後の2030年、東京湾上に建設された新都市「メガロシティ」に突如、妖魔と名乗る異次元からの侵略者が来襲した。彼らの目的は5つ目の妖魔石による魔法陣を完成し、妖魔王を復活させて世界を征服することにあった。人類は滅びるしかないと誰もが思ったそのとき、バトルスーツ「バルテクター」を身に着けた若者たちが立ち上がり、妖魔の軍団=犯罪結社GILに戦いを挑みます。彼らこそ、「ボーグマン」と呼ばれるサイボーグ戦士であった。
【超音戦士ボーグマン・制作、放送データ】
企画:嶋村一夫(読売広告社)
シリーズ構成:園田英樹
プロデューサー:堀越徹(日本テレビ)、大野実(読売広告社)、頼経康史(東宝)、加藤博(葦プロダクション)
キャラクターデザイン:きくちみちたか
メカニックデザイン:大畑晃一、山田高裕、福地仁
美術監督:新井寅雄
録音監督:清水勝則
音楽:飛澤宏元
効果:野口透(アニメサウンドプロダクション)
監督:根岸弘
企画制作:日本テレビ
製作:読売広告社、東宝株式会社、葦プロダクション
制作著作:日本テレビ、東宝株式会社
放送期間:1988年4月13日~1988年12月21日 全35話
放送局:日本テレビ系列
▲Sonic Soldier Borgman | 超音戦士ボーグマン | Episode 1 | HK Subs
★『超音戦士ボーグマン』は、UーNEXT、dアニメストアで視聴可能です。
(オープニング・テーマ)
▲Earthshaker - DON'T LOOK BACK
♬「DON'T LOOK BACK」(第1話~第27話)
作詞 - 西田昌史 / 作曲 - 石原慎一郎 / 編曲・歌 - EARTHSHAKER
▲超音戰士-夜をぶっとばせ!
♬「夜をぶっとばせ!」(第28話~第35話)
作詞 - 柴山俊之 / 作曲・編曲 - Marcy / 歌 - HIPS
後期OP映像では、前期OPに使用された映像の一部が流用されている。
(エンディング・テーマ)
▲超音戰士 FOREVER
♬「FOREVER」(第1話~第27話)
作詞 - 西田昌史 / 作曲 - 永川敏郎 / 編曲・歌 - EARTHSHAKER
▲TENDER
♬「TENDER」(第28話~第35話)
作詞 - 寺田恵子 / 作曲 - Marcy / 編曲 - 西村麻聡 / 歌 - HIPS
上記の楽曲を収録したシングルCDは、いずれも東芝EMI(当時)のユーメックス・レーベルより発売された。
OP/EDの「DON'T LOOK BACK」・「FOREVER」は、従来のアニメ主題歌にはなかったヘヴィメタルサウンドが人気となった。また、そのヒットを受けて同ユニットのメンバーであるMARCYと、当時人気を誇った女性ロックバンド「SHOW-YA」の寺田恵子さんにより本番組のためだけのユニット「HIPS」が限定結成され、後期のOP/EDを担当した。
【超音戦士ボーグマン・OVA作品について簡単紹介】
▶ 超音戦士ボーグマン Madnight☆gigs!
1989年2月8日発売。作中使用曲によるミュージッククリップ。その後のエピローグとなるTV未放送新作映像も収録。
▶ザ・ボーグマン ラストバトル
1989年発売。OVA『バオー来訪者』とともにビデオ上映もされている。TVシリーズの後を受けて発売されたOVA第1弾。TV以降のエピローグとも言える内容であるが、菊池通隆さんは当時制作中だったOVA『冥王計画ゼオライマー』に関わっていたために参加できなかったため、キャラクターデザインが変更になってしまいました。2002年には『MOVIE COLLECTION』として『LOVERS RAIN』とのカップリングでDVDセットが発売されています。
▶超音戦士ボーグマン LOVERS RAIN
1990年12月27日発売。OVA第2弾。OVA『魔物ハンター妖子』とともにビデオ上映もされている。テレビシリーズと『ラストバトル』の間に当たるエピソードで、テレビシリーズでは不消化だったリョウとアニスのラブストーリーが中心。
▶ 超音戦士ボーグマン2 -新世紀2058-
『超音戦士ボーグマン2(セカンド) -新世紀2058-』。OVA全3巻。VHSとLDで発売された。製作とソフト販売は東宝からタキ・コーポレーションへ変更され、2002年には同社から全3話をDVD1巻にまとめたコンプリートエディションも発売されています。メインキャストを一新した新シリーズであったが、セールス的には今一歩。菊池通隆さんには、後年に「乗り気ではなかった」と述懐されています。
【 鎧伝サムライトルーパー】
『鎧伝サムライトルーパー』(よろいでんサムライトルーパー)は、1988年4月から1989年3月まで、名古屋テレビを制作局としてテレビ朝日系列で毎週土曜17:30~18:00に全39話が放送された、サンライズ制作のテレビアニメ。キャッチコピーは「俺の心に鎧が走る!」。
【 鎧伝サムライトルーパー・一口概要】
甲冑型のバトルスーツ"鎧擬亜"(よろいギア)を持つ5人の少年が運命に導かれて、妖邪帝王・阿羅醐が率いる"妖邪"の軍勢と戦うというストーリー展開のヒーローアニメ作品です。全9領の"鎧擬亜"はそれぞれが固有のデザインと能力を有しており、その持ち主は“五勇士”の少年と、妖邪軍の“四大魔将”に分かれて激突して戦いを繰り広げるというもの。本作品が企画された当時は、1986年から放送された『聖闘士星矢』が商業的な大成功を収めたため、1980年代後半にはその影響でいわゆる"バトルスーツもの"・"装着もの"などと総称されるテレビアニメ・OVAが幾つも企画・制作されているが、本作品はその中でも代表的な作品の1つとしてあげられると思います。
前年放送の『機甲戦記ドラグナー』までとは異なり、新たに広告代理店として東急エージェンシー、メインスポンサーの玩具メーカーとしてタカラ(現・タカラトミー)が参加、その他にサブスポンサーとして、食玩を得意とする菓子メーカーのカバヤ食品も名を連ねています。これら3社と、サンライズ・名古屋テレビの5社による制作体制は、本作品以降、1997年放送の『勇者王ガオガイガー』までの足かけ10年間にわたって継続されることになります。
関連商品のマーチャンダイジングの主対象を子供に置いている子供向けアニメとして観ると、その本旨からは外れるものの、塩山紀生さんのデザインした男性美形キャラたちによる本作は、放送当時の女性アニメファンから絶大な支持を集め、本作品のマーチャンダイジングもこうした作品人気の影響を反映してか、次第に女性アニメファンへの訴求を図る方向へと展開していきました。この人気は番組終了後もなお衰えることなく、主人公たちを担当した声優たちへの人気へも波及、彼らによる声優ユニット「NG5」の結成へとつながっていきました。
結果として本作品は、アニメ制作を手がけたサンライズには当時『機動戦士ガンダム』以来という巨額の版権収入をもたらすと共に、同様の盛り上がり方を見せた『聖闘士星矢』などと併せ、1991年頃までのいわゆる「美少年アニメブーム」の強力な牽引役をもになうことになります。
ところが、わかりやすく表現するなら、テレビアニメ作品の成功と呼ぶには、スポンサー企業への貢献がなければ、作品としては成功したといえないのが放送業界の常識です。本作『鎧伝サムライトルーパー』のキャラクターや声優に対する高い人気の反面、テレビシリーズ中盤の視聴率や、メインスポンサーであるタカラ(現:タカラトミー)が発売した玩具の売れ行きが振るわないという、致命的な状況を生み出してしまいました。
特に、鎧の脱着をプレイバリューとしたアクションフィギュア「超弾動」シリーズを主力商品として展開した玩具は、問屋では過剰在庫として積み上がる状況となってしまいました。このことはたまたまTV番組で観たことをよく覚えています。翌年、1989年放送のドキュメンタリー番組『地球発19時』(MBS制作・TBS系列)でNG5が取り上げられた際、彼らが人気となる一方で玩具はヒットしなかった事情も併せて語られ、タカラの担当者のコメントと共に問屋で不良在庫になっている様子が映像で紹介されたのです。
このため、番組後半では、超弾動シリーズの新作である輝煌帝烈火に留まらず、本作品と同じくタカラがメインスポンサーとして参加し半年遅れてスタートした特撮テレビドラマ『電脳警察サイバーコップ』(日本テレビ系列)に登場する「サンダーアーム」のギミックを転用したなりきり玩具「烈火拳」を発売するなどのテコ入れも行われました。
【 鎧伝サムライトルーパー・二重放送事故について】
本作の二重事故。当時の放送で観たこと今でもよく覚えています。当時、本作の放送曜日は土曜日の夕方17:30~18:00で放送されていました。また~り休日で、本作を視聴していて「おや!?これ先週見たのでは???俺って馬鹿?」と思っていたら、お詫びのテロップが・・・???そうではなかったのです。
⇩(ウィキペディアより参考引用)
1988年9月3日の放送にて、制作局である名古屋テレビ側の手違いで、前週に放送済みの第17話が放映されるという放送事故が発生していたのです。これは当時、朝日放送が土曜の夕方にテレビドラマ『部長刑事』を放送していた都合上、前日の夕方に名古屋テレビが裏送りして先行放送していたという事情があったそうですが、まったく私にはわけがわかりませんでした。その裏送りの際のテープの取り扱いミスが原因となっているようです。(『鎧伝サムライトルーパー』第17話の二重放映事件)朝日放送向けに先行して流した後、その第18話のテープが誤って片付けられてしまったためとも言われている。
放映開始後に機材を止めて正しいものに入れ替えて放映し直すわけにもいかないため、当日は誤って放映された第17話を最後まで放映の上、エンディングの末尾と次回予告時の2回、画面下部にお詫びのテロップを緊急に挿入するという措置が取られた。また本来放送予定だった第18話はOP前にお詫びのフリップ・アナウンスを挿入の上、翌週の9月10日に放映されており、予定通り第18話が先行放送された朝日放送では、9日の放送分を穴埋め番組で対応している。また総話数も当初予定していた40話から、1話減となる39話に変更されるなど、以降の放送スケジュールにも大変な影響を及ぼしてしまったのです。本件は、アニメ業界での3つの放送事故として有名な話です。
【 鎧伝サムライトルーパーについて】
戦の中で鎧擬亜(ヨロイギア)を手にした者の子孫であり、またそのほとんどの祖先は戦国武将でもある。四魔将と区別する時、全員の総称として「五勇士」と呼ばれることがある。また五勇士の戦士たちは、鎧の名である烈火・金剛・光輪・天空・水滸と呼ばれることもあります。
主人公たちの額に浮かぶ文字は、儒教における主要な思想・五常とつながり、彼らの心が悪を討つことにより、仁・義・礼・智・信の愛、勇気、希望、愛情、喜びの感情が平和を作るとされているのです。また五勇士の戦士たちは、火、地、光、風と水の五元素であった。
妖邪の襲来と時を同じくして集結を果たすも、直後に阿羅醐の力によって日本の各地へと飛ばされてしまい、散り散りになった仲間たちを捜す過程が物語序盤のメインエピソードとなっています。また第2部でも、輝煌帝の力を手中に収めんとする阿羅醐によってセイジ・シン・シュウが連れ去られ、彼らを助けるためにリョウとトウマが妖邪界に乗り込む展開となるなど、全編通して必ずしも5人全員が揃っている訳ではありません。
【 鎧伝サムライトルーパー・ストーリー】
遥かなる古からの一つの伝説があります。この世に邪悪がはびこりし時、一人の武者が現れる。その武者、正しき心を力とし妖邪帝王・阿羅醐を討伐する。妖邪帝王の野望を打ち砕くも、残された鎧の怨念を浄化すること敵わず。その武者、正しき心「仁義礼智信忠孝悌忍」を鎧に刻み込み、九つの鎧へと分ける。という伝説が・・・
時は現代(1988年)、再び妖邪界が人間界を支配せんと動き始めます。大東京・新宿の上空に妖邪帝王の城「阿羅醐城」が出現します。その妖邪の力の前には、現代科学・兵器は全て敵わず沈黙してしまいます。その時、その妖邪帝王・阿羅醐の野望を打ち砕かんとする5人の少年らが立ち上がった!その名は「サムライトルーパー」という。
【 鎧伝サムライトルーパー・制作、放送データ】
企画:サンライズ
原作:矢立肇(連載誌 - 『テレビマガジン』、『テレビランド』)
シリーズ構成:高橋良輔
キャラクターデザイン:塩山紀生(テレビシリーズ、MESSAGE)
デザイン協力:金山明博(テレビシリーズ)
鎧デザイン:岡本英郎
作画監督チーフ:塩山紀生(テレビシリーズ)
作画監督:塩山紀生、逢坂浩司・黄瀬和哉・山田きさらか(テレビシリーズ)、村瀬修功、進藤満夫
美術監督:岡田有章
色彩設定:佐々木尚子
撮影監督:奥井敦
編集:鶴渕友彰
音楽 - 戸塚修
音響監督:千葉耕市➡宇井考司
効果:佐々木純一(アニメサウンドプロダクション)
文芸設定:高橋哲子
OPアニメーター:谷口守泰・毛利和昭、
ENDアニメーター:村瀬修功
プロデューサー:今井慎(名古屋テレビ)、本名洋一(東急エージェンシー)、中川宏徳(SUNRISE)
監督:池田成、
制作:名古屋テレビ・東急エージェンシー、CBSソニー(外伝、輝煌帝伝説、MESSAGE)、SUNRISE
著作権:©1988 SUNRISE INC.
放送期間:1988年4月30日~1989年3月4日 全39話
放送局:日本テレビ系列
▲【第1話】鎧伝サムライトルーパー〔サンチャン〕
(オープニングテーマ)
▲鎧伝サムライトルーパー
♬「スターダストアイズ」/「Star Dust Eyes」(1部)
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 茂村泰彦 / 編曲 - 加藤みちあき / 歌 - 浦西真理子
▲森口博子「サムライハート ~2022~」アニメーションMV
♬「サムライハート」/「Samurai Heart」(2部)
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 茂村泰彦 / 編曲 - 戸塚修 / 歌 - 森口博子
(エンディングテーマ)
▲Faraway
♬「Far away」(1部)
作詞・作曲 - 辛島美登里 / 編曲 - 加藤みちあき / 歌 - 浦西真理子
▲BE FREE
♬「BE FREE」(2部)
作詞 - 三浦徳子 / 作曲 - 茂村泰彦 / 編曲 - 戸塚修 / 歌 - 森口博子
【ハロー!レディリン】
英洋子さんによる日本の漫画作品『レディ!!』を原作とした、テレビアニメ作品です。本作「ハロー!レディリン」は、前作『レディレディ!!』が視聴率の低迷や番組改編の事情により半年で終了となり、その後放映局をテレビ東京へと移す形での続編作品となります。
【ハロー!レディリン・概要】
前作『レディレディ!!』の続編として制作された2作目です。1988年5月12日から1989年1月26日まで、毎週木曜18:00 - 18:24(JST)に全36話が放映された。
バンダイから発売された前作の玩具が好調のため制作され、前作とは異なり原作である『レディ!!』と異なる独自の物語・設定となっている。また全体のストーリーは第32話までで完結し、以降の4本は総集編として制作された。放送局の変更に伴い声優も変わってしまっているが、主要なスタッフは前作から引き続き参加しています。
【ハロー!レディリン・あらすじ】
前作から3年。リンは8歳になり、聖パトリック学院に通っていた。父・ジョージの都合で今まで住んでいたマーブル館を離れなくてはならなくなり、リンは大叔母であるイザベルのモンゴメリ館へ、姉のセーラは祖父の公爵の城へ、それぞれ離れ離れになって暮らしていました。3人はいつか一緒にマーブル館で暮らせる日を夢見ていたのです。馬術部に所属しているリンは、アンドリュウスという馬と出会い、学園で最も栄誉をもたらした女子生徒に贈られる「リトルレディ」の称号とレディクレスト勲章を目指し努力していく。
【ハロー!レディリン・登場人物、キャスト】
●リン・ラッセル: 西原久美子
主人公。スクールに通いながら乗馬を習っている。
●セーラ・フランシス・ラッセル: 片石千春
リンの異母姉。
●ジョージ・ラッセル:納谷六朗
リンの父。
●緑川美鈴:土井美加
リンの母。故人。
●アーサー・ドレイク・ブライトン:中原茂
リンに優しくする青年。
●エドワード・ブライトン:難波圭一
アーサーの弟
●イザベル・モンゴメリ:武藤礼子
リンがスクールに通う為に、一緒に住んでいる叔母。
●ソフィ・モンゴメリ(声 - 三田ゆう子)
●ジャンヌ・モンゴメリ(声 - 弥永和子)
●ヴィヴィアン・スペンサー(声 - 川村万梨阿)
リンの学校の先輩で、乗馬部員。
●キャサリン・ベーカー: 荘真由美
●フィリップ:竹村拓
●サラ:青羽美代子
リンの学校の友人。
●ドロシー: 皆口裕子
●ポール: 柏倉つとむ
リンの友人。
●エリック:小林通孝
●ナンシー:鈴木砂織
●ペギー:柿沼紫乃
●スージー:半谷きみえ
●ジム:橋本晃一
●メアリ・ウイバリー:長尾理保子
●トマス・ウイバリ: 草尾毅
●レイノルズ:青野武
●ウォーバン公爵: 柴田秀勝
【ハロー!レディリン・制作、放送データ】
プロデューサー:横山和夫、関弘美 ノンクレジット 清水睦夫(テレビ東京)
シリーズディレクター:設楽博
キャラクターデザイン:越智一裕
美術デザイン:沢田隆夫
脚本:馬嶋満、金春智子、朝倉千筆、柳川茂
演出:設楽博、石田昌久、芹川有吾、松本佳久、芝田浩樹、生頼昭憲、遠藤勇二
作画監督:越智一裕、伊藤奈緒美、水村十司、三宅和彦、鈴木郁乃、半田由利、山口泰弘、関野昌弘、松本清
音楽:田中公平
制作担当:菅原吉郎
制作:東映(東映動画)、東映エージェンシー
放送期間:1988年5月12日~1989年1月26日 全36話
放送局:テレビ東京
★現在、『ハロー!レディリン』の視聴できる配信はありません。
主題歌
▲ハロー!レディリンOP「レディ・クレスト~扉を開けて~」
♬オープニングテーマ - 「レディ・クレスト〜扉を開けて〜」 作曲 - 松田良
▲ハロー!レディリンED「野ばらの肖像」
♬エンディングテーマ - 「野ばらの肖像」 作曲 - 南部昌江
2曲共に、作詞 - 白峰美津子 / 編曲 - 奥慶一 / 歌 - 守谷香(日本コロムビア)
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