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🔶前記事では、茶魔語で遊びましたが、お調子こいた後は、可愛い女の子に逢いたくなりますね。今日は、平成元年に放送されたちょっと一風変わったオリジナルアニメをご紹介しまッス💛
『アイドル伝説えり子』(アイドルでんせつえりこ)は、葦プロダクション・テレビせとうち(TSC)制作のテレビアニメ。テレビ東京系列にて1989年4月から1990年3月まで放映されました。制作局のテレビせとうちでは、1999年4月から2000年3月まで、10周年の再放送もされました。
【アイドル伝説えり子・概要】
作品の内容としては、芸能界を舞台としたアイドル歌手としてデビューした少女のサクセスストーリーを描いています。実在のタレント田村英里子さんとタイアップして制作されたオリジナルアニメ作品です。田村英里子さんのプロフィールとは関係はありません(本作のストーリーはフィクションです)。本作品はTSC自社制作アニメ第1号となります。
メインスポンサーだったユタカやアガツマ、ショウワノートなど関連商品(人形、玩具、文具等)の売上が、これがまた、売れに売れて驚くなかれ、80億円に達したといわれているのです(マーチャンダイジングライツレポート1990年1月号)。この成功で、後番組で『アイドル天使ようこそようこ』が製作されることとなります。あまりに大(>_<)げさな芝居でよく覚えているのですが、主人公に不幸が次から次へと襲い掛かるわ、それらを盛り立てる滝沢久美子さんのシリアス溢れたナレーションなど、当時けっこう人気の高かった大映ドラマシリーズの作風のような表現が見られます。真面目なストーリーでしたが、そのクサさがたまらなくて大映ドラマと同様に見方を変えれば、ギャグと紙一重ともいえるのかもしれませんね(>_<)。
アイドルとのタイアップを活かし全話に渡って田村英里子さんの楽曲がふんだんに使用されていました。使用回数が非常に多く、使用された曲数も多数にのぼる。多くの曲が使用できたことにより、シーンの盛り上げに役立っていた上に、芸能界物のアニメーションとしてリアリティを出す効果をもたらしていた。使用された楽曲は、多くは田村英里子さんがリリースしたオリジナル音源によるものだが、芝居の都合で田村えり子役の矢島晶子さんによる歌が用いられることもありました。
【Let’s Remember 田村 英里子さん】
田村 英里子(たむら えりこ、1973年1月16日 ~)は、日本の女優、歌手。茨城県出身。16歳でデビューしています。 SAGのメンバー。E, Inc.代表取締役。アメリカ合衆国での代理人は「CAA」。エンタテインメント・ロイヤーはアメリカ合衆国ハワイ州出身のオーストラリアの女優、映画プロデューサーでおなじみのニコール・キッドマンと同じ弁護士です。
1993年2月13日と2月20日にNHKの「土曜ドラマ・私が愛したウルトラセブン」にもでてました。NHKのドラマなどにもよく出演されています。大河ドラマ『秀吉』にも細川忠興の妻で、明智光秀の三女役で出演されていました。
👆ウルトラ警備隊の制服似合いますね~
【elilinコーナー】
本放送時には、本編後のCMと次回予告との間に「elilinコーナー」と名付けられた1分間のコーナーがあって、田村英里子さん本人が出演してPRを行っていました。予告につなぐ際には、田村英里子さん本人が「次回のアイドル伝説えり子は、どうなるのでしょうか??」というセリフが、毎週使用されていました。
このコーナーが挿入されていた分だけ、本編の尺数は他のアニメ番組よりも短くなっています。時事的な内容と本放送時契約のみの関係理由でVHSビデオソフト・DVD-BOX及びBlu-ray BOXなどには未収録となっています。また、2000年代にテレビ東京で再放送された際もこのコーナー部分のみカットされました。
【アイドル伝説えり子・ストーリー】
芸能プロダクション・タムラプロ社長の娘として幸せに暮らしていた中学3年生の少女・田村えり子は、両親の突然の事故で過酷な運命の渦に巻き込まれていきます。心ならずもアイドルとしての道をすすみますが、やがて歌を通して自らの人生を切り開いていきます。
(主要人物)
田村 えり子:矢島晶子 / 歌 - 田村英里子
👆本作の主人公。14歳。芸能プロの社長・雄介と元人気歌手・美奈子の間に生まれた。
両親の事故をきっかけに苦難と波乱に満ちた運命に翻弄されていくが、生まれ持った天性の才能と人をひきつける魅力で道を切り開き、アイドル歌手として、1人の少女としても成長していきます。
朝霧 麗:松井菜桜子 / 歌 - 橋本舞子
👆項介のタムラプロに所属する女性ロックシンガー。16歳。
良子の娘だが、母とは不仲である。えり子のことを強烈にライバル視。しかし、根は優しい。
田村 項介:飯塚昭三
👆雄介の兄で、えり子の叔父。タムラプロの専務として働いていたが、優秀で人徳のある弟と比べられ、恨みから弟の死後タムラプロを乗っ取り、えり子を破滅に陥れようと裏で画策する。
キャラクターデザインのイメージは長門裕之。
田村 雄介:土師孝也
えり子の父で、芸能プロのタムラプロ社長。項介とは違い、誰に対しても優しく接するため、信頼と人望に厚い。交通事故で亡くなってしまう。
田村 美奈子:滝沢久美子
えり子の母で、元歌手。旧姓「星」。夫と共に事故に遭い、一命を取り留めるものの昏睡状態に陥ってしまう。
阿木 星吾:松本保典 / 歌 - 有待雅彦
👆ロックバンド「STEA」のリードボーカル。タムラプロ所属。
内田 真也:西村知道
👆内田プロダクションの事務所の社長。雄介の親友でもあり、項介の魔の手に落ちようとしていたえり子を自分のプロダクションに引き抜き、公私両面に渡って歌手活動を支える。
朝霧 良子:榊原良子
麗の実母。項介とは過去に浅からぬ関係があり、2人で結託してえり子を潰そうと画策する。
アーサー・ハワード:田中信夫
世界に名を轟かせる大物プロデューサー。ミュージカル「ロックンルーツ」の主演女優を探して来日した際、えり子と麗の中に才能を見出し、高く評価している。
大沢 洋:柴本浩行 / 歌 - 片山諭
麗の母・良子によって見出された謎のシンガー。サックスを片手に歌いまくるというパフォーマンスと野生の雄たけびをベースにした独特な歌唱で聴衆を圧倒する。動物とコミュニケーションをとるという能力を持っている。
仲田 靖子: 鷹森淑乃
えり子を応援する聖愛女学院の先輩。元水泳部のキャプテンで、芸能人水泳大会で泳がなくてはならなくなったえり子のカナヅチ克服の特訓に協力する。
いいところのお嬢様ながら竹を割ったような性格で、困った人を見過ごせない姉御肌の人物である。
【アイドル伝説えり子・制作、放送データ】
企画:逸見渉(ビックウエスト)、梅原勝(葦プロダクション)
シリーズ構成:小山高生
原案:ぶらざあのっぽ
音楽:渡辺俊幸
キャラクターデザイン:山内則康、スタジオ・ライブ
美術監督:宮前光春、本田修
音響監督:田中英行
撮影監督:福田岳志
制作担当:下地志直
設定担当:村上憲治
音響担当制作:正木直幸
監督:アミノテツロー
プロデューサー:三好雅彦(テレビせとうち)、田口智幸(ビックウエスト)
タイトル:マキ・プロ
音響制作:葦プロダクション
音響効果:庄司雅弘(フィズサウンドクリエイション)
ミキサー:大塚晴寿→小原吉男
録音スタジオ:整音スタジオ
編集:辺見俊夫
制作管理:佐藤訓史
制作事務:古林明子
現像:東京現像所
協力:サンミュージックプロダクション
制作:テレビせとうち、ビックウエスト、葦プロダクション
放送期間:1989年4月3日~1990年3月26日 全51話
放送局:テレビ東京系列
★『アイドル伝説えり子』は、U-NEXTで視聴可能です。
👆Legendary Idol Eriko 01
オープニングテーマ
👆アイドル伝説えり子 OP [涙の半分]
♬「涙の半分」
歌 - 田村英里子 / 作詞 - 田口俊 / 作曲 - 筒美京平 / 編曲 - 小林武史
エンディングテーマ
👆REI - UNCHAINED HEART
♬「Unchained Heart」
歌 - 橋本舞子 / 作詞 - 森山進治 / 作曲 - 都志見隆 / 編曲 - 樫原伸彦
👆ERIKO TAMURA - MAY BE DREAM
♬「May be Dream」(最終回)
歌 - 田村英里子 / 作詞 - 松本一起 / 作曲 - 筒美京平 / 編曲 - 船山基紀
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