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異世界ファンタジー『天空戦記シュラト』

アニメの徒然小道
06 /20 2022
🔶今日のアニメの徒然小道は『天空戦記シュラト』(てんくうせんきシュラト)本作はタツノコプロ製作による日本のテレビアニメ作品で、1989年4月6日から1990年1月25日までテレビ東京系列で放送されました。ダイジェスト版のOVA「天空界メモリアルズ」と新ストーリーのOVA「創世への暗闘」がそれぞれ6巻出版されています。
2003年には、バンダイビジュアルから「天空戦記シュラト MEMORIAL BOX」全2巻発売(OVA「創世への暗闘」は未収録です)。
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【天空戦記シュラト・作品概要】
異世界で「神甲冑(シャクティ)」という鎧を装着した多くの若者が入り乱れて激闘を繰り広げるという、異世界ファンタジーや青春群像劇の要素を持つ格闘アクション作品です。
テレビアニメで商業的に大成功した『聖闘士星矢』の影響下にある、いわゆる“バトルスーツもの”“装着もの”の「美少年アニメ」として、前年の1988年にサンライズが制作した『鎧伝サムライトルーパー』などと共によく知られている作品で、奥田万つ里さんのデザインによる多数の美形キャラクターが女性層を中心として人気を集めました

【天空戦記シュラト・企画制作の経緯】
本作の物語世界は密教とインド神話を題材としていて、作品の主柱が東洋的な世界観で構成されていることが大きな特徴です。設定を構築したのはシリーズ構成担当の小山高生さんの門下筋になる脚本家あかほりさとるさんで、制作会社のタツノコプロから「『孔雀王』とかが流行っているから、密教モノで頼む」と企画を依頼されたが、「似たようなものだろう」と考え、密教の本と一緒にインド神話の本を買って参考資料にした結果、インド神話が主要モチーフとなったのです。こうした企画の経緯からみれば、本作はジャンル的にはファンタジー作品と扱ってもよいのかもしれません。

こうしてインド神話をベースとした“バトルスーツもの”として作品の制作に取り掛かっていたあかほりさんに、メインスポンサーのバンダイさんから、「ミニ四駆が流行っているから、『シュラト』にミニ四駆を入れるように」という指示がなされた。売るためなら何でもあり~の世界ですね(*_*)
当初あかほりさんは反対したが、結局、プロデューサーの指示により実現となりました。あかほりは本作で「作品には商品ありき」ということを悟ったと言われています。(『この人に話を聞きたい』p.205)
そして、何から発端になったのかはわかりませんが、密教を扱った作品ということから、「宗教団体からのクレームで打ち切り」という噂が流れ、その噂がラジオ番組で話題になり、タツノコプロには実際に一部のファンから「残念です」などの手紙が送られてきたことがあるようです。実際には、そうした団体などの抗議はなく、当然ながら終了の理由は宗教的なものではありません(「シュラト打ち切り説の出どころと真偽」『アニメディア』1989年9月号、学習研究社、p.126)
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【天空戦記シュラト・スタッフについて】
タツノコプロ以外の参加スタッフとして、演出に日下直義さん、加戸誉夫さん、村山靖さん、作画にはばらのぶよしさん、高見明男(共に作画監督)さんと、葦プロダクションゆかりの面々が多く見受けられます。同社は外注の録音制作としてクレジットされているが、実制作も受け持っていたうえ、はばらが一部のデザイン作業も担当しています。( 2011年9月4日のツイート - 羽原信義@EXODUSっ!!)
声優は1987年の同制作会社作品で西久保瑞穂監督作品の『赤い光弾ジリオン』で主役3人組を担当して好評を博した関俊彦さん、井上和彦さん、水谷優子さんが本作でも起用され、それぞれメインキャラクターを担当しました。そしてガイ役には初レギュラーとなる子安武人さんが抜擢され、名を馳せることとなります。
脚本家の一人である井上敏樹さんは、『らんま1/2』参加のため本作品を降板しています。井上さんは当時はキャパオーバーであったと述べています。(「スーパー戦隊制作の裏舞台 井上敏樹」 『スーパー戦隊 Official Mook 20世紀 1991 鳥人戦隊ジェットマン』講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2018年5月10日、33頁。ISBN 978-4-06-509613-0。)

【天空戦記シュラト・謎の作画の乱れについて】
当時、作品を視聴していて作画品質については、放映開始当初は高水準で維持されていましたが、2クールごろからだったでしょうか?急激な品質悪化となる(動きがかなりギクシャクした動作など)事態となりました(『アニメ・ヴォイス大事典 下』. 飛天出版, 1999年、p.51)。この作画品質悪化の原因に関しては、海外への外注の増加によるものとされています。

アニメ雑誌への版権イラストは主に奥田が手掛けたが、「月刊ニュータイプ」の記事では、本作とは直接的な関わりのなかった菊池通隆さんが多くの版権イラスト原画を担当し、その流れから、最終話では菊池が作画監督を担当しています。

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【天空戦記シュラト・あらすじ】
格闘好きな能天気な熱血少年のシュラト(日高秋亜人)と、大人しく慈愛に溢れた性格のガイ(黒木凱)。二人は性格はまったく異なっていた大親友同士。
2人は空手の試合中、大きな光に包まれます。ひとり目を覚ましたシュラトは、調和神ヴィシュヌから、ここは人間界とは異なる世界「天空界」であり、自分はもともと天空界の住人で1万年以上も前の大戦で命を落とした八部衆の一人「修羅王」であったと聞かされます。
だが、その直後、デーヴァ神軍の雷帝インドラが反乱を起こし、ヴィシュヌを石に変え、その罪をシュラトに被せて討伐の命令を下します。ヴィシュヌの最後の力で遥か遠い地へ飛ばされたシュラトたちは、インドラを倒しヴィシュヌと天空界を救うために天空殿を目指して旅立ちます。
彼らの前に立ちはだかるのは、かつての仲間たち。そして、その中には「夜叉王」として転生し、シヴァの呪法で黒の光流をまとわされ残忍な性格に変わって、執拗にシュラトの命を狙うガイの姿もあったのです。

時は・・・サーマ暦9999年

ヴィシュヌ
【天空戦記シュラト・主な登場人物、キャスト】
登場人物の多さ、人物名、難解な密教的用語なども多く、アニメ作品のなかでも、秀逸の魅力ある作品。作画の乱れがちと惜しい!
主要人物
シュラト(修羅王秋亜人) / 日高秋亜人(ひだか しゅらと): 関俊彦(タイトルコールおよび次回予告ナレーションも)/ 羽村京子(少年時代)
八部衆の一人。獅子の神甲冑(シャクティ)をまとう。。好きなものはねぎラーメン、ところてん。運命に翻弄されながらも戦い続ける。生まれも育ちも人間界だが、一万年前のアスラ神軍との大戦で戦死したブラフマーの後継者の転生体です。
いたって能天気で気分屋、子供っぽいところがあり美人に弱い。その一方で自分の信念を貫き通す意地の強さを持ち、幾度と無く自分を襲うガイを元の優しい親友へ戻すことにこだわり続けます。また一度交わした約束は絶対に守ろうとする義理堅い男。転生して間もない時にヴィシュヌから言い渡されて何も分からぬまま了解してしまった「八部衆としての役割」を自分なりに果そうとします。
そういった性格もあってヒュウガやリョウマ、レイガらとも徐々に厚い友情で結ばれ、彼らや幾多もの人々との出会いや別れの中で自らの背負った役割を自覚していく。
ドラマCDにおいて、殺生を禁じる仏教の教義に対し、植物を食べることは殺生には当たらないのか?とリョウマを責めるなど、仏教には懐疑的らしい。
1973年10月10日生まれ。血液型はO型。東京都大田区出身。
[武器]三鈷杵(さんこしょ)
[属性]光
[技]修羅魔破拳(しゅらまっはけん)、修羅金剛魔破拳(しゅらこんごうまっはけん)、修羅恒河拳(しゅらこうがけん)
[真言]ナウマク・サンマンダ・ボダナン・ア・ビラ・ウンケン・ソワカ(修羅魔破拳、修羅金剛魔破拳)、ナウマク・サンマンダ・ボダナン・マカジンバラ・ソワカ(修羅恒河拳)

ガイ (夜叉王 凱)/ 黒木 凱(くろき がい):子安武人 / こおろぎさとみ(少年時代) / 伊倉一寿(創生への暗闘)
八部衆の一人。狼の神甲冑をまとう。好きなものはゼリービーンズ、嫌いなものはセロリ。好きな異性はソフィー・マルソー。人間界ではシュラトの親友であり、大人しくやさしい性格の少年だったが、シュラトと共に天空界へ覚醒中シヴァの呪法で黒の光流をまとわされ残忍な性格に変わり、対立関係にあたるシュラトを付け狙う。彼もまた、一万年前のアスラ神軍との大戦で戦死したブラフマーの後継者の転生体です。
1973年6月12日生まれ。血液型はAB型。東京都大田区出身。
[武器]剣
[属性]風
[技]疾風魔狼剣(しっぷうまろうけん)、夜叉金剛縛(やしゃこんごうばく)、結界(けっかい)
[真言]オン・バザラ・タマクカン・ヤシャ・ハーン(疾風魔狼剣)、オン・マケイ・シヴァラヤ・ソワカ(夜叉金剛縛)

蓬莱山のラクシュ(吉祥天ラクシュ):水谷優子
本編のヒロイン。好きなものはウルップの実。シュラトが初めて出会った天空人でシュラトに好意を抱きます。小ナーガのミーを連れている。普段は天真爛漫だが、シュラトの危機には行動的になり、一方で女神の奇跡を起こします。
ヴィシュヌの死後、調和神として後を継ぎます。
初期設定では山猫の神甲冑をまとう予定でしたが、弱いから却下という理由で実現しなかった(その際の名前は「吉祥天のラクシュ」)。その後、番外編OVAアイキャッチ、ドラマCDで神甲冑装着が実現する。サーマ暦9974年朱の月3日(1月3日)生まれ。O型。蓬莱山出身。ノベライズでは神甲冑を持たない神将「吉祥天」であることが、後に判明する。
デーヴァ神族
八部衆
ヒュウガ(天王日向):堀内賢雄
八部衆の一人。虎の神甲冑を纏う。ヴィシュヌの側近。真面目な性格でインドラを尊敬していたが、彼によるヴィシュヌ石化を目撃したことからシュラトと共に抹殺されそうになる。リョウマの親友。
サーマ暦9973年青の月8(4月8日)生まれ。血液型はA型。
[武器]五節棍
[属性]鉱物
[技]天王降魔鋼(てんおうごうまこう)、天王水晶結(てんおうすいしょうけつ)、天王滅魔鋼(てんおうめつまこう)
[真言]ナウマクサンマンダボダナン・マカキャラヤ・ソワカ(天王降魔鋼)、ナウマクサンマンダボダナン・マハシャーダ・ソワカ(天王水晶結)、ナウマクサンマンダボダナン・ビソホラウン・ソワカ(天王滅魔鋼)

リョウマ(龍馬):山寺宏一(ナレーションも兼任)
八部衆の一人。龍の神甲冑をまとう。八部衆最強とうたわれる。堅実実直。ヒュウガの親友です。
最初はインドラの言葉を信じシュラトとヒュウガを討とうとするが、ヒュウガと戦った際にシュラトが発した親友同士が争うのを嘆く叫びと、その叫びに込められた悲しみを感じたヒュウガの涙で真実を悟り、以後はシュラト達と行動を共にする。大戦後、ヴィシュヌの石像を建立し、その後幼馴染のマツリと結婚します。
サーマ暦9973年赤の月1(7月17日)生まれ。血液型はB型。
[武器]槍
[属性]炎
[技]龍王火炎戟(りゅうおうかえんげき)、龍王爆炎戟(りゅうおうばくえんげき)
[真言]ナウマクサンマンダボダナン・ナンド・ハ・ナンド・ソワカ(龍王火炎戟)、ナウマクサンマンダボダナン・アギャン・ナウエイ・ソワカ(龍王爆炎戟)

レイガ(迦楼羅王麗牙):井上和彦
八部衆の一人。鳳凰の神甲冑をまとう。オカマような口調で飄々としていますが実は思慮深い。技は多彩で実力も確かです。ネーミングはカルラ(またはガルーダ、ガルダ)より。幻帝ミトラ曰く、修羅王(シュラト)を見守る役割があるらしい。レイガはシュラトとヒュウガの探索に出る直前に見たインドラの不審な行動に疑念を抱く。そして能力の1つ迦楼羅霊視羽でその行動を監視し続けた結果ヴィシュヌ石化の真実を知ることとなり、シュラト達の側に回る。TV版最終回のラストシーンをシュラト・ラクシュと共に迎えます。
迦楼羅王の神甲冑は八部衆の神甲冑で唯一、神甲冑の状態で飛行することができます。
サーマ暦9972年黄の月23(3月21日)生まれ。血液型はO型。
[武器]金輪・羽
[属性]羽
[技]迦楼羅翼吹雪(かるらはねふぶき)、迦楼羅霊視羽(かるられいしう)、迦楼羅翼紫嵐(かるらよくしらん)、迦楼羅火翼陣(かるらかよくじん)、迦楼羅霊視羽超伝播(かるられいしうちょうでんばん)、迦楼羅金剛縛(かるらこんごうばく)
[真言]ナウマクサンマンダボダナン・マカカルラ・ソワカ(迦楼羅翼吹雪)、オン・ボダロシャニ・ソワカ(迦楼羅霊視羽、迦楼羅霊視羽超伝播)、ナウマク・サンマンダ・ポダナン・ロロ・ソワカ(迦楼羅翼紫嵐)、ナウマク・サンマンダ・ポダナン・ギャキ・サラバビギナン・ソワカ(迦楼羅火翼陣)

レンゲ(那羅王蓮華):林原めぐみ
八部衆の紅一点。カテ村出身。一角獣の神甲冑をまとう。インドラを心から愛し、ヴィシュヌへの反逆と知りつつ忠誠を誓っていました。ヒュウガと戦い水晶に封印されます。しかし、ヴィシュヌの力で蘇生、シュラトたちの味方となります。
小説版では封じ込められた水晶から自力で復活。一度はインドラを倒そうとするも、最終的にはインドラと共にヒュウガ・シュラトに刃を向ける。
最終回でヒュウガと結ばれることを思わせる場面がある。なお、レンゲの声を演じる林原めぐみはミーの声も演じている。
サーマ暦9973年白の月20(11月25日)生まれ。血液型はAB型。
[武器]華の形をした鞭
[属性]華
[技]那羅無双華(なあらむそうか)、那羅朱霊華(なあらしゅれいか)
[真言]ナウマクサンマンダポダナン・マカ・ナーラ・ソワカ(那羅無双華)、ナウマクサンマンダポダナン・アロリキャ・ソワカ(那羅朱霊華)

ダン(比婆王弾): 飛田展男 / 羽村京子(少年時代)
八部衆の一人。犀の神甲冑を纏う。猪突猛進型の少年。ヴィシュヌを敬愛していた。シュラトと戦い敗死する。後にヴィシュヌによって蘇生し、シュラトたちと和解、共闘します。
サーマ暦9972年黒の月14(8月27日)生まれ。血液型はB型。
[武器]斧
[属性]大地
[技]比婆激震破(ひばげきしんは)、比婆流砂洸(ひばりゅうさこう)
[真言]ナウマクサンマンダポダナン・オン・ボク・ケン(比婆激震破)、ナウマクサンマンダポダナン・バザラ・ボク・ケン(比婆流砂洸)

クウヤ(闥婆王空也): 中田和宏
八部衆の一人。水牛の神甲冑をまとう。知性派。インドラに疑問を抱きつつもヴィシュヌのためだと思い従っていました。真実を知りつつレイガと戦い敗死するが後にヴィシュヌによって蘇生し共に戦います。
サーマ暦9972年紺の月17(9月27日)生まれ。血液型はA型。
[武器]宝輪
[属性]水
[技]闥婆水雷染(だっぱすいらいせん)、闥婆水滸輪(だっぱすいこりん)、無の境地(むのきょうち)、ソーマ封じの術(そーまふうじのじゅつ)
[真言]ナウマクサンマンダポダナン・ギャナウ・サンラ・サンラ・ソワカ(闥婆水雷染)、ナウマクサンマンダ・ポダナン・ゲンダリ・バン(闥婆水滸輪)

デーヴァ神軍上層部
調和神ヴィシュヌ: 島本須美
天空界を導いていた調和神。神鳥の神甲冑が存在したらしい。見かけは20数歳だが実際は一万数千歳。シュラトとガイを天空界に転生させます。その後、インドラによって石化されるも、シュラトらによって元に戻る。
一度だけなら死者を蘇生させる能力があり、リョウマ、レンゲ、ダン、クウヤを蘇生させた。ただし、サラス、マユリ、インドラは蘇生させなかった(理由は明言されていない)。後に、アスラ神軍との戦いによって力を使い果たし、倒れる。
[技]転移(てんい)

雷帝インドラ: 鈴置洋孝
デーヴァ神軍総司令官。十二羅帝の一人で十二羅帝最強と称えられていた。双頭鷲の神甲冑をまといます。人・智・勇持ち合わせ清廉潔白な指導者であり、ヴィシュヌの重臣だったが、シュラトたちの転生を機に謀反を起こします。
シヴァと同じルドラ一族出身で、彼の側人。かつて狂気に走った主君を目覚めさせようと死亡した際、反魂で復活させられシヴァの操り人形同然となってしまった。本来は高潔な人格者であり、心・技・体を兼ね備えた誇り高き武人であったが、呪われた体ゆえにシヴァの命令に逆らうことができません。育てあげた神将たちを我が子同然に想いながらも自らの呪われた宿命に苦悩します。
一万年前の大戦末期にブラフマーに敗れて捕虜となった。戦後はヴィシュヌの口利きもあってデーヴァ神軍の幹部に収まり、再建に力を尽くす。その結果、かつて敵対した古参の将兵や、そうでない新参の将兵からの信望を得ます。特に若手将兵たちにはヴィシュヌよりもインドラを慕う者が少なくない。
漫画版では性格が異なり、最後まで「アスラ神軍の幹部」としての態度を崩さなかった。
[技]雷帝時空裂(らいていじくうれつ)、雷帝魔光弾(らいていまこうだん)、結界(けっかい)、石化(せきか)
[真言]ナンマンサンマンダ・バザラ・ダン・マカインドラヤ・ハーン(雷帝時空裂)

幻帝ミトラ
デーヴァ神軍「十二羅帝」。一万年前の戦いで壊滅的だったデーヴァ神軍を勝利に導いた伝説の軍師。長きに渡り眠りについていたが、マユリの呼びかけに答え目覚める。その後、陰からシュラト達をサポートする。幻術を使用しインドラとも互角に渡り合える実力者だが、打倒インドラへの旅路がシュラト達にとっての必要な試練であると悟っており、自らが前線で戦うことは殆ど無い。小説版のみの登場

大元帥明王アータバッカ
デーヴァ神軍第二位の上級将軍。近衛重神軍十二万を統率する。小説版のみ登場。
見かけは厳めしい老翁で、一万年前の大戦時からヴィシュヌの重臣として仕えてきた。
増長天将ヴィルーダカ
デーヴァ神軍南方軍を統括する上級将軍。小説版のみ登場。
天空樹に近づくシュラト一行の迎撃を命じられ、南方軍二十万人を総動員する。大戦後生まれゆえ数を頼みにした戦術をとるが、それを逆手に取られ、突破されてしまう。
直に対峙したリョウマの態度とガイの凶悪な物言いから、インドラに疑念を抱く。

幻夢衆
弁財天サラス: 佐々木優子
お庭番集団「幻夢衆」の一人。式紙の使い手でシュラト達を何度も救い続けてきた。シュラトに天空界の未来の希望を見出し、アカラナータの攻撃からシュラトを庇い戦死する。設定では鹿の神甲冑を纏うことになっていたが作中での描写はない。
[技]式神龍巻陣(しきがみたつまきじん)

烏瑟沙摩明王マユリ:小杉十郎太
「幻夢衆」の頭領。「幻夢衆」を率いシュラト達を陰から支え続けます。TV版ではシュラト達のために天空殿に先行し、警護の神将を全て無力化させるも力尽き戦死します(尚、小説版ではその役割は彼の配下である飛天ガルーダが受け持ったため生存が確認しているが、小説版では異動宮出現時点で終了しているため末路は不明)。設定では孔雀の神甲冑を纏うことになっていたが劇中での描写はない。
その他の親衛隊員
北面使タクシャカ:飯田高司
第4話に登場。デーヴァ神軍「十六大護・四方使」。カマキリの神甲冑を纏って戦う。ランバーンと共にレンゲに率いられシュラト達を襲うが、ソーマに目覚めたシュラトが放った修羅魔破拳の威力で消滅した。
南霊使ランバーン: 西村智博
第4話に登場。デーヴァ神軍「十六大護・四方使」。蛾の神甲冑を纏って戦う。タクシャカと共にレンゲに率いられシュラト達を襲うが、ソーマに目覚めたシュラトが放った修羅魔破拳の威力で消滅した。
傀儡師カリ: 青森伸
第5話に登場。デーヴァ神軍「十六大護・四獣使」。蜘蛛の神甲冑を纏う(当時のアニメ情報誌等の表記ではムササビ。)。必殺技は相手を絡め取った蜘蛛の糸にソーマを流し込んで焼き殺す、カリ熱死波。インドラがシュラト達の追撃に当たりガイに直属の部下として委ねた神将だが、その実態は残忍な殺戮魔で、天空殿の地下にある秘密の石室では抵抗できない天空人を惨殺していた。
同じ姿形の5人による素早い連携攻撃で相手を追い詰める戦法を得意とするが、その名が示す通り本体以外の4人は傀儡。傀儡は首を落とされたり身体を真っ二つにされても即座に元の状態に戻るが、本体がダメージを受けると傀儡にもそのダメージが影響する。
小説版では性格がやや異なるのか、それともダンや同僚たちの眼があってのことか、一般人を惨殺して悦に浸ることは無かった。
[技]傀儡幽網糸(かりゆうもうし)、傀儡熱糸波(かりねっしは)
鳩摩羅天ダーラ: 古田信幸
鳩摩羅天ムーラ:山崎たくみ
第6話に登場。ともに鳩摩羅天という二人一組の珍しい神将。ダーラは野獣の様な風体の大男で、ムーラはみずぼらしい矮躯の老人。百足の神甲冑を纏う。神甲冑装着時ダーラが本体でムーラが尾部に付いた状態になる。シュラト達4人を一度に相手にしてもなお圧倒するほどのパワーを誇ったが、シュラトの修羅魔破拳とヒュウガの繰り出す拳(技の名称は不明)の合体技に破れる。

羅刹天ニリハリ:梅津秀行
第8話に登場。デーヴァ神軍「十二天聖」。天空殿の守備隊長で、姑息な策を巡らせることに長けている。レイガ曰く「人に取り入るしか能の無い奴」。己の保身のためなら手段を選ばない卑劣漢。レイガとは個人的にいがみ合っていた様だが、インドラがニリハリにシュラト達の討伐命令を出したことを知ったレンゲやクウヤ、ダンの反応を見る限り、彼らからも良くは思われていなかったことが窺える。ヴィシュヌ石化がインドラの手によると知りながら、インドラに与していた。
様々な策を弄してシュラト達を追い詰めるが、得意技の羅刹迷魔廊で見せた幻影にガイとの友情を利用されたシュラトの怒りを買い、修羅魔破拳によって跡形も無く消滅した。
小説版では天空樹に入ってきたシュラト一行の迎撃を命じられる。怪我人を装ってヒュウガとリョウマの歓心を買う一方、偶然見つけたレンゲの姉 サティに「レンゲの仇はシュラトたち」と告げ口する。
配下の兵士たちに一般人もろともシュラト達を抹殺するよう命令を出すが、そのためにレイガの怒りを買い、竜巻で身体をバラバラにされる。
[技]羅刹迷魔楼(らせつめいまろう)、幻術(げんじゅつ)

摩利支天マリーチ:松本保典
第6話に登場。デーヴァ神軍「十二天聖」。やや斜に構えた性格で、陽炎の戦士と評される幻術の使い手。ヒュウガの幼馴染であり、レンゲに好意を寄せていた。
赤種斑に侵されながらも、ヒュウガ達を助け他界する。
[技]幻術(げんじゅつ)
右天王パジュ
アスラ偏に登場するヴィシュヌの側近。八霊師の一人。小説版ではインドラの側近。彼の駒に徹するため、修行により全ての感情を捨てている。比翼の鳥の神甲冑を纏う。
左天王パーニ
アスラ偏に登場するヴィシュヌの側近。八霊師の一人。ノベライズ版ではインドラの側近。パジュとは双子の兄弟。彼同様修行により全ての感情を捨てている。比翼の鳥の神甲冑を纏う。
大戦時のみ登場するデーヴァ神軍
水帝ヴリトラ
デーヴァ神軍「十二羅帝」。隻眼の勇将。一万年前の大戦時におけるデーヴァ神軍の総司令的な人物だったと思われる。小説版のみ登場。
霧帝メキラ
デーヴァ神軍「十二羅帝」。一万年前のデーヴァ神軍の将。小説版に名前のみ登場。
先代八部衆:小説版で明らかになっているのは8人です。
修羅王・シュナ、夜叉王・ラーマ、迦楼羅王・カーマ、天王・スーラ、龍王・アナンタ、那羅王・シータ、比婆王・ジャフヌ、闥婆王・マカラ
最も年配のアナンタがまとめ役をしていた。修羅王・夜叉王・龍王については1万年前の大戦時での戦死が劇中回想で確認されている。
一般のデーヴァ神族
勢至天パールヴァティ
天空樹第四楼・蓬莱山の長。見た目は25歳程度の美女だが、実際には一万年以上生きている。ヴィシュヌの女官長で、ラクシュの育ての親。小説版のみ登場。
ヴィシュヌの石化後は蓬莱山に帰郷し、自宅を診療所にして、ソーマの暴走に苦しむ人たちを救うことに尽力している。
高い見識の持ち主で、シュラト一行がヴィシュヌ石化の犯人でないことに気づいている。
サティ:玉川紗己子
レンゲの姉。天空樹の中腹にある第7楼・輝山カテ村で静かに堅実な暮しを生きている。
仲間達とはぐれ、傷つき行き倒れていたシュラトを助け優しく介抱する。このときはシュラトを単なる一般神将だと思っていたが、彼がレンゲの仇の一人と知り、命を狙う。
小説版では天空樹第四楼・蓬莱山にて、パールヴァティの館で働く。「修羅王一行」を裏切り者呼ばわりするが、彼らの顔を知らないため、シュラトを「休暇中の一般神将」と認識し、親切に接する。しかし、ニリハリからレンゲの末路とシュラトの素性を知らされ、命を狙う(レンゲを討ったのはヒュウガなのだが)。
サティの村の老人:松岡文雄
レビ:本多知恵子
クウヤの妹。赤種斑に侵され他界。
クウヤの弟A:篠原あけみ
マツリ:折笠愛
リョウマの幼馴染で許婚。大戦後無事が確認され結婚を果たす。
ミンチ: こおろぎさとみ
小ナーガ。ミーのガールフレンド。
アグリ:こおろぎさとみ

アスラ神族
破壊神シヴァ:若本規夫
ルドラ一族出身。本来は悲しみの象徴である黒のソーマを導き、古くなった世界を新生のために破壊する役目を持つが、狂気に走り黒のソーマを暴走させ、自らの一族をインドラを使って全滅させた後、大戦を勃発させた。両性具有。アスラ神軍を率いる。神甲冑は三ツ首龍で、普段は玉座になっている。
冥帝ビカラ: 小杉十郎太
アスラ神軍「十二羅帝」筆頭。異動宮と一体化する秘儀を持つ。アスラ神軍の軍師でもあるが、勝利のためには味方の犠牲を考慮しない。
主君であるシヴァと、先輩に当たるインドラにのみ、敬称で呼びかける。
[技]幽冥影憑椅(ゆうめいかげひょうい)
日帝アンテラ:小野健一
アスラ神軍「十二羅帝」。サンテラとは双子。鹿のような形状の神甲冑をまとう。鹿の角の部分はブーメラン状の刃物になっており、それを投擲して敵を翻弄して切り裂く。
[技]陰陽重力星(いんようじゅうりょくせい)
月帝サンテラ:佐々木優子
アスラ神軍「十二羅帝」。アンテラとは双子の妹。神甲冑はアンテラと同じだが、形は左右逆。双子のコンビネーションでリョウマとレイガを苦しめる。
[技]陰陽重力星(いんようじゅうりょくせい)
火帝クビラ:佐々木望
アスラ神軍「十二羅帝」。素早い身のこなしが特徴の魔神将で、バルダに乗って逃げるシュラトとラクシュを走って追いかけた。ザリガニのような甲殻類の形状の神甲冑をまとう。
[技]火帝千手蛮(かていせんじゅばん)、火帝魔限炎(かていまげんえん)
地帝ハイラ:島香裕
アスラ神軍「十二羅帝」。登場した十二羅帝の中で一番の巨漢。巨大な爪のついた虎の神甲冑をまとう。この爪はブーメランとしても使え、彼の剛力もあって、レイガの神甲冑を破壊する威力をもつ。また無数の棘がついた礫を無数に飛ばすことも出来る。
風帝バサラ
アスラ神軍「十二羅帝」。小説版に名前のみ登場
不動明王アカラナータ:松本保典
元デーヴァ神軍「八大明王」。現アスラ神軍「獣牙三人衆」のリーダー的存在。1万年前の戦いにおいて、無意識に力を渇望していた所をシヴァに付け入られ、トライロー・クンダリーニ以外の八大明王を全滅させ、アスラ神軍に寝返る。ヴィシュヌにより封印されていたが、インドラにより解放された。龍王とは1万年前より深い因縁がある。彼自身の神甲冑はコウモリだが、他の2人の神甲冑を合体し最強の存在になり、シュラト達を壊滅寸前にまで追いつめた。一度見た敵の技をコピーして、相手に逆に放つ能力をもつ。
後に声を演じた松本は『いただきますII』内のコーナーでアカラナータの声をサービスで演じた。
漫画版では性格が異なり、敵に対しては嗜虐的だが、トライローとクンダリーニの敵討ちに執念を燃やす、仲間思いの人物として描写される。
[技]明王合身(みょうおうがっしん)、獣牙裂光弾(じゅうがれっこうだん)、去来霊視光(きょらいれいしこう)
[真言]ナウマク・サンマンダ・バザラ・ダン・カン

降三世明王トライロー:土井美加
元デーヴァ神軍「八大明王」。現アスラ神軍「獣牙三人衆」。アカラナータに好意を抱いており、彼とともにデーヴァ神軍を裏切った。シュラトの記憶を奪い、人間界に逆転生させてシュラト達の分断を図った。また髪の毛を針状にして飛ばす攻撃も出来る。翼竜の神甲冑をまとう。
漫画版では一万年前に戦死したことになっており、アカラナータの回想にのみ登場。
[技]逆転生(ぎゃくてんせい)、蛇髪雷光弾(じゃはつらいこうだん)、虚空斬剣(こくうぜんけん)

軍荼利明王クンダリーニ:大滝進矢
元デーヴァ神軍「八大明王」。現アスラ神軍「獣牙三人衆」。元来好戦的な性格で、アカラナータに同調しアスラ神軍側につく。三人衆の中では最初にシュラト達と対峙して、その圧倒的な力を見せつけた。コブラの神甲冑をまとう。
漫画版では一万年前に戦死したことになっており、アカラナータの回想にのみ登場。
[技]軍荼利灼熱破(ぐんだりしゃくねつは)、軍荼利灼熱牙(ぐんだりしゃくねつが)、軍荼利灼熱蛇(ぐんだりしゃくねつじゃ)

その他の神族
創造神ブラフマー: 小林清志
一万年前の戦いで、ヴィシュヌとともにアスラ神軍を封印するも、限界に来ており、最後の力でシヴァにより戦死した修羅王と夜叉王の魂を自らの後継者として人間界に送り、須弥山に残留思念を残して命果てた。
調和神スクリミール: 速水奨
「創世への暗闘」にのみ登場。人間界で自らのソーマを残したためにシュラトたち八部衆が送り込まれてくるが、彼らを次々と異空間内にある自らの神殿の「無明陣」に取り込んでいく。

人間界
日高 勇太郎:藤本譲
シュラトの祖父。
日高 桐子: 滝沢久美子
シュラトの母。
日高 由美子:林原めぐみ
シュラトの妹。
黒木 美奈:川村万梨阿
ガイの姉。シュラトが人間界に逆転生させられた回のみの登場だが、「創世への暗闘」ではキーパーソンとなる。
中国拳法の師匠
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【天空戦記シュラト・制作、放送データ】
原案:美原轟(連載誌:『テレビランド』、『てれびくん』)
シリーズ構成:小山高生、関島眞頼
文芸担当:あかほりさとる
文芸設定協力:ぶらざあのっぽ
設定担当:村上憲治
音響担当制作:正木直幸
録音制作:葦プロダクション
効果:庄司雅弘
ミキサー:佐藤進
録音スタジオ:整音スタジオ
キャラクター原案:奥田万つ里
OPアニメーション:戸部敦夫
シャクティデザイン:アンモナイト、小川浩、大倉宏俊、小野隆嗣
メカニックアレンジャー:松尾慎
シャクティデザイン協力:福地仁
美術監督:新井寅雄
色彩設定:遊佐久美子
撮影監督:福田岳志
音楽:渡辺博也
プロデューサー:江津兵太(~第26話)➡清水陸夫(第27話~)(テレビ東京)、小水流正勝(創通エージェンシー)、植田もとき(竜の子プロ)
チーフディレクター:西久保瑞穂
製作:テレビ東京、創通エージェンシー、タツノコプロ
放送期間:1989年4月6日~1990年1月25日 全38話(+総集編2話)
放送局:テレビ東京系列



オープニングテーマ

👆天空戦記シュラト オープニング 「Shining Soul」

♬「SHINING SOUL」(第1話 - 第26話)
作詞 - 水谷啓二 / 作曲 - 竹沢好貴 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 清水咲斗子

👆天空戦記シュラト 後期 OP「Truth」 フル full ver
♬「Truth」(第27話 - 第40話)
作詞 - 水谷啓二 / 作曲・編曲 - 渡辺博也 / 歌 - 清水咲斗子

エンディングテーマ

👆【天空戦記シュラト】砂塵の迷図 / 清水咲斗子 (歌詞付き)
♬「砂塵の迷図」(第1話 - 第26話)
作詞 - 水谷啓二 / 作曲 - 工藤崇 / 編曲 - 山本健司 / 歌 - 清水咲斗子

👆清水咲斗子 - キャラバン (友情)
♬「キャラバン友情」(第27話 - 第40話)
作詞 - 工藤崇 / 作曲・編曲 - 渡辺博也 / 歌 - 清水咲斗子


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のぶさん

55歳から短い脚で、二輪にまたがり、還暦峠も越えて、人生下り坂のアニメ好きジジイでございます。人生、特に極めることもなく、カラータイマーが点滅中(o|o)