💎『セーラームーン』誕生30周年を記念して、まずはいきなりメークアップ!!
👆メイクアップ ! セーラーチーム S
🔶突然、メイクアップからはじまり大変失礼いたしました。今日のアニメの徒然小道は、『セーラームーン』の考察記事ですが、『セーラームーン』も誕生30周年を迎え、今でも多くのファンに愛され続けている作品ですので、余計な前置きなしからのスタートです。ロングヘアの女性キャラクターもたくさん登場します。
🔶『美少女戦士セーラームーン』(びしょうじょせんしセーラームーン)シリーズは、1992年3月7日から1997年2月8日までテレビ朝日系列で毎週土曜19:00~19:30に放送された、日本のテレビアニメシリーズ作品です。
原作は武内直子さんの同名漫画『美少女戦士セーラームーン』で、以下の5作品が制作され、累計の話数は、テレビシリーズ全200話に加えた、テレビスペシャル1話を含めた201話に及びます。
💎美少女戦士セーラームーン(びしょうじょせんしセーラームーン)
💎美少女戦士セーラームーンR(びしょうじょせんしセーラームーンアール)
💎美少女戦士セーラームーンS(びしょうじょせんしセーラームーンスーパー)
💎美少女戦士セーラームーンSuperS(びしょうじょせんしセーラームーンスーパーズ)
💎美少女戦士セーラームーンセーラースターズ(びしょうじょせんしセーラームーンセーラースターズ)
👆どの作品から観ても、楽しめますが作画演出の変遷を楽しむという点では、上記順がベストかなと思います。
また、本作は女性向けアニメ(もちろん私のような隠れ男性ファンもいます:当時私32歳ですヨ)ですが、タキシード仮面が登場していて、楽しませてくれます。このタキシード仮面とうさぎの会話が面白い。
👆タキシード仮面 登場 ! (SuperS)
恋のはじまり~か?
【セーラームーン概要】
原作漫画の連載開始から2か月後に、東映動画(現:東映アニメーション)制作のテレビアニメが放送開始しています。原作漫画の流れはそのままです。ターゲット層の女児だけではなく、幅広い年齢層を取り込んで社会現象化し、バンダイによる玩具等の販促展開やキャラクタービジネスでも成功を収め、萌え~文化などのポップカルチャーにも大きな影響を与えました。日本のみならず世界40ヶ国でも放送されました。
セーラー戦士に変身して悪と戦う女の子同士の友情や、お姫様と王子様の恋物語がテーマ。第2作以降は、親子の絆もテーマに加えられました。SFやファンタジー要素を最小限に抑え、主軸も前世の運命から日常を主とするキャラクター同士の関係性に変更、主人公達は普通の幸せに憧れる等身大の少女として登場しました。佳境に入ると通常のドタバタギャグからシリアスな展開になりますが、構成の都合上原作からストーリーを改変しています。キャラクターも親近感ある性格にアレンジされています。怪人態を持たない人間である幹部級の敵キャラは、原作漫画では倒されて退場しますが、本シリーズでは説得でされたり、退場方法を仲間割れなどに変更しています。
製作会社の東映動画も、本作がまさかの大ヒットになるとは思わなかったとの感想が残されています。
当時、最初にTVで最初に観た時は、「あっ、これ大当たり」と思いました。どこに感じたかというと、変身メークアップのシーンです。毎回登場する変身シーンですが、ネイルやスティックを使って変身し、セーラ服戦士になるというのが、女性の変身願望をくすぐったのだと思います。
TVアニメですから、放送1回分の作画枚数にも制約があったと思いますし、その中でも変身シーンに最大限の演出をいれての本作は、それまでの魔法少女ものにありがちな別次元的なものではなく、観ている視聴者にも身近な親近感ある作品となりました。
美少女戦士セーラームーン(第1シリーズ)
👆1992年3月7日 - 1993年2月27日まで、全46話が放送。原作第1期の「ダーク・キングダム編」に相当します。月野うさぎ/セーラームーン、水野亜美/セーラーマーキュリー、火野レイ/セーラーマーズ、木野まこと/セーラージュピター、愛野美奈子/セーラーヴィーナス、地場衛/タキシード仮面、ルナ、アルテミスが初登場します。
うさぎと衛の前世からの恋を軸に、正体不明のプリンセスと「幻の銀水晶」を狙うダーク・キングダムとの戦いが描かれた。原作に追いつかないよう、25~31話までアニメオリジナルストーリーの「虹水晶編」が放送され、「最強妖魔七人衆」が転生した人間に隠された「虹水晶」の争奪戦が描かれました。
序盤はうさぎが「変装ペン」で働く女性に変身し、情報収集する魔法少女要素もあった。途中までうさぎ・亜美・レイの3人体制で進行し、中盤に入ってまこと、終盤で美奈子が加入した。原作の懐中時計の代わりに「星空のオルゴール」が登場する。原作の中ボスに相当するクイン・ベリルが事実上のラスボスであり、四天王の出自には触れられない。衛の年齢が高校2年生から大学1年生に変更されました。
うさぎ・レイ・衛の三角関係や、うさぎの親友・大阪なると四天王のネフライトの悲恋、四天王のクンツァイトとゾイサイトがゲイカップルであるなど、原作とは異なる恋愛模様が展開されている。亜美と恋に落ちた妖魔七人衆の浦和良、レイに片思いする火川神社の下働き熊田雄一郎、レイの祖父の火川宮司、美奈子のイギリス時代の仲間カタリナとアランなどのアニメオリジナルキャラクターも登場する。
第45話でジュピター、マーキュリー、ヴィーナス、マーズが戦死、最終話の第46話でもタキシード仮面やセーラームーンも落命するショッキングな展開が描かれ、新聞の読者投稿欄に「ショックを受けた子供たちが体調不良を訴えている」と寄稿されたほどでした。最終話でうさぎ達は銀水晶の力で転生し、本編中の歴史も抹消されたが、今作で培われた人間関係は次作以降に引き継がれています。
美少女戦士セーラームーンR(第2シリーズ)
👆1993年3月6日 - 1994年3月12日まで、全43話(47~89話)が放送。物語は前作最終話のラストシーンの時点から2か月後より始まります。
前作の好評を受けて急遽シリーズ化されたので、物語進行が原作に追い付かないよう、最初の13話まではアニメオリジナルストーリーの「魔界樹編」を放送されました。魔界樹編では前作の記憶を失ったうさぎ達の再集結が描かれ、オリジナルキャラクターのエイル/銀河星十郎とアン/銀河夏美、月影の騎士(ナイト)が登場します。
14話からは原作第2期相当の「ブラック・ムーン編」を放送。未来から来た少女・ちびうさと新たなセーラー戦士・セーラープルートが初登場し、ちびうさの命を狙うブラック・ムーン一族との戦いが描かれました。クリスタル・トーキョーやブラック・ムーン一族の諸設定が変更されています。
59話で初代SDの佐藤順一が降板(以降も演出で参加)、60話から幾原邦彦に交代した。今作をもって初代キャラクターデザインの只野和子が降板。『R』の由来については諸説あるようです。東映動画側は「ロマンス」の頭文字と解釈していた。テレビ朝日側は「リターンズ」「輪廻転生」「(主人公の月野うさぎの名前から)ラビット」の頭文字という説もあります。広報部は見る側で自由に判断してほしいとコメントしています。
美少女戦士セーラームーンS(第3シリーズ)
👆1994年3月19日 - 1995年2月25日 まで、全38話(90 - 127話)が放送。原作第3期の「デス・バスターズ編」に相当します。天王はるか/セーラーウラヌスと海王みちる/セーラーネプチューン、セーラープルートに変身する冥王せつな、土萠ほたる/セーラーサターンが初登場します。うさぎたちは中学3年生に進級し、ちびうさもセーラー戦士見習い・セーラーちびムーンとして帰って来る。はるかが男装の麗人に変更され、みちるとはレズビアンカップルとして登場。
モラリズム(うさぎ)とリアリズム(はるかとみちる)の対立を軸に、「ピュアな心」を持つ人間の中に隠れたアイテム「タリスマン」、中盤からは終わりの近づいた世界を破壊するセーラーサターンと「真の救世主(メシア)」が手にするアイテム「伝説の聖杯」を巡り、ウラヌスとネプチューン、敵組織・デス・バスターズとの三つ巴の戦いが描かれます。他のシリーズよりも原作漫画からの改変が比較的少ないです。
キャラクターデザインが伊藤郁子に交代、今作をもって初代シリーズ構成の富田祐弘が降板する。
美少女戦士セーラームーンSuperS(第4シリーズ)
👆1995年3月4日 - 1996年3月2日まで、全39話(128 - 166話、スペシャル1話)が放送。原作第4期の「デッド・ムーン編」に相当します。ダイアナが初登場。ちびうさとペガサス/祭司エリオスの淡い恋を軸に、ペガサスが隠れた「美しい夢を持つ人間」を狙うデッド・ムーンとの戦いが描かれます。
はるか、みちる、せつな、ほたるはレギュラー登場せず、はるかとみちるはスペシャルで、せつなは劇場版のみ登場する。衛とエリオスやゴールデン・クリスタルの関係はオミットされ、原作で雑魚敵だったアマゾン・トリオが前半の準主人公に昇格、原作でセーラー戦士に変身するアマゾネス・カルテットは少しだけ不思議な力を持つ少女として登場します。
シリーズ構成が榎戸洋司に交代、今作をもって幾原邦彦と伊藤郁子が降板する。
初期(128-131話)のオープニングではタイトル名が『美少女戦士セーラームーンSS』表記だったが、「『SS』の部分がハーケンクロイツ(カギ十字)を連想させる」というクレームが付いた為、1時間スペシャルの放送分からは『美少女戦士セーラームーンSuperS』表記に変更されました。その影響により、映像ソフトではオープニングのタイトル表記は、本放送の1時間スペシャル以降のバージョンに差し替えられた。
美少女戦士セーラームーンセーラースターズ(第5シリーズ)
👆1996年3月9日 - 1997年2月8日まで、全34話(167 - 200話)が放送。最初の6話はアニメオリジナルストーリーの「ネヘレニア復活編」を放送。外部太陽系のセーラー戦士も再集結し、初めてレギュラー陣が揃い踏みします。
7話から放送された原作第5期相当の「シャドウ・ギャラクティカ編」では、星野光/セーラースターファイター、大気光/セーラースターメイカー、夜天光/セーラースターヒーラー、ちびちび/セーラーちびちびが登場します。
高校1年生に進級したうさぎと星野光の切ない交流を軸に、特別な人間が持つ「真のスターシード」を探すシャドウ・ギャラクティカとの戦いが描かれます。原作で脇役だったスリーライツ/セーラースターライツが準主人公に昇格、シャドウ・ギャラクティカの諸設定は変更され、セーラークリスタルやギャラクシーコルドロン、セーラーコスモスなどのキャラクターもオミットされた。1作品につき1回は出演していた準レギュラーは月野育子以外未登場。
SDが五十嵐卓哉に交代、キャラクターデザインも爲我井克美に変わり、シリーズ構成も榎戸洋司(脚本はネヘレニア編が最後)から山口亮太に交代となった。
第4シリーズまでは2段書きで「美少女戦士」がサブタイトル扱いで表記されたが、同作品では「美少女戦士セーラームーン」までがサブタイトル扱いとなり、その下に「セーラースターズ」を大きく表示する形となっている。オープニング(OP)曲をこれまでの「ムーンライト伝説」から「セーラースターソング」にするなど、イメージの一新も図ります。
【セーラー戦士とその仲間たち・主要人物、キャスト(アニメ)】
主要人物
月野うさぎ(つきの うさぎ) / セーラームーン:三石琴乃
本作品の主人公。ドジで泣き虫な明るい少女で、初登場時は区立十番中学校2年1組。月を守護に持つ、愛と正義のセーラー服美少女戦士セーラームーンに変身します。月の王国「シルバー・ミレニアム」の王女プリンセス・セレニティの生まれ変わりで、30世紀では未来の地球「クリスタル・トーキョー」の女王ネオ・クイーン・セレニティを名乗っています。
地場衛(ちば まもる) / タキシード仮面(タキシードかめん) / 月影の騎士(つきかげのナイト):古谷徹、
うさぎの運命の恋人。初登場時は私立元麻布高校2年生(原作)、東西大学生(テレビアニメ)。タキシード仮面としてセーラー戦士たちをサポートします。地球国の王子プリンス・エンディミオンの生まれ変わりで、30世紀の未来では「クリスタル・トーキョー」の王キング・エンディミオンを名乗っています。
ちびうさ / セーラーちびムーン:荒木香恵
30世紀のクリスタル・トーキョーの王女で、未来のうさぎと衛の娘。本名はプリンセス・うさぎ・"スモールレディ"・セレニティ。愛と正義のセーラー服美少女戦士見習いセーラーちびムーンに変身する。現代ではうさぎの従姉弟の月野うさぎ(ちびうさはあだ名)を名乗り、区立十番小学校に編入しています。
四守護神
本作品の準主人公たちで、プリンセス・セレニティを守る4人のセーラー戦士の生まれ変わりです。内部太陽系惑星を守護星に持つ内部太陽系セーラー戦士とも呼ばれるが、この呼称はセーラームーンを合わせた5戦士を指すこともあります。それぞれの特性にあった技を得意とし、アニメでは連携して合体技を繰り出します。原作での回想ではセレニティの世話係や家庭教師なども行っていました。原作では外部戦士とともに各守護星の王女とされ、誕生の際にクイーン・セレニティから守護星の名前を冠した城を贈られているが、なぜシルバー・ミレニアムに仕えているのかは不明です。シルバー・ミレニアムの滅亡後はプリンセス・セレニティと共に地球人に転生したが、再びセーラー戦士として覚醒し、地球の平和を守るために侵略者たちと戦います。
水野亜美(みずの あみ) / セーラーマーキュリー:久川綾
IQ300を超える天才少女。初登場時は区立十番中学校2年生。水の星・水星を守護に持つ頭脳の戦士セーラーマーキュリーに変身する。
火野レイ(ひの レイ) / セーラーマーズ: 富沢美智恵
火川神社の霊感少女。初登場時は私立T.A女学院中等部2年生。火の星・火星を守護に持つ戦いの戦士セーラーマーズに変身する。
木野まこと(きの まこと) / セーラージュピター: 篠原恵美
男勝りな怪力少女。初登場時は区立十番中学校の転入生。雷の星・木星を守護に持つ保護の戦士セーラージュピターに変身する。
愛野美奈子(あいの みなこ) / セーラーヴィーナス / セーラーV:深見梨加、
アイドルを夢見る爆走少女。初登場時は区立芝公園中学校2年生。内部太陽系戦士のリーダーで、美の星・金星を守護に持つ愛の戦士セーラーヴィーナスに変身する。
外部太陽系戦士とセーラーサターン
【セーラームーン・制作、放送データ】
プロデューサー:東伊里弥➡有迫俊彦、矢田晃一
原作:武内直子(講談社『なかよし』連載)
製作担当:樋口宗久➡堀川和政➡松坂一光
製作担当補佐:本間修➡松坂一光
宣伝:三輪祐見子
音楽:有澤孝紀
作画チーフ(キャラクターデザインなど): 只野和子➡伊藤郁子➡爲我井克美
美術チーフ(美術デザインなど):椋尾篁➡窪田忠雄➡田尻健一
シリーズ構成: 富田祐弘➡榎戸洋司➡山口亮太
シリーズディレクター:佐藤順一➡幾原邦彦➡五十嵐卓哉
テレビ朝日プロデューサー:太田賢司
音響効果: 今野康之、赤平直樹、鶴田こずえ
制作:テレビ朝日、東映エージエンシー、東映動画
放送局:テレビ朝日系列
★『美少女戦士セーラームーン(1期~5期)』は、U-NEXTで視聴できます。
【主題歌】
👆美少女戦士セーラームーンS_OP3
♬ムーンライト伝説(第1話 - 第166話)
作詞 - 小田佳奈子 / 作曲 - 小諸鉄也 / 編曲 - 池田大介(1 - 89話)、林有三(90 - 166話) / 歌 - DALI(1 - 89話)、ムーンリップス(桜っ子クラブさくら組(大山アンザ・森野文子))(90 - 166話)
👆美少女戦士セーラームーン タキシードミラージュ
♬タキシード・ミラージュ(第92話 - 第127話)
作詞 - 武内直子 / 作曲 - 小坂明子 / 編曲 - 林有三 / 歌 - Peach Hips(三石琴乃、久川綾、富沢美智恵、篠原恵美、深見梨加)
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