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激熱!作画『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』

アニメの徒然小道
07 /29 2022
🔶前記事『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』を受けて、今日のアニメの徒然小道は、OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』(きどうせんしガンダム ダブルオーエイティースリー スターダストメモリー)を紹介考察、感想などを記してみたいと思います。本作はガンダムシリーズのOVAであり、1990年制作、1991年から1992年にかけて全13話が製作されました。略称は『0083』『星屑』(ほしくず)。
また1992年には、本OVAシリーズに一部新作カットを加え再編集した劇場版『機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光』(- ジオンのざんこう、THE AFTERGLOW OF ZEON)も公開されました。
【機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY・本作の概要】
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』がOVA作品として商業的成功を受けたので『機動戦士ガンダム』の外伝的OVA作品の一つとして制作されました。日経キャラクターズ!編(「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」『大人のガンダム HISTORY & BUSINESS』日経BP社〈日経BPムック〉、86頁。))
作品タイトルの「0083」とは宇宙世紀0083年を指し、『機動戦士ガンダム』の宇宙世紀0079年と、当時すでに放映済みであった『機動戦士Ζガンダム』の宇宙世紀0087年の間の出来事が描かれており、丁度テレビシリーズの空白を埋めるストーリー構成となっています。OVAリリースの途中で再編集による劇場版の製作が決定したため、シリーズ後半部分では大画面に耐え得る素材とするために、映像のクオリティがさらに上げられています。

ガンダム史上、最も多くオリコン1位を獲得した作品です。(ビデオチャートで2回、LDチャートで9回、DVDチャートで1回。)ビデオ・LD・DVDを合わせると全巻累計出荷は、105万本に達しているといわれていて、またオリコンのビデオ、LD、DVDのそれぞれのチャートで1位を取った唯一のガンダム作品でもあります。

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【機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY・ストーリー】
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一年戦争が終結して3年、地球連邦軍再建計画に基づくガンダム開発計画を軍産複合企業「アナハイム・エレクトロニクス」に発注。その試作機としてガンダム試作1号機、ガンダム試作2号機が性能テストのため、オーストラリアのトリントン基地に搬入。しかし、ジオン軍の残党「デラーズ・フリート」がこの情報をつかんでおり、極秘作戦「星の屑作戦」の実施に先立って、南極条約によって禁止されている戦術核兵器を搭載したガンダム試作2号機を強奪するため、基地を襲撃します。
かつて「ソロモンの悪夢」と呼ばれたジオン軍エースパイロット、アナベル・ガトー少佐が、首尾よくガンダム試作2号機を強奪します。脱出を図る2号機の前に、連邦軍新米テストパイロット、コウ・ウラキ少尉が乗り込んだガンダム試作1号機が立ちはだかるも、歴戦の戦士であるガトーにあっさりとあしらわれたあげく、コウは「まだ未熟」と屈辱的な言葉を投げかけられます。かくして2号機は朝靄の彼方に消え去り、コウを含むテストパイロット達は、ガンダムを搬入したペガサス級強襲揚陸艦「アルビオン」の乗組員に任命され、試作1号機のデータ収集、および2号機の追撃・奪還任務に就きます。「不死身の第四小隊」のベルナルド・モンシア中尉が補充隊員としての任務につくためアルビオンにやってきます。コウ・ウラキは、モンシアとも衝突したり、ジオン残党を率いるノイエン・ビッター少将との戦いや、月面で再起を期してヴァル・ヴァロを整備していたケリィ・レズナーとの出会いと決闘、そして上官のサウス・バニング大尉の死など、様々な事件やライバルとの戦いを経て、コウは戦士として少しずつ成長していきます。また、コウは、アナハイムのシステムエンジニア、ニナ・パープルトンとも心を通わせます。そして、ガンダム開発計画の責任者ジョン・コーウェン中将は、連邦軍内部においてレビル亡き後の派閥を束ね兵からの求心力もありますが、対立する派閥により動きが制限されます。
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デラーズ・フリートは、核兵器を搭載したガンダム試作2号機の存在を暴露します。そして一年戦争の終戦協定は、偽りのものであるとして地球連邦に対して宣戦布告します。シーマ艦隊の司令官シーマ・ガラハウ中佐はデラーズ・フリートに加わるが、一年戦争のコロニーに対する毒ガス攻撃のトラウマにより内心ではジオンを憎んでいます。星の屑作戦遂行のためにシーマはかねてから裏取引を行っていたアナハイムのオサリバン常務と密談します。シーマにガンダム試作4号機を改装したガーベラ・テトラを横流しする。一方、連邦軍のグリーン・ワイアット大将が束ねる派閥との裏取引で星の屑作戦の全容を記した機密文書を売り渡そうとしますが、アルビオンがMS部隊を発進させたことにより失敗します。

コンペイ島宙域にて連邦軍は観艦式を強行します。デラーズ・フリートの陽動作戦により、試作2号機は連邦軍の防衛網を潜りぬけます。コウは試作1号機フルバーニアンで追撃するが時すでに遅く、彼の目の前で艦隊の大半が消滅します。旗艦バーミンガムのワイアット大将も戦死。怒りに燃えるコウとガトーの一騎討ちの末、1号機と2号機は相打ちとなり爆散。ガトーはコウを戦士と認めます。
観艦式襲撃とほぼ同じ頃、デラーズ・フリートは移送中のスペースコロニーを強奪、月への落下軌道に投入します。連邦軍はコンペイ島の残存艦艇で、コロニー迎撃に向かいます。しかし、月への落下軌道にあったコロニーは、シーマとオサリバンの事前の裏取引によりアナハイムから発射された推進用レーザーの照射をうけて推進剤に点火、地球落着軌道に遷移する。これを追撃していた連邦軍の艦隊の大半の艦は推進剤不足に陥って航行不能になってしまいます。星の屑作戦の真の狙いは、地球へのコロニー落としにあったのです。
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ハマーン・カーンが率いるジオン残党勢力「アクシズ」は表向きは中立だが、裏ではデラーズ・フリートを支援する。ガトーはアクシズからノイエ・ジールを受領。コーウェン中将は、ジーン・コリニー大将とジャミトフ・ハイマン准将らの派閥の政略により失脚。そのためアナハイムがドック艦ラビアンローズでテストを行っていたガンダム試作3号機は凍結、アルビオン隊は軟禁されてしまいます。アルビオン隊は命令に違反してガンダム試作3号機を強引に受け取り、コロニーの落下阻止に動く。アルビオン隊らの健闘虚しく、コロニーは阻止限界点を突破します。
ジャミトフの指示でバスク・オム大佐は、奥の手のソーラ・システムⅡでコロニーの破壊を目論みます。その影ではシーマがデラーズを射殺しコリニー派との裏取引を成功させるが、事情を知らないコウによって撃墜されます。コウは、かつてニナがガトーの恋人であったという事実を知ってしまうのです。連邦軍の腐敗、ニナの過去、めまぐるしく変化する状況に翻弄させられたコウは、やり場のない怒りとともに、実直にジオンの理想に殉じようとするガトーとの決戦に臨みます。連邦軍はコロニーの落下阻止に失敗、コロニーは地球へと落下。星の屑作戦を成功させたデラーズ・フリートはアクシズの艦隊を目指し撤退します。

紛争終結後、連邦軍はガンダム開発計画を抹消し隠蔽。コロニー落としをコロニー移送中の事故として処理したのです。オサリバンの変死体が発見される。権力を拡大したジャミトフは、ジオン残党狩りを目的とした特殊部隊ティターンズを設立し、アルビオン隊の多くも編入。ラビアンローズの事件の軍事裁判でアルビオンのエイパー・シナプス艦長に死刑、コウには懲役刑が下されます。しかし、ガンダム開発計画の抹消によってコウの罪状が消滅します・・。
【機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY・主な登場人物、キャスト】
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(地球連邦軍/アルビオン)
コウ・ウラキ(声:堀川亮)
地球連邦軍の士官で、当初の階級は少尉。年齢は19歳。ナイメーヘン士官学校卒業。
ニンジンが大嫌いで、山盛りのそれを睨んでチャック・キースにからかわれるなど幼さの残る一面もあります。ニナ・パープルトン曰く「乗るモビルスーツ (MS) の性能を限界まで引き出せる」「戦局の未来予測の精度が高い」という長所から、当時の最新型MSであるガンダム試作1号機や、連邦軍でも類を見ない特殊機体であるガンダム試作3号機を短期間で乗りこなし、多大な戦果を挙げている。
サウス・バニング(声:菅原正志)
階級は大尉。39歳。ベテランのMSパイロットで、乗機はジム改およびジム・カスタム。妻のシルビアのスナップ写真を常に携帯している。が、彼女とは別居状態。一年戦争時は「不死身の第四小隊」の隊長として、ベイト、モンシア、アデルを率いている(当時の階級は中尉)。戦後はトリントン基地所属の教官としてテストパイロットたちを指揮する立場にいるが、年齢的に体力の限界を感じて引退を考える。
エイパー・シナプス(声:大塚周夫)
地球連邦宇宙軍第3地球軌道艦隊所属ペガサス級強襲揚陸艦アルビオンの艦長。階級は大佐。年齢は当時45歳である。
同艦は就航間もない新造艦であり、重力下テストを行う2機の試作ガンダム運搬のため、地球に降下した。シナプスは、そのテストの現場指揮官でもあった。
(アナハイム・エレクトロニクス)
ニナ・パープルトン(声:佐久間レイ)
アナハイム・エレクトロニクスフォン・ブラウン支社の社員。21歳(U.C.0062年生まれ)。
ガンダム開発計画の中で製造されたガンダム試作1号機、ガンダム試作2号機を担当する専属のシステムエンジニアで、自分が担当するガンダムに対して一種フェティシズム的な強い思い入れを持っている。1号機および2号機の重力下実動試験の現場指揮者として強襲揚陸艦アルビオンに搭乗し、トリントン基地に降り立つ。デラーズ・フリートの一員であるアナベル・ガトーによる2号機強奪後も、追撃任務に加わった1号機のサポートとしてアルビオンに留まる。
(デラーズ・フリート)
アナベル・ガトー(声:大塚明夫)
ジオン公国残党勢力「デラーズ・フリート」の一員で、「ソロモンの悪夢」の異名を持つエースパイロット(撃墜数200機、正式スコアは100機程度)。その名は、地球連邦軍士官学校の現代戦史教本に載るほどで、戦後の士官学校卒業兵はもちろん一年戦争を生き抜いたベテラン兵でさえも恐怖と焦りを感じさせた。デラーズ紛争の際でも3年間のブランクを思わせないようなパイロット技量を持っている。実直な性格、四字熟語を引用する台詞回し、侍の髷を髣髴させる長い銀髪を後ろで結ったヘアースタイルなど、サムライのような人物で部下からの信頼も厚い。一方でジオンの理想に傾倒する側面があり、自らの美意識に相容れぬ物に対しては露骨に嫌悪を見せることがある。一年戦争時の階級は大尉。デラーズ・フリート参加時少佐に昇進。作中での年齢は25歳。
シーマ・ガラハウ(声:真柴摩利)
ジオン公国軍突撃機動軍所属の女性将校。U.C.0083年に死亡した際の最終階級は中佐、年齢35歳。性格は大胆不敵で、非常に好戦的。一年戦争開戦直前に編成されたキシリア・ザビ配下のジオン公国軍海兵隊に、遙任の艦隊司令アサクラ大佐の代理司令官として配属。麾下艦隊は、「シーマ艦隊」の通称を得て、一年戦争時は主に破壊工作を行っていた。一年戦争緒戦において、スペースコロニーへの毒ガス(GGガス)注入、いわゆる「コロニー潰し」に従事しており、これがトラウマになっていることがCDシネマ『宇宙の蜉蝣』で語られている。
ケリィ・レズナー(声:玄田哲章)
OVA版第6話「フォン・ブラウンの戦士」に登場。元ジオン公国軍宇宙攻撃軍所属のモビルスーツパイロットで、当時の階級は大尉。左腕を失っており、この負傷が原因でモビルスーツの搭乗資格を失う。一年戦争後は月面都市フォン・ブラウン市でジャンク屋として生計を立てる。アナベル・ガトーの戦友であり、ガトーからのビデオメッセージの内容から、固い信頼関係で結ばれていることが窺える。ニナ・パープルトンとも面識がある。
エギーユ・デラーズ(声:小林清志)
ジオン公国軍大佐(0079年時)、後に中将(0083年時)。スキンヘッドと髭面が特徴。冷静沈着で、軍人の枠を超えた戦略眼を持つ。ジオン軍ではギレン派に属し、一年戦争中は宇宙攻撃軍ソロモン防空隊に所属した後にア・バオア・クー統一軍総帥直属艦隊司令となった。乗艦はグワジン級戦艦グワデン。ギレンの信奉者で、彼の胸像を艦内に配置している。また、目的のためにはコロニー落としなどの大量破壊もいとわないあたりにも、その影響がうかがえる。
一年戦争後、「茨の園」を潜伏拠点として「デラーズ・フリート」を結成。「連邦による地球圏の主権掌握の阻止」という大義を掲げ、連邦に一矢報いようとするアナベル・ガトーら若き将兵達を率いてジオンの旗の下、連邦軍と戦った。ガトーからは深い敬愛を寄せられている。
意外にもロマンティストな面があり、ガトーとのやり取りや、「茨の園」「星の屑」といったネーミングにその性格が現れている。
【機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY・制作スタッフ、公開データ】
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企画:サンライズ
原作:矢立肇、富野由悠季
キャラクターデザイン、総作画監督:川元利浩
総メカニカル作画監督:佐野浩敏
モビルスーツ原案:大河原邦男
メカニカルスタイリング:河森正治
メカニカルデザイン:カトキハジメ、明貴美加(RED)、石津泰志[6]
美術監督:東潤一
撮影監督:奥井敦
音楽:萩田光男
音響監督:浦上靖夫
監督:加瀬充子、今西隆志
プロデューサー:植田益朗(サンライズ)、高梨実(バンダイ)
製作:サンライズ、バンダイ
発売日:1991年5月22日~1992年9月24日
話数:全13話

【機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY・考察、感想など】
まず当時、最初に観た時に感じたのは、MS(モビルスーツ)のメカアクション描写です。本作では全編に渡り、緻密なディテールまで描き込まれたモビルスーツが、激しいアクションを繰り広げています。メインのモビルスーツであるガンダム試作機の重厚な存在感と、宇宙空間で繰り広げられるめまぐるしい戦闘は、圧倒的と表現するより他はありません。
もちろんキャラクター描写も濃厚です。影付けや細かい表情芝居により、登場人物たちの感情はビビッドに視聴者に伝えられます。これが、すべて手書き作画で行われているというところが讃嘆に値します。

『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』はバンダイチャンネルで視聴できます。

【機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY・主題歌】
〈オープニングテーマ〉

👆THE WINNER

♬「THE WINNER」(第2話~第7話)
作詞:安藤芳彦 / 作曲:都志見隆 / 編曲:萩田光男、都志見隆 / 歌:松原みき(ビクター音楽産業)

👆MEN OF DESTINY
♬「MEN OF DESTINY」(第8話~第12話)
作詞:安藤芳彦 / 作曲:松原みき / 編曲:萩田光男 / 歌:MIO(ビクター音楽産業)
〈エンディングテーマ〉

👆MAGIC
♬「MAGIC」(第1話~第7話)
作詞・作曲:JACOB WHEELER / 編曲:志熊研三 / 歌:JACOB WHEELER(ビクター音楽産業)

👆Evergreen
♬「Evergreen」(第8話~第13話)
作詞:佐藤ありす / 作曲:鈴木キサブロー / 編曲:萩田光男 / 歌:MIO(ビクター音楽産業)

画像はネットよりの引用です。


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のぶさん

55歳から短い脚で、二輪にまたがり、還暦峠も越えて、人生下り坂のアニメ好きジジイでございます。人生、特に極めることもなく、カラータイマーが点滅中(o|o)