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キタキタ~魔法の世界『魔法陣グルグル』(1994年)

🔶今日のアニメの徒然小道では、『魔法陣グルグル』(まほうじんぐるぐる)を紹介します。
『魔法陣グルグル』(まほうじんグルグル)は、衛藤ヒロユキさんによる同名の漫画作品を原作とするテレビアニメ。1994年10月から1995年9月まで、朝日放送(ABCテレビ)の製作で放送されました。今回、ここでは1994年のテレビアニメ版魔法陣グルグルを紹介します。本記事では、テレビシリーズ第1作と同じスタッフ・キャストが共通する1996年公開の劇場版についても若干触れておきます。
gurugurumv1994.jpg
【魔法陣グルグル・作品の概要】
『魔法陣グルグル』初のアニメーション作品。1994年10月から1995年9月までABCテレビ製作により、テレビ朝日系列にて放送されました。最高視聴率は1994年11月17日に放送された第5話「ノコギリ山でダンジョン探検」の13.9%、全45話の平均視聴率は10.3%。

ストーリー構成は、第31話までが原作の第4巻まで、第32話からはアニメオリジナル作品となっています。アニメオリジナル部分にも、原作者・衛藤ヒロユキさんのアイデアが豊富にとりいれられていて、原作と同じように凝ったギャグが多く、アニメ作品をかなり意識している描写があります。
本作では作画監督を主に野口大蔵さん(中盤から原憲一さん)、岡迫亘弘さん、浜田勝さん、田中穣さん、加瀬政広さんの5人でローテーションしていたが、総作画監督に当たる人物がいませんでした。
2000年にテレビ東京系で放送された『ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル』は第1作の放送時にアニメ化されなかった原作エピソードの補完的な内容ですが、ストーリーに整合性を持たせるため第1作で既出のエピソードが一部流用されている他、キャストも一部変更されています。
【魔法陣グルグル・ざっくりあらすじ】
guruguru002.jpg
ジェムジャム大陸にジミナ村という小さな村がありました。そこには、伝説の魔法“グルグル”の使い手で、ミグミグ族最後の生き残りの少女ククリと、両親によってむりやり勇者にさせられた少年ニケが住んでいました。ある日のこと、国王ウルガ13世が、魔王ギリの復活を阻止するために勇者を募った。そして勇者として認められたニケはククリと共に魔王打倒の旅を始めることになる。やる気の無い勇者とグルグルの使いこなせないドジな魔法使い、そして愉快な精霊と変な親父の繰り広げるドタバタおとぼけ大冒険が始まりました。
【魔法陣グルグル・主な登場人物、キャスト】
キャスト名は、左から1作目/2作目(ドキドキ♡伝説魔法陣グルグル)/3作目
guruguru005.jpg
ニケ:瀧本富士子/ 南央美 / 石上静香
本作の主人公。グルグル暦1298年10月21日生まれのO型。13歳(アニメ3作目のエピローグ、『2』では14歳)の少年で父親に勇者として仕立て上げられ無理やり旅立たされる。専用装備が使えるなど勇者の適性はありますが、真の職業適性は盗賊。金髪で赤いバンダナを巻いている。剣の扱いはあまり得意ではありません(最初の戦闘ではまともに敵にかすりもしない、ゴチンコの元で修行を積むが才能が無いと言われた)。「勇者の拳」と呼ばれる専用装備を身につけている。光魔法の最高峰「キラキラ」(自然界のあらゆるエネルギーを剣の形に変えて取り出す魔法)を使い自分の剣を始めとした火、地、水、風の剣を使う。光魔法「カッコいいポーズ」(外見は普段に比べ著しく大人らしい)も使えます。しかし「2」ではキラキラはあくまで「ギリを倒すための力」で「ギリを倒したら取り上げられた」ため、使用できなくなっています。現在習得しているのは「かっこわるいポーズ」のみ。

主人公にありがちな調子に乗りやすい性格。ククリのお尻に執着したり、ククリが薄着に着替えたりすると喜ぶなど、少々スケベ。可愛い女の子には目がない。まあ、平たく言えば典型的なスケベである。勝手に人の話を聞き違え、誤って解釈すること、いと多しである。甘い物は苦手。ククリの事は大事に思っているが、彼女の前で好意を直接口にした事は一度もございません。
グルグル世界での公式な記録では、ニケとリリックの手違いから「勇者ああああ」として伝わっている(スピンオフ「舞勇伝キタキタ」では、一応本名で伝わっている)。勇者の拳も、「恥ずかしの拳」として伝わりました。
ギリ封印後はククリの想いを受け入れたが、曖昧な返事をしただけで関係は一歩も進展していません。「2」ではジミナ村に戻って国王から莫大な賞金を貰い学生として平和な生活をしていたが、授業を替え玉を使ってサボる問題児となっていました。平和は長く続かず新たな魔王が誕生したため、ククリと共に新たな冒険にでます。後に魔王に呪いをかけられ夜は龍の姿になってしまうがその容姿は良く、ククリとジュジュを魅了する程。
アニメ3作目のエピローグおよび「2」の8話時点で、レベル14、HP68、MP32。2013年6月の人気キャラ投票の結果は2位。
ククリ:吉田古奈美(1作目、2作目) / 小原好美(3作目)
本作のヒロインにして、もう一人の主人公です。グルグル暦1299年3月16日生まれのB型。茶髪に長いみつあみが印象的。13歳(アニメ1作目・3作目では当初12歳)の少女だが、ミグミグ族の末裔で、この世にただ1人残った「グルグル使い」です。「ミグミグ族の生き残り」と名乗る男(声:藤本譲(1作目))によって魔法オババのもとに預けられ、友人の1人も作れないまま彼女と2人きりで過ごしたが、13歳の頃にニケと旅に出ることになります。
性格は天真爛漫そのもの。両親はアナスタシアにおり、後に再会することになります。本(勇者物語)の影響もあり、勇者に対してクレイジーなまでに憧れています。特技は踊りと料理(料理の腕前は冒険の途中で上達しているが、外伝では苦手となっている)。チョコレートが大好きで、辛いものが苦手です。アラハビカで「青とうがらし」を食べて以来、辛いもので野生化(ウニョラー化)する。「ウニョラー」に似た言葉でも再発します。一時期モンスター探知機として魔除けのお人形(声:中田和宏→長島雄一(1作目) / てらそままさき(3作目))を持っていた。ニケの事は大好きで、独占欲が強くニケが他の女の子にデレデレするとすぐやきもちをやきます。時には悪魔化するほど嫉妬が強い。最後の戦いで恋するハートを発動させてニケに告白。ニケに曖昧な返事ではあるが受け入れてもらった事でギリの封印に成功します。「2」ではジミナ村に戻って学生として生活していました。ギリ封印後はグルグルを使えなくなっていたが新たな冒険にニケと出かけたい一心でグルグルを再び発動可能になりました。
「2」の8話時点で、レベル12。2013年6月の人気キャラ投票の結果は1位。後にレベルアップして現実に侵食する程の魔力を得るが、代償として服がみすぼらしくなる。
キタキタおやじ(アドバーグ・エルドル):緒方賢一(1作目、2作目) / 小西克幸(3作目)
グルグル暦1260年1月1日生まれのB型。白髭でハゲ。52歳(ドラマCDでは自称42歳)。HPは1650。職業はおどり子。元・キタの町の町長で、町に代々伝わる神聖な女性の舞踊「キタキタ踊り」を劇場で一般公開することで町を繁栄させたが、それ以来、町には女の子が生まれなくなってしまいました(作中では「神聖な踊りを見世物にした祟り」ではないかと言われていた)。踊り手がいなくなった状況を打破しようとして彼が考え出したあげくのはてに「自分が踊る」(~o~)というものであったが、本来の用途(若くもないし女性でもない)から外れたこの策は見事に失敗して町は急激にさびれてしまいました。この責任を取り町長を退いた後は、町の宿屋の経営者兼キタキタ踊りの最後の伝承者になる。現在はキタキタ踊りの後継者を探すため、世界を旅している。常にキタキタ踊り伝統の腰みのを纏い、その姿はなんとも気味が悪い(笑)。
グルグル「ツチヘビ」にも魔物と間違われてしまいます。根は善良であるとフォローしたくなりますが、場違いな使命感に満ち溢れ、自己顕示欲が限りなく強い。

いかなるどんな時でもキタキタ踊りを広めるための売名行為と宣伝は欠かさない。魔王ギリとの決戦の際にも、平気で魔王ギリにキタキタ踊りをお勧めしようとする。何か参加したがりますが、所構わず踊り、敵味方双方からヒンシュクを買います。登場人物中、最強のキャラクターとされ、いかなる目に遭っても気絶すらしません。魔物のナナコナ達やミウチャの父親などには、なぜかキタキタ踊りは受け入れられました。また、パンフォス解放後はアラハビカに「わしのおどり」という店を開いたが、ジュジュのお告げにより「誰も来ない」と言われてしまいました(笑)。

アニメ2作目では後継者探しのためコパール王国に訪れており、国王自ら用意した余興として「旅の芸術家」扱いされたが、モンスター探知機にはモンスターとして認識されました(笑)。更にアラハビカでは悪魔化したククリのイタズラの仕業で、ニケに自身が魔王ギリで本当の父であると言葉巧みに騙し、「キタキタ踊り」の後継者にしようとしました。
キタの町には彼の顔を象ったお菓子「おやじパイ」があるが(漫画では未登場)、非常にマズイ。「2」では踊りで魔王の呪いを解除したりククリ達の元に強引にワープする等の超人的な能力を体得。「踊りを見せる事で毒で毒を制す方法」で呪いを解く事で一つの町と国を救う活躍をします。いまだレベルは上限に達しておらずまだレベルは上がっている。
アニメ3作目ではキタの町の町長の代わりにカセギに襲われていました。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は、4位であります。
スピンオフ作品『舞勇伝キタキタ』では主人公として登場します。

👆【MAD】 キタキタ最強NO.1 完全版 【魔法陣グルグル】
100万点キャラ➡キタフィー
ゲソックの森およびゲソックの森IIに登場する、取ると100万点のボーナスキャラクター。その正体はキタキタおやじがゲソックの森クリアに失敗してキャラクターにされた姿。サリフィーの登場直後に(ニケ曰く「すげーハンパに」)ギャル化し「キタフィー」と名乗ります。
ギップル - 高乃麗(1作目、2作目) / 櫻井孝宏(3作目)
ニケとククリに同行する、風の精霊兼道案内役。謎が多すぎ。頭部にある2本の触手で魔力を感知し、この触角を利用して、アイテムや魔物の探知、人が持つ魔力の調査などを可能にしています。魔物や町村など世界の地理についての知識も豊富で、それら情報を勇者達に解説している。外見はかわいくも見えるが、ふんどしの上にマントを着用しているのみ。着ているマントは伸ばせばテントになり、野宿に便利(上を見上げれば褌が丸見え)。さらにマントの中の空間を圧縮することで、テントの容量までならアイテムを収納できます。戦闘能力はほとんど持ち合わせおらず、モンスターとの戦闘に入って形勢不利ならば、すぐに逃げます。戦闘時以外でも、何らかの理由をつけて故郷に帰ります(笑)。他の精霊や妖精との接触は好まない模様。方向おんちでよく道に迷う。クサい台詞を超苦手で、聞き続けると死んでしまう(笑)。自分でクサい台詞を発し、自ら悶絶する(爆笑)。かけ声は「ギップリャ!」(読者からの応募採用)。「風の精霊の村」は世界中にあり、大量のギップル達が世界中に風を送っているが、その光景はどう見ても、世界中に放屁しているようにしか見えません。出身地は、カルサ谷の谷底にある「風の精霊の村」(風の王が住んでいる)。
劇場版では「鉄ふんどしを締める」のが本人の願い。アニメ3作目では第1話と第3話の『グルグルぷちあにめ劇場』で本編よりも先に登場しています。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は7位です。
ゲイル -:高木渉(1作目) / 野上翔(3作目)
魔王ギリ退治のためにコーダイ城へ集まった戦士の一人。傲慢なナルシストで、自分こそが勇者だと信じきっているが、ランヤランカの試練で引いたのは、ジャンケンだった。
原作ではゲストキャラだったが、アニメ1作目ではレギュラーに昇格。登場しては、悲惨な目に遭うギャグキャラとして描かれる一方、第41話では、ゲルニ大陸にある「フルサ国」の貴族の家出身であり、運だけでなく、所持金を装備に回しすぎて常に餓えて、肝心の戦いのときに力が出ないことも描かれた。ニケとは気が合う部分もあります。終盤では「光の者」である事が判明している。口癖は「ちょっと待った!!」
エナ:萩原果林(1作目) / 長久友紀(3作目)
ゲイルのパートナーの魔法使い。大人の女性でゲイルをたしなめることが多いです。
ゲイル同様、原作ではゲストキャラだったが、アニメ1作目ではレギュラーに昇格。やられたゲイルを引っ張って退場するのが主な役目です(笑)。魔法はあまりつかいません(アニメ1作目・第29・36・38・41・43 - 45話以外)。ゲイルのことを本当に勇者だと信じているかは、彼女に聞いてみないとわかりませんが、結局は彼を見捨ててません。終盤では「光の者」である事が判明しています。劇場版のOPではLv,HPなど基本能力値が表記された立て札を出そうとしたが、誤ってスリーサイズの書いてある立て札を出しました(笑)(B/W/H:90/60/92)。
アニメ1作目と3作目ではゲイルが落ち込むと「アナタは私の勇者」と励ましています。
魔法オババ(イザベル=クリスチーナ):山本圭子(1作目、2作目) / 鈴木れい子(3作目)
通称・魔法オババ。ジミナ村のはずれに住む魔法研究家。ミグミグ族の生き残りを名乗る男から幼いククリを預かり、育て上げた。魔女にふさわしい容姿、住んでいる家の異様な外観、ナベで普通にモノを煮るときにいちいち黒魔術のような素振りと笑みを欠かさない等の不気味な面が先立って、村人達からは変わり者としか見られていないが、現実は家の中でククリとレベルの低い口喧嘩をしたり、ククリを旅立たせてホッとしつつも何かと気にかけるなど、基本的には善良な性格であろう。「2」で国王から貰った賞金で、あろうことか家を更に不気味に改築します。後に新魔王の呪いを受けたニケ達を治療します。アニメ3作目ではアラハビカでククリの夢の中に登場した時は何故かドット絵風だった。
「イ〜ッヒッヒ ィイ〜ッヒッヒ」と笑うのが口癖で、2回目の“イ”は2回言う。2013年6月の人気キャラ投票の結果は24位。
ウルガ13世:池田勝(1作目、2作目) / 斧アツシ(3作目)
コーダイ国の王様。ニケを「一応」勇者だと認めた最初の人物。きりなしの塔の予言を受けてからは、国中の冒険者を防衛に派遣します。一方で闇魔法禁止を打ち出しており、かつて国を救ったミグミグ族の追放を強行した経歴を持っている。グルグルをこっそり痔の治療に使っていました。きりなしの塔防衛成功を告げにきたキタキタおやじに賞金を与えるが実際はニケ達が守った事を悟っていた。「2」でも再びニケ達に魔王討伐を依頼する。魔王討伐の報酬としてニケの両親と魔法オババに賞金を与え、ニケとククリを学校に通わせます。一度ザザの不安定な魔法の餌食となってしまいます。
ルンルン・フェルメール :松井菜桜子(1作目、2作目) / 大西沙織(3作目)
闇魔法結社で総裁の秘書(世話役)をしている闇魔法使いの女性。グルグル暦1293年12月25日生まれのAB型。冷静沈着で、頼れる姉御肌の性格。ヘビをモチーフにした闇魔法を使う。レベルは、初登場時点で15。
コーダイ城で捕らわれたニケ達を助けた他、コパール王国での騒動を通じてスライに好意を抱き、彼の呪いを解く一助となる。その後はジュジュや総裁とコパール王国に滞在していたが、アラハビカにジュジュが移動した後は、終盤まで出番が無かった(ギリ復活後にニケ達を助けに向かうがファンファイの作ったイベントに巻き込まれて合流が遅れた)。
信じられないのは、可愛らしい自分の名前がコンプレックスになっているのです。ゆえに、ニケ達には名前を隠し続けている。アニメ1作目では総裁とギップルだけには、名前を知られており、最終回では自身の口からニケとククリに名を明かした。その際、ニケは単に名前を聞いているだけなのに、愛の告白と到来とばかりに、ニケに対して頬を赤らめるなどまんざらでもない様子を見せるのです。アニメ3作目では『ぷちあにめ劇場』第11話で総裁が名前を出したせいでジュジュに知られてしまった。終盤でニケ達の前で総裁が誤って名前で呼んだため、自分の恥ずかしい名前を周囲にさらけ出すことになってしまいます(7巻ですでにゴチンコにだけは知られていた)。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は8位。
闇の総裁:西川幾雄(1作目、2作目)、小野英昭(昔の総裁(1作目)) / 石田彰(3作目)
闇魔法結社の総裁。初登場時には犬の姿を見られるのが嫌で、影絵の人形を動かして姿をごまかしていた。姿だけではなく言動までも犬化している。光の総裁とは犬猿の仲。
どんな状況で現れても「ただ犬がそこにいた」レベルの活躍しかできず、やる気らしきものは見えるが、情けないことにいまひとつ結果に結びつかないのである。しかし、技術開発には熱意だけは持っており、実際にドキドと共に転送魔術の新技術開発には大きな成果をあげた。
犬になる前は、2大魔法勢力のなかでも最高の魔法の使い手だったが、ギリの世界征服にとって障壁となったため、魔法を封じるためにギリの呪いで犬の姿に変えられていたという。物語の最後では、この呪いはギリから狙われないように自分でかけたものだと告白して元の姿にもどるのであった。驚くなかれ、その姿はただの平凡な老人であった。2013年6月の人気キャラ投票の結果は18位。
アニメ1作目では若い頃の総裁と現在の総裁の声優は異なっていたが、アニメ3作目では石田彰さんが一貫して声を担当しており、他にも場面や状況に合わせて声質が変わるシーンが顕著にある。また、降神祭での総裁の「おならぷう」の下りはカットされ、代わりに原作・アニメ1作目でくしゃみをして追い出されたモブの客が、くしゃみではなくおならをこくという展開に変更された。
ザザ・ドルドル:石川寛美 / 藤原夏海(3作目)
キタの町に住む少年。キタの町町長の息子で、ミグの兄。魔力自体のない魔法マニアで、魔法使いになりたくてしかたがない。祖父はザムディン。ベームベーム召喚(声:小形満(1作目))を見てからは魔法がビビッてしまい、剣士を志望。「2」の8話時点で、レベル10(魔法動作の練習により張り手レベルが上がっていた)であったが、ナニカを触ることでレベル12になり、見習いレベルの魔法を習得した(しかし、魔法の発動場所が不安定)。ニケ達のパーティに参加したが、途中でミグがホームシックにかかった為、妹を連れてキタの町にしかたなく戻る。後におともだちのダンジョンの冒険に妹と共に再びパーティに一時参加した。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は19位。
ミグ・ドルドル:こおろぎさとみ(1作目) / 本渡楓(3作目)
キタの町に住む唯一の少女で、ザザの妹である。村唯一の女の子であったことから、キタキタおやじにキタキタ踊りの後継者にと、腰蓑を送り付けられたりしたが、あたりまえのことながら徹底的に拒絶した。化粧が趣味だが色仕掛けのつもりで化粧した顔をバケモノ呼ばわりされ精神ダメージを受ける。だが、牢屋を脱出する事には成功した。武闘家志望で「2」ではにぎり真拳を取得している。ニケ達のパーティに参加したが途中でホームシックにかかり、兄と共にキタの町に戻った。後におともだちのダンジョンの冒険に兄と共に再びパーティに一時参加した。「2」の8話時点でレベル2。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は20位。
トマ・パロット、さっぱり妖精 :神代知衣、1作目、2作目) / 藤井ゆきよ(3作目)
キタの町出身の少年。グルグル暦1300年11月7日生まれのA型。11歳。地味という言葉は、彼のためにある。
キタの町の地元3人組の一人として初登場。僧侶志望だったが、魔力の素養も無く、魔技師に転向。ネコジタ谷の冒険から勇者のパーティの一員となる。勇者パーティの中では言動も、地味で常識的なせいか、ツッコミ役に回る事が多い。ネコジタ谷で合流した時点でレベルはニケやククリを大きく上回って10(合流するまで別のパーティーに加わっていたが、アニメ3作目では別のパーティーは登場しない)。ネコジタ谷攻略後はレベルが一度に3上昇。発明品に「魔雷砲」「魔導ボード」等がある。単純な戦闘力なら最強説が浮上する。実際、装備品のあらゆる所に攻撃用の仕掛けが仕込まれている。地味で、謙虚さと穏やかな性格を兼ね備えているが、自分の好きなアイテムのことになると、俄然!、人が変わる。アラハビカにて、夢であった自分の店を構えることができたが、暴走したニケとククリに2度破壊され、キタキタおやじによって変な店に作り変えられる。パンフォス防衛後はニケにアラハビカの支配人として街を任されたが、ジュジュの誘拐を機にピグナピナ大陸でニケ達と合流しパーティに復帰した。ガタリの啓示(「アイデアが無限に沸いてくる」らしい)を受けるが、原作ではそのシーンは、地味だから省略された。ギリ封印後はアラハビカに戻り、最終回でジュジュと共にワンチンからミグミグ族の一員として認められた。アニメ3作目の最終話時点でレベル29。
「2」でも登場するがあまりの地味さゆえであろうか、お友達召喚でも呼び出しに連続失敗する程だった。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は9位。
ジュジュ・クー・シュナムル:天野由梨/ 荒木香恵 / 大地葉
シュギ村に総本山を構えるプラトー教の巫女・ルナー(戦う神官)を務める少女。グルグル暦1300年11月9日生まれのB型。11歳。性格はクールで現実的な面と、マイペースで周囲を戸惑わせる面を併せ持つ。特に戦闘用祭壇で祈りを行うと一種のトランス状態となり、過激な行動を取る。主要な戦闘法は聖書の詠唱で、自らの魔力とプラトー教のアイテムで魔物を蹴散らす。聖水を実体化させ剣にする「聖水剣」などが代表。またそれらに頼らずとも本人に潜在している戦闘力も高く、タテジワネズミ程度なら素手で倒せる(犬に変身させられた状態でククリを空高く殴り飛ばした)。プラトー教の伝承の1つである「鳥」に執着を示す。父親の事は「パパ」と呼んでいるが、アニメ2作目では「お父様」とも呼ぶ。
アニメや物語序盤などではニケに好意を持っている様子だったが、アラハビカ編ではククリへの好意を語るようになり彼女とは親友となる。「2」ではニケが龍化の呪いを受けた際にククリにニケの時間別の共有を提案される程の仲。龍化したニケの容姿には、これが縁というものであろうか?まんざらでもない様子(後にほっぺにキスされた)である。
パンフォス防衛後はニケ達と別れた後そのままアラハビカに移住するが、平和な生活に飽きてトマに「気になる言葉」(「もっちり」「こばら」等)を毎日メールして困らせる。「自分にとっての気になる言葉集め」はその後も趣味となり、冒険中にも気になる言葉を見つけると、メモを取るようになる。物語後半に「囚われのお姫様気分」を味わう為にわざと誘拐されるが散々な目に遭った。救出後はそのままパーティに復帰。ギリ封印後はアラハビカに戻り、最終回でトマと共にワンチンからミグミグ族の一員として認められる。
アニメ3作目ではギリ憑依時やトランス時には静寂のガラガラが使用されず勝手に気絶し、自動的に解除される演出に変更されている(『ぷちあにめ劇場』第11話で使用されたが直接描写は無く、原作同様言葉だけで処理〈2作目では同様の場面では明確に描写されている〉)。またククリが腕輪を持って現れた際、ニケを「光のヒーロー」、ククリを「闇のヒロイン」と称している。アニメ3作目の最終話時点ではレベル38で、レベルが判明しているパーティの中では断トツのレベルの高さである。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は3位。
レイド:鳥海勝美 / 久保田恵 / 岡本信彦
魔族。グルグル暦1298年7月20日生まれのA型。自称「魔界のプリンス」。カヤ達からは「坊ちゃん」と呼ばれている。闇魔法を得意とするが、呪文を唱える姿は、はっきり言って格好が悪く、本人もそのことを気にしている。動作の格好がよい魔法「バーニング・フィンガー・アタック」は、効能は肩こり・腰痛を治す、ただそれだけのこと。最初はニケとククリを始末しようとしていたが、後に何を血迷ったか?ククリに恋心を抱き、彼女を魔族に引き入れようと、しばしばニケ達の前に現れる。一度は勢いでククリをさらう強硬策に出た。魔力を動力とした機械の仕組みを体系化し、創作する「魔学」が得意。「魔力のアイテム創作」という点から、魔技師であるトマから一方的にライバル視されるも、本人は全く意に介していない。ニケとククリのことをそれぞれ「ラッキースター」「ピンクボム」と呼ぶ。
よく「クサい」台詞を吐くのでギップルに嫌われる(ギップル曰く、彼の「ポエム波」は前に進めなくなるほど凄まじいらしい(笑))。オバケや心霊現象を怖がる。手持ちの闇魔法の数は、カヤに並んで多いが、戦果を上げた事はほとんどない。
最終決戦でも登場するが早々に退場しました。アニメ3作目での最終決戦では、カヤとククリの対戦中、これまで使用した技も有効に使い、デマ戦との戦いも参考にするなど、かなり健闘だけはしていた。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は5位。アニメ3作目の第10話ではきりなしの塔が崩壊するまで居続けたため瓦礫に埋もれ、その後瓦礫から復活するもガタリの屁の被害に遭う。また、パンフォスでの戦い(第16話)では、平然と自身の事を「ダークヒーロー」と称していた(原作では「悪のヒーロー」)。
「2」でも登場するが、ククリに恋している面は相変わらず。デキルコから慕われる。一時はデキルコと共に行動していたが、現在は魔王としての生活に飽きて逃亡したデキルコを追いかけている。
カヤ:納谷六朗(1作目、2作目) / 飛田展男(3作目)
魔族。魔族の中でも1・2を争うほどの優秀な魔法使い。顔が怖い。初登場はコーダイ城の地下室で、宮廷魔法使いとして潜入していた。グルグル「長い声のネコ」により正体が露呈した所をニケによって倒されたかと思われていたが、それは全て偽装で実際には倒された幻を見せてその場から逃げていた。その後、ネコジタ谷でニケとククリの前に再び姿を現し、以後、幾度も対決することになる。グルグルの使い手であるククリと対決を繰り返し、グルグルについて研究していく中でその心境は変化していき、ククリを「倒す敵」ではなく、純粋に一人の闇魔法使いとして「闇魔法の最高峰『グルグル』を自らの魔法で打ち破りたい」と渇望する。アラハビカ~花の国まで作戦指揮を執るが、全て失敗してネコジタ谷に左遷されるが、ククリと戦う為に谷を抜け出す。
彼の使用魔法のバリエーションは全敵キャラ中最多。炎系の攻撃魔法がやや多いが、他にも防御魔法の「シールド」からシールド破りの魔法「ゴールデンハンマー」、最強クラスの闇魔法「暗黒太陽」など多様な魔法で勝負を挑んでくる。

また単に魔法の腕が立つだけでなく洞察力にも優れ、魔法としてのグルグルの「失敗」が失敗ではない(心を映し出す魔法であるため、いかなる姿が現れてもそれは使い手の心のありようにすぎない=「失敗」というものが原理的にありえない)ことに勘付いたり、パンフォスで不可思議かつ強大な魔力を駆使していた「塔の主」がククリその人であることをいち早く看破する。魔族ながら敵に対してもフェアな性格で、基本的にククリとの1対1の戦いを好み、最終決戦でもククリと一騎打ちで戦うが勝つ事は出来ず(ククリは負けを認めていたが)、その場を去っていった。

虫好きで少年時代は「昆虫博士」が夢だったらしく(アニメ2作目)、「夢の昆虫ランド」なるものを所有して、今でも珍なる虫を集めている。何故か自分の写真集を出す(笑)。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は16位。アニメ3作目では第6話のアッチ村の回の時点で早々に生存していた様子が描かれている。
ラジニ:千葉耕市/ 麻生智久(3作目)
シュギ村に住む、ツルッパゲの闇魔法使い。隠れた闇魔法結社の団員でありながら、隠す気はない。ククリにグルグルの修行を施すための「ククリちゃんのおでかけ修行ハウス」を、彼女の父より預かっていた。修行は修了に半年もかかる大掛かりなもので、修行期間短期の1か月コースもあるが、その場合には魔法は尻から出るという(笑)。
闇魔法で妖精を召喚し、なぞかけで人を惑わす「サイコ妖精」、突風で敵を吹き飛ばす「さよなら三角またきて四角」(笑)などを使う。クロコの不意打ちに倒れる。
ゴチンコ:安西正弘 / 小和田貢平 / 小山力也
シュギ村で剣の道場を経営する男。サイドビジネスとして大道芸人をしているがほとんど詐欺。アニメ3作目ではニケに剣の才能の無さを見るや否や、自身の副業の大道芸人に勧誘する。ゴチンコ流へっぽこ剣法「おもろうてやがてダメージ」(笑)の達人で、「もっと恥ずかしく、もっと情けなく」が信条。一応剣の腕前は確かだが、専用の戦闘服の珍妙さとその戦い方の奇抜さから、キタキタおやじと互角の不気味さがある。ニケの剣術を指南することになるが、レベルアップまでには至らなかった(クロコに攻撃を当てられる程度にはなった)。プラトー教の影の団員でもあり、ジュジュには頭が上がらないが、ジュジュからの信頼は厚い。3作目では彼が影の団員と明言されず、非常事態に落ち合った場所も山小屋ではなく第一の封印のほこらに変更されている。「2」でも登場し、ニケに無理やり告白させようとして暴走したジュジュを静寂のガラガラで止める等影でジュジュを見守る。

道場の看板にはもちろんゴチンコの字が掲げられているのだが、「ゴ」の字がずれているため、周囲から失笑を買う。ギザイアがシュギ村を襲った際、ジュジュと共に犬にされた。その際頭だけ人間という中途半端な姿にされたため、それ以降犬がトラウマになる。アニメ2作目ではセミレギュラーとなっている。また2作目ではバジャーニに同行するよう命じられたため、コパール王国に訪れてジュジュと再会し、その後新ゴチンコ道場を立ち上げる。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は15位。
バド:増岡弘/ 西松和彦 / 相馬康一
ニケの父親。40歳。村の人からは勇者マニアと呼ばれ、若い頃に勇者になるための修行をしたが、当時は肝心の魔王がいなかったため勇者になれなかったという。ニケを強引に勇者に仕立て上げ、活躍の場を待っていた。
魔王ギリに脅かされ混乱している今の世界を、「(魔王がいるおかげで勇者が活躍できるから)幸せだ」とずれた理屈を語るなど、性格には難がある。物語後半に設定を無視してニケにいきなりテレパシーを送ってきた。
「2」では王様に貰った賞金を一切使わず、ニケの次の冒険の為の資金として残していた。
レナ:井上喜久子/ 栗田ひづる / 恒松ゆみ
ニケの母親。35歳。夫同様にニケに勇者になって欲しいらしく、様々な手でニケをその気にさせようとする。夫バドと同様にレベルはとても高い。マップを模した料理勇者ランチ(毒まで再現している)をニケに食わせた。アニメ3作目では夫バドと共にテレパシーを送っている。
ギリ:笹岡繁蔵(第8話、第16話)➡大友龍三郎(第45話) / 大友龍三郎 / 銀河万丈
魔物をあやつり世界征服をたくらむ悪の元凶。その操る闇魔法はキタキタおやじが装備していた「最強の防具」を一瞬で破壊。300年前にもギリは、魔物を放ち世界征服を企んだが、ミグミグ族の操る最強のグルグルである「恋するハート」により封印をかけられる。その封印は元々300年しかもたないものであり、封印が一部解けた後には再び各地の魔物を支配して軍団を形成。

300年前の恨みを晴らすべく「勇者」ニケと「最後のミグミグ族」ククリを打倒せんと試み次々と刺客を送り込むも、全て失敗に終わる。作中で自ら動くことはほとんどなかったが、最終章にてデマが封印の完全解除に成功。ザン大陸にてニケ一行を待ち受けることになる。最終決戦において、ククリの「恋するハート」により再び300年の封印をかけられ封印された(公式な記録ではキタキタおやじの陰謀とジュジュの不注意により、キタキタ踊りで封印された事にされた)。グルグルの正体が光でも闇でもない「ハートの魔法」であることや、その性質上心の振れ幅が大きい子供時代にしか使えないものであることを看破していた(『2』では子供の心を持った大人でも使える事が判明した)。
失敗した部下に対する罰は「既にイベントの終わったダンジョンの見張りをやらせる」という窓際送りの手法を好む。
第1巻では「闇の世界に足を踏み入れた魔導師」と語られているが、その正体は凄いパワーを持った親父。また、アニメ3作目ではアラハビカでククリがニケに「アニメの路線が変わった」と嘘を付かれた際に各キャラの絵が登場した時、原作と容姿は異なるが一人だけ肩書きが原作と同じ「宇宙番長」だった。
2013年6月の人気キャラ投票の結果は25位(25キャラ中最下位)。
ナレーター:横尾まり
RPGでの「魔物が現れた」「アイテムを手に入れた」のようなコメントを出すほか、キャラクターの行動などに「勇者は正義がたりない」「そんなことはどうでもよかった」などといったツッコミを入れる場合もある。アニメ3作目ではナレーションが廃止されウインドウによる字幕のみで処理されている。
【魔法陣グルグル・登場する魔法】
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ジジイの分際で失礼とは思いましたが、本作または劇場版オリジナルの魔法についてちょびっと講釈たれます。
(グルグル)
巨人の微笑み
グルグルレベル2の魔法。遠くの山に巨人が出現し、そこからずっとこちらをみつめ続ける。うっとうしい限りのその視線。ただそれだけのこと。
スペシャル・パワー・アップ
グルグルレベル3の魔法。魔法陣の所定の位置にいる者を3分間だけパワーアップ。パワーアップの効果は、1人3種類用意されており、ランダムで選ばれるが、1つはハズレ。
封印の魔法陣
グルグルレベル3の魔法。かつてギリを封印したという。最大で300年間封印することが可能だが、ククリが使用した当時の魔力では1分間が限度であった。300年前のミグミグ族は、これを基に「恋するハート」を完成させたという。ただ、この魔法陣の背景にはある惨劇があり、これを知ったククリは怖くて使えなかった。
ものすごいツメみがき
グルグルレベル3の魔法。出現したネコがすりガラスで爪を研ぐ。その強烈な不快音を聴いたものを麻痺させる。
おともだち召喚
劇場版では、グルグルレベル4の魔法。魔法陣の中央に友人の似顔絵を書くと、その者を10分間だけ召喚する。後に原作漫画の続編『魔法陣グルグル2』へフィードバックされた。
おつきさま召喚(劇場版)
グルグルレベル5の魔法。おつきさまを召喚、星の雨を降らす。
どきどきパンプキン(劇場版)
グルグルレベル5の魔法。ハロウィンに用いるカボチャのお化けが炎を吐き敵を攻撃。複数の敵に効果あり。へびいちごと同系統の植物系魔法。
(闇魔法)
ファイナル・ダークサンシャイン
おぞましい黒色の球体で対象を包み込む。見た目はカッコいい攻撃魔法。が、効能は相手のダメージを癒す回復魔法。
(光魔法)
サンダー
電撃を出す。エナが使用。
トルネード
竜巻を引き起こす。エナが使用。
鶴に代わって恩返しよ
ツルのイメージを具現化するエナの攻撃魔法。効果は不明。
風のつるくさ
エナが使用する風の魔法。風の精霊(ギップル)の力を借り、相手を光のつるくさで縛る。見た目は神秘的だが、背後にふんどし丸出しのギップルが浮遊しているので台無し。
バラの滝登り
無数のバラの花を具現化した上に自らの容姿を極端に美化し、相手を見とれさせる魔法。「カッコいいポーズ」に類似するが効力は及ばず、ククリには「気持ち悪い」と一蹴される。
キラキラ
光魔法の最高峰。勇者だけが使える。自然界のあらゆるエネルギーを剣の形で取り出すもので、原作と異なり仙人ビケインから教わる。作中では「魔法剣キラキラ」と呼ばれる。原作のようにニケを象ったものではなく、刀身が光でできたごく普通の外見の剣となる。
おやじの剣
「自分の剣」を取り出そうとした際、手違いで衝突したキタキタおやじのエネルギーと混ざってできてしまった剣。目にも留まらぬ速さで連続して敵の体を突き、無理矢理キタキタ踊りを踊らせて相手の体力を減らす。
学校の剣
「自分の剣」を取り出そうとした際、手違いで学校校舎のエネルギーを引き抜いてできてしまった剣。鳩時計のような剣の先端から先生人形が飛び出し、くだらないなぞなぞを出して相手が考え込んだ隙に切りつける。
氷の剣
氷エネルギーを利用したキラキラ。貫いた相手を瞬時に氷結させ粉々に砕く。強力だが柄まで氷で出来ているため、冷たすぎて長い間持っていられない。
ゲイルの剣(ドラマCD2)
キタキタおやじがニケにぶつかり、その反動の瞬間にキラキラが発動したためできたもの。甲高い声で「ちょっと待ったー!俺が真の勇者だー!」などと叫ぶ。光ったり炎を出したりと強そうだが、敵の攻撃であっさり折れる。
【魔法陣グルグル・制作スタッフ、放送データ】
製作:本橋浩一
企画・製作管理:本橋寿一
音楽:中村暢之(音楽制作はワーナーミュージック・ジャパン(wea japan)ですが、サウンドトラック盤の再リリースは現在の日本コロムビア(ANIMEXレーベル)が担当。)
キャラクターデザイン:加瀬政広
美術監督:千葉みどり
プロデューサー:依田正和(ABC)、田中伸明
監督:中西伸彰
音響監督:向山宏志
色彩設計:大平敬志
撮影監督:金沢章男➡森口洋輔
編集:名取信一、目黒広志、寺野剛
効果:庄司雅弘
選曲:合田豊
版権管理:西国晃
制作デスク:牛島浩➡小竿俊一
制作:ABC、日本アニメーション
放送期間:1994年10月13日から1995年9月14日 全45話
放送局:テレビ朝日系列
【魔法陣グルグル・主題歌】
オープニングテーマ

▲MAGIC OF LOVE-日本ACG
♬「MAGIC OF LOVE」(第1話 - 第31話)
作詞 - Miss.tee+Nohzy / 作曲・編曲 - 保泉ヒロ / 唄 - TOo's


♬「晴れてハレルヤ」(第32話 - 第45話)
作詞・作曲・唄 - 奥井亜紀 / 編曲 - 小野寺明敏
エンディングテーマ

♬「Wind Climbing 〜風にあそばれて〜」(第1話 - 第26話)
作詞・作曲・唄 - 奥井亜紀 / 編曲 - 小野寺明敏

▲魔法陣グルグル エンディング もう止まらない FULL
♬「もう止まらない」(第27話 - 第45話)
作詞 - 多田紀彦 / 作曲 - 立井幹也 / 唄 - SLAP STICKS
【魔法陣グルグル・各話リスト】
1 旅立ち!ニケとククリの大冒険 
2 真の勇者は?コーダイ城決戦 
3 強敵モンスターと初対決! 
4 急げニケ!さらわれたククリ 
5 ノコギリ山でダンジョン探検 
6 洞窟のボス!カセギゴールド 
7 恐るべき魔法!ベームベーム 
8 怪奇!キタキタ踊りの伝説 
9 ククリの秘密 初めてのお友だち 
10 闇の少女 かくされた魔法陣! 
11 闇魔法結社 ククリは神様? 
12 ピンチ!グルグルが描けない 
13 新たなる冒険!ゲルニ大陸 
14 修業開始!ククリの山ごもり 
15 極めろ!レベルアップへの道 
16 魔王降臨!シュギ村絶体絶命 
17 戦う魔法使い ジュジュの正体! 
18 第一の封印 選ばれたニケ! 
19 最後の修業!ククリ試練の時
20 奇跡!二つの腕輪が出会う時 
21 さらばシュギ村!旅立ちの時 
22 ブタの王子様復活大作戦!前編 
23 ブタの王子様復活大作戦!後編 
24 アッチ村騒動!黒い絵本の怪 
25 刺客!魔界からの使者レイド 
26 レイド襲来!ラピの泉に願う 
27 ついに発見!美しき妖精の村
28 炸裂!ククリのラブアタック 
29 絶体絶命!毒にやられた勇者 
30 発見!礼拝堂に残された遺産 
31 旅立ち!遺言に託された使命 
32 コッチ村のいけにえを救え! 
33 目ざめろ光の力!ニケの修行 
34 ポトマ学園で魔法のお勉強! 
35 作ろう!伝説のグルグルパイ 
36 魔法でバトル!優勝は誰だ 
37 ククリに恋のライバル現る!? 
38 レベルアップだ!奇跡のネコ 
39 風を呼び戻せ!龍の住む谷 
40 神秘!村を救ったメケメケ様 
41 ゲイルとエナ…真の愛情物語 
42 人魚の秘宝で結婚式パニック 
43 打倒ギリ!パーティー結成へ 
44 レイドの挑戦!ニケ絶体絶命 
45 最後の戦い 死闘!魔王城決戦 
魔法陣グルグル・考察、感想などなど】
原作は衛藤ヒロユキさんによる大人気漫画です。大人からみると、あ~、子供向けかと感じるかもしれませんが、KIDSものとなめてはいけません。私自身は若い頃、ドラクエやFFなどのRPGにはまった経緯もあるので、すんなり入り込めましたがこの作品は、ギャグファンタジーなので、ギャグをハートで感じることができれば充分である。

これまで3度もアニメ化されました。中でも、やはり、1994年度の初代作品は格別。作風が良いし、作画とギャグのバランスもとれてる。緻密な作画にするとギャグとのバランスが、おそらく崩れる。全体的にはストーリー性、独自性もあり、とても魅力的な要素の多いアニメ作品です。ギャグマンガとしてではなく、新しいジャンルを築き上げとようする作風は、色褪せない魅力を持っています。幅の広い笑いのジャンルで、わかりやすくて、シンプルな笑いのエッセンスが盛り込まれているところも万人から受けいられる要素といえます。1990年代の作品ですが、新感覚を味わうことのできる作品は、不朽の名作として愛される。

昭和35年生まれの私が、アニメを見続けてきた作品の中では、屈指の指折り作品に入ります。放送当時、あるフレーズが今でも残っています。
「恋をすると・・・ひとりがふたりになっただけなのに、世界中の人とつながったような・・世界をすべて手に入れたような夢を見る」

初代グルグルを配信している視聴サイトですが、2022年の現在はありません。見るときにはDVDで視聴するのをおすすめします。2017年のリメイク版は、UーNEXTなどでも視聴できます。

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