【ドキドキ♡伝説魔法陣グルグル・概要】
本作のタイトルについている「ドキドキ♡伝説」は、原作の連載誌『月刊少年ガンガン』で、読者から募集して決定しました。名付け親は、かつて存在した「衛藤ヒロユキ公認ファンクラブ」の会員である。
本作は1994年〜1995年に放送された前作の続編とというより、前作の足りなかった部分を補充する目的もあり、ストーリー展開は、原作第5巻から第11巻序盤までとなっています。アニメオリジナル展開であった第1作の30話以降は無かったことにされており、第1話の時間軸は、妖精の村編直後となるのを始め、前作で既にアニメ化されているエピソードの流用が若干、見られます。
今作は日本アニメーション初の完全デジタルアニメとなったのも一つの特徴です。アニメオリジナルストーリーである第22話や第38話は原作者の手が大幅に加わっているとされています。映像媒体の発売元は前作のソニー・ミュージックエンタテインメントからバンダイビジュアルへ変更されたが、玩具の展開は前作に引き続きタカラ(当時、のちタカラトミー)が行っている。
前作の補完的な意味合いの強いアニメ化の影響もあったのでしょう。最高視聴率は、2000年12月26日に放送された第38話(最終話)「ドキドキ伝説は終らない!」の6.3%、全38話の平均視聴率は4.7%。とは言え、原作の連載が続いている中で最終盤を迎えたのでラストの光魔法結社に関するエピソードは、前作の後半と同様にアニメオリジナルの展開となっていました。
【ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル・キャスト変更】
キャストの多くは、前作と同じキャストだが、主人公のニケ役を含む一部キャストが変更になりました。
ニケ役は前作の瀧本富士子から南央美に交代しているが、公式発表では瀧本富士子のスケジュールの都合が理由とされている。また、当時、日本アニメーション日俳連(日本俳優連合)との二次使用料問題※で係争に参加した組合員の出演が、一部制限されたことや、ジュジュ役の天野由梨が引退(後に復帰)、ゴチンコ役の安西正弘が病気療養などの理由で大幅なキャスト変更がされました。前作からの声優交代は以下の通り。前記事も参考にしてください。
ニケ : 瀧本富士子➡南央美
ジュジュ:天野由梨➡荒木香恵
レイド:鳥海勝美➡久保田恵
ゴチンコ:安西正弘➡小和田貢平
サーチアイ: 三木眞一郎➡赤石広樹
バド:増岡弘➡→西松和彦
レナ:井上喜久子➡→栗田ひづる
※1990年代から日本アニメーション作品のビデオ化に際して、1980年代に本放送以外の二次使用料(出演料)を支払う契約が締結されているにもかかわらず、日本アニメーションが 著作権法 上の二次使用にあたるとして未払いの方針を続けたため、2000年に未払い債権者にあたる出演声優らが集団で民事訴訟を提起しています
【ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル・新たな魔法】
デビルズハンマー
悪魔が描かれた紫のハンマーで敵を攻撃する闇魔法。だが術者のカヤは、これを直接攻撃に使うのでなく、味方側であるモンスター・グエンチャの殻を安全に割り、わざと凶暴化させるのに使った。誰でも怒りそうである(笑)
【ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル・制作スタッフ、放送データ】
エグゼクティブプロデューサー :本橋浩一
シリーズ構成:三井秀樹
キャラクターデザイン:加瀬政広
美術監督:筒井典子
色彩設定:大平敬志
音楽:中村暢之
音響監督:加藤敏➡三好慶一郎
プロデューサー:東不可止、横山真二郎、遠藤重夫
監督:高木淳
撮影監督:間嶋秋信
編集:浜宇津妙子、名取信一、中野一穂
効果:庄司雅弘
選曲:合田豊
制作デスク:小林克規
設定制作:青山愛
製作:テレビ東京、創通映像、日本アニメーション
放送期間:2000年4月4日から同年12月26日 全38話
放送局:テレビ東京系列
★『ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル』は、現在配信先はありません。
【ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル・主題歌】
オープニングテーマ
👆2Shy4U - ダイナマイトヘブン
♬「ダイナマイトヘブン」
作詞・作曲・編曲 - ハルユキ / 歌 - 2Shy4Uトゥー シャイ フォー ユー
エンディングテーマ
👆Mahoujin Guru Guru ed 2
♬「西の空へ」(第1話 - 第25話)
作詞 - Yuko / 作曲 - 堀江淳 / 編曲 - Yasu Sugiyama / 歌 - Spoon
👆enjoy the party - R'OSE
♬「Enjoy the party」(第26話 - 第38話)
作詞 - YUKI / 作曲・編曲 - SHIGEKI / 歌 - R'OSE
【ドキドキ♡伝説 魔法陣グルグル・ひとことで】
今日のひとこと
声優さんの力!大事じゃ!!大切にされよ~喝!!(-_-メ)
▲ランキングに参加しています▼
