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ファンタジックアニメ『天空のエスカフローネ』

アニメの徒然小道
09 /09 2022
🔶再び時間軸を1996年に戻ります。この年にはロボットアニメに少女漫画の要素を溶け込ませたようなアニメ作品『天空のエスカフローネ』(てんくうのエスカフローネ、The Vision of Escaflowne)が,放送されています。今回はこの『天空のエスカフローネ』の考察、感想などを記しておきたいと思います。本作は、1996年4月2日から9月24日までテレビ東京をキー局として全26話が放送されました。そして2000年には、設定を一新した劇場版『エスカフローネ』も公開されています。ここでは、テレビアニメ版を紹介したいと思います。
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本作は、誰もがあるとは思いますが、何気なく連続ドラマを欠かさずにみたことがあるとは思いますが、この作品に関しては私もただ何となく毎回観ていたアニメ作品です。ただ何となくでも毎回観てしまうというのが、この作品の魅力なのかなと思います。感想は最後の項目にて。
【天空のエスカフローネ・作品概要】
ロボットアニメに少女漫画の要素を融合したような作風を持っています。
ファンタジー、運命、科学、恋愛などさまざまなテーマを複雑に絡めたストーリー展開、菅野よう子や溝口肇さんによる音楽などが特色。当時、作画補助としてCGが実験的に使われたことや、中でもフルオーケストラ(ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団、ローマ歌劇場)による音楽も話題を呼びました。主人公・神崎ひとみの声を担当した坂本真綾さんが当時16歳の高校生であったことも注目されました。坂本さんは本作がテレビアニメ初出演、初レギュラー、初主演となり、オープニングテーマの歌唱も担当しました。また、ゆかり/ミラーナ役の飯塚雅弓さんも本作がテレビアニメ初出演となりました。
(『ロマンアルバム 天空のエスカフローネ メモリアルコレクション』より)
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【天空のエスカフローネ・ストーリー】
高校一年生の神崎ひとみは、占いを趣味とする、ごく普通の女の子でした。 だがある日、不思議な幻覚を見て、その運命が大きく変わることになります。翌日、夕暮れ迫る校庭で、ひとみは憧れの先輩に恋を告白します。その時突然、剣を構えた少年バァンと巨大な竜が出現したのです。それはまさに彼女が見た幻覚の異世界の住人だったのです。

 竜の攻撃に苦戦していたバァンは、ひとみの助言によって竜を倒すことができました。 しかし、次の瞬間、新たに出現した光の柱によってひとみはバァンとともに異世界ガイアに転移してしまったのです。
 
異世界ガイア……それは天に地球が浮かび、人間とともに獣人や竜が住む、異次元の世界でした。

月と地球を天空に抱くその世界では、人の“想い”が世界を変える力となる。その地で、彼女は自国(ファーネリア)を滅ぼされた若き王、バァンと、彼の乗る人型機械(ガイメレフ)「エスカフローネ」、陰のある騎士アレンたちと共にガイア全土を取り巻く戦いへと巻き込まれていくのです・・・
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【天空のエスカフローネ・ガイアという世界について】
ガイア
大昔の地球で破滅に瀕した古代アトランティス人たちの生き残りがその“想いの力”を結集して作り上げた星。文化イメージは産業革命前後の地球。いくつもの国があり、竜や獣人を始めとした地球とは違うさまざまな生き物が息づいている。そして、浮き船やメレフなどのテクノロジーが、ガイアの人々の暮らしを支えている。
幻の月
ガイアの空に月と並んで見ることができる地球のこと。「幻の月は災いを呼ぶ」と言われ、不吉の前兆とされる。
アスガルド大陸
暗黒大陸とも呼ばれる。嵐や周辺にある浮き岩のせいか、辿り着くのは非常に難しい。幻の谷があると伝えられる。
幻の谷
竜神人が住むという。アスガルド大陸にあると伝えられていたが、実際は、異次元にあり、地球上にあるはずの滅亡した古代アトランティスの都市であった。
アトランティス
ガイアではなく、地球上に存在した古代の超文明。
ガイアの国々
ガイアの世界には、ファーネリア王国、アストリア王国、ザイバッハ帝国、フレイド公国、バスラム共和国、デイダラス王国、チェザリオ王国、エグザルディア王国という国が存在しています。それぞれの国が独立国家としての国家機構を持ち、存在しています。
【天空のエスカフローネ・主な登場人物:キャスト】
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(地球)
神崎 ひとみ:坂本真綾
本作の主人公。高校生で陸上部の短距離選手。大会で通用する唯一の一年生。憧れの先輩・天野が外国に行ってしまうと聞き、「100メートルで13秒を切れたら、わたしのファーストキス! お願いします」という台詞にもあるように思い切りの良さがあります。前向きだが少々短気。一つのことに集中すると周りが見えなくなってしまう。
タロットでの占いやダウジングといった特技があります。他の者には見えない敵や未来のビジョンを(故意でなく)見てしまうこともあります。いつも持っているペンダントは祖母の形見。祖母の「大切な人を信じる、信じれば想いは必ず届く」という言葉を胸に抱く。家族は両親と弟が一人。「竜退治の儀」で地球に迷い込んだバァンと出会い、巻き込まれる形でガイアに渡る。天野にそっくりなアレンに恋するが、やがてそれは本物ではないと気づき、自分が本当に好きなのは誰かを知ることになる。
天野 進:三木眞一郎
ひとみが恋心を抱く、陸上部の先輩。彼もひとみを憎からず思っていたが、外国へ引っ越すことになっていた。しかし、ひとみがガイアに転移する瞬間に立ち会い、日本に留まることに。
内田 ゆかり:飯塚雅弓
ひとみの親友で陸上部マネージャー。天野に想いを伝えるよう、ひとみの背中を押していたが、実は彼女自身が天野に好意を持っていました。
ひとみの母
ひとみの行方不明事件を受けて、神崎家を訪問した天野とゆかりに、ひとみの祖母の体験を話し聞かせる。
ひとみの祖母
今は亡き、ひとみにペンダントを遺した人。実はひとみと同年代の頃、夏祭りに出かけた時にガイアへ飛ばされたことがある。その際、アレンの父レオンと交流を持っていた。
(ガイア)
ファーネリア王国
バァン・ファーネル: 関智一(子供時代:亀井芳子)
本名バァン・スランザール・デ・ファーネル。天空の竜に守られしファーネリア国の王子。シリーズ冒頭にて、試練“竜退治の儀”を果たして王となり、ガイメレフ・エスカフローネと血の契約を結びます。
無口で不器用。王としての使命、戦うことの苦しみや命の重さに悩むことがよくある。コミュニケーション能力には欠けるが、本質は優しい。少しとぼけた性格。人間の父と竜神人の母の血を引いており、背中に白い翼を生やすことができる。
兄であるフォルケンが「“竜退治の儀”を逃げた」と陰口を叩かれ、戦いに背を向けて逃げることを何よりも嫌っている。
メルル:大谷育江
バァンを慕う猫人の少女。一応バァンの侍女的な存在。バァンのためなら身を挺することも厭わない。最初はひとみを疎んじていたが、次第に打ち解けていきます。おさなじみた言動が多い。大人びた側面も持っている。
ゴオウ:大塚明夫
先代のファーネリア王でフォルケン、バァンの父。ヴァリエと出会い、周囲の反対を押し切り結婚。バァンが物心つく前に病死。祖父の頃に完成したエスカフローネの搭乗者でもあった。
ヴァリエ:榊原良子
バァンの母。竜神人の末裔。“運命の出会い”として、ファーネリア王ゴオウに嫁ぐ。ゴオウの死後、“竜退治の儀”において行方不明となったフォルケンを追い、竜の森で失踪。
バルガス:玄田哲章
ファーネリア王国の侍大将。バァンとアレンの剣の師。ガイア三剣豪の一人。ガイメレフに剣のみで立ち向かえるほどの力を持つ。ザイバッハ帝国軍によるファーネリア侵攻に際し、アルセイデス1体を倒すも討ち死に。
アストリア王国
アレン・クルゼード・シェザール:三木眞一郎
無敵と謳われるアストリア王国の騎士。ひとみの先輩の天野に瓜二つの容貌の持ち主。女性に紳士的な優男である一方、剣やガイメレフの操縦にも卓越しており、シリーズ序盤ではバァンと手合わせをして彼に勝っている。
少年時代、父親が家族を捨てたことにより、その心労で母親が病死。妹のセレナも行方不明になったことで一度は盗賊に身を落とす。バルガスとの出会いで改心し、その後、王国で12人しかいない誉れ高き「天空の騎士」に任命される。王国の第一王女、マレーネと恋仲となり、2人の間に出来た子がシド王子である。マレーネと別れた後は辺境の砦警備の任に就き、荒くれ者の部下たちを率いることになる。部下には「お頭」と呼ばれている。
家庭を捨てた父親レオンを長年憎み続けていたが後に幻の谷で死んだ父親と再会、そこで両親が愛し合っていたことを知り和解した。
アストン・サラ・ミラーナ:飯塚雅弓(TV版)
アストリア王国の第三王女。勝気な性格で、思ったことは強引に実行に移す。アレンに好意を寄せており、ひとみとライバル的な関係になるが徐々に友人としても打ち解けていく。人の役に立ちたいと医術を学び、アレンの負傷に際して初めての手術を成功させるなど非常に勉強家な側面もある。
エリーズ・アストン:天野由梨
アストリア王国の第二王女。物静かで実直な女性。アレンに密かに惹かれていたが、それを表に出す事はない。
ドライデン・ファッサ:小杉十郎太
ミラーナの許嫁。アストリアの豪商メイデンの跡取り息子。船団を率いてガイアを旅しながら商売をする。本業が順風満帆であるのは勿論のこと、自室は本で溢れ、学者に負けない知識を持つと自負している。飄々とした性格。
レオン:土師孝也
アレンの父。しがらみを嫌い、家族をアストリアに置いて単身旅を続けていた。その旅の果てにひとみの祖母と出会う。その後、アトランティスの謎を求めて幻の谷への旅を続けていたが、同じくアトランティスの謎を追っていたアイザックことドルンカークに日誌を奪われ殺された。
エンシア
アレンの母。家族を捨てたレオンを最後まで愛していた。レオンの日記が独りでに自宅に戻った所を目撃しており、同時に彼の死に勘づいた模様。アレンの妹セレナが神隠しにあった後、心労により病死。
ザイバッハ帝国
ディランドゥ・アルバタウ、セレナ・シェザール:高山みなみ
ザイバッハ帝国のガイメレフ部隊、「竜撃隊」を指揮する少年。エキセントリックで残虐非道、何よりも戦いや殺しを楽しみで、鏡を見て陶酔するナルシスト。しかし一方で、「竜撃隊」の隊員たちからは、死してなお彼を守ろうとするほどの信望を集めている。その正体は、運命改変の実験のため連れ去られ、性別さえも含む姿と記憶を変えられたアレンの妹セレナである。
フォルケン・ラクール・デ・ファーネル:中田譲治
バァンの兄。バァンと同様ファーネリアの王子であったが、王位継承の儀式である“竜退治の儀”の途中で行方不明になった。その後、ザイバッハ帝国の軍師としてバァンの前に現れ、エスカフローネを狙う。フレイド攻略の際は、交渉において、全権を任されるほどの力を持っている。
竜退治の儀で戦った竜に右腕を食いちぎられ、保護されたザイバッハ帝国において機械の義手を与えられた。
元来はバァン同様白い翼を持っていたが、いつの間にか黒く変わる。
本当は誰よりも世界のことを憂い、争いのない世界を作るためにドルンカークに与することを選ぶ。しかし、次第にその行動に疑問を感じるようになり、やがて離反。刃を向けるが叶わず、命を落とす。

フレイド公国
シド・ザール・フレイド:高山みなみ
フレイド公国の王子。登場時はアレンを英雄として単純に憧れたり、戦闘に脅えるなどの幼さを見せたが、ザイバッハとの戦の後、若きフレイド公王として大きく成長を始めた。実はマレーネ姫とアレンの間に出来た子だが、本人はその事実を知らない。
マレーネ:稀代桜子
アストリア王国の第一王女でミラーナの姉。劇中ではすでに故人で、回想シーンにしか登場しません。
アレンと愛し合っていたが政治的策略によりフレイド公国に嫁がされる。しかし、その時すでにアレンの子(=シド王子)を身ごもっていた。結婚後フレイド公王の愛情に触れ、やがて自身も彼を慕うようになるが、病を得て夭折。死の床でフレイド公王への愛を口にした。
マハド・ダル・フレイド:仲野裕
フレイド公国の王。マレーネの夫。マレーネとシドを愛し、シドと血の繋がりがないことを知りながらも我が子として大切に育てる。厳格さと愛情深い側面を併せ持ち、アレンをも含む民衆の尊敬を集めた名君。ザイバッハ帝国との戦いで死亡。
【天空のエスカフローネ・制作スタッフ、放送データ】
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企画:サンライズ
原作:矢立肇、河森正治
監督:赤根和樹
キャラクターデザイン:結城信輝
アニメーションディレクター:逢坂浩司
メカニカルデザイン:山根公利
メカニカルディレクター:佐野浩敏
美術監督:東潤一
色彩設計:中山しほ子
撮影監督:桶田一展
音響監督:若林和弘
音楽:菅野よう子、溝口肇
音楽プロデューサー:佐々木史朗、太田敏明
音楽制作:ビクターエンタテインメント
効果:倉橋静男
編集:鶴渕友彰
プロデューサー:村瀬由美(テレビ東京)・南雅彦(サンライズ)
制作協力:バンダイビジュアル、高梨実、梅澤勝路
製作:テレビ東京・サンライズ
著作:(C)1996 SUNRISE INC.・テレビ東京
放送期間:1996年4月2日から9月24日 全26話
放送局:テレビ東京系列

『天空のエスカフローネ』は、現在Amazon Prime videoで視聴できます。


👆エスカフローネ 約束はいらない
オープニングテーマ「約束はいらない」
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾


👆The Vision of Escaflowne Ending Hiroki Wada : Mystic Eyes
エンディングテーマ「MYSTIC EYES」
作詞・作曲・歌 - 和田弘樹 / 編曲 - 和田弘樹、本間昭光
劇場版主題歌「指輪」
作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 坂本真綾

【天空のエスカフローネ・考察、感想など】
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過去作ではありますが、本作の独創的なファンタジックなストーリーと美しい音楽と世界観が大変良いと思います。少女マンガ的な感じで始まりますが、徐々に血しぶき吹き出る生々しい戦闘シーンへと展開します。

他のロボット系アニメに比べると、ファンタジー色が強いのが良いところだと思います。それが今までになかった感じで非常に面白いと思います。
ただ、一言いうなら、本作はTVアニメではなく、劇場アニメでストーリー展開に合わせた製作もあって良かったのではとも感じます。ストーリーが展開しドラマにも深みがある作品だと感じますので、当時人気のあったエヴァンゲリオンと違った存在感を打ち出せたような気がします。あくまでも個人的な意見、考察ですのであしからず・・

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コメント

非公開コメント

No title

エスカといえばOP主題歌と絵が美しいのが印象的でしたね〜
(OPで羽が舞い散るのはレイアースと同じく印象に残る)
最終話あたりのディランドゥの変わりようがちょっと酷かったイメージがありますw

Re: No title

コメント、誠にありがとうございます(^^)

エスカは、観る回数を重ねてだんだん印象が深くなっていったのをよく覚えています。最終話へのかけてのディランドゥの変わりようというのは確かに感じていました。

個人的に感じるのですが、ディランドゥだけでなく、ラストにかけてのストーリ展開のスピードが、早く感じました。作画的にもラストには何か粗さを感じたのですが。そういった影響が出ていたのかなと感じるのですが。

サンライズは、得意のガンダムで培ってきたロボットSFものの作風をけっこう抑え、本作のファンタジー要素を前面に打ち出そうとした試みだと思います。26話という縛りが、かなりあったのかな~と感じます。

キャラクターデザインは、かなり個性が強すぎ(鼻と顔の長さの描写がなんとも??)かな。(笑)

これからもよろしくお願いいたします。_(._.)_

のぶさん

さまよえる爺(._.)人生下り坂のアニオタをひた隠してきた還暦越えのバイク乗りの爺でございます。人生、特に極めることもなく、カラータイマーが点滅中(o|o)