多くのライダーの方も、愛車を10,000Km走らせると乗り始めたころと違い、愛車との一体感が生まれ、今まで気づかなかった点にに気づくことが多いのではないかと思います。
私の愛車メビウス(PCX125)も5月20日に10,000Kmを越え、6,000Kmのインプレッションの記事を書いた頃と違う感想をちょっと綴ってみたいと思います。
まず、2015年8月9日からの10,000Kmの中味なのですが、
仕事の通勤使用距離が約6,000Km、ツーリングなど、それ以外の使用が約4,000Kmとなります。通勤では太宰府市内から福岡市内まで約片道18Km、往復36Kmの走行距離になります。通勤使用のライダーのかたであれば、十分お分かりいただけると思いますが、意外と通勤使用の方が過酷な条件下でのライディング(例えば、雨、暴風、雪など)を味わうケースが多いと思います。
その中でPCX125は、スクーターのカテゴリの中では、重量が130Kgとその独特のカウル形状から、比較的良好なライディングを維持できていると思います。
また、燃費に関しては、流れの良いバイパスと走行と多少の渋滞を走ることもありますが、50Km/ℓを維持しています。ひとたびツーリングに出れば、50Km/ℓ以上のデータは出てます。(島原ツーリングが最高56.9Km/ℓの燃費が出ています。)
購入した当初と最近、違うのは、アイドリングストップの使用の有無です。
当初はアイドリングストップはあまり使用していなかったのですが、最近ではずっとアイドリングストップはON状態です。
実は燃費向上という目的ではなく(ON、OFFでおそらく1㎞/ℓぐらいの差です)、安全なライディング向上の点からです。購入してから通勤途上にて3度、他のスクータ―のかたの(すり抜け後、交差点での車との衝突)事故を目撃しています。
アイドリングストップとの関連というのは、エンジン停止による、先急ぎ防止です。
ツーリングにでた時、静かな場所でわずかな時間なのですが、何とも言えない無音の
空間を味わったことに始まっています。静かな自然と、あるいは都会の喧騒とマシンとライダーが一体となった無音の空間…言葉では表現がしにくいのですが、私にとっては、何とも価値のある一瞬となっています。大げさな表現でスミマセン(笑)
バイクはそのパワーを車に比べて遥かに軽い車体で受け止めます。結果、機動性は車に勝ちます。そのため、ライダーは先をとらえようとする本能が働くと同時に視界が狭くなっていくのですが、突然の不意打ちのような出来事に一瞬、体の反応が停止しています。これが、車やバイクでの事故の実態だと思っています。
私は、逆にアイドリングストップを使用するのは、私、55歳のライダーの頭を冷やす機能だととらえています。(笑)(ESPエンジン内のシリンダーセンサー感知温度は60℃と聞いてます)
それと私は石畳の上をよく走るのですが(太宰府天満宮の参道)、リアサス堅め、フロントサス柔かめ、このバランスが安定した走りとなっているようですね。でも、タイヤが、いまいち。
以前、イギリスに短期間いたことがあります。場所によっては石畳のロードも多く、HONDAはPCXに関しては世界戦略車としてのコンセプトをもっているそうですね。うなづけます。HONDAには頑張って欲しいなと思います。
次回はインプレッション②として、PCXスクーターとツーリング、疲れないライディングフォームって?に関してご紹介させていただきたいと思います
メビウスの走行距離、10,236Km
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