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劇場アニメ『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』

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🔶前アニメ記事がTVアニメ『機動戦艦ナデシコ』でしたので今日のアニメの徒然小道では、『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』(きどうせんかんナデシコ ザ・プリンス・オブ・ダークネス)を紹介します。1998年8月8日に公開された本作劇場版アニメ作品の紹介、感想記事などを記したいと思います。略称は「劇ナデ」。キャッチコピーは「キミノオモイデニ、サヨナラ」

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【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-・の概要】
テレビアニメ版の『機動戦艦ナデシコ』の続編作品となります。テレビシリーズのラストから3年後が舞台となっています。コメディー色の強かったTVシリーズと比べると、ストーリー仕立てはシリアス寄りのものとなっています(ただし要所要所にギャグはあります)。これはTVシリーズにおいて、本来、主人公のアキトの成長をほとんど描くことができず、佐藤監督の意向で、彼の物語をルリの視点から追う形にしたためです。そのため、佐藤さんが脚本も手がけています。
加えてTV版ではスケジュールの関係で制作が駆け足だったことや、ウケ狙いに走りすぎ、遊びすぎという反省点の元で立ち上がっています。プロデューサーの大月俊倫さんが、もう少しシビアな内容を期待していたことと、(スタッフ内でもコメディ部分自体はアリとして)シリアスな場面も納得できる描き方をして欲しいという要望から、作品の総決算として制作されています。
そして当時は、無名だった仲間由紀恵さんが声優として出演しています(仲間さんは後日談で、声優としての仕事より取材・インタビューを受けていた時間の方が長かったと冗談半分で語っている)。
佐藤さんによるノベライズの予定もあったが、後に中止になりました。原稿の元データは一部を残し紛失しているようで、その一部は『機動戦艦ナデシコ・ノベルテ+』に収録されている。
1999年の第30回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門受賞作品。
第21回『アニメグランプリ』グランプリ部門受賞作品。
キッズステーションの特番放送時にエンディング『Dearest』を短くしたバージョンが放映された。
【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-・あらすじ】
先の戦争終結より3年が経った西暦2201年。地球と木星間に和平(休戦条約)が結ばれ、人類は再び一つになろうとしていた。そんな中、ボソンジャンプを新たな交通手段として使用する計画「ヒサゴプラン」のコロニーが次々と襲撃される事件が発生する。連合宇宙軍ナデシコB艦長ホシノ・ルリ少佐は、事件調査のためターミナルコロニー「アマテラス」へ向かう。
【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-・主な登場人物:キャスト】
ホシノ・ルリ:南央美
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(銭湯入浴シ~ンより)
本作では、なんと主人公です。ナデシコB、ナデシコC艦長。階級は少佐です。ちょっぴり成長して16歳です。劇中に至るまで、ナデシコBの艦長として幾多の事件を解決し活躍していています。世間では「史上最年少の天才美少女艦長」と呼ばれ、大人から子供までもが知っている人気ぶりです。またアララギ艦隊には、艦長のアララギやその部下達から「宇宙の宝」「電子の妖精」と称されていた。ただ、彼らに限らず火星の後継者の北辰やヤマサキ博士までもが、ルリを「妖精」と呼んでいたりする。最後には何も言わず姿を消したアキトに対して、一人帰ってくる事を信じ、帰ってこなければ大切な人だから追っかけると公言するのです。
この劇場版公開にあわせ、警察庁などとのタイアップでルリをイメージキャラクターとしたシートベルト着用促進ポスターが作成されました。
テンカワ・アキト:うえだゆうじ
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本作劇場版では23歳です。新婚旅行出発時の飛行機事故により死亡したと思われていました。実際には「火星の後継者」によりA級ジャンパーとして拉致されており、クリムゾンの研究施設で人体実験の対象にされた。そのため味覚を主とする五感に障害を抱えています。ネルガルに救助された後は、ユリカの救出と復讐を目的に、月臣指導のもと機動兵器操縦技術や様々な体術を身に付け(木連式柔の存在を知っていたのもその為)、ブラックサレナに搭乗して独り「火星の後継者」に戦いを挑んでいました。バイザーの様な黒いサングラスとマントを纏い「復讐鬼」へと変貌した彼は、目的の為ならば手段を選ばず、犠牲者の発生も厭わない非情な面を併せ持つ、TV版とは全く違ったダークかつシリアスな雰囲気のキャラとなっています。復讐を果たした後は、皆と顔を合わせる事も無くどこかへと姿を消した。
▶ミスマル・ユリカ:桑島法子
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劇場版では、25歳。階級は大佐と呼ばれていた。新婚旅行出発の際アキトと共に拉致されています。しかし、ユリカはアキトの様に体に目立った異常が現れるような人体実験はされていない。劇中でシラヒメからアマテラスへ移送された際に、演算ユニットに組み込まれ「人間翻訳機」として利用されてしまう。しかし最後は旧ナデシコクルーによって救出される。
マキビ・ハリ:日髙のり子
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愛称は「ハーリー」。連合宇宙軍少尉で、ナデシコBの副長補佐。11歳です。ルリやラピスと同じく遺伝子操作によって生まれた少年です。能力は申し分なかったがコミュニケーション能力が不足していたルリの反省点を踏まえ、一般家庭の夫婦に預けられ育てられた子供らしい性格です。普段は副長補佐としてサブロウタのフォローに気を配っているが、彼からはおちょくられ気味で端からみるといい漫才コンビにもみえます。とにかくルリを姉の様に慕っており、ルリからは弟分として可愛がられている。愛称のハーリーは、ルリが付けたものです。また劇中からも新たに、ミナトにも懐く様になっていた。
名前の由来は七宝の一つで、石英のことを指す「玻璃」から。
高杉三郎太:三木眞一郎
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ナデシコBの副長で、連合宇宙軍大尉。25歳です。元木連優人部隊所属であるが、熱血クーデター後に、超人的な能力を持つルリの身の安全を心配した秋山の命令で、ミナト家に引き取られていたルリの護衛として、その近所に住んでいました。その際にサーファーに変装したのがきっかけで、TVシリーズでの硬派な姿から一転、金髪の軟派な姿になります。が、その変貌した外見とは違い、実直である中身までは変わっていません。▶木連式武道の優れた使い手で、身体能力も極めて高い。
普段は軽い調子でハーリーをからかいながらも、面倒見の良い兄貴分としてコンビのようになっている。またルリに対してのみ「姫に付き従う騎士」のように振る舞っている。劇中での付き合いから、リョーコとは微妙な関係になっている。火星の後継者との決戦ではスーパーエステバリスを駆り、リョーコやヒカル、イズミの3人とふざけた調子ながらも見事に連携し北辰の部下と戦った。
アオイ・ジュン:伊藤健太郎
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劇場版では、アマリリス艦長を務める。階級は中佐。冒頭シラヒメで幽霊ロボットを目撃した事から、アオイ報告書を提出する。劇中では持ち前のいい人属性からか、ユキナに良い様に利用されていた。また、顔立ちが良い為か、ユキナに強制的に女装をさせられ、その姿を見た女性クルー達に散々弄られる等、相変わらずのヘタレ振りを見せている。
なお劇中で2人が同じ部屋で着替えているシーンがあるが、これは2人が親密な関係といったわけではなく、ユキナに好感は持たれているものの、異性としては全く見られていないためである。
メグミ・レイナード:高野直子
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ナデシコ通信士。17歳。身長155cm、体重45kg、3サイズはB78、W56、H84。元声優。第19話では、声優になる以前は看護学校に通っていたことも明らかになる。両親は健在で農業をしており、姉が2人いる。好きな食物は高級料理。

余談ですが、本作、TV版でもナデシコ搭乗員には、ほぼ全員に共通する特徴として「人の話をまったく聞かない」ことがあげられます。物は一芸に秀でた能力を持つが性格に問題を抱える連中が集められました。(^∇^)
ハルカ・ミナト:岡本麻弥
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本作においても色気を振りまく悩殺美女で、服の露出度も高く派手な性格を思わせる容姿だが、実際には恋も仕事も家庭も大切に出来、それらを守れる程精神的に強い女性。
本作劇場版では、ルリの呼びかけに応え、再びナデシコに乗り込むことになります。操舵技術は一流で、シャトルで敵部隊を突っ切るという荒業を成功させている。

ウリバタケ・セイヤ:飛田展男
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ナデシコの整備班班長。29歳。身長177cm、体重68kg。劇場版では、妊娠中である妻や子を気遣ったルリの判断によりスカウトされなかったが、後から聞きつけて奥さんに引っかき傷をつけられながらも参加を決意し、ルリ達に先んじてナデシコCに乗り込む。
ゴート・ホーリー:小杉十郎太
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劇場版では、ネルガルシークレットサービスに所属し、月臣と共に誘拐されていたアキトを救出していた。またサブロウタがルリの警護に着任してからもしばらくは、月臣と共に彼女のガードに就いていた。なお、月に向かうシャトルで「堀井豪人(ほりい ごうと)」という漢字表記も見られた。
プロスペクター:小野健一
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相変わらずの本名不明。43歳。本人曰くプロスペクターという名は「ペンネームのようなもの」。艦内では「プロスさん」と呼ばれる。ネルガル重工からの出向者として艦内では会計・監査役を担当した。高度な能力を持つが性格に問題があるナデシコクルーの人選を担当した人物でもある。劇場版では、クルーの再勧誘の他、メグミとホウメイガールズのバックバンドのギター役として参加している。
スバル・リョーコ:横山智佐
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エステバリス隊隊長。パーソナルカラーは赤。18歳。身長165cm、体重49kg、3サイズはB83、W58、H83。特技は射撃。好きな食物はおにぎり。嫌いな食物は鶏の皮。作戦指揮は彼女が執り、作戦名は「ホウセンカ」など花の名前が使われる。戦中に宇宙軍に所属した。父は軍のパイロット。両親と祖父母は健在で、特に祖母に可愛がられて育った。一人称は「オレ」(たまに「あたし」と言う)。しかし、それは「勝ち気なようでその実臆病、男勝りなようで白馬の王子様を夢見ている」とエリナに看破された、自身の弱さを隠すためでもある。
当初は素人のアキトをバカにしていたが、ピンチに陥った際に思わず彼の名を呼んだことで、実は好意を抱いていることがヒカルたちにバレ、以後はよくからかわれていた。しかし、奥手で不器用なためユリカやメグミほどには積極的になれなかった。
終戦後一旦は髪を伸ばしていたが、シャトル事故でアキト達が死亡した際に、以前より短いショートカットにした。なお、劇場版では加えて髪色は黒色になっていたが、こちらが本来の髪色で、TV版での緑色は染めたものである。その事は、TV版で見られた幼少時の姿からもうかがう事が出来る。
終戦後も軍に残った数少ない人間で、その際は宇宙軍から統合軍に転属。劇場版ではエステバリス隊「ライオンズシックル」の隊長(階級は中尉)に就任し、カスタム型のエステバリスに搭乗している。
漫画版では男性的ながらも落ち着きのある性格であり、感情を露わにする場面は少ない。
劇場版でサブロウタにたびたびアタックをかけられる。
アマノ・ヒカル:菊池志穂
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エステバリスのパイロット。パーソナルカラーはオレンジ。18歳。身長152cm、体重42kg、3サイズはB82、W56、H84。好きな食物はピザの端の部分。嫌いな食物はピーマン。タマゴボーロが大好きだったが、食べ過ぎて嫌いになった。常にハイテンションなしゃべり方と大きなメガネが特徴。
アニメファンで漫画家志望。ヒマを見つけては同人誌向けの漫画製作をしていた。パイロットをしていた理由も、熱血漫画のネタ探しから。ナデシコ所属となってからはウリバタケと意気投合して「ウリピー」と呼び、彼を師匠と仰いで模型製作にいそしんでいた。
思わせぶりな態度で誤解を受けやすい質だが、恋愛と趣味とは切り離して考えるタイプ。本人にとってはあまり良い思い出ではないが、過去には同棲経験があった。好意があると誤解したウリバタケから告白されるが、そういう気持ちはないとはっきり断り、距離を置くようになる。両親が幼少期に死亡し、叔父のもとで養育されるなどかなりの苦労人である。
終戦後は晴れてプロの漫画家となり、締め切りに追われる生活を送っていた。
劇場版では、実戦から離れていたブランクを埋めるべく、ゲームを使い実戦感覚を取り戻していたが、その際現役のリョーコを良いようにもてあそんでいた。
マキ・イズミ:長沢美樹
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エステバリスのパイロット。パーソナルカラーは水色。18歳。身長177cm、体重56kg、3サイズはB86、W60、H88。趣味は新興宗教団体への体験入信。好きな食物はおはぎ、いなりずし。嫌いな食物はトコロテン。
陰鬱な雰囲気と、それに似合わぬ無理やりな冗談(特にダジャレ)と怪しげな歌曲を自作自演するのが特徴。大概の場合においてスルーされ、誰も彼女のダジャレには耳を傾けていない。他人の駄洒落には厳しく、白鳥九十九が披露した駄洒落には「1.0」と採点している。実は両親が漫才師。時折シリアスな一面も見せる。過去に二人の婚約者を亡くしており、自らを不幸を呼ぶ女と皮肉で言っている。
ギャグ色の強いキャラクターだが、戦闘時にはシリアスモードに入り、冷静沈着なパイロットとして活躍する。実はその技量はリョーコやヒカルよりも上で射撃の腕前も抜群。
劇場版では、終戦後は世界放浪の末、バー「花目子(けめこ)」の雇われママとなっていたが、ルリに誘われ独立ナデシコ部隊に参加する。ネーミングの元ネタは真木和。
アカツキ・ナガレ:置鮎龍太郎
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最新式カスタマイズ型エステバリスのパイロット。パーソナルカラーは青。ナデシコ級2番艦「コスモス」から転属。20歳。軽薄で女好き。ノリが軽いせいもあってナデシコクルーにまったり溶け込む。エステバリスのパイロットとしては優秀で指揮能力も優れているが、敵に対しては情け容赦がない。何かにつけアキトを挑発し、ユリカへの好意を仄めかすなどしていたが、アキトにパイロットとしての成長を促す良きライバルで共に戦う仲間と思われていた。アキトとは対照的にゲキガンガー3を侮辱していたが、彼は別にアニメ嫌いというわけではなく単に彼の好みに合わないだけ。ウリバタケからは「元大関スケコマシ」との愛称を貰っている。
軽薄な男とはいえ、その素性はネルガル重工の若き会長。エリナとアカツキがムネタケと密談していたところ、プロスペクターとルリの働きにより「木星蜥蜴」の正体が追放された人類であるという事実を全艦放送で暴露され、クルー全員が知ることになる。その後も素性を隠しているつもりであったが、アキトとユリカを除いた全員にバレていた。年の離れた優秀な兄がおり、コンプレックスを抱いていたが事故で死亡してしまう。それにより彼はネルガル会長職を継いだ。アカツキは古代火星人のオーバーテクノロジー独占の為に暗躍していたが、これは彼の父が目指し、兄が継ぐはずであった野望であり、必ずしも彼自身が求めたものではなかったらしい。また、アカツキの父はCCのネルガル独占の為、協力者だったアキトの両親をクーデターに巻き込まれたように見せかけて謀殺している。
終盤、ナデシコに潜入したユキナの処遇を巡って本性を現す。火星遺跡ではナデシコ級3番艦「カキツバタ」を引き連れ、自らもエステバリスに搭乗してアキトと激しい交戦する。しかし、最終話ではアイちゃんの元へ急ぐアキトに火星遺跡のフィールド中和を協力するなどナデシコクルーに対するわだかまりもなくなる。

イネス・フレサンジュ:松井菜桜子
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ナデシコの医療・科学担当。27歳。身長172cm、体重54kg、3サイズはB85、W60、H86。好きな食物は火星丼。嫌いな食物はタコ。金髪の白衣美人。一部の艦内クルーからは「ドクター」と呼ばれていた。
劇場版では、ユリカやアキト達と同様死亡したものとされていたが、これは「火星の後継者」から守るためにネルガルが死亡扱いにしただけであり、実際は生存してネルガルの研究を手伝っていた。ナデシコC受領の際にハーリーとウリバタケのボソンジャンプの手助けをした。
白鳥ユキナ:大谷育江
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木連の英雄として死んだ白鳥九十九の妹。相変わらずのわがままで無鉄砲。本作では亡き兄を想ってか、大嫌いなゲキガンガーのキーホルダーを鞄に付けていた。戦後はミナトに引き取られて、日本の学校に通っている。劇場版までの間にジュンと仲良くなるが、異性としては意識していない。劇場版では、ジュンを手玉にとり、勝手に独立ナデシコ部隊に合流。ナデシコCで通信士の席に座っている。
北辰:山寺宏一
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「火星の後継者」の諜報部所属非合法活動部隊「北辰七人衆」の隊長。搭乗機体は夜天光。木連時代は草壁直属の暗殺集団のリーダー。アキトやユリカを始めA級ジャンパーを事故に見せかけ、誘拐した張本人。その因縁で、アキトとは幾度も激闘を繰り返す。ナデシコCにより火星全域のシステムが掌握され火星の後継者の敗北が決した中、負けを承知した上で部下と共に登場、アキト達との決着を望み、彼と激突。最終的には夜天光もろとも撃破される。

この際、全システムが掌握された火星の上であって北辰達の機体だけは動けていたが、それは北辰との対決を望むアキトの気持ちを汲んだルリ個人の計らいによるものである。
ラピス・ラズリ:仲間由紀恵
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ルリと同じく遺伝子操作によって生まれた少女です。年齢は不詳だが、ハーリーと同じ11歳前後かと思われます。ネルガルの研究所から、「火星の後継者」の北辰達によって拉致されていました。それをアキトが「火星の後継者」を追う過程で彼らの研究所にて発見、救出しました。その後、感覚を失ったアキトをサポートするために行動を共にするようになる。ネルガルが秘密裏に建造した戦艦「ユーチャリス」の運用を一人で行い、ターミナルコロニー「アマテラス」襲撃の際にはアマテラスのシステムへのクラッキングを行いアキトを遺跡の許まで導くなど、ルリに勝るとも劣らない能力を見せます。

作中の殆どの彼女は全て無表情かつ無口で、感情が無いような無機質な雰囲気だが、北辰及び彼女自身の回想においては恐怖の表情を浮かべ怯えているカットもあります。決して感情が無いようではないようです。
火星極冠の決戦時、ルリに対して「私はアキトの目、アキトの耳、アキトの手、アキトの足…」と語っており、アキトとの間に異常なまでの繋がりがあることが推測されるが、ストーリー中では多くは語られなかった謎多きキャラクターです。
名前の由来は、宝石で七宝の一つでもある「瑠璃」の英名「ラピスラズリ」から。
【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-・製作スタッフ、公開データ】
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製作:角川歴彦、大月俊倫
企画・制作:XEBEC
企画協力:GANSIS
プロデューサー:下地志直
キャラクター原案:麻宮騎亜
キャラクターデザイン・総作画監督:後藤圭二
メカニックデザイン:中原れい、鈴木雅久、武半慎吾、森木靖泰
メカニック原案(TVシリーズ):明貴美加
メカニックデザイン協力:前田明寿、坂崎忠
カラーコーディネーター:青木弘美、上谷秀夫
美術監督:小山俊久
撮影監督:鳥越一志、金沢章男
音響監督:田中英行
編集:松村正宏
音楽:服部隆之
劇中曲作曲:手塚理
音楽制作:スターチャイルド
音楽制作協力:東京室内楽協会
脚本・絵コンテ:佐藤竜雄
演出:玉田博
作画監督:前田明寿、山岡信一、石井明治、赤堀重雄、堀内修
製作:NADESICO製作委員会、角川書店、KING RECORDS、テレビ東京、MOVIC、イング、ジーベック、セガ・エンタープライゼス、東映株式会社
配給:東映
監督:佐藤竜雄
公開:1998年8月8日
上映時間:80分
興行収入:5億円 (「1998年日本映画配給収入」『キネマ旬報』1999年(平成11年)2月下旬号、キネマ旬報社、1999年、 175頁より。)

『機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』、TVシリーズ『機動戦艦ナデシコ』ともに、現在、U-NEXTで視聴可能です。

【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-・主題歌】

主題歌
♬「Dearest」
作詞:有森聡美 / 作曲・編曲:大森俊之 / 歌:松澤由美
【機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-・考察、感想など】
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さすが、TVシリーズでも冴えわたるギャグと卓越したSF考証は素晴らしいなあと当時、劇場で本作にも生かされていたことを大きくうなづいていたことを思い出します。ナデシコファンの方なら本作を観てユリカとアキトの設定にはビックリされた方も多かったことと思います。個人的には、でもルリルリの成長でご勘弁、ということになるのでしょうか。
ルリルリの成長ぶりには、激しく感動してしまいました。(私、実はルリルリのファンです)

旧ナデシコクルーを勧誘してゆくシーンを観ていて、作画や美術もTVシリーズよりも繊細になっていて劇場版ということもありますが、グレードアップされていることが良かったと思います。2019年にXEBECが吸収合併され、解散しているので『ナデシコ』もこのまま沈むのであろうかと寂しさにかられるのでした・・・

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のぶちゃん

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