★まずは、台風の時は、下手に外に出ないことだ。
過去1991年(平成3年)9月27日に、こんなことがあった。
若い頃、長崎から福岡にむけて会議があるからということで、列車の時刻が乱れているので、まだ動けるだろうと車で移動(高速道路は通行止め)していた時のことだ。長崎から佐賀に入ってきて、周りは田園風景で前を走っている軽トラがいるだけで、ほとんど車はいない。瞬間的に激しい突風が吹いていた。
前を走行していた、軽トラックが強烈な風で揺さぶられている。その軽トラが突然、止まった。見てると軽トラ前方にある頭上にある道路案内標識が、激しく振られているのだ。そして揺れている大きな道路案内標識の揺れが小さくなった時、車が動き始めた。あわせて動き始め、道路案内標識の下を通り抜けたと思ったそのとき・・
バアアアアン!!!!!!
ルームミラーで後方をみると、道路案内標識が道路に落ちたのだ。運よく直撃は免れたが、あまりの瞬間のできごとにビビッてしまった。
まだ、上陸していないからと油断してはいけない。
ちなみにこの時の台風はりんご台風と呼ばれた。
1991年の台風19号は東シナ海を北上した後、9月27日夕方、長崎県佐世保市の南に上陸しました。 上陸時の中心気圧は940ヘクトパスカルでした。 台風はその後、長崎県、佐賀県、福岡県から日本海を北東へ進み、東北地方でりんごに大きな被害を出したことから、「りんご台風」とも呼ばれます。
👆当時の台風19号の進路コース
👆1991年台風19号、3人死亡・13人行方不明 消防庁まとめ:朝日新聞デジタル
現在は、当時に比べれば台風情報も含めた気象情報も大変精度が上がっています。
しかし、暴風雨の影響は、気象情報でも読めません。状況によっては避難しておいた方がよいです。移動困難な場合は、少しでも安全な場所で通り過ぎるのを待つしかありません。ご用心あるべし。