替えましょう!(太宰府天満宮、鷽(うそ)替え神事)
☝菅原道真を祀った学問の神様で有名な太宰府天満宮。今日も夕方、受験者の皆様であろう
多くの方が、ご祈念をしていた。
今日は非番でお休み。1月7日に行われる「鷽替え神事」に妻と太宰府天満宮へ行ってきました。「鬼すべ神事」は同じ日に続けて行われます。
「鷽替え神事」というのは、参加者が木彫りの鷽(うそ)を交換し一年間の幸福を祈念する太宰府天満宮の特殊神事で、誰でも参加できます。
☝去年の12月31日に咲いた飛梅の小さな梅。めったに見られないことから、その影響もあり、今年の正月3が日の太宰府天満宮の参拝客は225万人!!(過去最高の参拝客数だとか)
現在では、外国人観光客も増え、年間では約800万人もの人たちが訪れます。
「鷽替え神事」1月7日18時より楼門横の天神ひろばの斎場にて行われる神事です。
「替えましょ、替えましょ」の掛け声のもと、暗闇の中で手にした「木うそ」をお互いに交換し取り替えます。
これは、菅原道真公はうそのなかった真心の人であったといういわれがあり、知らず知らずのうちについたすべての嘘を天神さまの誠心に替え、また、これまでの悪いことを 嘘 (うそ ) にして今年の吉に取り替えるという意味があります。
神事の後に手にした「木うそ」はご自宅の神棚にお祀りし、一年間の幸福をお祈りします。
神事に用いる「木うそ」(初穂料1,000円)は、特設の木うそ授与所にてお受けすることができます。
☝これが木うそ。なんかかわいい
☝多少雨が降っていたため、テントが用意され、すべての灯りが消されたあと、
「替えましょ!替えましょ!」の掛け声で始まる。
☝「替えましょう!替えましょう!」
鷽替えは6回行われ、社務所の方から、あたりが6回発表され、当たった方は金うすをもらえることができる。
「鬼すべ神事」は、その年の災難消除や開運招福を願い、地元の氏子会が中心となって行われる勇壮な火祭りです。
「鷽替え・鬼すべ神事」が終わると太宰府の里もようやく正月が明け、春の訪れを待つばかりとなります。
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