🔶今日のアニメの徒然小道では、どのハニーがお好きということでその第2弾。OVA作『新・キューティーハニー』(しん・キューティーハニー)の紹介、考察しながら、『キューティーハニー』の魅力を探っていきたいと思います。
『新・キューティーハニー』(しん・キューティーハニー)は、永井豪とダイナミックプロの漫画作品『キューティーハニー』のアニメ化作品。1994年から1995年にかけてOVAで展開された新シリーズで、ストーリー展開としてはテレビアニメ版第1作の100年後を描いた続編です。エピソードは全8話になります。オリジナルシリーズより約20年ぶりに製作された作品で、キャラクターデザインなどは少年チャンピオン連載版に準じています。媒体がOVAということもありあって、劇中のハニーの変身シーンは、テレビ版以上に過激にそしてセクシーに描写されています。
当初は全4話で終了予定だったのですが、レンタル業績が好調だったことから12話まで制作が延長されましたが、製作会社の倒産により8話で打ち切りとなってしまいました(この第8話にはハイライトの入っていないカットが複数あります。また、第9話は脚本が完成していたため、DVD-BOXの特典CDドラマとなっている)。
【新 キューティーハニー・あらすじ(新)】
パンサークローとの決戦から100年後の世界。「キューティーハニー」こと如月ハニーは、戦士としての力と記憶を封印し、今では犯罪蔓延している大都市コスプレ・シティで、市長秘書として働く毎日である。
そんなある日、街を牛耳る魔王ドルメックの一団の襲撃を受けたことをきっかけに、ハニーはかつての力と記憶を取り戻し、キューティーハニーとして覚醒する。この魔王ドルメックには恐るべき野望があり、かつておそれられたパンサーゾラの復活をもくろむドルメック相手に新たな戦いに臨み、これを打倒するもゾラの復活は果たされてしまう。ハニーはかつての宿敵パンサーゾラとの新たなる戦いの渦中へと導かれていくことになる・・・
【新 キューティーハニー・主な登場人物(新):キャスト】
《主人公》
(新)如月 ハニー(きさらぎ ハニー) / キューティーハニー:根谷美智子
本作品の主人公。100年前、犯罪結社パンサークローと戦った愛の戦士キューティハニー。その正体はロボット工学研究者・如月博士が作り出した、空中元素固定装置による変身能力を有する女性型アンドロイド。
パンサークローとの決戦以降、戦いの記憶と力は封印されており(サントラのブックレット掲載の設定資料では「パンサークロ―との決戦後、ある場所で眠りについていた」とされるが、詳しい経緯についてはアニメ本編中では明かされず、完結している)、普通の一般人として、ライト市長の秘書を務める日々を送っていた。ドルメックが送り込んだデス・スターの襲撃を受け窮地に追い込まれた時、皆を守るために戦いたいという強い願いによって封印が解かれ、記憶を取り戻してキューティーハニーとして覚醒を果たす。ゾラの復活を目論むドルメックの野望を食い止めるべく、再び戦いに身を投じる。
キューティーハニーの存在は、伝説の戦士として語り継がれて(団兵衛の私設研究所の地下に彼女を模した女神像が安置されており、ハニーの封印が解けた際に像の両眼から放たれた光が彼女に変身チョーカーを授けている。)おり、世界が危機に落ちた時に蘇る存在であると同時に、ゾラが封じられし邪空門を押し開くカギとなる存在であると作中でドルメックの口から語られている。その言い伝え通り、邪空門の門番であるドルメックをその手で倒したことで、ゾラの復活を招き、復活寸前のゾラとドルメックを固定装置の力で作り出した結晶体に封じ込めた直後、空中戦艦の爆発に巻き込まれるが、無事生き延び仲間たちとの再会を果たす。
アニメ版第1作と異なってコスチュームの配色が原作に準じており、トップスは青色でボトムスは赤色です。また、私服のデザインも原作版に準じているが、ワンピースからツーピースに変わっている他、色はピンク基調で、服の柄も原作と異なる。
《早見一家》
早見 直慶(はやみ ちょっけい): 松本梨香
早見赤カブ・大子夫妻の息子で、かつてハニーと共にパンサークロ―と戦った早見家の長男・青児の曾孫にあたる。思春期の純情な少年。母校の先輩に当たるライト市長を尊敬・応援しており、その縁で市長秘書の如月ハニーと知り合う。
早見 団兵衛(はやみ だんべえ):富田耕生
かつてパンサークロ―と戦うハニーに協力していた早見家の当主の老人で、直慶の曾祖父である。
ハニーを見守るためにサイボーグとなってまで延命。100年たった今もなお健在。コスプレ・シティの郊外に私設研究所兼自宅を有し、直慶親子とハニーを引き取る。そして100年前同様、一家総出でハニーの戦いをサポートする。
サイボーグ化によって身体能力が強化されている他、ブレストファイヤーやダブルハーケンなど『マジンガーZ』シリーズに登場する主役ロボットと同等の武装を内蔵しており、雑魚敵相手に打ち負けてしまうことも多かったテレビ版と比べると戦闘力が格段に向上している。
早見 大子(はやみ だいこ):深見梨加
団兵衛の長男・青児の孫娘になる。夫の赤カブと共にコソ泥を稼業としている。怒りに我を忘れると超人的な怪力を発揮し、第4話で常人には切れないはずのピーピングスパイダーの蜘蛛の糸を引きちぎって拘束を打ち破る。学生時代に番長連合の初代総長を務めていた過去を持つ。
早見 赤カブ(はやみ あかカブ):高木渉
大子の夫で、妻と共にコソ泥を稼業としている。背が低く横幅の広い体格。ハニーの入浴を覗いたり、興奮して大子を押し倒したりと、スケベな性格だが、妻と息子を深く愛している。見かけ以上に打たれ強く、学生時代に、女番長だった大子とのタイマン勝負で何度倒されても必ず起き上がり、それを見た大子が惚れ込んだのが、2人の馴れ初め。
《敵キャラクター》
ドルメック:屋良有作
コスプレ・シティに君臨する闇の魔王。その正体はハニーに敗れし邪悪の精霊たる母パンサーゾラの魂が潜む邪空間の門の番人。門を開いてゾラを甦らせることを目的に暗躍する。そのために必要な闇のエネルギーを集めるべく獣人化カプセルをばら撒き、悪しき心の者たちの欲望を煽る。
そして直慶を人質にハニーを本拠地におびき寄せ、交戦の末にゾラ復活に必要なハニーの力を得るためにその一撃をわざとくらい、門を開いてついにゾラを復活に導く。直後、固定装置の力を全開にしたハニーの捨て身の封印により結晶体に封じられたまま戦艦の爆発に巻き込まれた。
ブラックメイドン:山田妙子
常にドルメックと行動を共にしている少女。翼の生えた人型ロボットの頭部に埋め込まれたカプセルの中に人間の体が埋め込まれている。赤髪の長髪と中性的な容姿と顔立ちで、胸のふくらみがないことから幼いようだが性格は極めて残忍。
超能力の持ち主で、本拠地に侵入してきたハニーをサイコキネシスで翻弄するが、ハニーの捨て身の陽動作戦にひっかかり、その隙を突かれてシルバーフルーレの渾身の一撃をくらい絶命。その後、パンサーゾラの魂を宿すための依り代として捧げられた。
ピーピングスパイダー:掛川裕彦
サイバネティック・アイと蜘蛛のように身軽な体を持つサイボーグ怪人。ドルメックの配下の一人。
第1話で市街演説中のライト市長の襲撃に加わっていた他、第3話のセイレーンとの戦いの決着直後に姿を現し、ハニーをドルメックの下におびき出すべく直慶を人質にして逃げていった。第4話の空中戦艦での決戦の際はハニーたちを蜘蛛糸で拘束するも怒りに我を忘れた大子に破られた末、早見一家に追い詰められて叩きのめされる。その後見逃されて戦艦を逃げ出していたらしく、第8話で再登場しストリップ劇場の天井裏でのぞき見をしていたところを捕まえられてゴールドディガー捜索への協力を強要され嫌々ながら従って居場所を突き止めた。戦いのさなか、奪われたISRMの力で冷凍庫に送り込まれてしまった際にハニーと心を通わせ、敵の位置をハニーに教えてサポートする。
デス・スター:玉川紗己子
第1話に登場。ドルメックの配下の一人で市長抹殺のために送り込まれた女殺し屋。
あえなく蹴散らされて追い詰められた団兵衛をかばおうとしたハニーを容赦なく機関銃で打ち抜くが、それがためにハニーの記憶の覚醒させることになる。
獣人化カプセルを自らに打ち込み立ちふさがるも追い込まれ、固定装置の力で強化され巨大な光の剣と化したシルバーフルーレで一刀両断された。
アドニス:石川英郎
カエサル:長嶝高士
宝石姫(ほうせきひめ):松井菜桜子
第2話に登場。コスプレ・シティに宝石店「宝石姫」を構える女性店主。しかしそれは表の顔。裏では気に入った美少女を誘拐し、永遠の美を与えると称して凍結させ、コレクション化していた冷酷な女。
ハニーに目を付けコレクションに加えようと目論み、直慶たちを人質にとっていいなりにさせ、液体プラスチックでハニーを固めて思惑を果たすものの、空中元素固定装置の力で拘束を解かれる。獣人化してキューティーハニーに変身したハニーと交戦した末、液体プラスチックを浴びせかけられて身動きを封じられシルバーフルーレの一撃に倒れる。かろうじて息はあったものの、死の寸前のバーチャルハッカーに道連れにされ、爆死。
バーチャルハッカー: 松本保典
第2話に登場。オカマ口調のサイボーグ。ドルメックの配下の一人。宝石姫のサポート役として送り込まれた。
名前の通り凄腕のハッカーで、バーチャル映像を駆使して相手に幻像を見せる攻撃で直慶たちを捕獲。その後、液体プラスチックの拘束から逃れたハニーに再び襲い掛かるも幻影を破られ、シルバーフルーレに貫かれて動けなくなった。戦いが終わるころには爆発寸前に至っており、液体プラスチックで身動きできなくなったまま倒れていた宝石姫を巻きこみ爆散。
セイレーン:高乃麗
第3話に登場。人気絶頂の女性シンガー。ドルメックから入手した獸人化カプセルを裏で売りさばいていたバイヤー。
戦いの現場に残されたカプセルの残骸の足取りを追ってきたハニーに正体を暴かれ、獸人化カプセルを使用して変身し襲いかかる。戦いの末にハニーに獸人化カプセルを突き立てるが、アンドロイドである彼女に効果はなく、隙を突かれてシルバーフルーレに貫かれ、そのまま一刀両断される。獣人化時は獣のような咆哮と共に放つ衝撃波で敵を破壊する。
パンサーゾラ:滝沢久美子
秘密結社パンサークローの首領。かつてハニーの父を殺害して彼女がキューティーハニーとして戦うきっかけを作り、そしてハニーに倒された悪の権化であり、人間の欲望の化身でもある。
第4話の終盤でブラックメイドンの肉体を依り代に不完全ながら復活を遂げる。第5話以降、悪しき心の人間の欲望を煽り邪空獣に変容させたり、幻のサムライパークを作り出しハニーたちを誘い込んで邪空獣に襲わせ殺させようとするなど陰で暗躍する。ブラックメイドンの姿がそのまま大人に成長したような妖艶な姿の赤髪の美女となっている。
ジーン:折笠愛
第5話に登場。女子4人組の盗賊団のリーダーで野生的な美女。戦闘能力も高く、襲ってきた悪党3人をあっさり返り討ちにする。パンサーゾラの闇の力に取り込まれて邪空獣に憑りつかれ、金を得るためのお宝と称して奪い取った爆弾を市街地で爆発させようと目論む。その後、邪空獣に変容し、尾から繰り出す溶解液を武器に追ってきたハニーに抵抗するも、ハニーと団兵衛の連携に敗れる。
スカベンジャー:立木文彦
爆弾テロリスト。市街地ひとつを吹き飛ばす威力の爆弾を盾に莫大な金を市長に要求するが、ハニーの活躍で逮捕された。
ポッキー & ジャンヌ:青羽美代子、田野恵
ジーン率いる女子盗賊団のメンバー。邪空獣と化したジーンに溶解液で溶かされ死亡。
夜叉(やしゃ):井上喜久子
第6話に登場。和服姿の美女。自らを「座長」と称して和装の人形たちを傀儡の術で操り、市内を混乱に陥れた。その正体は、遠い過去に存在したサムライパークと呼ばれる和風のテーマパークで稼働していたからくり人形であり、自分たちを省みなくなった人間への復讐心に付け込まれて蘇ったゾラに操られていた(実はテーマパーク自体もゾラが作り出した幻影だった)。オロチ型の邪空獸に変容しハニーに襲いかかるが、戦いの末に殴り飛ばされて高所から落下し建物の残骸の突起に体を貫かれて絶命した。忘れ去られたテーマパークで動かぬまま捨てられていた彼女たち人形の心を思い、ハニーは同情と共に涙を流した。
スコーピオン:安達忍
第7話に登場。監獄島を支配するサディスティックな美女。冒頭の場面で、明(あきら)の攻撃を受け首の骨を折られても絶命せず喋り続けるという人間離れした身体を持つ。私設警察を率いて番長連合の関係者を捕縛し、自らの配下と命懸けの戦いをさせ、それを見て楽しんでいた。ハニーとの交戦を経て邪空獸に変容するものの圧倒された末、施設の爆破に巻き込まれて死亡。
モンスター:安井邦彦
ゴールドディガー:天野由梨
第8話に登場。この世の何よりも黄金を愛する美女。兜博士が開発した空間転移装置「ISRM(イズラム)」を奪い、これを使って金塊強奪を繰り返す。黄金の弾丸を射出する機関銃を愛用している。彼女の特殊能力により、この黄金の弾丸はダイアモンド並の硬度を持ち、対戦したアーマーナイトハニーの鎧もボロボロに破壊される。
ハニーとの交戦の末邪空獸に変容し、散布した金粉をスクリーン代わりにした分身投影によりハニーたちを苦戦させ、原理を見破った兜博士を殺害するが、サイバネティックアイを持つピーピング・スパイダーのサポートによりこれを打ち破られる。激高しISRMでハニーたちを宇宙空間へ放りだそうとするが、稼働中のISRMをシルバーフルーレで一刀両断され、暴走したISRMにより体を別々に宇宙空間へ放り出され消滅した。
【新 キューティーハニー・ハニーが扱う武器(新)】
シルバーフルーレ
キューティーハニーの戦闘武器(長剣)。旧作で見せた光線や雷光による攻撃などは未使用だが、第1話では固定装置の力で刀身を光の刃のように強化し敵を一刀両断した。
ハニーブーメラン
キューティーハニーの投擲武器。左腕に巻いたリボンのハートを刃付ブーメランに変形させて投げる。
ハニーコメット(New)
ハニー専用の一人乗りジェット機。純白の機体。第1話の終盤、獣人化したデス・スターに追い詰められたハニーが吹いた指笛に反応して起動、団兵衛の私設研究所に併設された発射台から発進しハニーの下に飛来した。第4話で、ドルメック空中戦艦へ進入する際にも使用した。
拘束解除
空中元素固定装置による物質分解を応用し拘束を解く。宝石姫に液体プラスチックで固められた際にこれで脱出した。
封印
固定装置の力で作り出したクリスタル状の結晶に敵を封じ込める。ゾラの復活寸前に至った時ドルメックをこれで封じた。
👆新・キューティーハニー ハニーフラッシュ! New Cutey Honey Flash!
【新 キューティーハニー・製作スタッフ】
原作・キャラクター原案:永井豪
監督:長岡康史
脚本:静谷伊佐夫、清水東、植村更
総作画監督・キャラクターデザイン:堀内修
メカデザイン:岸本誠司
メカニックデザイン:阿部邦博
美術監督:坂本信人、太田大
音響監督:三間雅文
撮影監督:渡辺英俊
編集:福光伸一
タイトル:マキ・プロ
現像:東京現像所
音楽:外山和彦
音楽プロデューサー:細井虎雄
オープニング原画:石原満、吉田徹、渡部圭祐、吉松孝博
エンディング原画:佐々木正勝
プロデューサー:栗山富郎、坂本雅憲
制作協力:スタジオジュニオ、遠東動画製作有限公司
製作:東映ビデオ
★OVA『新 キューティーハニー』は現在、Amazon Prime Videoで有料ですが、レンタル視聴はできます。または、Prime Videoチャンネルのマイ★ヒーローの無料体験で¥0視聴は可能です。
📖参考文献:
『永井豪ワールド エンサイクロペディア キューティーハニー』(勁文社、1999年6月発行)ISBN 978-4766932362
キューティーハニー 最強のヒロイン』(英和出版社、2018年8月発行)ISBN 978-4865456035
【新 キューティーハニー・主題歌(新)】
オープニングテーマ
👆新キューティーハニーOP HD風
♬「キューティーハニー」(1 - 4話)
作詞 - クロード・Q / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - les 5-4-3-2-1 / 歌 - les 5-4-3-2-1
♬「キューティーハニー」英語バージョン(5 - 8話)
作詞 - クロード・Q / 訳詞 - 高尾直樹 / 作曲 - 渡辺岳夫 / 編曲 - 小西貴雄 / 歌 - Mayukiss(平松まゆき)
エンディングテーマ
👆Shin Cutey Honey Music Collection - Sacred Game / Ending 1 FULL -
♬「サークル・ゲーム」(1 - 2話)
作詞 - 井出千昌 / 作曲 - サリー久保田 / 編曲 - les 5-4-3-2-1 / 歌 - les 5-4-3-2-1
👆宇宙でのランデブー
♬「宇宙でランデヴー」(3話)
作詞 - サエキけんぞう / 作曲 - サリー久保田 / 編曲 - 細海魚 / 歌 - les 5-4-3-2-1
👆OVA新・キューティーハニー ED2 さよならの伝説Full 平松まゆき
♬「さよならの伝説」(5 - 8話)
作詞 - 只野菜摘 / 作曲 - 中村雅人 / 編曲 - 小西貴雄 / 歌 - 平松まゆき
挿入歌
👆Burning UP!!
♬「BURNING UP!」(3話)
作詞 - 帆苅伸子 / 作曲 - 外山和彦 / 編曲 - 外山和彦 / 歌 - 高乃麗
【新 キューティーハニー・考察、感想など】
本作をまず、原作版(1973年版)と比較するならば、キューティーハニーのキャラクターデザインが、大人っぽくなったということがあります。超過激なセクシー変身シーンも多いです。ギリギリ度がアップしていてとセクシーフェロモンに溢れてて可愛いと思います。個人的に大好きデス。
敵キャラクター陣も原作版のパンサークローはどこか、コミカルさの欠片はありましたが、本作では全体的に重いイメージで作品全体のキャラクターの動きもパワーが増している作風を感じます。とはいえ、それだけでなく本作には、永井豪作品のキャラクターから、デビルマン不動明を彷彿させるキャラクターやマジンガーZを開発した兜博士をサイボーグで登場させたりコミカルな場面も要所要所に散りばめられています。
les 5-4-3-2-1が歌う主題歌も、飾らない若さのある歌い方が作風とのバランスがとれていると思います。本作『新キューティーハニー』も一押しのハニーですね。
何といっても惜しいのは、倒産によって8話で終わってしまったことです。
(こんなサービスカットのシーンも出てきます)
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