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🔶今日のアニメ徒然小道では、異色のアニメ作品、『妖怪人間ベム』(ようかいにんげんベム)を紹介します2018年に作品誕生50周年を迎えていますが、まずはベース作品の『妖怪人間ベム』(1968年)から。
👇異色のホラームード漂う雰囲気のオープニング
▲妖怪人間ベム -オープニング- 「人面の悪鬼」
👉妖怪人間ベム(第1話)(バンダイチャンネル・見放題会員登録が必要)

【妖怪人間ベム・感想】
とにかく観られたことない方は、是非、一度はご覧になっていただきたいと思う作品。
ただ、最初に子供の頃、観た時衝撃を受けました。ヒーローやヒロインに憧れていたが、怪物のはずなのにどこか人間臭い。しかし、彼らは、人間になりたいという。
大人になってから見るとその矛盾がたまらない魅力の作品に感じる作品です。
【妖怪人間ベム・作品概要】
『妖怪人間ベム』は、1968年(昭和43年)10月から1969年(昭和44年)3月までフジテレビ系列で放送されました。
いつどこで生まれたのか、誰も知らない、人間でも動物でもない異形の怪物――それが「ベム」「ベラ」「ベロ」と名乗る3人の「妖怪人間」である。時には人々に迫害され、また時には友情を育みながら、いつか人間になれる日を夢見て、彼らは世に仇なす悪と戦い続けていきます。
1話完結形式で、ベム、ベラ、ベロが3人で各地を放浪しながら妖怪を退治していく展開でした。同年にはフジテレビで先行して東映動画の『ゲゲゲの鬼太郎』が放送されていますが、本作はよりホラー色が強く、西洋的な異国の雰囲気が漂っています。この時期には他にも、『怪物くん』(TBS)、『怪奇大作戦』(TBS・円谷プロ)、『河童の三平 妖怪大作戦』(NET・東映)、『バンパイヤ』(フジテレビ・虫プロ商事)などが放送されており、妖怪ブームの感じがありました。
ベム、ベラ、ベロは夫婦や親子関係ではない。仲間なのだ
【妖怪人間ベム(1968年版)・制作スタッフ】
原作:さかいさぶろう
連載:講談社『ぼくら』
企画:第一動画
制作担当:庵原和夫
脚本:足立明(A・L・C・A)
監修:なついじゅん
演出:柳田灸次郎、佐々木治次、若林忠生[13]
キャラクターデザイン:若林忠生
作画監督: 森川信英
原画:藤原万秀、楠本勝利、鈴木道弘、ほか
美術監督:草野和郎
背景:関俊六、五十嵐忠司、小関俊之、ほか
色彩設定:木村和夫
撮影チーフ:稲谷昭一郎
音楽:宇野正寛
録音:東北新社、KRCスタジオ
効果:赤塚不二男
制作協力:東洋放送
現像:東洋現像所
製作:第一動画
放送期間:1968年(昭和43年)10月7日~1969年(昭和44年)3月31日 全26話
放送局:フジテレビ系列
話数:全26話
各話リスト
1968年
No.1 10月7日 恐怖の貨物列車
No.2 10月14日 階段を這う手首
No.3 10月21日 死びとの町
No.4 10月28日 せむし男の人魂
No.5 11月4日 マネキン人形の首
No.6 11月11日 悪魔のろうそく
No.7 11月18日 呪いの幽霊船
No.8 11月25日 吸血鬼の寺
No.9 12月2日 すすり泣く鬼婆
No.10 12月9日 墓場の妖怪博士
No.11 12月16日 恨みの鏡
No.12 12月23日 恐怖の黒影島
No.13 12月30日 ミイラの沼
1969年
No.14 1月6日 怪奇の森
No.15 1月13日 狙われた目玉
No.16 1月20日 山荘の妖鬼
No.17 1月27日 博物館の妖奇
No.18 2月3日 謎の彫刻家
No.19 2月10日 古井戸の呪い
No.20 2月17日 鉄塔の鬼火
No.21 2月24日 怨みの髪の毛
No.22 3月3日 死者の門
No.23 3月10日 悪魔の化粧
No.24 3月17日 人面の悪鬼
No.25 3月24日 ベロを呼ぶ幽霊
No.26 3月31日 亡者の洞穴
(主題歌)
オープニングテーマ
「妖怪人間ベム」
作詞 - 第一動画 / 作曲・編曲 - 田中正史 / 歌 - ハニー・ナイツ
エンディングテーマ
「ベロは友だち」
作詞 - 第一動画文芸部 / 作曲・編曲 - 宇野正寛 / 歌 - 山田淑子、コロムビアゆりかご会、劇団こまどり
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