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🎦今回紹介するのは、『ベン・ハー』(Ben-Hur)です。『ベン・ハー』(Ben-Hur)は、1959年のアメリカの叙事詩的映画。ルー・ウォーレスによる小説『ベン・ハー』の3度目の映画化作品です。ウィリアム・ワイラー監督。チャールトン・ヘストン主演。同年アカデミー賞で作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞をはじめ11部門のオスカーを受賞。この記録は史上最多記録でその後長く続き、『タイタニック』(1997年)、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(2003年)がようやく同じ11部門受賞で並びましたが、現在もアカデミー賞の史上最多受賞作品の一つでもあります。
★『ベン・ハー』・懐想記
本作ご覧になられるとまずどなたも感じることと思いますが、今から遡ること63年前の作品ということにまず驚かれることと思います。昔のスペクタクル大作は本当に面白いなと思います。
戦車競走の大臨場感たるや。最近のvfxの作品に慣れていても、あの圧倒的な迫力には興奮します。当時、子供の頃、再上映で大きなスクリーンで観ることができたのですが、未だに忘れることができません。今の時代に再上映されるのなら、映画館に駆け込んで観に行ったほうがいいです。2016年にリメイクされていますが、1959年作に遠く及ばない感があります。
本作ではキリストの生誕、受難も描かれていて宗教色が強く感じる部分もありますが、一人の人間の人生における受難のときの苦悩、苦しみというものをキリストとの出逢いという視点から心の描写というものをチャールトン・ヘストンが好演していると思います。
余談ですが、日本での一般公開は1960年4月1日だが、これに先立ち同年3月30日にはテアトル東京でチャリティ上映が行われている。このとき昭和天皇・香淳皇后が招かれ、日本映画史上初の天覧上映となりました。ヘストン夫妻もこの場に立ち会っています (ヘラルド・ポニー版 レーザーディスク(1989年発売)の解説文より)。またマカロニ・ウェスタンの貴公子と呼ばれた、無名時代のジュリアーノジェンマが、エキストラ役(ローマ将校役)で登場しています。
【ベン ハー・あらすじ】
舞台はエルサレムです。ベツレヘムの星々が輝く夜、厩で1人の男の子が誕生しました。この男の子は後にこの物語の後半で主人公のベンハーに大きな影響を与えます。紀元26年、ローマ軍の一行がエルサレムへ向かっていました。司令官メッサラは、ユダヤ貴族の若者ベン・ハーとの再会を喜びます。彼らは幼なじみでで、ベン・ハーとメッサラはユダヤ人とローマ人でありながら、友情で結ばれていたのです。
ある日メッサラは、ベン・ハーの家を訪れ、メッサラはベン・ハーにローマ軍に協力するように要請しました。メッサラにとって人望があり王室の流れを汲む出である旧友の力が必要だったからです。しかし、ベン・ハーはそれを拒否しました。同胞であるユダヤ人がローマ帝国によって苦しめられていたからです。ベン・ハーとメッサラの友情に次第にヒビが入ってしまうことに。
ローマの新総督が、エルサレムに入りました、総督の馬が進んでいる時にベン・ハーの家の瓦が落下する事故が起きました。ベン・ハーが故意にやったのではないかという疑いをかけられ、ベン・ハーは事故であることを訴えますが、司令官メッサラはそれを無視してベン・ハーの母と妹を逮捕してしまいます。
逮捕されたベン・ハーは奴隷の身分に落とされ、母と妹は投獄されてしまいます。ベン・ハーは死ぬまでガレー船の漕ぎ手とさせられるべく護送されてしまいます。その間、水を与えられずに喉の渇きで苦しみ悶えるベン・ハーに水を施してくれた男がいました。ベン・ハーは、その男の顔を忘れることがありませんでした。
ベン・ハーが奴隷となって3年後、彼は生きてガレー船の漕ぎ手を続けていました。メッサラに対する復讐心が生き延びさせていました。ガレー船はマケドニア軍戦と海戦の最中、ベン・ハーは総司令官であるアリウスの命を救いました。実の息子を失っていたアリウスはベン・ハーに感謝し、彼を養子としたのです。
それからベンハーはアリウスと共にローマにもどりますが、ベンハーを待ち受ける苦難とは?そして、ラストに展開される奇跡とは!!
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【ベン・ハー:製作スタッフ】
監督:ウィリアム・ワイラー
製作:サム・ジンバリスト(英語版)
原作:ルー・ウォーレス『ベン・ハー』
脚本:カール・タンバーグ
撮影:ロバート・L・サーティース
音楽:ミクロス・ローザ
助監督:ガス・アゴスティ
👆Ben-Hur (3/10) Movie CLIP - The Chariot Race (1959) HD
【ベン ハー:キャスト】
ジュダ・ベン・ハー(英語版):チャールトン・ヘストン - ユダヤの有力者。
メッサラ:スティーヴン・ボイド - エルサレム駐留ローマ軍司令官。ジュダの幼なじみの親友。
エスター:ハイヤ・ハラリート(英語版) - ハー家執事の娘。
サイモニデス:サム・ジャッフェ - ハー家執事。エスターの父。
クイントゥス・アリウス:ジャック・ホーキンス - ローマ海軍の総司令官。
バルサザール(英語版):フィンレイ・カリー(英語版) - 東方の三博士の1人。
族長イルデリム:ヒュー・グリフィス - アラブの富豪。
ポンテオ・ピラト:フランク・スリング(英語版) - グラタス後任。属州ユダヤの総督。ローマ海軍総司令官アリウスの友人。
ミリアム:マーサ・スコット - ジュダの母。
ティルザ:キャシー・オドネル - ジュダの妹。
皇帝ティベリウス: ジョージ・レルフ(英語版)
ドルーサス:テレンス・ロングドン(英語版) - メッサラの部下。
セクスタス:アンドレ・モレル(英語版) - メッサラ前任エルサレム駐留ローマ軍司令官。
フレビア:マリナ・ベルティ(英語版)[注 1] - ローマの女性。
ローマ軍将校:ジュリアーノ・ジェンマ[注 1] - メッサラの部下。
イエス・キリスト:クラウド・ヒーター(英語版)(ノンクレジット)
イエスの母マリア:ホセ・グレチ(伊語版)(ノンクレジット)
マルーク:アディ・ベルベル (独語版)(ノンクレジット)
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