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🎦今回の映画録は、前回の記事で『ポンペイ展』をとりあげました。今日はその関連でこのポンペイ大噴火に関連する映画作品も古いものから新しい作品まで7作品あります。今日はその中でも一番新しい2014年の『ポンペイ』(Pompeii)の感想記事を紹介します。
【ポンペイ・作品の概要】
『ポンペイ』(Pompeii)は、2014年のアメリカ合衆国のディザスター・アクション映画。監督は『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンで(“Paul W.S. Anderson To Helm ‘Pompeii’; Passing On ‘Resident Evil 5′?”. 2022年10月21日閲覧。)、2014年2月21日に公開されました。
【ポンペイ・ストーリー】
紀元62年、ローマ帝国の支配に抵抗したケルト人は、コルヴス率いるローマ軍に蹂躙され、少年マイロだけが生き残ります。しかし、彼は奴隷として売り飛ばされます。十数年後の紀元79年、マイロはロンディニウムで敵う者なしの剣闘士に成長していました。マイロの持ち主であるグラセウスは、彼の実力に満足し、興行のために奴隷たちを引き連れてポンペイに向かいます。その途中、一行は裕福な商人の娘カッシアの馬車と遭遇し、マイロは怪我をして苦しんでいる彼女の馬を殺し、苦しみから解放する。カッシアは1年間ローマに滞在していたが、傲慢なローマ人たちのやり方に、嫌気が差していて故郷に戻ってきていました。
マイロはブドウ収穫祭のイベントである剣闘会に出場することになり、対戦相手にはポンペイ最強の剣闘士アティカスが選ばれました。アティカスもマイロと同じく被征服民族の出身で、マイロとの戦いに勝利した暁には自由の身を与えられることになっていました。同じ頃、元老院議員になっていたコルヴスが、ポンペイを訪れます。そしてカッシアの父セヴェルスと会談していた。セヴェルスはコルヴスを宴に招き、ポンペイ再建の資金を得るためにコルヴスに協力を求めたが、彼の目的はローマで出会ったカッシアを妻に迎えることだったのです。しかし、コルヴスの傲慢さを嫌うカッシアは彼の申し出を断る。宴には貴婦人たちの夜の相手をするためにマイロたちも呼ばれていました。
その時、ヴェスヴィオ火山が噴火を始めます。そしてカッシアの馬が暴れ始めます。マイロはカッシアに頼まれて馬をなだめ、お互い惹かれあっていた二人は馬に乗り逃亡します。しかし、二人はコルヴスの追手に追い付かれ、マイロは殺されそうになる。カッシアの懇願でマイロは助かるが、コルヴスは剣闘会でマイロを殺すようにグラセウスに命令します。
剣闘会当日。グラセウスはセヴェルスの命令で剣闘の内容を変え、観衆を盛り上げるためにマイロとアティカスを殺そうとする。しかし、グラセウスは闘技場が噴火の影響で崩れ始めていることに気付き、ポンペイから逃げ出そうとする。一方、主賓として招かれたコルヴスは「皇帝を侮辱したことを報告する」とセヴェルスを脅して、カッシアとの結婚を強引に認めさせる。カッシアも両親を守るために結婚を承諾する中、剣闘会が始まり、コルヴスのケルト人反乱鎮圧の演目が催される。マイロとアティカスはローマ兵に扮した剣闘士たちを返り討ちにし、手にした槍でコルヴスを殺そうとする。激怒したコルヴスはマイロを殺そうとするが、カッシアが助命を宣言し、観衆も彼女を支持する。コルヴスはカッシアを拘束した後に腹心のプロキュラスと戦うように命じ、プロキュラスはマイロを圧倒して止めを刺そうとする。しかし、その瞬間、ヴェスヴィオ火山が大噴火を起こし、ポンペイが炎に飲み込まれはじめます・・・
【ポンペイ・主な登場人物:キャスト】
マイロ:キット・ハリントン
ローマ人に一族を滅ぼされたケルト人騎馬族の生き残り。その後、奴隷となるが、無類の強さを誇るグラディエーターとしても成長する。
カッシア:エミリー・ブラウニング
ポンペイの有力者の娘。
アウレリア:キャリー=アン・モス
カッシアの母。
アティカス:アドウェール・アキノエ=アグバエ
被征服民族の出身。マイロの友人。ポンペイ最強の剣闘士と評される実力者。
アリアドネ -:ジェシカ・ルーカス
カッシアの侍女。馬を安楽死させたマイロを野蛮に思う博愛主義者。
セヴェルス:ジャレッド・ハリス
カッシアの父。裕福な商人。
コルヴス:キーファー・サザーランド
ローマの上院議員。傲慢な性格。カッシアを妻にしようと狙っている。
グラセウス
マイロを引き取った人物。
【ポンペイ・製作スタッフ、公開データ】
監督:ポール・W・S・アンダーソン
脚本:ジェネット・スコット・バチェラー、リー・バチェラー、マイケル・ロバート・ジョンソン
製作:ポール・W・S・アンダーソン
音楽:クリントン・ショーター
撮影:グレン・マクファーソン
編集:ミッチェル・コンロイ
製作会社:フィルム・ディストリクト、トライスター ピクチャーズ、コンスタンティン・フィルム、インパクト・ピクチャーズ・ポンペイ・インク
配給:(アメリカ)ソニー・ピクチャーズ リリーシング、 ライオンズゲート、(日本) ギャガ
公開:(アメリカ) 2014年2月21日、(日本)2014年6月7日
上映時間:104分
製作国:アメリカ、カナダ、ドイツ
言語:英語
製作費:$100,000,000 (Pompeii (2014)” (英語). Box Office Mojo. 2022年10月21日閲覧。)
興行収入:アメリカ、カナダ $23,219,748(Pompeii (2014)” (英語). Box Office Mojo. 2022年10月21日閲覧。)
世界の旗 $117,831,631(Pompeii (2014)” (英語). Box Office Mojo. 2022年10月21日閲覧。)
日本の旗 3億円(「キネマ旬報」2015年3月下旬号 73頁)
【ポンペイ・感想など】
まず、アメリカは本作のようなディザスター・アクション映画大作の製作に関して、上手いなあといつも感心させられます。ポンペイの大噴火による都市滅亡史を主人公二人のラブストーリーを絡めた作品で、全体としてよくまとまった作品だと思います。古代史が好きな私としては、古代ローマ帝国の民族背景や都市国家の独立性など、要所要所では時代考証がなされている気はします。
ベースの話は単純明快でテンポよく展開していきます」。私個人的にはポンペイに行ったことはないのですが、究極ともいえる先が見えない状況に追い詰められ、精一杯生き抜こうとした人たちを描きたかったかのかなと感じます。個人的には本作のラストはある意味納得のいく展開でした。
ただ、噴火や地震や津波の描き方が、微妙に違うと感じてしまった。実際、雲仙普賢岳火砕流をこの眼でみたりしているからだろうか・・・
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