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昭和アニメの2大名作②🈡『フランダースの犬』

🔶今日のアニメの徒然小道では、『フランダースの犬』です。本作は、1975年1月5日から同年12月28日まで、フジテレビ系列で全52話が放送された、日本アニメーション制作のテレビアニメ作品です。本作が『世界名作劇場』の第1作にあたります。ここでは、TVシリーズについての考察、感想記事を記したいと思います。
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【フランダースの犬・原作の概要】
『フランダースの犬』の舞台は19世紀、ベルギー北部のフラーンデーレン(フランドル)地方。現在ではアントワープ(英語表記、蘭語・アントウェルペン)に隣接するホーボケン (Hoboken) が舞台となった村のモデルと考えられている。ウィーダはこの作品を執筆する前年にアントワープを旅行で訪れてホーボケンにもやって来ており、寒村のこの村にまだ当時の領主、オラニエ公ウィレムの風車小屋が存在していたことが1985年にアントワープ市観光局のヤン・コルテールによって突き止められ、以来この発見から物語に登場する風車小屋はこれをもとに描写されたものと見られている。さらに物語に登場するアロアのモデルと思しき12歳の娘が領主にいたことや、物語の最後にネロを葬った教会が現存することも確認されている。これらの事は昭和60年(1985年)3月22日付の『朝日新聞』夕刊で風車小屋の写真とともに報道された。しかしコルテールの言葉によると、ネロが葬られた教会はあっても100年前のことのため墓所ばかりは現存していないと言う。物語では、ネロの祖父が半世紀以上昔のナポレオン戦争で兵士として戦い片足に障碍を得ていたり、登場人物のアロアの容姿が金色の巻き毛に血色の良い黒目というようにスペイン統治時代の混血の面影があったりと、当地の複雑な歴史的社会背景を根底に忍ばせている。
ウィキペディアより引用抜粋
【フランダースの犬・感想、考察など】

▲世界名作劇場 フランダースの犬OP よあけのみち
本作は、前作「アルプスの少女ハイジ」とともに、大学のアニ研でもよくテーマにされていた。「こんな悲劇的な作品は観ていられなくなる」「そんなにしてまでスポンサーは、視聴率をとりたいのか」など、様々な意見が飛び交った作品です。
個人的な意見も入りますが、アニメ好きの私が、今還暦を越えた歳になり、この作品について改めて思うことがあります。この作品は、子供よりも大人が深掘りしてでも視聴したほうが良い作品だと感じます。
この作品は、主人公のネロは早くに両親を亡くし年老いた祖父のもとで暮らしているという環境での視点でみると、少年ネロの将来性は極めて危ういといえる。もちろん作中では、地域の優しき人達もネロ少年やジェハン爺さんへの声掛けは良いのだが、大人の都合も理解できます。そこをもう一歩早く踏み込んで行けば、ネロの自殺的とも言える行動は防げたシーンがいくつかあります。ラストもだがネロが亡くなったジェハン爺さんを一人で荷車に乗せ、埋葬に行くシーン。子供一人にこんな辛いことをさせるべきではない。ジェハン爺さんが、亡くなったことを早く気づいてあげたら・・・
猛吹雪の中、コゼツが落とした2000フランの銀貨を届けにネロが届けに行った時、アロアの母親もネロとパトラッシュをなんとしてでもどんなことをしても引き留めるべき・・・
エピソード41話でジェハン爺さんが、友人のミシェルにもう自分はダメな状態であること、だからこそネロの画家としての才能に気づいていた自分としては、ネロのために絵が描ける環境を早く作ってやりたいやるせない悔しさを伝えている。

このフランダースの犬のシリーズは、自分としてもちょっとした思い出があります。父はどちらかと言えば、アニメや漫画には関心などなかったほうだが、何故か父とこのシリーズは、私とよく観ていました。このエピソードを観た後、父が「子供の夢をかなえてやりたいのが親というもんたい・・。」と話してくれた。そして、父は幼い頃両親を亡くし、戦中、戦後と食いたくても食えなかった時のこと、もっと学校に行って勉強をしたかったこと・・滾々と話してくれた父の顔を今でも覚えている。

アニ研時代、このフランダースの犬のテーマで話になった時、この父との思い出の話をしたとき、友達がこう言った。
「この作品、哀しい話だけど、絶対忘れちゃいけない深い話だよね。色々な意味が込められている・・・」

今、高齢化時代であることは、誰もがよく知っている。でも子供や若い人たちの未来、夢や希望というものが、大切にしなければいけない時代だという意味も含まれていることを忘れてはいけないと思います。今のこんな時代の中だからこそ、本作『フランダースの犬』の話はいつの時代でも大切にしたい名作だと思います。個人的な感想、考察でありますが・・
フランダースの犬・概要】
原作はイギリス人作家ウィーダの同名小説『フランダースの犬』です。オープニングでの原作のクレジットは、ウィーダの本名ルイス・ド・ラ・ラメー(ルイスの前の「マリー」が欠落した誤記)となっている。物語の舞台はベルギーですが、イギリス文学原作がイギリス文学のためか、知名度はそれほど高くないうえ、内容も評価されていなかったこともあり、本作品が放送されることもなかった。ところが、本作品の影響で日本から多くの観光客が訪れることで、アントワープに記念碑や銅像が建てられました。
今日でこそ『世界名作劇場』の第1作として認知されているが、当初は表記にバラツキがあります。後年リリースされたDVDなどでは、日本アニメーション表記のオープニング映像を使用している都合上、全話とも『カルピスこども劇場』に統一の上で収録されている。
最終回の視聴率はビデオリサーチ・関東地区調べで30.1%を記録したが、これは『世界名作劇場』枠内アニメの視聴率で最高記録である。特にラストシーンは悲劇の代表格として現在でも広く知られ、『なつかしのアニメ名場面特集』などのテレビ特番では定番シーンとなっている。
12年前の2010年3月、世界名作劇場放送35周年を迎えた日本アニメーションは、本作品に登場するパトラッシュの名前を冠した「パトラッシュ基金」を発足させ、盲導犬育成普及事業の支援を開始した。
▲ウィキペディアより引用抜粋
【フランダースの犬・ストーリー】
彼は両親を幼くして亡くし、祖父と二人暮らしで一緒に牛乳運びの仕事をしながらネロという心の優しい少年がいた。ガールフレンドのアロアとは大の仲良しだった。ある日のこと、ネロは乱暴な飼い主から、こき使われている老犬のパトラッシュと出逢います。弱った彼を助けたネロはパトラッシュを飼うことにした。
パトラッシュと出会ってからというものネロは、彼やアロア、友達と楽しく過ごしていた。しかし、それもつかの間だった。ある時、優しかった祖父が死に、ネロとパトラッシュは悲しみに暮れる。更にしばらくたったある晩、アロアの家の風車小屋が火事になってしまった。アロアの父のコゼツは前からネロを嫌っていたせいか、ネロが犯人ではないかと疑いだす。それ以来、コゼツに逆らえられない村人たちは、ネロに牛乳運びを頼もうともしなくなってしまった。
祖父の死、火事としての疑いによって仕事を断念、そして念願の夢だった絵画コンクールの落選、絶望の連続に暮れたネロは生きる気力さえ失う。そんな時、パトラッシュはコゼツが落とした大金の入った財布を見つけ、ネロはそれをコゼツ家に届ける。アロアと母・エリーナは喜びネロを家に招き入れようとしたが、ネロはそれを拒絶しコゼツ家にパトラッシュを預けて家に戻った後、置き手紙と全財産を残して去ってしまう。財布を探していたコゼツが家に戻った後、アロアから財布を渡されそれが今まで嫌っていたネロが届けたものだと知らされると、今までネロに辛く当たってきた自分を恥じてネロに償いをすることを決心する。
クリスマスの夜、風車職人の老人からネロは無実だという話を聞かされたコゼツと村人たちはネロに謝罪するために、ネロの家に向かい、さらに絵画コンクールの審査員がネロを引き取りに来たが、ネロは既に姿を消した後だった。村人たちは何とかネロを必死に探すが、すべてが手遅れだった。
コゼツ家を抜け出したパトラッシュは大聖堂でルーベンスの絵を見ながら行き倒れになっているネロを見つけた。ネロはパトラッシュに「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。なんだか、とても眠いんだ。」と言う。そして、ネロは両親や祖父のいる天国へと旅立った。もう辛いこともなく、みんな一緒にいつまでも末永く平和に暮らすのだった。

いつも拙い私のブログにお立ち寄りくださり、誠にありがとうございます。この『フランダースの犬』は私の中でも最も愛するストーリーです。是非、またこの機会にご覧ください。

👉配信先 『フランダースの犬』(1975年、全52話:U-NEXTで視聴できます)
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👉配信先 劇場版『フランダースの犬』(1997年、102分:U-NEXTで視聴できます)
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また、『フランダースの犬』には劇場版もあります。劇場版では、修道院僧となったアロアの回顧シーンから、始まります。物語のクライマックスの名シーンも含めてTVシリーズとは異なる物語構成になっており、新たな視点で物語を楽しめるのが本作の魅力。ヒロイン・アロアの掘り下げも見どころ。

When I Cry Dianne Reeves
『劇場版フランダースの犬』主題歌
【フランダースの犬・主な登場人物:キャスト】
ネロ・ダース:喜多道枝
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主人公。幼くして両親を亡くし、祖父のジェハンと2人で生活している10歳の少年。素直で正直な働き者で、ジェハンに似て心が優しく、どんな不運に見舞われても誰一人恨んだりしない。瀕死のパトラッシュを助け、以後一緒に生活する。寂しさもあるためか、パトラッシュのことを何よりも大切にしている。
絵を描くことが好きで将来の夢は絵描き。才能を認められながらも、技術力は身についておらず、勉強している。この夢に対する姿勢は理解されないこともあり、バース・コゼツからは「働きもせずに絵ばかり描いている怠け者」と思われている。実際にはノエルの仕事に興味を持って手伝ったり、ミシェルの木こりの仕事の手伝いをしたりとそれなりに働いている。調子が悪かった風車の修理のための木材を一人で切り出したせいか、風車にはかなりの愛着を持っています。
隣家に引っ越してきた野菜売りのために牛乳運びの仕事が激減したり、風車小屋の火事で放火の疑いをかけられて村八分にされたりと不運に不運が重なり続けた末、生きることに絶望する。そんな中、雪に埋もれていたコゼツの財布をパトラッシュが見つけそれをコゼツ家に届けた。その際アロアとエリーナはお礼をしようとしたが、全てに絶望していたネロにはその言葉は届かずパトラッシュをコゼツ家に残していき、家に戻った後ずっと使っていた荷車に役に立ってくれた感謝の言葉を残し楽しかった頃の想い出を思い返した後、家の中の家具全てを片付け、吹雪の夜の中へと独り姿を消す。あてもなく彷徨う内に、偶然宿願だったアントワープの大聖堂にたどり着く(当然ながら、アロアやコゼツ一家、ミシェルやヌレットやノエル、そして画家のヘンドリックが自分を迎えに来ていて、探して救いたい、謝罪したいと言う思いを知る由もなかった)。
最終回にて大聖堂に飾られているルーベンスの「キリストの昇架」の絵を見て今までで一番の幸せを感じて「マリア様、ありがとうございます。これだけで僕はもう何にもいりません」と心から満足し、跡を追ってやってきたパトラッシュを快く迎え「ぼくは一番見たかったルーベンスの2枚の絵を見たんだよ。だから、ぼくは今すごく幸せなんだよ」と共に天へ召された。
コンクールの審査員であるヘンドリックによると、絵の才能はルーベンスを継ぐことができるレベルとのこと。ただ、絵画コンクールで次点で落選(第50話)したことで、ネロは最後の心の支えさえも失ってしまった。
最終話でアロア達に向けて手紙を書いている(内容は家賃を払えない代わりに品物を代わりに受け取ってくださいというハンスへの伝言と、エリーナに対する今まで親切にしてくれた感謝とパトラッシュの面倒を見てくださいという依頼、そしてアロアへのさようならと言うお別れの言葉)。
ジェハン・ダース:及川広夫
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ネロの祖父。ネロの両親が亡くなった後、ネロを引き取って共に生活している。アントワープまでの牛乳運びと庭で育てている薬草の販売のわずかな収入で生活を営んでいる。ネロの良き理解者。
「ネロ、良い絵を描くんだぞ」という言葉を残し、第44話で息を引き取った。ネロがコンクールに応募したのはジェハンとの思い出を題材にしたジェハンとパトラッシュの絵だった
原作の設定では足に戦傷を受けた帰還兵の傷痍軍人で、足を引きずるようにしか歩けず、さらにリューマチを患っている。また亡くなったのはアニメではアロアの誕生日の前日だが、原作ではそれよりもずっと後で、風車小屋の火事やコンクールへの出品よりも後でクリスマスの1週間前となっています。
パトラッシュ
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金物屋に酷使されていた大型犬。非常に頭が良くネロたちの言うことを理解し、自分で考えてネロ達のためになる行動を取る。習性から荷車を引くことを第一に考えてしまうこともある。
瀕死のところをネロに助けられ、以後ネロやジェハンと一緒に毎朝荷車を引いて牛乳缶をアントワープまで運んでいた。助けられた恩義からネロのことを誰よりも大事に思っており、全てに絶望したネロからコゼツ家に預けられても、最期の時まで主人であるネロと一緒の道を選び吹雪の中ネロを探す。村人たちが探し出せなかった中、パトラッシュだけは雪に埋れていたネロの手袋を見つけそれを手がかりにアントワープの大聖堂にネロがいることを突き止め、ネロと再会を果たして寄り添い共に天に召された。
(コゼツ家)
アロア・コゼツ:桂玲子(#1#2話麻上洋子、#12のみ松尾佳子)
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ヒロイン。ネロの幼なじみで白い三角巾を被った8歳の少女。天真爛漫な性格をしている。ネロが大好きでとても信頼しており、いつも一緒に遊んでいる。好奇心旺盛で、ネロが何かをしていると自分もやりたがり、ネロの心配をよそに「へいきよ~」と少々危なっかしい行動をすることも多い。ネロに会えないと元気を無くしてしまう程、彼女にとってネロは掛け替えの無い大事な存在となっている。ネロの絵に関しても好意的で、コンクールでは落選してもヘンドリック・レイがネロの才能を見出し迎えに来たことで、「ネロ、あなたが描いた絵は誰にも負けやしなかったのよ」と最終話で語っていた。ネロが風車小屋の放火の疑いをかけられた時も、絶対無実だと最後まで信じ切っていた。
一時期行儀見習としてイギリスに留学させられるが、ほどなくして心を病んで戻ってきた。その後寝たきりとなってしまうが、ネロの励ましで回復し、またネロに会えることを喜んだ。
ネロに冷たく当たる父と衝突することがしばしばあり、その強い姿勢が最終的に父を改心させることになるが時既に遅く、ネロは闇夜の吹雪の中に消えてしまっていた。最終回でネロが家を出て行ってしまった時はネロを誰よりも心配し、「どうして行ってしまったの?ネロ、お願い帰ってきて」と涙する。両親や親友、村人がネロを捜索する中、自分はネロの家に残り「マリア様、お願いです。私は死んでもいいから、ネロを助けてください」と祈るがそれも虚しく、終盤ではネロの死を感じ取るかのように吹雪の中外へ飛び出して、ネロの名を悲しみながら大声で呼び続けたがネロは天に召され、クリスマスに最愛の友を喪うという悲しい結末を迎えることとなってしまった。
劇場版では成人して修道院でシスターとなっており、子供達の世話をしながらネロとの想い出を見つめ直している。
バース・コゼツ:大木民夫
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アロアの父親。村一番の金持ち。
原作では粉屋だが、アニメ版では村の土地を所有する大地主で事業家。アロアを溺愛しているが躾には厳しい。
貧しい家に生まれながらも苦学して一代で財をなした努力家ではあるが、成金特有の傲慢さや善悪基準の疎さがある。その為、自身の貧乏育ちを省みず、身分の低い者に対して無理解な態度を取る。加えて、アロアに対する躾の厳しさがアロアを苦しめていることにも気付いていないなど、独善的な思考をしている。
貧乏人であるネロを見下しており、彼がアロアと仲良しでいるのが気に入らない。そのため、ネロに対して「馬鹿げた夢を見ている怠け者」と冷たい態度であたる。上記の事からネロが働き者であることすら知らない。アロアに関わる悪いことが起きると、ハンスが何の確証もなく思い込みで発言した「きっとネロの仕業に違いない」などの言葉を鵜呑みするなど大人げない思想の持ち主。
風車小屋の火事でもネロが放火したというハンスの思い込みの言葉に惑わされてネロに対する怒りを爆発させ、情け容赦なく罵倒した。大地主であるコゼツに逆らう者はおらず、結果としてネロは村八分にされることになる。
後に自らが紛失した二千フランが戻ってきた際、アロアからネロが届けたものと知らされると、今までネロにしてきた仕打ちを深く後悔し、その罪の重さと己の愚かさ・弱さを実感すると同時にネロの優しくて正直な気持ちを初めて知る。さらにはネロの風車小屋の放火は無実のうえ、火事の真の原因は自分とハンスの過失(後述)にあることをノエルから聞かされると、今までのことも含みネロに謝罪し償いとして我が家に迎え入れアロアと同じようにどんな勉強でもさせてあげようと決心するも、ネロは既に家を出て行ってしまった後であった。村人に協力を要請して、自身も「帰ってきて、このわしを許すと言ってくれ」と泣きながら探すが手遅れに終わり、生涯償いきれないほどの大きな罪を背負って行く運命となった。
エリーナ・コゼツ:中西妙子
アロアの母親。
非常に思いやりがあり、両親のいないネロに対しても親切を惜しまない。しかし、その親切をいつも夫にとがめられるため、密かにネロを支援する。綺麗なチューリップの花畑を所有している。
最終回で家を出て行方不明になってしまったネロを探す際、一緒に探しに行こうとしたアロアに「いけません。あなたが出て行ってもどうなることではないんです。皆さんがきっとネロを探し出してくださるわ。あなたまでこんな雪の中に出て行ったらどんなことになるかわかりません。心配しないで待っているのよ」と制して「私たちが悪かったのよ。お願いアロアも心配してるから姿を見せてちょうだい」とネロを探したが、結局ネロを救うことは叶わず、アロアとの約束も果たせぬまま終わってしまった。
(ネロの友達)
ジョルジュ:駒村クリ子
アニメオリジナルキャラクター。12歳。アントワープで知り合ったネロの親友。弟が川で溺れかけた所をネロに助けてもらったことが縁で、感謝と尊敬の念を抱いている[23]。
牛乳運びが終わった後のネロと遊んだり、交際を禁じられたネロとアロアの間を取り持った。
一見わんぱくな少年のようだがとても面倒見がよく、ネロの良きアドバイザー。また、牛乳運びの仕事が減ったネロに仕事を探してくれたり、ネロのことを大切に思っている。洞察力にも長けていて、ハンスの悪巧みを見抜いている。
後に鍛冶屋の見習いとして働きに出ることになり、ネロとは別れることになる。
最終回では行方不明になってしまったネロを探すため、弟と共に泣きながら鐘を鳴らしていた。ネロの家に来た際、ネロを村から追い出そうとさえ考えていたというコゼツの心情に憤りを見せていた。
ポール:菅谷政子
ジョルジュの弟で、同じくアニメオリジナルキャラクター。6歳。誤って川に落ち溺れかけた所をネロに助けてもらい、以降ネロを慕う。
いつもジョルジュにぴったりくっついていて、ジョルジュがなにか言うたびに仕草や言葉(例:ジョルジュ「ネロ、元気だせよな!」、ポール「だせよな!」等)をマネするのが特徴。
元気で明るく頑張り屋だが、張り切りすぎて失敗することもある。
ジョルジュが働きに出た後、ジョルジュの代わりにネロを気にかけてくれる。ジョルジュのいない寂しさからクロを弟としてネロから借り、後に引き取ることになる。
ネロに関わる大人たち
ハンス:村松康雄
コゼツ家の商業使用人。コゼツ家の事業の手伝い、風車小屋の管理、ネロの家を含む貸家管理等をしている。村で2番目に金持ちだが守銭奴である。
底意地の悪く、相手が自分より弱い立場だと傲慢な言動をするが、相手から毅然とした態度や正論で返されると途端に逃げ腰になる。コゼツの頼みを忘れたりするなどかなりルーズな一面もある。風車の調子が悪くてもその作業を明日に回してしまうなど、怠慢且つ杜撰で風車に対する愛情は皆無。
息子のアンドレを将来アロアと一緒にしようと企んでおり、アロアと仲の良いネロに対して冷酷な仕打ちを行う。何か問題が起きると根拠もなしに全てネロの仕業であると公言したり、ネロに対価に見合わないような仕事を依頼しておきながら賃金を支払わずに「次の家賃から引いておけ」と言ったり、自分の落ち度での不始末をネロに八つあたりしたり、コゼツに虚偽の報告をしてネロに罪をなすりつけるなど、常識性すら満足に持ち合わせていない厚顔無恥な卑劣漢である。
また、ジェハンが亡くなった直後に家賃の取り立てに現れ、支払いが遅れれば追い出すと言い放つが、劇場版ではそのやり口を後に改心したコゼツにも咎められている。
風車小屋の火事でも何の証拠もなくネロが放火したと真っ先に疑い出したが、前述のとおりネロの放火は無実のうえ、火事の真の原因は自分とコゼツの過失だった。火事の原因は、注油や掃除を怠ったまま風車を使い続けたため、溜まったホコリが軸の摩擦熱により発火し、それが小麦袋に燃え移ったことによるもの。ノエルにネロの風車小屋への放火の濡れ衣を指摘された際も、最初は「そんな噂もちらほら」とはぐらかしていたが、これが結果的にノエルに更に怒りを募らせることとなり、怒鳴りつけられた。
最終的には自分のこれまでの行いを反省して改心し、ネロ探しの際にも「俺が悪かった。もう意地の悪いことなんか金輪際しないからアンドレと仲良くしてくれ」と泣き叫びながら探していたが全ては後の祭りであり、結果として自身の行いがネロの死という悲劇を招いた一因となってしまった。
ヌレット(Nulette):遠藤晴
ネロの家の隣に一人で住んでいる老婆。
非常に人がよく、ネロの母親代わりのように接するが体を壊し、娘夫婦に引きとられて遠くに引っ越すことになる(これがネロ達との今生の別れになることを知る由もなかった)。その際、ネロにクリスマスには戻ってくると約束、52話で再登場し、ネロが姿を消したことに最初に気付く。そして、ミシェルにジェハンの死を知らされその場に泣き崩れる。ネロの家に向かう際パトラッシュとすれ違うも事情を知らなかったため、「(ネロとずっと一緒にいる)パトラッシュがこんな所にいるはずない」と解釈してしまい、これがネロが命を落とす引き金ともなった。
ミシェル:雨森雅司
森の中で一人で生活している木こり。ジェハンの古き友人でネロの数少ない理解者の一人。
銃声が嫌いで、ハンスが銃を撃ったことがわかった時、彼に対して怒鳴っている。
怪我で働けなくなった際に幼いネロが一人で注文の木材を切り出したことで彼を木こりにしようと思うようになる。ジェハンの死を知った後、一人ぼっちになったネロを引き取ろうとするが、コンクールの結果が出るまではジェハンと生活した家にいたいというネロの願いを優先した。最終話でネロを引き取ろうと家に迎えに来るが、全てに絶望したネロは既に家を出てしまっていた。その際、先に来ていて現状を知らないヌレットにジェハンの死を知らせた。そして、ヌレットからネロがいないことを教えられるとヌレットと共にネロを探した。
字幕や台詞ではミシェルになっていたり、ミッシェルになっていたりと統一されていない。原作では名前のみの登場だが、コンクールに提出された絵の題材はミシェルである。
ノエル:永井一郎
腕の良い風車職人の老人。頑固で大層変わり者だが、実は常識人で、ネロのことを正しく評価して理解を示している。
縦笛で陽気な曲を吹きながらロバ公と呼ぶロバと共に風車のある土地を周っている。
酒好きで、革袋に入れた酒を仕事終わりなどに飲んでいる。
普段は温厚な性格だが、最終話でネロを犯人扱いしたハンスに激怒し、「馬鹿者!あの風車を火事にした犯人はお前だぞ!」と怒鳴り散らし、火事の真の原因を作ったコゼツとハンスにその詳しい原因を説明した後、「それをネロが火をつけたなどと言いふらしたのは一体誰なんだい⁈」とハンスを徹底的に責め続けた。その後、ネロを探すのに協力した。
アンソール:飯塚昭三
パトラッシュの元の飼い主で、髭面で乱暴な金物屋。商品が売れると酒を飲んでばかりいる。
水も飲ませず酷使していたパトラッシュが瀕死の状態になり、死んだと思って捨ててしまう。しかし、恢復したパトラッシュとアントワープで再会するや所有権を主張し奪い去ろうとする。
ジェハンと話し合いの末、分割払いで3フランで売ることに同意する。ジェハンからの支払いがタイミング悪く受けられなかったことに怒り、パトラッシュを強奪するが、途中で逃げられる(第19話、第20話)。
第19話でジェハンが、金物屋が常連として通っている飲み屋の主人に「金物屋さんが来たら渡してください」と3フランを預かってもらった。第21話以降登場していない。放映時には、その素行の悪さから視聴していた子どもたちやその親から嫌悪され、金物商に対する職業蔑視や嫌がらせ行為などが起こり、社会現象ともなっています。
原作では、酔った勢いで起こした喧嘩が原因で死亡している。
貴婦人:北浜晴子
第28話で登場する親切な貴婦人。
息子を亡くした悲しみを癒すため旅行に来ていたアントワープで、荷車が壊れて立ち往生していたネロと出会った。ネロに亡くした息子の面影を見出し優しく接する。大聖堂にルーベンスの絵があと2枚あることを教えてくれた。
第30話でネロと偶然再会し、イギリスへの帰国前にルーベンスの2枚の絵を一緒に見る約束をするも、ネロがジェハンの急病とハンスの嫌がらせによって遅参したために果たせぬままイギリスへと帰って行った。
(ネロが住む村の人たち)
グレタ:市川千恵子
ハンスの妻。第23話のアロアの誕生日のみ登場している。一度きりの登場であるが、ネロがアロアにプレゼントした花に対して侮辱的な発言をした事から、夫同様にネロを蔑んで嫌っている事が分かる。また、息子であるアンドレに対する当たりも厳しく、人前でも「愚図」と怒鳴りつけるなどヒステリックな一面も持つ。
アンドレ:白川澄子
ハンスの1人息子。太い眉とたれ目が特徴。
内気でおどおどしており、窮地に追い込まれると泣き出したり、他人に責任をかぶせてしまうところがある。
ただし、両親とは異なりネロに対して悪意は持っておらず、風車小屋の火事で(父親の手により)村八分になってしまったネロにパンを譲ったり無実だと信じていると励ましたりもしている。最終回でも、行方不明になったネロを「ネロ帰ってきてよ。みんなで一緒に遊ぼうよ」と泣きながら探した。
ジェスタス:水鳥鉄夫
ネロの村に住む農夫。牛乳を無料で運ぶというセルジオの申し出を断った唯一の村人。
風車小屋の火事でネロが地主であるコゼツの怒りを買ってしまったため、仕方なくネロの牛乳運びを断ることになる。最終回ではハンスの呼びかけで、ネロを探すため村中に声をかけて回りネロを探していたが、見つけられなかった。
字幕では最初に登場した時にはジェフタフと表示されていたが、次に登場したときはジェスタスに修正されている。
イザベル:鈴木れい子
ジェスタスの妻。ジェスタスと同様にとても親切な人。
ヘルモンド:中村武己
農夫の一人。
日和見主義な性格。当初はネロに牛乳運びをまかせた理解者の一人だったが、セルジオと取引をしたことで断る。ネロに放火の疑いがかかると彼を無視し、冷たく接するようになった。最終回においてもネロ探しに参加することはなかった。
セルジオ:矢田耕司
ヌレットおばさんが引っ越した後、隣の家に引っ越して来る。
アントワープの市に出店する野菜の商人で、村人に野菜を安く売ってもらう代わりに牛乳運びを無料で行う。しかし、これが結果としてネロの仕事を奪ってしまう格好となり、彼の死を招く遠因の一つとなった。原作ではアントワープの牛乳商が直接買い付けに来るようになるため登場しない。
(パトラッシュ以外の動物)
クロ
ヌレットの家で飼われているイタズラ好きなアヒル。
勝手に柵から飛び出しては、いつもヌレットに迷惑ばかりかけている。
初期の頃はパトラッシュのしっぽを引っ張ってちょっかいを出していたが、ある時川近くの岩の隙間に落ちて出られなくなった時にパトラッシュに助けてもらってからは、仲良くなる。ヌレットが引っ越す際にネロが引き取ることになったが、後にジョルジュがネロに頼んでポールに弟として引き取られることになる。
ダックス
アンドレの飼っている犬。ダックスフンド。ハンスがアンドレにプレゼントしたらしい。
人懐っこいが落ち着きがなく、エリーナが大事に育てた花畑に誤って踏み入ってしまうなど時々騒動を巻き起こす。
ロバ公
ノエルの飼っているロバ。
(その他)
ミレーヌ: 藤田淑子
ヌレットの娘。クロードと結婚し、今は馬車で3日もかかる遠方に住んでいる。母親思い。
初登場時は一児の母親であったが、第33話の段階で第二子を妊娠している(ヌレット宛の手紙より)。
クロード:富山敬
ミレーヌの夫で優しそうな人。
ソフィア
コゼツの妹でイギリスに住んでいる。立ち居振る舞いの優雅な美人。名門学園出身。
アニー:岡本茉利
ソフィアの娘でアロアの従姉妹。知的な雰囲気の美少女。名門女子学園に通っており礼儀正しい。
傲慢ともとれる勝ち気な性格で、ネロの絵を「遠近法がなっていない」とこき下ろす。
ダントン:大宮悌二 ※声の出演欄には大宮剃二と誤記
アントワープに住む商人。
コゼツと取引をしている模様で、アロアの誕生日に大きな人形を送り届けている。
第23話のみ登場。
牛乳集配所主人:西尾徳
アントワープの牛乳集配所の主人で、ジェハンたちが運んだ牛乳の量により賃金を渡している。
バートランド:田村錦人
アロアが病気になった時の主治医。
アロアの病気が薬や医者の力ではなく、ネロの励ましで治ると見抜いていた。
ステファン:山岡葉子
アントワープに住む富豪の息子。
日頃から画家の指導を受けており、絵画コンクールではネロの作品を抑えて1等を受賞した。
ファミリーネーム(Kiesslinger)の日本語読みは原作(キイスリング)、テレビ版(キースリンガー)、劇場版(キースリンゲル)で各々異なっている。
ヘンドリック・レイ:家弓家正
ネロが応募した絵画コンクールの審査員の一人。偶然出会ったネロと長く関わるようになる。ネロの将来性を見抜き1等に推したが、他審査員たちの反対に遭い落選させざるを得なくなった。第3話ではネロに絵を描く時の心構え(「心の目で見る」「自分が感じたことを描けばいい」)などをアドバイスする。
第52話で再登場、ルーベンスを継げる才能があると見込んだネロを引き取って学校に通わせたいと村を訪れるが時既に遅く、落選したことで全てに絶望したネロは姿を消した後だった。村人たちがネロを捜索する中、自身はネロの家にアロアと共に残りネロが描いた天使の絵を意味深く見つめる。アロアがネロの異変を察して家を飛び出した際は、引き止めはしなかった。
ナレーター:武藤礼子
キリストの昇架
作中に出てくるルーベンス作『キリストの昇架
【フランダースの犬・制作スタッフ、放送データ】
原作 : ルイス・ド・ラ・ラメー(マリ・ルイーズ・ド・ラ・ラメーの誤記。アニメ版では筆名の「ウィーダ」が出されていないが理由は不明)
演出(監督) : 黒田昌郎
シリーズ構成 : 六鹿英雄、松木功、中西隆三
キャラクターデザイン : 森康二
場面設定 : 坂井俊一
美術監督 : 伊藤主計
編集 : 瀬山武司
仕上検査 : 保田道世
音響監督 : 佐藤敏夫
音楽 : 渡辺岳夫
制作デスク : 佐藤昭司(「まんが劇場」時代)→遠藤栄
担当プロデューサー : 中島順三(「まんが劇場」時代)
プロデューサー : 高橋茂人(「まんが劇場」時代)→中島順三、松土隆二(「こども劇場」以降)
企画 : 瑞鷹エンタープライズ(「まんが劇場」時代)、日本アニメーション株式会社(「こども劇場」以降)
制作 : ズイヨー映像、フジテレビ(「まんが劇場」時代)、日本アニメーション(「こども劇場」以降)
放送期間:1975年1月5日~同年12月28日 全52話
放送局:フジテレビ系列
【フランダースの犬・主題歌】
オープニングテーマ、エンディングテーマ、挿入歌などが合計6曲作られ、前作の『アルプスの少女ハイジ』同様、岸田衿子が作詞、渡辺岳夫が作曲、松山祐士が編曲を、それぞれ担当した。

なお、1975年3月発売のシングル盤(SCS-248)のB面には、正規エンディングテーマの「どこまでもあるこうね」ではなく、歌詞が似ている「パトラッシュぼくの友達」が収録された。そのため、後年CDで発売された「テレビまんが懐かしのB面コレクション」シリーズに収録されているのも後者である。
また、これらとは別に、賛美歌調のコーラス曲も製作された。
♬オープニングテーマ - 「よあけのみち」
歌 : 大杉久美子、アントワープ・チルドレン・コーラス
歌い出しの"Zingen Zingen Kleine Vlinders"はフラマン語で「歌え 歌え 小さな蝶々」の意味。
第1話から第8話まではエンディングテーマとしても使用された。1975年の日本コロムビアのゴールデン・ヒット賞を受賞している。
♬エンディングテーマ - 「どこまでもあるこうね」
歌 : 大杉久美子
第9話から最終回まで使用。


世界名作劇場 フランダースの犬ED どこまでもあるこうね
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