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バイクに跨る爺です。映画、アニメは一晩中語れるほど大好き。人生のカラータイマーも点滅中(o|o)のお年頃。目指すのはシンプルな生き方。

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『タクシードライバー』

🎦今日ののぶさんの映画録は、1976年公開のアメリカ映画『タクシードライバー』です。監督はマーティン・スコセッシ。脚本はポール・シュレイダー。主演はロバート・デ・ニーロ。製作はマイケル・フィリップス、ジュリア・フィリップス。コロムビア映画配給。
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『タクシードライバー』は、1976年公開のアメリカ映画。第29回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品。また、1994年にアメリカ議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の1つ。
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【タクシードライバー・感想、考察など】
本作は、46年前の作品であり、何も知らないでパッと鑑賞に飛びつくとないが何だかわからない作品に感じると思う。何度も観ているのだがそのたびに感じるのは、若きロバート・デ・ニーロの演技だ。この作品は、彼でないとできないそんな印象を強く受ける。それと本作は、当時、アメリカ社会が精神的障害を背負った帰還兵の問題を抱えておりその影響を受けて製作されていると理解したほうが分かりやすいと思う。戦争映画ではなく一種のサスペンス映画と理解した方が早い。かなり好みの分れる作品。カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品というのもうなづける。戦場を体験して帰国した人間の精神的変化というものをイメージしながら観た方がいい。
すると作品を通して、伝えたいこと、イメージして欲しいことを感じることができると思います。
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本作はタイトルの通り一人のタクシードライバーが主人公です。この主人公が少女の娼婦に出会ったのをきっかけにパンクな格好をし、武器を手に入れて行動を起こす話ですが、ただ面白映画とは一線を画しています。荒んでゴミのように犯罪が溢れている都会、綺麗事ばかりを並べる政治家たち、世の中の底辺や汚れた部分を見ようとはしない無関心を装う社会。
主人公の行動を狂気と呼んだり、愚かとみなすのは簡単だ。しかし社会的な常識からちょっと距離をおいて考えると、こうした部分は誰にでもあるという気がする。46年前当時、問題作として扱われたが、今見ても古びない一作。
  
【タクシードライバー・ストーリー】
ニューヨークにある小さなタクシー会社に常勤勤務志望の男性が現れる。ベトナム戦争帰りの元海兵隊員と称するトラヴィス・ビックル(ロバート・デ・ニーロ)は、戦争による深刻な不眠症を患っているため定職に就くこともままならず、タクシー会社に就職。社交性にやや欠け、同僚たちから守銭奴とあだ名されるトラヴィスは、ポルノ映画館に通ったり、深い闇に包まれたマンハッタンを当てもなく運転する、という孤独の中にあった。そして、そこで目にする麻薬と性欲に溺れる若者や盛り場の退廃ぶりにイヤ気がさす。
ある日、トラヴィスは次期大統領候補、チャールズ・パランタイン上院議員の選挙事務所付近を通りかかる。彼はそこで勤務するベッツィー(シビル・シェパード)に魅かれはじめ、彼女をデートに誘う。段々懇意になる2人だったが、トラヴィスは日頃の癖でベッツィーとポルノ映画館に入り、激昂させてしまう。どうなだめても応じず、思うようにことが運ばない彼はついに選挙事務所に押し掛け「殺してやる」と罵る。
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トラヴィスの不眠症は深刻さを増し、心は荒んでいく一方であった。そんな中、トラヴィスのタクシーに突如幼い少女が逃げ込んでくる。ジゴロのような男が彼女を連れ戻すが、トラヴィスは方向性を定めるにいたった。裏のルートから拳銃を仕入れ、射撃の訓練と肉体の強化に励んだ。「俺に用か? 俺に向かって話しているんだろう? どうなんだ?」トラヴィスは鏡の前で、半狂人と化した自身の鏡像を前に不敵な笑いを浮かべ、怒りに満ちた表情で瞬時に拳銃を突き出すのであった。

そんな中、トラヴィスは行き付けの食料品店で強盗事件に居合わせた。彼は咄嗟に拳銃を取り出し犯人を撃つ。刑事気取りの彼は偶然にもいつかの少女と会う。アイリスと名乗る少女(ジョディ・フォスター)にトラヴィスは、売春で稼ぎ、学校にも行かない生活を止めるように説得した。アイリスは、恋愛などではなくヒモに騙され利用されていることに気づいていない。しまいには「あんたってsquare(くそまじめなやつ)ね」と、少女にあきれられてしまうトラヴィス。
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トラビスは次期大統領候補であるパランタインの集会にモヒカンにサングラス姿で現れる・・・トラヴィスは浄化作戦を実行に移す。パランタインを射殺しようとした彼はシークレット・サービスに目撃され人混みの中を逃げ去っていく。いったい、トラビスは何を考えているのか・・・

配信先(U-NEXT)👉『タクシードライバー』(1976年、113分、字幕)
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(31日間無料トライアルあり)
【タクシードライバー:キャスト】
トラヴィス・ビックル:ロバート・デ・ニーロ 
ベッツィー:シビル・シェパード
アイリス:ジョディ・フォスター 
スポーツ:ハーヴェイ・カイテル 
ウィザード:ピーター・ボイル 
トム:アルバート・ブルックス 
パランタイン上院議員:レナード・ハリス
タクシー会社の受付:ジョー・スピネル
ポルノ映画館の売店の女:ダイアン・アボット
銃のセールスマン:スティーヴン・プリンス  
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【タクシードライバー:製作スタッフ、公開データ】
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:ポール・シュレイダー
製作:マイケル・フィリップス、ジュリア・フィリップス
出演者:ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ハーヴェイ・カイテル、ジョディ・フォスター他
音楽:バーナード・ハーマン
撮影:マイケル・チャップマン
編集:トム・ロルフ
配給:コロムビア映画
公開:アメリカ 1976年2月8日、日本 1976年9月18日
上映時間:114分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語、スウェーデン語
製作費:130万ドル
興行収入:$28,262,574 (“Taxi Driver”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2022年12月3日閲覧。)
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