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🎦いつも拙い私のブログにお立ち寄りいただきありがとうございます。_(._.)_今日ののぶちゃんの映画録は、1976年のアメリカ映画『ロッキー』です。
【ロッキー・作品の概要】
『ロッキー』(原題: Rocky)は、1976年製作のアメリカ合衆国のボクシング映画。配給会社はユナイテッド・アーティスツで、監督はジョン・G・アヴィルドセン。主演・脚本はシルベスタ・スタローン。
第49回アカデミー賞の作品賞・監督賞・編集賞ならびに第34回ゴールデングローブ賞ドラマ作品賞受賞作品です。また、2006年に米国連邦議会図書館がアメリカ国立フィルム登録簿に新規登録した作品の中の1つである。
その後の物語を描く続編が製作されているのは皆様もご周知のとおり、『ロッキー2』、『ロッキー3』、『ロッキー4/炎の友情』、『ロッキー5/最後のドラマ』、『ロッキー・ザ・ファイナル』とシリーズ化されました。また、アポロの遺児アドニスが主人公のスピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』、『クリード 炎の宿敵』という作品も製作されています。
『ロッキー』はシルヴェスター・スタローンの代表作の一つとなります。私個人的には、『ロッキー』『ロッキーⅣ』が一番好きです。
【ロッキー・感想、考察など】
⌨シルベスター・スタローン自身は、『ロッキー』が俳優としてデビュー作ではなく、生まれつきの言語障害や両親の離婚などによってかなり荒れた生活をしていたと言われています。本作『ロッキー』は1975年、29歳のとき、観戦したボクシングの世界ヘビー級タイトルマッチ「モハメド・アリ対チャック・ウェプナー」の試合に感銘を受けて、それをヒントにしてわずか3日で書き上げたと言われています。この脚本をもって映画会社に売り込んだ作品が『ロッキー』です。
しかし、この作品はB級扱いの作品として扱われ、わずかな上映館のスタートとなったと言われています。しかし、本作は徐々に評判を呼び、世界的規模で大ヒットしていくのです。
映画の主人公の境遇とスタローン自身のそれが「荒んだ生活から一夜にして栄光を掴む」という古典的なまでの「アメリカン・ドリーム」を体現した点で共通していることから大変な話題を呼び、多くの人間に希望を与えた功績が評価された。
本作において、個人的に大好きなシーンがあります。試合の前に「もし15ラウンドまで立っていることができたら、自分はゴロツキではなかったと証明できるんだ」とロッキーがエイドリアンに語るシーンがあります。なぜかこのシーンが、大好きなのです。3流ボクサーと世界チャンピオンの差という現実は、ロッキーが一番わかっているのです。勝てる見込みはないが、最後まで立って闘い続けてやる!という闘志を燃やすのであった。
そして試合は、最初から壮絶な打ち合いとなり、まれなサウスポーボクサータイプのロッキーが勝つかのように見えた。
初めてみる人は絶対にロッキーが勝つと思うだろう。
しかし、15ラウンドの判定に持ち越すのである。
この判定の時間も、初めている人はロッキーが反転勝ちするに違いないと思うはずだ。
エイドリアンが犬のバッカスを連れてくる。(実はこのバッカスはシルベスター・スタローンの飼い犬。こんなところにも製作費を切り詰めていた))
しかし、当のロッキーは・・・血だらけの顔で
「エイドリア~ン!!!」「エイドリアン!!~」と呼びつづけるだけだ。勝ち負けなど、どうでもよかったのである。
エイドリアンに約束した最終15ラウンドまで戦えたことに、ただそれだけに最高の充実感を体で受け取ったのである。
当時この映画をみていた人たちは、「勝敗」についてのもう一つの意味を感じた方が多かったと思います。
本作をみていつも感じるのは、努力する人間の姿は、ほんとにカッコいい!!とこのひと言に尽きると思います。
★本作は低予算での製作で、主人公であるロッキーさながら、限られた製作条件の中で、やれることはなんでもやったといった風な力作で、それが映画の世界観にとっては良い結果を生んだとも言えます。
公開当時、アメリカの映画界はベトナム戦争への軍事介入を機に台頭したアメリカン・ニューシネマにより、ハッピーエンドを否定する作品や、英雄を描かない作品が最盛の頃でした。しかし本作の大ヒットにより、「個人の可能性」「アメリカン・ドリーム」への憧憬がブームとなり、アメリカン・ニューシネマが終焉していくことになります。当時、キネマ旬報では、委員選出、読者選出共に外国語映画で1位となっています。
【ロッキー・ストーリー】
🥊アメリカの建国200年を目前に控える1975年。フィラデルフィアに暮らす三流ボクサーロッキー・バルボアは本業のボクシングによる賞金だけでは生活ができず、知人の高利貸しの取立人を請け負いながら日銭を稼ぐというヤクザな生活を送っている。サウスポーボクサーとしての素質はあるのにこれといった努力もせず、所属するボクシングジムのトレーナーであるミッキーからもその落ちぶれた姿に愛想を尽かされ、ジムロッカーも取り上げられ追い出されてしまう。
そんな自堕落な生活を送っていたロッキーにもかすかな生きがいがあった。近所のペットショップで働く女性エイドリアンである。ロッキーは、精肉工場で働く親友ポーリーの妹であるエイドリアンに恋心を抱き、毎日ペットショップへ足を運んでは話しかけるが、内気で人見知りが激しいエイドリアンとはなかなか打ち解けられない。そんな妹に好意を寄せているロッキーを、ポーリーはどうしようもない奴だと思いながらも妙に感謝していた。ロッキーとエイドリアンは少しづつだが距離を縮めてゆき、やがてお互いになくてはならない存在になっていく。
🥊そんなある日、建国200年祭のイベントの一環として開催される世界ヘビー級タイトルマッチで、世界チャンピオンであるアポロ・クリードの対戦相手が負傷してしまう。プロモーターらは代わりの相手探しに奔走するが、そんな時アポロが「全くの無名選手と戦うというのはどうだ?」とアイデアを出す。無名選手にアメリカン・ドリームを体現させることで世間の話題を集め、自身の懐の深さを知らしめようという計算である。
そしてチャンピオンアポロは、ロッキーが「イタリアの種馬(Italian Stallion)」というユニークなニックネームをもつというだけの理由で、対戦相手に指名する。スパーリングだと思っていたロッキーは驚いたが、両者の実力の差が歴然としていることから申し出を断る。人気獲得のためにも何とかして試合を開催したいアポロやプロモーターは、半ば強引にロッキーを説得、試合の開催を決定する。
チャンピオン、アポロのダウン!?壮絶な闘いが始まる!!
🥊スポンサーを名乗り出るポーリーや、自身の豊富な経験からマネージャー・セコンドになることを希望するミッキー、そして1つの生きがいであるエイドリアンが、ロッキーに自分が決して孤独ではないことを気づかせる。今まで経験したこともないような過酷な特訓に励むロッキー、次第に高まる実力を実感し、博物館の階段を駆け上りながら自身のヤル気も最高調に仕上げていく。
だが、試合前日の夜、「絶対に勝てない」とそれまで見せなかった弱音を吐くロッキー。心配するエイドリアンに「もし15ラウンドの最後までリングの上に立っていられたら、自分がただのゴロツキではないことが証明できるんだ」とつぶやき、試合への意気込みを新たにする。
🥊そして試合当日、無名のボクサーと世界チャンピオンの対戦に賭け率は50対1でしかなかった。「心配せず待っていろ」と人見知りのエイドリアンを控え室に残し、リングに向かうロッキー。満員の観客の声援の中、ついにゴングが鳴る。余裕の笑顔で挑発を交えながら一方的に攻めるアポロに、防戦一方のロッキー。アポロの優勢は誰の目にも明らかである。しかし、油断した隙をついて左からの強烈なパンチを打ち込み、最初のダウンを奪ったのはロッキーだった。予想外の大善戦に観客が沸き立っていく。アポロの顔からも次第に余裕の笑みが消えていく。もはや試合は真剣勝負。精神力の世界。
その後も二人の激しい攻防が続き、観客の盛り上がりも最高潮に達していく。控え室に響くどよめきにいても立ってもいられないエイドリアンも意を決して会場に姿を見せる。第14ラウンド、アポロの強烈なパンチを受けたロッキーのダウンは致命的かと思われた。思わず顔をそむけるエイドリアン、もう起き上がるなと指示するミッキー、KO勝ちを確信するアポロ。しかしロッキーは、残されたわずかな気力を振り絞り、顔面血だらけになりながらも必死に立ち上がる!!
不屈の闘志を剥き出しにして再びアポロに向かっていく・・・
🥊最終ラウンドを迎え、場内には『ロッキー、ロッキー!!!~~』と凄まじいロッキーコールが巻き起こる。序盤からのロッキーのボディーブローが次第に効果を表し、脇腹を庇うアポロは防戦一方、猛ラッシュによろめくチャンピオンを辛うじてゴングが救う。試合は判定にもつれこんだ。会場は興奮のるつぼと化している。リングには報道陣が詰めかけ、何本ものマイクがロッキーに向けられる。傷付き疲れ果てたロッキーはただ、ひたすら愛するエイドリアンの名を叫び続けるだけであった。血だらけの姿で、渾身の力を振り絞り愛する人の名を叫ぶロッキー。エイドリアンも必死にロッキーの名を呼びながら観客の波を掻き分けてリングへと向かう・・・
ジャッジが割れたことを前置きして告げられた判定結果は、僅差でチャンピオンの勝利であった。飛び上がって喜ぶアポロ。しかしロッキーにとってもう勝敗などどうでもよかった。
リングサイドではポーリーが警備員を押しのけてエイドリアンの行く道を開けていた。
「アイラブユー、ロッキー!!」「アイラブユー、エイドリアン!!」。ロッキーは昨日までの自分に、そして「人生」という敵に打ち勝ったのだ。
【ロッキー・主な登場人物:キャスト】
ロッキー・バルボア:シルヴェスター・スタローン
エイドリアン:タリア・シャイア
ポーリー:バート・ヤング
ミッキー: バージェス・メレディス
アポロ・クリード:カール・ウェザース
デューク:トニー・バートン
リターンマッチはなしだ!?
俺もだ!
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【ロッキー・製作スタッフ】
- 監督:ジョン・G・アヴィルドセン
- 脚本:シルヴェスター・スタローン
- 製作:アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ
- 製作総指揮:ジーン・カークウッド
- 音楽:ビル・コンティ
- 撮影:ジェームズ・グレイブ
- 編集:リチャード・ハルシー、スコット・コンラッド
- 製作会社:チャートフ=ウィンクラー・プロダクションズ
- 配給:ユナイテッド・アーティスツ
- 公開:アメリカ合衆国 1976年11月21日、日本 1977年4月16日
- 上映時間:119分
- 製作国:アメリカ合衆国
- 言語:英語
- 製作費:110万$
- 興行収入:アメリカ合衆国 カナダ $117,235,147、世界 $225,000,000
- 配給収入:日本 12億1600万円(『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)352頁)

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