🎦今日ののぶさん映画録は、2008年公開のアメリカ映画『インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』の感想レビューです。
『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』は、製作総指揮のジョージ・ルーカスによる原案を基に、スティーヴン・スピルバーグが監督を務めた。出演はハリソン・フォードなど。冷戦時代である1957年を舞台に、考古学者のインディアナ・ジョーンズがクリスタル・スカルをめぐりソビエト連邦と争奪戦を繰り広げるアクション・アドベンチャー作品で「インディ・ジョーンズ」シリーズの第4作です。
前作『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』から19年ぶりに公開された作品で、それまでのシリーズから主要なスタッフが続投し製作。評価に関しては否定的な声もけっこうあがったりしたが、最終には、興行収入は全世界で7億8千万ドルとシリーズ最高の興行収入を記録している。
【インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国:感想、考察】
19年ぶりにインディ・ジョーンズが帰ってきた作品。まだ見ぬ世界の秘密を求めてインディ・ジョーンズが活躍する冒険劇の第四作となります。新しいキャスト以外にも懐かしい顔が登場してくれる展開になっているのだが、所々違和感もある、嬉しくも何とも感想を記すにも微妙な作品ともいえます。
19年ぶりのインディ・ジョーンズ登場でやはりワクワク感はある。こういう未知への冒険モノは大好きで、過去三作を何度見返したことか。ハリソン・フォードは年齢的にアクションがキツいだろうが、今作でも見せ場を盛り上げてくれています。スタントマンがやってるといっても、この人のアクションは派手さはないが、ドタバタを利用して逆転するという点では観ていて大変気持ちがいい。ただ専門の評論家にいわせれば、荒唐無稽なところがたくさんあり、核の爆発を鉛製の冷蔵庫に隠れてやり過ごすシーンは思わず私も目がテンになってしまったシーンである(笑)。また水陸両用車で滝つぼへ三回もダイブするとか、かなりムチャクチャである(爆笑)。過去作もそうだが、あまりにご都合がよすぎ度に思わず笑ってしまう。個人的には面白くて大好きですが(^^)
今作は南米の水晶ドクロをテーマにしているが、そのドクロは我々人類の頭蓋骨でなく頭頂部から後頭部が長くて口が小さく、眼窩が非常に大きな頭蓋骨。スピルバーグと言えば、あの生命体を連想させられてしまう。
人類の登場人物のキャラクターは、よく考えつくされており、敵のKGBの女性大佐役のケイト・ブランシェットの存在はなかなか面白い。人の心が読めるとうそぶくが、本当に読んでいるのかは分からないうさん臭さと、やたら強いフェンシングの腕前をもった悪の華として登場。ボブカットかおかっぱ?(といわれてもおかしくない)にしてグレーの軍服がなかなか似合っていると思います。
そして第一作を観たことがある人なら懐かしい、カレン・アレンが再登場。もうそれなりの年齢で、今回インディ・ジョーンズの相棒になる若者の母親役だが、元彼インディとの掛け合いが見事で観ていて楽しさが倍増されている。ちょっとブッ飛んだ感は、第一作と変わっておらず、笑顔の素敵なおば様姿を見せてくれて嬉しい。その息子役のシャイア・ラブーフのいで立ちは革ジャンリーゼントの当時の乱暴な男の映画から参考にしたであろうファッションが印象的です。でもちょっとキャラクターの弱さを感じます。でもインディーが、息子だと分かった時から妙に父親らしく振舞っていることでカバーされているような感じも受けます。
かなり作品全体的にはCGが使われているのだろうが、気づかせないほど自然で、違和感もありません。ただあちこちに演出のデカさから「これ、絶対CGだろ」と現実に戻されるような気がしてしまう点がたくさんある。回転する空飛ぶお皿はこれは???。本作は個人的には面白くて好きです👍
ただ、もしこのシリーズを本作で初めて観たと言われるかたには、一作目『レイダース・失われたアーク』から再度の視聴をお勧めします。
人気のある作品だけに新作が期待されています。今年2023年6月に新作が公開されます。未知なる秘境を探し求め、世界を駆け巡るヒーロー、インディ・ジョーンズ。不屈の精神でいつまでも世界の秘密を探し求めてほしい。
【インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国:ストーリー】
1950年代にアメリカ合衆国で発生したマッカーシズムという反共産主義に基づく社会運動、政治的運動が吹き荒れていた1957年が舞台。イリーナ・スパルコ率いる偽装アメリカ陸軍(正体はスパルコ同様、アメリカに潜入していたソ連軍兵士達)に拘束されたインディアナ・ジョーンズと相棒ジョージ・マクヘイルは、翌日に近くで核実験が行われるネバダ州のアメリカ軍施設"エリア51"内にある政府の機密物保管倉庫(レイダース/失われたアーク《聖櫃》の最後の場面の軍の倉庫)へ連行されてしまう。彼らはそこで「1947年にニューメキシコ州ロズウェルで起きた事件」(ロズウェル事件)でアメリカ軍が手に入れた、強い磁気を発する長方形の箱を探すよう、インディに強要する。そしてそこで彼らが見つけたのは、強い磁気で金属を引き寄せる謎のミイラだった。
インディはマクヘイルの裏切りに遭いながらも、相手の隙をついて、何とか彼らの拘束から逃れることに成功し、翌日の昼にどこかの町へたどり着く。しかし、そこは軍が核実験のために建設した無人の町で、突如実験のカウントダウンを告げるアナウンスが響いた。インディは辛くも鉛が使われた冷蔵庫に閉じこもって難を逃れるのだが、マクヘイルとの間柄からFBIから尋問を受け、共産主義者のレッテルを貼られて赤狩りの対象者になってしまう。
スタンフォース教授が辞職すると同時に大学を無期限休職処分になり、「自由の国アメリカ」と呼ばれていた祖国の現状に失望したインディは国外に向かうため列車に乗った。しかしそこにバイクにまたがった謎の青年(マット・ウィリアムズ)が話しかけてくる。彼によると自分の母親(マリオン・レイヴンウッド)がペルーから助けを求めているのだという。
かくして、インディーは謎の青年とペルーへ向かうことになるのだが・・・
配信先:U-NEXT
『インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』
(2008年、アメリカ、122分、字幕・吹替、199円ポイント、31日間無料トライアル)
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【インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国:主な登場人物:キャスト(声優)】
インディ・ジョーンズ:ハリソン・フォード( 内田直哉)
マリオン・レイヴン:ウッド カレン・アレン( 土井美加)
マット・ウィリアムズ:シャイア・ラブーフ( 細谷佳正)
ジョージ・マクヘイル:レイ・ウィンストン (松井範雄)
オックスリー教授:ジョン・ハート( 中博史)
スタンフォース学部長:ジム・ブロードベント(坂口芳貞)
イリーナ・スパルコ:ケイト・ブランシェット (本田貴子)
アントニン・ドフチェンコ:イゴール・ジジキン( 桐本琢也)
ロス将軍:アラン・デイル( 小川真司)
スミス:ニール・フリン(乃村健次)
テイラー:ジョエル・ストファー( 根本泰彦)
KGBの男:ディミトリ・ディアチェンコ (石住昭彦)
KGBの男:イリア・ヴォロック( 小形満)
殴られた大学生:ディーン・グライムス( 佐藤健輔)
強打者:サーシャ・スピルバーグ (雨谷和砂)
大学生:ブライアン・ナットソン (大原崇)
図書館の学生:チェット・ハンクス (野島健児)
牧師:V・J・フォスター (丸山壮史)
ロードスターの若者:アダム・カーリー (中川慶一)
ロードスターの若者:T・ライアン・ムーニー( 小松史法)
ロードスターの若者:アウディ:レセンデス (東條加那子)
ロードスターの若者:ヘレナ・バレット(川庄美雪)
【インディー・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国:製作スタッフ、公開データ】
監督:スティーヴン・スピルバーグ
製作:フランク・マーシャル
製作総指揮:ジョージ・ルーカス、キャスリーン・ケネディ
原案:ジョージ・ルーカス、ジェフ・ナサンソン
脚本:デヴィッド・コープ
撮影:ヤヌス・カミンスキー
特撮:ILM
編集:マイケル・カーン
音楽:ジョン・ウィリアムズ
衣装デザイン:メアリー・ゾフレス
製作会社:パラマウント映画、ルーカスフィルム、ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー
配給:パラマウント映画
公開:アメリカ合衆国 2008年5月22日、日本 2008年6月21日
上映時間:123分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
製作費:$185,000,000※1
興行収入:$786,636,033※1世界の旗、$317,101,119※1アメリカ合衆国 カナダ、57.1億円※2日本
※1“Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull (2008)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月9日閲覧。
※2“日本映画産業統計 過去興行収入上位作品 (興収10億円以上番組) 2008年(1月~12月)”. 社団法人日本映画製作者連盟. 2010年4月9日閲覧。
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