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仕事でバイクに跨る爺の日記。懐かしい映画、アニメなどの感想記事中心に記しています。

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バイクに跨る爺です。映画、アニメは一晩中語れるほど大好き。人生のカラータイマーも点滅中(o|o)のお年頃。目指すのはシンプルな生き方。

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壮大なスケール映像『火の鳥・太陽編、⑧~⑪』👍

🔶今日のアニメの徒然小道では、前アニメ記事『火の鳥・復活編』を受けて、手塚治虫さんの『火の鳥』の考察記事3回目です。本作品は、手塚先生がライフワークとして取り組まれていた作品で、ここでは2004年にテレビアニメとして放送されていた作品から考察してみたいと思います。
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【火の鳥・作品の概要】
『火の鳥』(ひのとり)は、手塚治虫さんの作品です。20世紀を代表する漫画家と言われている手塚さんのライフワークと位置付けられているシリーズ漫画であります。時代的あるいは地質時代的に、または宇宙的に大きく隔てられた様々なキャラクターが登場し、死ぬことのない「火の鳥(フェニックス/不死鳥)」を追い求めるという一点で互いに繋がりを持ちながら、ちっぽけな一つの生命としてあるいは煩悩にまみれた人間が、生きるという“舞台”で、それぞれの生涯をかけたドラマを展開してゆくという内容になっています。
本作は、漫画を原作としたメディアミックス作品(映画、アニメ、ラジオドラマ、ビデオゲーム)が製作されているほか、アニメーション映画と演劇ではスピンオフ作品とされています。
【手塚治虫さんをライフワーク火の鳥へ駆り立てた青春時代③】
(デビュー、赤本の世界へ)
終戦後、学生である手塚さんは戦時中に描き溜めた長編を毎日新聞学芸部へ送っています。その後、隣に住んでいた毎日新聞の印刷局に勤める女性からの紹介で、子供向けの『少国民新聞』(現・毎日小学生新聞)学芸部の程野という人物に会い、彼の依頼を受けて『少国民新聞』の大阪版に4コマ漫画『マアチャンの日記帳』を連載(1946年1月1日 - 3月31日)、この作品が手塚さんのデビュー作となります。この『マアチャン』はローカルな作風ながら人気があり、人形や駄菓子のキャラクターに使用されたという記録も残っています。『マアチャン』に続けて4月から『京都日日新聞』に4コマ漫画『珍念と京ちゃん』を連載しており、これらと平行して4コマ形式の連載長編作品『AチャンB子チャン探検記』『火星から来た男』『ロストワールド』(後述するものとは別物)なども各紙に描かれているが、4コマ連載という形式に限界を感じ、後2者はどちらも中断に近い形で終わっています。

漫画家としてデビューする前の1945年頃、2代目桂春団治が地方での自主興行を行う際のポスター画を提供しています(現物は宝塚市立手塚治虫記念館に展示されています)。2代目春団治が宝塚市清荒神在住ということもあり、親交を重ねるうち、手塚の漫画家志望という進路を案じ、落語家になるよう勧められたという。

1946年、同人誌『まんがマン』の例会を通じて後見役の酒井七馬さんと知り合い、酒井さんから長編ストーリー漫画の合作の話を持ちかけられます。これは戦後初の豪華本の企画で、それまで長編漫画を描き溜めていた手塚としては願ってもない話だったのです。こうしてざっとした構成を酒井さんが行い、それを元に手塚さんが自由に描くという形で200ページの描き下ろし長編『新寶島』が制作されました。1947年1月に出版されると、当時としては異例のベストセラーとなった。映画的な構成とスピーディな物語展開を持つ『新寶島』は、一般に戦後ストーリー漫画の原点とされています。

ベストセラーとなった『新寶島』は大阪に赤本ブームを起こし、手塚はこれに乗って描き下ろし単行本の形で長編作品を発表できるようになりました。手塚は忙しくなり、これまでに描き溜めてきた長編を基に、学業の傍ら月に1、2冊は作品を描き上げなければならなくなりました。1947年に発表された『火星博士』『怪人コロンコ博士』『キングコング』などは子供向けを意識したB級映画的な作品であったが、1948年の『地底国の怪人』からは悲劇的な展開も取り入れるようになり、SF、冒険などを題材に作品中でさまざまな試みが行なわれた。同年末に描かれた『ロストワールド』では様々な立場の人物が絡み合う地球規模の壮大な物語が描かれ、続く『メトロポリス』(1949年)『来るべき世界』(1951年)とともに手塚の初期を代表するSF三部作をなしています。1949年の西部劇『拳銃天使』では児童漫画で初のキスシーンが描かれています。1950年には文豪ゲーテの『ファウスト』を漫画化したほか、「映画制作の舞台裏をお見せします」という導入で始まる『ふしぎ旅行記』、自身の漫画手法を体系化した漫画入門書の先駆的作品『漫画大学』などを発表しています。

漫画執筆が忙しくなり、大学の単位取得が難しくなり、手塚は医業と漫画との掛け持ちは諦めざるを得なくなります。教授からも医者よりも漫画家の道を勧められ、また母の後押しの一言もあって、手塚は専業漫画家となることを決める。しかし学校を辞めたわけではなく、1951年3月に医学専門部を卒業(5年制、1年留年。この年に専門部が廃止されたため最後の卒業生となる)、さらに大阪大学医学部附属病院で1年間インターンを務め、1952年3月に第十二回医師国家試験に合格、1953年9月18日に医籍登録されています。このため、後に手塚は自伝『ぼくはマンガ家』の中で、「そこで、いまでも本業は医者で、副業は漫画なのだが、誰も妙な顔をして、この事実を認めてくれないのである」と述べています。・・続く
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参考図書:桜井哲夫 『手塚治虫―時代と切り結ぶ表現者』講談社現代新書、1990年6月。ISBN 978-4-06-149004-8。
参考図書:桜井哲夫 『廃墟の残響 - 戦後漫画の原像』NTT出版、2015年。
※ウィキペディアより引用抜粋しています。
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【火の鳥・製作スタッフ、放送データ】
原作:手塚治虫
監督:高橋良輔
脚本:五武冬史(黎明編)、長谷川圭一(復活編)、杉井ギサブロー(異形編)、野崎透(太陽編)、小林弘利(未來編)
キャラクターデザイン:杉野昭夫、内田裕、西田正義、大下久馬
音楽:内池秀和、野見祐二
アニメーション制作:手塚プロダクション
製作:NHK
放送局:NHK
放送期間:2004年4月4日~2004年6月27日
話数:13話
【火の鳥・壮大なあらすじ太陽編⑧~⑪】
第8話「太陽編 その一」
新羅軍との戦いに敗れ、オオカミの首の皮を顔に被せられた百済王朝のハリマ。村の人々に怖れられるハリマだったが、医術と仙術の心得のあるオババに助けられ、クチイヌと名付けられる。ハリマとオババは、傷を負った大花下将軍・猿田を連れて倭の国へ到着。そこでは狼の姿をした八百万の神・狗族と出会い、矢傷を負った狗族の娘・マリモに手当てを施す。猿田の旧知の村で休んでいるところを刺客に襲われるハリマとオババであったが、狗族に助けられる。
第9話「太陽編 その二」
犬上と名を変え、犬上の里の郷長となったハリマ。平穏な里であったが、土地神を放逐し仏教を国家宗教に据えようとする朝廷の圧力は増すばかりだった。そんな折、土地神を祀った磐座が国司の部下によって引き倒されそうになり、犬上は決死の抵抗によりこれを阻んだ。このことで犬上と朝廷の対立は決定的となる。犬上は天智大王の弟・大海人皇子に産土神を擁護するよう懇願するべく、大津京へ向かう。道中、犬上を仏敵とする七人衆に襲われてしまうが、狗族の娘・マリモに助けられる。
第10話「太陽編 その三」
天智大王が崩御し、天智の子・大友皇子が皇位を継承する。七人衆に傷を負わされた犬上だったが、オババの看病により回復する。しかし、朝廷に抗った罪で投獄されてしまう。将軍・韓国の計らいで大友皇子との面会を果たした犬上は、大海人皇子に産土神の擁護を訴えたが、大友皇子は仏教の必要性を説いた。一方、猿田は大海人皇子の部下として挙兵の準備を進めていた。犬上は猿田と再会し、大海人皇子の子・高市皇子と共に大津京を脱出する。
第11話「太陽編 その四」
大友皇子と大海人皇子の争いが始まる。突如として曇った空に、マリモは危険を察知する。それは、大友皇子の仏僧による仏法を用いた超常的な攻撃であった。狗族をはじめとする産土神たちは、猿田、犬上のつく大海人皇子に加勢する。そこで犬上は火の鳥に出会う。産土神を救い出す方法を問う犬上に対し、火の鳥はそれを拒む。激しい争いの末に犬上は仏僧を倒し、大海人皇子軍が勝利する。

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【火の鳥 復活編・異形編、考察記】
前回紹介した黎明編の冒頭部に、久米昭さんのナレーションで
「人は生まれ、そして死ぬ。
それは絶対の天地の決まり事だ。
だが、時により、人はその決まり事を素直には受け入れぬことがある。
そして、人はそれゆえに永遠の命をつかさどる『火の鳥』を求めるのだ・・・」と『火の鳥』の作品の柱となっています
今回紹介しているエピソード編は、『太陽編』です。太陽編が描かれたのは1986~1988年で、手塚先生の晩年です。この『火の鳥』シリーズの中で一見するとあまり抑揚のないストーリーにも見えます。内容的には宗教戦争の話になるのですが、宗教が人間の欲望と繋がっていて火の鳥はただ傍観しているだけなのです。
この太陽編は手塚先生が、晩年に書いたストーリーとしてみると何とも言いようのない味わいがあります。手塚先生は病で体調を崩しながらも最後まで執筆活動を続けておられたようですが、いったいどんなことを思いながらペンを走らせていたのでしょうか?
手塚先生自身が、火の鳥を求めていたのでは?などと色々個人的には思いが馳せます。
この太陽編のアニメは、尺の都合で大幅カットされ未来側の物語は描かれてはいません。このエピソード、皆さまはどうご覧になられるか?じっくりと一度ご視聴してみてください。

👆中島美嘉 『火の鳥』 MUSIC VIDEO
『火の鳥』エンディングテーマ
作詞:湯川れい子
作曲:内地秀和
編曲:冨田恵一
歌:中島美嘉
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