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1980年ロバートレッドフォード監督『普通の人々』

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🎦今日ののぶちゃん映画録は、1980年に公開されたアメリカ映画『普通の人々』の感想レビューです。監督はロバートレッドフォード監督作品。
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【普通の人々・作品の概要】
『普通の人々』(ふつうのひとびと、原題:Ordinary People)は、1980年のアメリカ合衆国の映画作品です。第53回(1980年)のアカデミー作品賞、監督賞(ロバート・レッドフォード)、助演男優賞(ティモシー・ハットン)、脚色賞(アルヴィン・サージェント)の4部門を獲得しています。俳優としてのロバート・レッドフォードは、まだアカデミー賞の演技賞を手に入れていない(アカデミー名誉賞は受賞している)が、演出家としてはこの処女作で作品賞、監督賞を獲得しました。
【普通の人々・ストーリー】
シカゴ郊外の住宅地に一戸建ての家をもつジャレット家は弁護士の主人を中心に平凡だが幸福な生活を営んでいた。しかしある日、湖で長男バックと弟コンラッド(ティモシー・ハットン)のボートが嵐で転覆、バックは溺れ死んでしまいます。助かったコンラッドもその後自殺未遂をおこし、精神病院に入院することとなった。
それから4ヶ月後、コンラッドは退院して再び学校に通い出すが、何も解決されたわけではなかった。彼に対してどこか冷たい母親ベス(メアリー・タイラー・ムーア)とは心を開いて話すことが出来ず、父親カルビン(ドナルド・サザーランド)にも頼ることができずにいました。息子を心配するカルビンはコンラッドを精神分析医バーガー(ジャド・ハーシュ)のもとに通わせることにします。通いだした当初は心を閉ざしていたコンラッドだったが、次第にその胸のうちを打ちあけるようになっていきます。
コンラッドはかつて同じ精神病院に通っていたカレンと再会する。カレンは現在演劇部の部長をしていて既に病院には通っていないという。コンラッドは水泳部を辞めるがそのことを両親に告げず、他人から聞いて知ったベスは恥をかかせられたように責める。合唱部で声をほめてくれたジェニンとボウリングでデートして、リストカットを見つけられる。
バーガー医師の元へ一度通ったカルビンはベスにも医者に通おうと提案するが受け入れられず、クリスマスに二人はゴルフをしにヒューストンに。コンラッドはカレンに電話をかけるのだが…。
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【普通の人々・主な登場人物:キャスト】
カルビン・ジャレット:ドナルド・サザーランド 
ベス・ジャレット:メアリー・タイラー・ムーア 
コンラッド・ジャレット:ティモシー・ハットン 
タイロン・バーガー医師:ジャド・ハーシュ 
ジェニン・プラット:エリザベス・マクガヴァン
カレン・アルドリッチ:ダイナ・マノフ 
バック・ジャレット:スコット・ドーブラー 
スティルマン:アダム・ボールドウィン
水泳部のコーチ:M・エメット・ウォルシュ 
ジョー・レーゼンビー:フレドリック・レーン
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【普通の人々・製作スタッフ、公開データ】
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:アルヴィン・サージェント
原作:ジュディス・ゲスト
製作:ロナルド・L・シュワリー
音楽:マーヴィン・ハムリッシュ
撮影:ジョン・ベイリー
編集:ジェフ・カニュー
配給:アメリカ合衆国 パラマウント映画、日本 パラマウント映画/CIC
公開:アメリカ合衆国 1980年9月16日 (ニューヨーク)、日本 1981年3月7日
上映時間:124分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
製作費:600万ドル (当時)
興行収入:5480万ドル(当時)
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【普通の人々・感想レビュー】
『普通の人々』は家族の断絶の問題を真摯な態度でわかりやすく描かれています。シカゴ郊外の弁護士の一家。半年前に長男が水死事故を起こして以後、父、母、次男の悩みが露呈し、心もちぐはぐになり、静かに家庭は崩壊していく・・・
気の弱い父親の姿、冷淡で他人と協調できない母親、繊細で感受性豊かな次男で構成されるホーム・ドラマと、今の人からみると意外と何てことない作品にも見える。見方を変えるとこの作品にアカデミー賞作品賞?と感じる人もいるかも知れない。前回ののぶさんの映画録は、1980年の『クレイマー、クレイマー』で離婚夫婦の家庭を扱った映画であった。そう、その当時はアメリカでは離婚率の高さが社会問題化になっていたのです。当時の日本とは比べようのないくらいのその高さで、そのことに対してアカデミー賞もこの家族の断絶を取り扱った作品ということで受賞しているようです。

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コメント

dalichoko

No title
「グッドウィル・ハンティング」などにも影響している映画のように感じます。
先日上映された「スラムダンク」も長男が事故で亡くなる話しで、「普通の人々」を重ねてしまいました。核家族化の限界、資本主義の終焉を暗示させます。

のぶさん

Re: No title
コメントありがとうございます。おっしゃるとおり、『普通の人々』が公開された頃からでしょうか、家庭や夫婦、親子関係とかを題材にした映画が増えていった感じは受けます。
「グッドウィル・ハンティング」の脚本をてがけたマット・デイモン、ベン・アフレックも『普通の人々』をみている可能性も高いと思います。「グッドウィル・ハンティング」も天才的な青年と妻に先立たれた心の交流を描いていたよい作品だったと思います。

やはり世の中が進歩するにつれ、とくに孤独という心の問題というのは、家庭や経済だけでは解決しにくい側面もあるということをつくづく感じます。

これからもよろしくお願いいたします。
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のぶちゃん

子供の頃からアニメ・映画は大好き。懐かし作品で心癒しましょ💛
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