🎦今日のぶさんの映画録は、1982年に公開されたアメリカ映画『ロッキーⅢ』です。
【ロッキー3・作品の概要】
『ロッキー』シリーズの3作目であり、『ロッキー2』(1979年)の続編となります。当初この「ロッキー」シリーズはこの作品をもって完結する予定でした。前作に引き続いてシルヴェスター・スタローンが監督・脚本・主演の三役を務めた。当初はシリーズ最終章の予定で製作されたため、師匠であるミッキーの死や、宿敵アポロ・クリードとの友情など、ストーリーに区切りをつける描写が多く見られます。
ところが、同年10月公開の『ランボー』撮影のための役作りの必要性もあり、トレーナーの指導の下、食事内容の改善と本格的な筋力トレーニングにより徹底的に肉体改造が施され、脂肪がそぎ落とされたスタローンの身体は前2作品とは全く印象を異にしている。ミスター・Tやハルク・ホーガンといった豪華客演陣や様々な新展開などにより、本作において『ロッキー』シリーズの人気は決定的となった。
【ロッキー3・あらすじ】
宿敵アポロ・クリードとの凄絶なリターンマッチに辛うじて勝利したロッキー・バルボアは、プロボクシング世界ヘビー級チャンピオンとして快進撃を続け、10度もの防衛に成功します。その人気は国民的なものとなり、新聞や雑誌、TVCMに頻繁に出演し、満員の大観衆の中でプロレスの世界ヘビー級王者サンダー・リップスとチャリティー異種格闘技戦を行うなど、その人気はまさに絶頂期でした。私生活でも巨万の富を得て、フィラデルフィアの豪邸で妻エイドリアンと息子と三人で何不自由ない生活を送る。
フィラデルフィア美術館に自身のブロンズ像が設置された日、除幕式の席上でロッキーは現役引退を発表する。会場でそれを聞いた世界ランキング1位の新進気鋭クラバー・ラングは、「ロッキーは弱い選手と戦ってばかりで自分から逃げている、世界1位の俺と戦え」と侮辱的な言葉で挑戦状を叩きつける。激昂して挑戦を受けようとするロッキーに対し、ミッキーは「クラバーの言う通り、弱い選手と防衛戦を組んでいた」「クラバーは強い、お前に勝ち目はない」「どうしてもやるなら俺はトレーナーを降りる」と断言するのであった。
トレーナーを降りたがるミッキーを説得し、現役最後の試合としてクラバー戦に臨むロッキー。しかし試合直前、ミッキーは控室で持病の心臓発作を起こし重体に陥る。そしてロッキーは、ミッキーのアドバイスを実践できないまま、わずか2ラウンドでクラバーの強打にKOされる。心身ともに打ちのめされて帰ってきたロッキーの目の前でミッキーは息を引き取った。
失意のどん底に沈み、ミッキーと共にトレーニングを積んだジムを訪れたロッキーの前に、かつての宿敵アポロが現れる。「お前が負けたのはハングリー精神を失ったからだ」「俺と戦った時のお前は虎の目をしていた」そう言ってロッキーのトレーナーを買って出たアポロは、ロッキーとエイドリアンらを自らの故郷カリフォルニアに連れて行き、ロッキーの精神とボクシングスタイルの改造に取り組み始める。
だが、敗戦のショックと、ミッキーが言い残した「弱い相手と試合させてお前を守ろうとした」の言葉で自信を喪失し、練習に身が入らないロッキーだったが、エイドリアンから「現実に目を向けて」「ミッキーはロッキー、あなたのことを守ろうとしただけ。自分にできることをしただけなのよ。」とロッキーははじめて自分の弱さと向き合う。
そしてかつてリングで戦ったアポロクリードとともに、ハードトレーニングの末に闘争心を取り戻し、新しいファイトスタイルを手に入れる。そしてマディソン・スクエア・ガーデンで挑戦者として臨んだ王者クラバーとのリターンマッチが始まるのであった。アポロは友情の証に、かつて自分が身に着けていた物と同じ「星条旗柄のトランクス」をロッキーに手渡し、「試合が終わったら、俺の頼みを聞いてくれ」といい、リングに送り出す・・・
ゴングが鳴る前からチャンピオンのクラバーは、ロッキーとアポロを罵り、掴み合いまで始まる。そして闘いのゴングが鳴った・・・
【ロッキー3・感想レビュー、考察】
このロッキーシリーズのファンの方であれば、この3作目の作品のことはよくご周知のことと思います。この作品で驚くべきことは、主演のシルベスター・スタローンのプロ意識の高さを感じます。何と言ってもシルベスター・スタローン自身が前記事で紹介した『ランボー』の製作の影響もあるとはいえ、ロッキーⅠ・Ⅱ作で見せた肉体とは比べ物にならない肉体改造である。当時、シリーズ作品としてマンネリ化の評もありますが、このことが、『ロッキー』を一人のヒーロー像をつくり上げ、シリーズ化されたと個人的には考察しています。
ロッキーが、妻エイドリアンと海岸で本音をぶつけあうシーンがあります。私はこのシーン、好きですね。ロッキーがいつもヤル気を起こすのは、妻との会話からである。
【ロッキー3・主な登場人物:キャスト(声優)】
ロッキー・バルボア:シルヴェスター・スタローン(羽佐間道夫)
エイドリアン:タリア・シャイア( 松金よね子)
ポーリー:バート・ヤング( 富田耕生 )
アポロ・クリード:カール・ウェザース( 内海賢二 )
ミッキー:バージェス・メレディス( 千葉耕市)
クラバー・ラング:ミスター・T (飯塚昭三)
サンダー・リップス:ハルク・ホーガン (郷里大輔)
デューク:トニー・バートン( 緒方賢一)
ロッキー・ジュニア:イアン・フリード (栗葉子)
配信先:U-NEXT
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【ロッキー3・製作スタッフ、公開データ】
- 監督・脚本:シルヴェスター・スタローン
- 音楽:ビル・コンティ
- 撮影:ビル・バトラー
- プロデューサー :アーウィン・ウィンクラー、ロバート・チャートフ
- 編集:ドン・ジンマーマン、マーク・ワーナー
- 主題歌:サバイバー『アイ・オブ・ザ・タイガー』
👆ロッキー3のテーマ曲
- 製作会社:ユナイテッド・アーティスツ チャートフ=ウィンクラー・プロダクションズ
- 配給:アメリカ合衆国 MGM/UA Entertainment Co.、世界 UIP、日本 ユナイト映画
- 公開:アメリカ合衆国 1982年5月28日、日本 1982年7月3日
- 上映時間:99分
- 製作国:アメリカ合衆国
- 言語:英語
- 製作費:1600万$
- 興行収入:アメリカ合衆国$125,049,125※1、世界 $270,000,000
- 配給収入:日本 16億7000万円※2
※1Rocky III”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年5月27日閲覧。
※2『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)410頁
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