🎦今日ののぶさんの映画録は、『ダーティーハリー4』です。『ダーティハリー4』(原題:Sudden Impact)は、1983年製作のアメリカ映画です。『ダーティハリー』シリーズの4作目なのですが、シリーズ主演のクリント・イーストウッド自らが監督も務めたことが当時話題になりました。 主演は他にソンドラ・ロック。ワーナー・ブラザース配給。
【ダーティーハリー4・当時のおっとこれはエピソード】
『ダーティーハリー』の大ヒットシリーズ第四弾です。 イーストウッドが自ら監督を担当しシリーズ最大のヒット作となった作品です。本作の決め台詞「Go ahead, Make my day」は当時ロナルド・レーガン大統領が引用して話題になりました。この台詞は2005年選定のAFIアメリカ映画の名セリフベスト100でも6位に選ばれています。
【ダーティーハリー4・おおまかなあらすじ】
女性画家のジェニファー・スペンサーは女子大生だった10年前に、田舎町のサンパウロ(架空の町で、サンタクルーズがモデル)で、女友達のレイ・パーキンズに騙され、妹と共に若者の不良グループにレイプされる。それによって妹は精神崩壊し、自らも傷ついたジェニファーは復讐を誓う。そして現在、サンフランシスコにおいて彼女は、コルト・ディテクティブスペシャルを使い、 犯人の一人であるウィルバーンの股間を撃って殺害します。その後、さらに残りの者も殺すため、サンパウロへと向かいます。
一方、ハリー・キャラハンは、その強引な捜査によって疎まれていた。更には逆恨みも含めて命を狙われ、ハリーの行く先々で事件を起こすということで、上司のドネリーから休みをを取るように命令されます。 ハリーは断りますが、結局、股間を撃たれて殺された男の事件捜査のために、彼の出身地であるサンパウロへ派遣という名目で、 サンフランシスコを離れることになります。
サンパウロ到着早々、強盗事件に出くわしたハリーは、街中でカーチェイスと銃撃戦を行い犯人を捕まえる。そのため、同地の警察署長ジャニングスにさっそく疎まれます。間もなく、ジェニファーの2人目の被害者であるクルーガーの死体が発見され、手口からハリーは連続殺人と断定するが、ジャニングスはよそ者のハリーを遠ざける。そんな折、ハリーは同僚で親友のホレースから強引に送られたブルドッグの散歩中に、事件の犯人とは知らずジェニファーと出逢います。その後、ハリーは被害者達が署長室の古い写真に写っていることに気づき、彼らが署長の息子アルビーの友人たちであることを知る。また、レイも自分たちが狙われていることに気づき、仲間に警告する。
ハリーは偶然、カフェでジェニファーと再会する。刑事だと気づいていた彼女は、ハリーの愚痴に対して正義が行われず、悪人が野放しの時代になったと彼に同調し、驚かせる。彼女に興味を持ち会話を楽しむハリーだったが、そのためにハリーは彼女に、まさに彼女が起こしている事件の捜査のためにサンパウロに来たことを話してしまう。
署長室の写真を手がかりにタイロンの家を訪問するハリーであったが、既に彼はジェニファーに殺された後だった。一方、レイは弟のミック・パーキンズと実家でジェニファーを待ち構え、返り討ちにする算段を立てていた。ジェニファーがまさに彼らの家にやってきた時、ハリーもやってくる。ハリーは自分に襲い掛かってきたレイとミックを殴り返した上で、ミックを連行する。その隙を付いてジェニファーは一人になったレイを襲い、復讐を果たす。ミックを警察署に預けたハリーは、海辺でジェニファーと再会し、そのまま彼女の家でベッドを共にするのだが・・・
【ダーティーハリー4・感想レビュー】
シリーズの中では、最も暗い雰囲気の作品と思います。レイプ事件の後、日常生活が送れなくなってしまった姉妹の復讐劇といった中味になりますが、いつもなら白黒ハッキリさせるキャラハンも今回のグレーゾーンは戸惑いを見せます。
本作では、何といってもクリント・イーストウッドが初めて映画監督として演出を手掛けた作品ということが、当時大注目を浴びました。また、当時イーストウッドの恋人とも愛人とも言われた主演のソンドラ・ロックが共演しているということで、むしろこのクリント・イーストウッド演じるハリー・キャラハンよりもソンドラ・ロックの存在・演技が本作のヒットに影響を与えたのではと思います。
【ダーティーハリー4・主な登場人物、キャスト】
ハリー・キャラハン
主人公。サンフランシスコ市警の刑事。
変わらず時代遅れの強引な捜査で疎まれている。更に逆恨みで命を狙われ、銃撃戦などの揉め事を起こすために、殺人事件の捜査という名目でサンフランシスコから離れた田舎町サンパウロに派遣される。
ジェニファー・スペンサー
女性画家。ハリーが追う連続殺人の犯人。
10年前、女子大生の時に妹と共に3人組にレイプされる。この為、妹が廃人となってしまった上に、犯人達は何の制裁もされなかったために復讐を誓い、コルト・ディテクティブスペシャルで標的の股間を撃って殺害していく。このような過去から被害者よりも加害者の人権が守られる世の中に憤りを持っており、ハリーに理解を示す。
ミック・パーキンズ、レイ・パーキンズ、クルーガー
ジェニファーたちをレイプした犯人。襲ってくる彼女はおろか、真相に気付いたハリーやホレースまでも殺害しようとする。最後はハリーの44オートマグによって全員射殺される。
ホレース・キング
サンフランシスコ市警におけるハリーの同僚刑事であり親友。世話好きな性格で、ハリーの出張先のモーテルにペットのパグ犬を贈る。
その後、サンパウロのハリーの部屋を訪問した際に、ハリーを殺そうと待ち構えていたミックに襲撃され刺殺されたことから、ハリーの怒りは頂点に達することになる。
演じたアルバート・ポップウェルは第1作からそれぞれ異なる役で出演している。
ジャニングス
サンパウロ署の署長。
面倒事を引き起こすよそ者のハリーを苦々しく思う。ところが、実は息子アルビーがレイプ犯の仲間であり、それをネタにミックらに脅迫されていたことが明かされる。最後、ジェニファーに懺悔し、ミックに法的な制裁を加えることを約束するが、その矢先にミックに殺害されてしまう。
ブリッグス
市警殺人課の警部でハリーの上司、字幕では課長となっている。前作で市警殺人課の警部(吹替えでは本部長)、マッケイを演じたブラッドフォード・ディルマンが演じている。前作からの続投で同じような役柄だが、役名は異なる。
エンドクレジットの序列は4番目だが、出演シーンは開始20分後のわずか数分に留まっている。
ドネリー警部補
市警殺人課の警部補でハリーの上司。字幕では係長となっている。ハリーの度重なるトラブルからサンパウロへの出張を命ずる。ことあるごとにハリーにやかましく小言をぶつけるが、本心では信頼している。
スレルキス
サンフランシスコ市内を拠点とするギャング組織の幹部。とある殺人に関与していたが、娘婿の結婚式に乗り込んできたハリーとのやり取りの最中に心臓発作を起こして死亡する。このことが上司のブリッグスを激怒させ、ハリーが組織に再三にわたり命を狙われることになる。
アルビー
署長の息子。レイプ事件の場に居合わせたが制止することができず、罪の意識にさいなまれて廃人同様となる。
※登場人物の項は、ウィキペディアより引用抜粋しています。

配信先:U-NEXT
★『ダーティーハリー4』(1983年、アメリカ、117分、字幕、見放題)
(31日間無料トライアル)
👇画像をクリック。U-NEXT会員登録済みの方であればそのまま視聴できます。会員登録がまだの方であれば、登録後視聴できるようになります。31日間無料トライアルがありますので、その期間中に視聴解約すれば料金はかかりません。
★【U-NEXT会員登録について】の項目も参照してください。
【ダーティーハリー4・製作スタッフ、公開データ】
- 監督:クリント・イーストウッド
- 脚本:ジョゼフ・スティンスン
- 原案:アール・E・スミス、チャールズ・E・ピアース
- 製作:クリント・イーストウッド
- 製作総指揮:フリッツ・メイニーズ
- 音楽:ラロ・シフリン
- 撮影:ブルース・サーティース
- 編集:ジョエル・コックス
- 配給:ワーナー・ブラザース
- 公開:アメリカ合衆国 1983年12月8日、日本 1984年4月14日
- 上映時間:117分
- 製作国: アメリカ合衆国
- 言語:英語
- 興行収入:$67,642,693 アメリカ合衆国
▼ランキングに参加しています。
▼ランキングに参加しています。
【U-NEXT会員登録について】
★本ページの情報は2022年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
■U-NEXTの配信本数、見放題作品について
見放題動画24万本、レンタル動画3万本を配信しております。(2022年11月時点)
「31日間無料トライアル登録」の特典として、下記を付与しております。
月額プラン2,189円(税込)が31日間無料
600円分のU-NEXTポイントをプレゼント
上記特典を利用することで、見放題動画を31日間無料でご視聴が可能です。
「ポイント作品・レンタル作品」は、U-NEXTポイントを使って視聴できる作品で、1ポイント1円(税込)相当として利用可能です。無料トライアル期間中もポイントの不足分は有料となりますので、ご注意ください。

あなたのWEBサイトをレベルアップさせるには【ドメイン】!

スポンサーサイト