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近未来ポリスストーリー『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』

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🔶今日のアニメの徒然小道では、1988年(昭和63年)4月25日~1989年(平成元年)6月25日に発売された『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』です。本作品は機動警察パトレイバーの原点となった作品で、当初全6巻として企画されていましたが、後に7巻が追加されました。本作品は、誕生して今年で35周年を迎えています。
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【謎の激安OVA作品!?】

当時は、OVA作品が1本あたり1万円前後の作品が多い中、¥4,800円という低価格を実現しました※1。プロデューサーの真木太郎さんは、真意は不明であるが、売れなかったら9800円にするという嘘の稟議書を書いていたといわれています※2。コストダウンのために、OVAとしては初めてCMを取り入れていました(AXIAのカセットテープのもの。LD版とDVD版ではCMはカットされている。LDのボックス版『PATLABOR LD BOX』(発売元:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン)に収録)。コスト削減のため、制作費を他のOVA作品が35mmフィルムを使い3000万円のところ、本作品は16mmフィルムを使い1500万円に抑えました。伊藤和典さんは原作料としてギャランティーを貰わず、後にDVD化した際に貰っています※3。このアーリーデイズというサブタイトルは、DVD発売時につけられたものです。

  • ※1『機動警察パトレイバー 25周年メモリアルBOOK』88頁より
  • ※2『機動警察パトレイバー』誕生30周年:原点とこれから - YouTube”. 令和5年2月11日閲覧。
  • ※3 “がたふぇすVol.11機動警察パトレイバー30周年突破記念「OVA-劇パト1展」開催記念トークショー」 - YouTube”. 令和5年2月11日閲覧。

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【機動警察パトレイバー アーリーデイズ・作品概要】

本作は、人間が操縦する「多足歩行型作業機械」ロボット技術を応用した歩行式の作業機械「レイバー」が活躍する近未来の東京を舞台に、新設された警視庁のレイバー部隊「特車二課」の活躍を描いています。OVA作品を皮切りにスタートさせて、漫画連載や小説、映画・ゲーム作品などを並行展開するという当時としては珍しいメディアミックスを展開した先駆的作品です。また現在もなお関連作品・グッズが数多くリリースされ続けています。

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【機動警察パトレイバー アーリーデイズ・作品の背景】

作品は発表された1988年当時は近未来だった1998年の東京を舞台としており、時間軸は媒体ごとに若干異なるが、概ね21世紀初頭(2002年ごろ)までが描かれています。

35年前のこの作品の中には、地球温暖化による海面上昇で東京都が水没する危険に備える目的で、東京湾に横断道路を兼ねた巨大堤防を建設、さらに湾内の大部分を干拓し使用可能な用地に変えるという、国家的な巨大土木事業「バビロンプロジェクト」が進められている。また、開発によって造成した土地を分譲し、首都圏の土地不足を解消するといった題目も語られており、1980年代末からの土地バブルが作品背景に影響している。作中では、1995年に都心部で直下型大地震が発生しており、干拓事業はこの際に発生した大量のガレキの処理を兼ねている。また、バブル期の延長上の世界であるために非常に好況感を感じる作品です。

都心部では、地震災害からの復興工事や、バビロンプロジェクトに関係する開発事業が多数行われており、レイバーが急速に普及・発展する一因となります。東京湾の埋め立てという大事業は、当然のことながら環境に与える負荷が大きく、環境保護団体や漁業関係者を中心に強い反対運動をひき起こし、さらにはエスカレートした環境テロとよばれる破壊活動までもが発生あうるようになりました。1980年代に設定された世界であるために、現実との差異として1998年でありながらも冷戦状態であり、西ドイツやソ連が存在し、それらに関連した設定やレイバーが存在します。本作品のストーリーは2000年代前半まで展開するが、この間実施された省庁再編に関する描写も登場せず、旧省庁名での記述が見られます。

細部をみると、プルタブ式の缶飲料が登場したり、Tシャツをズボンの中に入れるファッション、晴海展示場が1996年以降も存続し、日本メーカーの自動車ではユーノスブランドが存続しています。また欧米で比較的よく見られたクリスマス休暇を実施する企業が登場するなど、現実の90年代との差異は見られます。なお、劇中に数々登場する企業名に関しては、明確なモデルが存在したとしても、その多くが実名の使用を避けているが、一部に例外もある。実際の2002年(平成14年)になって公開された『WXIII』では年号が平成ではなく昭和のままと設定されている。現実の世界よりポケットサイズの携帯電話の普及が少し遅れていると設定されており、携帯電話普及後に製作された『WXIII』でもこの設定は踏襲されています。時間軸上で最後期にあたる劇場版第二作目では一部で携帯電話を使用するシーンが存在するものの、車載電話やポケットベル、公衆電話がいまだ主流のものとして描かれているのも興味が魅かれます。一方で、パソコンを主としたインターネットを巡る状況に関しては、実際の2000年代と同程度のレベルにまで発展していると設定されています。厳密にはこの設定が考案された当時(漫画版終盤から『WXIII』制作準備中にかけての1990年代中~後期)にはブロードバンド環境はいまだ整っておらず、少し先を見据えた状況として設定されていたのだが、本編の公開が数年に渡って遅れたために、結果的には現実の社会が追いついてしまうという形になっています。

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【機動警察パトレイバー アーリーデイズ・ストーリー】

近未来の東京。大型作業機械レイバーを使った犯罪の続発に対抗すべく、警視庁は本庁警備部内に特殊車輌二課を設立した。特車二課パトロールレイバー中隊…通称パトレイバーの誕生である。しかし第2小隊に配属されたのは隊長の後藤を始めちょっと個性的すぎる面々のようであるが・・・

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【機動警察パトレイバー アーリーデイズ・懐想記】

個人的には、シリアスとコミカルがバランス良く溶け合って描写されているアニメ作品で、大好きなシリーズ作品の一つです。当時、1988年に発売されたOVA作品ですが、実は1989年に長崎県の有明海の諫早湾干拓事業がはじめられているのだが本事業の前からこの干拓事業に対する反対運動があり、この作品の中には、地球温暖化による海面上昇で東京都が水没する危険に備える目的で、東京湾に横断道路を兼ねた巨大堤防を建設、さらに湾内の大部分を干拓し使用可能な用地に変えるという巨大土木事業と個人的にはオーバーラップして見えたのをよく覚えています。(あくまでも個人的で勝手な見解デス)そして刑事モノではなく、組織としての警察モノを描いているという先進性が凄い。しかも、警察の組織機構のシリアスな部分もチラリチラリと見せる描写が、コミカルさとあいまっていい雰囲気で描写されていると思います。

全盛期の押井さんの演出がキレまくっていて👍である。 別に作画枚数にもこだわらなくても、見せ方ひとつで映画的な時間・空間を描写できることを見事に証明している傑作だと思います。シンプルでさり気ないカットが、立体的な画面構成を生み出しています。今回は数回にわけてパトレイバーシリーズを数回に分けて紹介しようと思いますが、本作のようにどこか人間臭くてドライな感じのレイバーが好きです。特車二課の宿舎シーンなんて男どもの臭いが画面から漂ってきそうな雰囲気で、後藤さんの薄汚いやさぐれ中年ぶりも実にイイ。7話の『特車隊、北へ!』だけ監督がTV版の吉永尚之さんなのだが、これ自体は悪いエピソードではまったく無いのだが、やっぱり特車二課の描き方に変な清潔感があって違和感を覚えてしまう。いずれにしても本作『機動警察パトレイバー アーリーデイズ』はけっこう鑑賞したあとのお得感を感じました。おすすめである。

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(各話リスト)

  • 1巻第2小隊出動せよ! :伊藤和典(脚本)・ 澤井幸次(演出)・ 押井守(絵コンテ)・ 黄瀬和哉(作画監督) 
  • 2巻ロングショット :伊藤和典(脚本)・ 中村隆太郎(演出)・ 押井守(絵コンテ)・北崎正浩(作画監督) 
  • 3巻4億5千万年の罠:伊藤和典(脚本)・澤井幸次(演出)・押井守(絵コンテ)・ 黄瀬和哉(作画監督)  
  • 4巻Lの悲劇:伊藤和典(脚本)・中村隆太郎(演出)・ 押井守(絵コンテ)・ 北崎正浩 (作画監督) 
  • 5巻二課の一番長い日(前編):伊藤和典(脚本)澤井幸次(演出)・ 押井守(絵コンテ)・ 黄瀬和哉 (作画監督) 
  • 6巻二課の一番長い日(後編):伊藤和典(脚本)板野一郎 (演出)・ 押井守(絵コンテ)・和田卓也 (作画監督) 
  • 7巻 特車隊、北へ! :伊藤和典 (脚本)・高橋直人(作画監督)

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【機動警察パトレイバー アーリーデイズ・製作スタッフ(初期OVA)】

  • 企画・原作:ヘッドギア
  • 原作・キャラクター原案:ゆうきまさみ(ヘッドギア)(小学館/週刊少年サンデー連載)
  • 原作・脚本:伊藤和典(ヘッドギア)
  • キャラクターデザイン:高田明美(ヘッドギア)
  • メカニックデザイン:出渕裕(ヘッドギア)
  • 音楽:川井憲次
  • 美術:小倉宏昌(Vol.1-6)、石垣努(Vol.7)
  • カラーデザイン:池さゆり
  • 撮影:杉村重郎(Vol.1-6)、吉田光伸(Vol.7)
  • 編集:森田清次
  • 録音:斯波重治
  • 監督:押井守(ヘッドギア)(Vol.1-6)、吉永尚之(Vol.7)
  • プロデューサー:鵜之沢伸、真木太郎、久保真
  • 制作:スタジオディーン
  • 製作:株式会社バンダイ、株式会社東北新社

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のぶちゃん

子供の頃からアニメ・映画は大好き。懐かし作品で心癒しましょ💛
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